A Shelf In The Bathroom

ガレージセールで買って来た、木目が美しい桧の端材を使って、洗面所に棚を製作します。

短辺側が直角三角形なので、いつものようには事が運ばず、あれやこれやと試行錯誤しながらデザインを決めました。

宮大工が神社仏閣の軒周辺で使用した材の端材だと聞きました。こんな形状の端材、使えるものなら使ってみろと言われているようです。

できるだけ釘やビスは使わず、木工接着剤で固定しました。長い部分は後から切断。

1ミリにも満たない隙間は木粉と接着剤を混ぜ合わせた充填材で埋めました。

洗面所のログウォールに取り付けましたが、歯ブラシを使う際に右肘が干渉したので、棚を取り外して、幅を10ミリほど切断しました。使用した塗料はOSMOのクリアー。

前からあったようで良い感じに出来上がりました。

歪な形状の棚製作難易度:5段階で4

Making A TV Stand — Part 5

上下逆にして塗装開始。見えない裏側は塗装を省略しようかと思いましたが、塗料がまだまだ余っているので、全面的に塗装することにしました。

家具の塗装と言えば、やはりOSMOのクリアー(#3032フロアクリアー)3分つや。塗料と言うよりワックスに近いので、少量を塗り広げるようにして使います。

このテレビ台もビスや釘、金具は一つも使わずに製作することができました。

Cat ISONに無理やり検品してもらいました。

木製テレビ台の製作難易度:5段階で4

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Making Another Coffee Table — Part 5

木工接着剤(Titebond)に木の切り屑ををふりかけて、あってはならない隙間を埋めています。

接着剤が乾燥したら、余分をサンドペーパーで取り除いてから塗装しました。塗料はOSMO #3032フロアクリアー(3分つや)

シンプルデザインのコーヒーテーブルが完成しました。

参考にしたテーブルと比べると、脚が細くて長い。

木製コーヒーテーブルの製作難易度:5段階で4

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Making A Shop Stool — Part 6

ビス穴を10ミリ径の丸棒で埋めて塗装しました。塗料はOSMO #3032フロアクリアー(3分つや)。濡れ現象で材の色がかなり濃くなりました。完全に乾くともう少し、薄くなります。

椅子の製作は人生初?いや、中学の技術科の実習で木製の小さな椅子を作ったような微かな記憶があります。90+5ºだと脚の開きが狭く、足置きがちょっと短い。この木製スツールはガレージ内で使用する予定です。

木製スツールの製作難易度:5段階で4

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Making Another Glass Top Coffee Table — Part 8

コロ付き45ºのビットを装着したトリマーで天板フレームの面取り加工。4ミリぐらいの面取り加工にしました。

オービタルサンダーで仕上げてから、OSMO 3101ノーマルクリアーを塗布。クリアーなのにこの珍しい材は色が濃くなります。

他の材にはない高級感がある光沢。

厚み10ミリの分厚い板硝子を載せてみましたが、ぐらつきはないので微調整不要。

作業場と化したガレージからリビングルームに移動させたら、同居人に模様が気色悪いので要らないと言われました。ベンガル(猫)のような模様に見えて、高級感あるのですが。

Making Another Glass Top Coffee Table — Part 9へと続く。
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Making A Glass Top Coffee Table — Part 16

IKEA鶴浜のアウトレットコーナーで入手したこの化粧板を棚板として加工します。

その前に天板フレームと脚部の端部をコロ付き45ºのビットを装着したトリマーで面取り加工し、OSMO COLOR 3101ノーマルクリアーを塗布。

塗装直後は塗料で濡れているので、色が濃くなりますが、乾くと自然な透明になります。

通し枘に打ち込んだチークの楔が良い感じに仕上がりました。

白っぽい部分は拭ききれなかった接着剤(Titebond)の残り。

鑿で接着剤を削り落とすと、目立たなくなりました。

暫くして塗料が乾くと、色が落ち着いて自然な感じに。

棚板は桟の内側に取り付けた受け材の上に載せてあるだけ。今回のコーヒーテーブル製作作業ではビスや釘、金物は一切使用しておりません…と言いたいところですが、棚板の受け材を桟の内側に取り付ける際にエアネイラーで無頭釘を数本、使って固定しました。

Making A Glass Top Coffee Table — Part 17へと続く。
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Making Wood Cabinets — Part 11

コロ付き45ºのビットを取り付けたRYOBIのトリマーで前後フレームの角を落としました。

塗料はOSMO COLOR 3101ノーマルクリアーを使用。

小さな棺桶?

