Firewood Collection 2025 — Part 27

道を挟んだお向かいさん別荘宅敷地内に一時的に置かせてもらっている原木を少しずつ玉切りしてから木製カーポート内に運び、薪割りをしてから薪置き場に移動させています。

目立てが不適切なのか、真っ直ぐに玉切りできていないものは薪割りもしにくいので、切り直しています。

硬いヤシャブシはチェンソーで十時に切り込みを入れてから、

楔を打ち込んでやっと斧で割れる大きさになります。

枝分かれした部分は特に割りにくい。

あろうことかチェンブレーキが作動した状態でカバーを外してしまいました。この状態になるとカバーを元に戻すことができません。こんな時に役に立つのがコンビレンチ。

コンビレンチを使えばチェンブレーキを解除できます。これでカバーを元に戻せる。

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Firewood Collection 2025 — Part 18

およそ40センチの長さで玉切りした硬い丸太の薪割り方法を紹介します。道を挟んだお向かいさん別荘宅敷地内に保管させていただいていた、最後の玉切りしたコナラ一本を木製カーポートへと緩やかな坂道を転がして移動させました。

先ずは斧で一撃して割ろうとしましたが、金属音と共に跳ね返されるだけ。

そそくさと斧は諦めて、チェンソーで十時の切り込みを入れます。

切り込みの深さはガイドバーの幅ぐらい。

短い長靴用にレギュラーサイズの足カバーを追加で入手しました。カバーは膝下ぐらいまでありますが、チェンソー使用時に長靴の中に木粉が入るのを防ぐことができます。

3.6kgの大型両口ハンマーを使って、この辺りに鉄製の楔を打ち込みます。

力を入れずにハンマーを振り落とすだけで楔が丸太を裂いてくれます。

ここから先は斧で割れます。

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Firewood Collection 2025 — Part 15

土曜の夜から日曜の朝にかけて、まとまった積雪となり、自宅前の道路に除雪車が来てくれました。

少なくとも300坪はあるだろう、隣地に自生する樫が道路を覆い被さるようになっている。積雪が30センチぐらいになると、人の背丈に届くほど垂れ下がって、通行の妨げになるので、切ってしまおうかとお隣さんと相談中。雪の重みで垂れ下がるこの木が白樫であることに気付き、玄能や金槌、斧の柄に加工するには適材なので、私は以前からこの木を狙っていました。

直径の半分ほど、チェンソーで切り込みを入れた時点で木が縦に裂けました。白樫は裂けやすい木なのです。

道路上に倒した木の枝を払いました。

縦に裂けたのでちょっと厄介ですが、チェンソーを使うこういう作業にも慣れました。

雪の上なので、砂利を気にすることなく玉切り。

おかしなプライドを持つようになり、裂けた痕を見せるのはみっともないので、その痕跡を切り取りました。

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Spats (Footwear)?

伐倒師匠がチェンソー使用時に足元に着用するスパッツを真似することにしました。チェンソー使用時に木屑が長靴の中に入るのを防ぐもので、どこで売っているのか尋ねると、「働く人の店」との情報を得ました。

WORKMAN Plusに売ってました。商品名は「足カバー」でした。お揃いのオレンジは避けて、迷彩色のものにしました。熊や鹿が生息する山の中でも着用するので、獲物に間違えられないよう、本来は目立つオレンジが適しているのですが。

ここまでカバーが長いと、木屑が靴の中に入ることはないので快適。

靴下に木屑が付着すると、家中、木屑だらけになるので、チェンソー使用時は必須アイテムになりそうです。

Firewood Collection 2025 — Part 9

昨日、伐倒して河川敷に落としたヤシャブシの大木は土手上に引き揚げ可能な長さで幹や枝を玉切りしました。

玉切りしたヤシャブシはすべて、チェーンブロックを使って土手上に引き揚げました。河川敷に残るのは小枝と蔓のみ。この小枝と蔓も土手上に引き揚げて、持ち帰るものと現場で腐食させるものに選別する予定です。この堰堤区間はかなり綺麗に片付きました。

伐倒したヤシャブシの切り株は、幹の長さがおよそ80センチになる辺りで根切りしました。切断した太い幹が河川敷に落下しないように、ロープで引っ張りながら、二人で交代しながら20分ぐらい要しました。

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Firewood Collection 2025 — Part 8

根元付近で45センチぐらいはある大きなヤシャブシをZENOAHとHusqvarnaのチェンソーを使い、伐倒師匠が伐倒しました。スロットルコントロールを操作する手を左右に切り換えながら、両腕が交差しないようにしている点に注目。最近まで私は、立ち木伐倒時にスロットルは右手のみで操作していました。それが原因で両腕が交差しそうになり、フロントハンドルに力が入りにくくなることがありました。この点を伐倒師匠に注意されてから、師匠がチェンソーをどのように操作しているか、注目するようになりました。

河川敷に落とした後、玉切りしたら、木工師匠が所有するSTIHLも含め、チェンソー合計3台分のソーチェーンの刃を摩耗させるほど木が硬い。伐倒したヤシャブシの樹齢は恐らく50〜60年ぐらいだと思います。この木一本でワンシーズン分の薪になりそうです。

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Firewood Collection 2025 — Part 3

一日遅れで投稿しています。今日も三人が揃ったので、河川敷に集めた幹や枝を土手上に引き揚げます。チェーンブロックはある程度、高い位置で立木に固定します。伸縮式梯子の下にいる木工師匠の左手近くに立つ比