扉と棚板を取り付けるとキャビネットらしくなりました。

蝶番は米国GRASS製のものを使用。

これで完成にしたいところですが、塗装済みの扉の色合いとキャビネット本体の色との格差が大きすぎて、これでは満足できなず、扉を外してサンダーで既存の塗装を削り落としました。その後、OSMOのノーマルクリアーを塗装。ウッドパテで埋めた傷は目立たなくなりました。

小さい方のキャビネットはセントラルエアコンのダクトがあったログウォールに取り付けました。

Cat ISONによる検品に合格したようです。

棚板の位置を調整して完成。

完成した小さい方のキャビネットは、IKEAの端材を使用したことにより、大きい方と比べると製材や矯正の必要がないので容易に直角、水平が出せました。

木製キャビネット製作の難易度:5段階で4

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Covering Air Outlets

洗面所とトイレのセントラルエアコン吹き出し口を塞ぎます。上の画像は穴を塞いでから撮影したもの。

20年前にキッチンと洗面所、トイレの床材として使用したチーク無垢材の端材を使います。

先ずは洗面所から。床下から厚み20ミリの構造用合板の廃材を二重で張り、高さを調整して、木工ボンドで固定しました。

ぴったりサイズに加工したので、釘を使わなくても固定できます。端部は斜めに切断してできるだけ隙間が目立たないように。

水で濡らすと、色が濃くなり、周囲の床と一体化します。後で塗装しました。

引き続き、トイレの吹き出し口を同じチークの端材で塞ぎます。

吹き出し口は精確な長方形ではないので、ノートにサイズをメモして、

卓上スライド丸鋸で切断。チーク材は切断すると、カメムシの匂いが…

それぞれのピースは張る前に鑿と鉋で寸法を微調整しています。母家とガレージを行ったり来たり。

削りすぎた部分に若干の隙間ができましたが、塗装すれば一体化するはず。

脱衣場の床材と間仕切り壁に使用したOSMO #3032フロアクリアー(3分つや)を塗布しました。20年前にも洗面所とトイレの床に同じ塗料を塗布しています。

上に家具を置くので塞いだ部分の全容が見えなくなりますが、これで床下からの隙間風やムカデなどの害虫の侵入を防ぐことができるはずです。

Bathroom Remodel — Part 19

北側の窓は塞いでしまうので、屋内側のトリムボードを取り外しました。

窓に貼ってあったフィルムを外してセトリングスペースに断熱材を入れて、

余った構造用合板で窓を完全に塞ぎました。

OSMO #3032フロアクリアー(3分つや)をシルバーウォルナットの床に塗装します。

説明書には無垢材を塗装する場合、#180のサンディングペーパーをかけてから塗装するようにと書いてありますが、床材の表面はすでに研磨済みだったので、表面が粗いと感じた一部分のみ#240のペーパーでサンディングしました。

床の場合、刷毛よりも硬めのスポンジを使った方が塗りやすい。OSMOの塗料は車用のワックスのように伸びるので、全然減らない。

この角度から見ると塗装前後の様子がよくわかる。亜麻仁油ベースの塗料とは異なり、クリアでも塗った感があります。

予想通りの仕上がりに満足。24時間経過後に二度塗りします。

撥水性に優れているOSMOの塗料なら液体をこぼしてもシミにならない点が良い。実際、19年前に塗装したトイレと洗面所の床に目立つシミはありません。劣化したウレタン塗装のキッチンの床はシミがあちこちに。

Bathroom Remodel — Part 20へと続く。
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Bathroom Remodel — Part 8

無垢材の床に適した塗料はやはり、OSMOではないかと思います。18年前に洗面所とトイレの無垢チーク材の床に塗布したお気に入りのOSMO製品の品名がわからず困ったことになりました。当時は床用ワックスとして販売されていたように覚えています。現行品の製品名はおそらく#3032フロアクリアー(3分つや)か#3062フロアクリアー(つや消し)だと思われます。高価な製品なので、違う製品は買いたくないので、日本の代理店、OSMO & EDELに問い合わせました。

A4サイズの木材に塗布できるサンプル品を代理店に送っていただきました。

シルバーウォルナットの床材に#3032フロアクリアー(3分つや)と#3062フロアクリアー(つや消し)のサンプルを塗布します。

先ずはつや消しの#3062からサンプルを塗布。

右がつや消し(#3062)、左が3分つや(#3032)ですが、洗面所とトイレに塗布したものは、やはり3分つやの方だと思われます。

左の方が光沢あり。

ついでに亜麻仁油ベースのIKEA BEHANDLA蜜ロウポリッシュを試験的に塗布してみました。ひまわり油をベースとしたOSMOの塗料とは異なり、塗った感じがしない。

床材の塗料はOSMOの#3032フロアクリアー(3分つや)に決定しました。


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Entrance Door Stained Again

Entrance Door Repainted

ログウォールとポーチのデッキ、階段、手摺などは再塗装して綺麗になりましたが、出入口のドアは古い塗装のままで悪い意味で目立っていました。10年以上前に浸透性の緑の塗料を塗布し、アクセントカラーにしましたが、今一つ、しっくりこないのでログウォールと同じ茶系統の色に変更することにしました。

古い塗膜はオービタルサンダーで削り剥がしました。溝の部分などは小さく切り出したサンドペーパーを使いましたが、古い塗膜を完全に剥がすことは不可能なので、新しい塗装面はアンティーク調の仕上がりになります。

Entrance Door Repainted

ドアの再塗装に使った塗料はOSMO COLOR #3163 ウォルナット。

Entrance Door Repainted

刷毛で塗った直後にボロ切れで塗料を染み込ませるようにして拭き取ります。このドイツ製の塗料はウッドワックスとして販売されており、塗布方法も車のワックスがけと同じ要領で行います。ドアは内開きになっています。

Entrance Door Repainted

古い緑の塗料が今度は良い意味で目立つようになりました。

作業の難易度:5段階で2

Repairing Garage Backdoor — Part 4

Garage Backdoor

ガレージ勝手口木製ドアの修復が完了しました。屋外側は木部防腐剤(クレオトップ)を塗布しました。前の塗料(OLYMPIC OIL STAIN)が残っていて、意図せず、アンティーク調仕上げになりました。

Garage Backdoor

屋内側はこれまで通り、OSMO COLOR 3101ノーマルクリアーを再塗装。ドアの修復完成記念にWELDITの真鍮製フィンガープレートを取り付けました。

WELDIT Finger Plate

ビスも真鍮製を使用。フィンガープレートは装飾品として取り付けたので、実際にこのプレートを指で触れるわけではありません。

庇を取り付ける前は、土台とドア枠の隙間から雨水が浸水していましたが、現在はそうした問題も解消したようです。

作業の難易度:5段階で4

Zelkova Coffee Table — Part 3

Zelkova Coffee Table

脚部、短い方の横木にあったボルト用の穴を木ダボで埋めました。

Zelkova Coffee Table

IKEA BOSSEストゥールには脚部の強度を増すため、もう一本、脚部に横木が渡してありましたが、このままで十分な強度があり、脚がぐらつくこともないので、脚部の長い横木は取り付けないことにしました。長い横木がないことで、テーブル下の掃除がし易くなります。

上の画像はIKEA BOSSEからハッキング(流用)した脚部を除き、塗装前の状態で、これでコーヒーテーブルの組み立ては完成。

Zelkova Coffee Table

欅一枚板は古い塗装をオービタルサンダーで削り落としてから、OSMO COLOR 3101ノーマルクリアーを塗布しました。濡れの現象で色が濃くなっていますが、天板に使った塗料は、カルナバワックスとカンデリラワックスの配合比が高い、透明色3分ツヤの塗料です。

脚部はアサヒペンの油性ジェルカラーニスを塗布しましたが、どう見ても失敗。IKEA BOSSEに塗装してあった透明アクリルラッカーは削り落としたはずなのですが、所々に塗膜が残っていたようです。

Ikea Hacked Zelkova Coffee Table

脚部はさらにOSMO COLOR 3163ウォルナットを塗布しましたが、色乗りが悪く、最終手段としてニッペペイントの油性オイルステイン(けやき)を塗布。意図せず、アンティーク調の仕上げになりました。

OSMO COLOR 3101 & 3163

左が天板の塗装に使用したOSMO COLOR 3101ノーマルクリアー、右が幕板に使用した3163ウォルナット。

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刷毛を使わなくても塗装できるアサヒペンの油性(ウレタン)ジェルカラーニスとニッペペイントの油性オイルステイン。

Ikea Hacked Zelkova Coffee Table

天板は特徴的な欅の木目を生かしながら綺麗に仕上がりました。

Ikea Hacked Zelkova Coffee Table

天板はどちらかと言えば、和風、脚部は北欧家具風の和洋折衷のオリジナルテーブルが完成しました。デザインと塗装だけではなく、使用した無垢材も欅、松、バーチ材の3種であり、その違いがわかるように仕上げました。脚部の塗装には決して満足していませんが、使っているうちに馴染んでくることを期待しています。

4月15日追記:見せたくはないテーブル裏の画像もFlickrにはアップロードしてあるのでリンクを張っておきます。

Ikea Hacked Zelkova Coffee Table

幕板と天板は4本の木ダボとIKEA BOSSEスツールから流用した金具4個で固定してあり、メンテナンスの作業性を考えて、接着剤は使用していません。

作業の難易度:5段階で4

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Back Loaded Horn Speaker Enclosure (Fostex BK10)

Back Loaded Horn Speaker Unit (Fostex BK10)

2005年2月に製作したFostexのバックロードホーン・スピーカーエンクロージャーを紹介します。以下は、ブログを引っ越す前の2006年1月1日に書いた記事に手を加えたものです。画像も一部、変更してあります。

Back Loaded Horn Speaker Unit (Fostex BK10)

古くて大きなONKYOのスピーカー、音は良いけれども設置スペースがないので、真空管アンプに合う小型のバックロードホーン型エンクロージャーとスピーカーユニットを買って組み立てることにしました。近くのオーディオショップで視聴させていただき、音質は確認済み。スピーカーユニットはFostexのFE107E、10cmのフルレンジです。本来はバックロードホーン用ではないそうです。エンクロージャーは同じくFostexのBK10バックロードホーンのキット。(現在は生産されていないようです。)先ずは、キットの組み立てです。

Back Loaded Horn Speaker Unit (Fostex BK10)

側板に天・地・裏板を組み立て、バッフル板周辺を組み立てます。内側は普通のラワン合板ですが、外側は美しい桜材のツキ板仕上げになっています。プリントではないので高級感たっぷり。付属の木工ボンドを使ってホゾとミゾを合わせながら接着。外側にはみ出した接着剤はすぐに濡れた布で拭き取っておかないと塗装するときに後悔することになります。

Back Loaded Horn Speaker Unit (Fostex BK10)

中板で音の通り道を作りますが、複雑な構造です。パーツに番号が記されているし、側板にも位置を示す黒い線が引かれているので、間違うことはないでしょう。この辺りはたっぷり接着剤を使ってはみ出しても気にしない。

Back Loaded Horn Speaker Unit (Fostex BK10)

スピーカーコードを通して、木ネジで締め、固定します。ガレージのワークベンチを製作したときに自作したクランプが役に立ちました。エンクロージャーは2個同時に組み立てるのでクランプは少なくても4つは必要になります。クランプのボルトを締めると接着剤がはみ出てきますが、ちゃんと拭き取っておかないと後で苦労します。固まるとヤスリで取り除くのにたいへんでした。この作業をいい加減にしておくときれいに塗装できません。

Back Loaded Horn Speaker Unit (Fostex BK10)


塗料はOSMOのクリアー。透明のはずですが色はかなり濃くなります。ガレージで乾燥させながら2回、サンドペーパーで目地を整えながら、専用の刷毛で塗りました。バスルームの床に使用したものと同じ塗料を使いましたが、安っぽい艶がないので気に入っています。自然な感じで木目を生かすことができます。後はスピーカーユニットを取り付ければ完成。バッフル板は外してあります。スピーカーユニットを取り付けてから、ボルトでエンクロージャーに固定します。

Back Loaded Horn Speaker Unit (Fostex BK10)


組み立ててみて思いましたが、合板のカットからすべて自作するのはたいへんです。ホゾとミゾもありますから専用の工具も必要になってきます。キットなら誰が組み立てても大きな失敗はないでしょう。あるとすれば、塗装とケーブルの半田付けでしょうか。

Back Loaded Horn Speaker Unit (Fostex BK10)

製作後、もうすぐ7年が経過します。10cmフルレンジのスピーカーユニット大きさからは想像できないほど、低音が出ますが、バックロードホーン専用設計のユニットではないのでエンクロージャーの特性を生かし切れていないような気がします。このエンクロージャーは10cmと12cmのフルレンジユニットに対応しています。バックロードホーンに適したスピーカーユニットに交換すればどんな音が出るのだろう。下にリンクを張ったFostex FE108E-Sigmaなどが良さそうなのですが。FE108E-Sigmaはネジ穴が8個もあるので、バッフル板に新たに下穴を空ける必要があります。

IKEA ODDVAR

IKEAの木製組み立て家具は、誰もが容易に組み立てられるようにデザインが考え抜かれていること、カット面やボルト位置の精度が高く、また木材の選択が適切なことなど、いつもながら感心します。

非常にシンプルなデザインで無駄がありません。パイン無垢材の脚部は細いけれど耐荷重100kgもあります。オスモ3101ノーマルクリアーを塗装。座面は一辺33cmの正方形、座面高45cmですが、ソファの横に置くiPad用のテーブルにしようかと考えています。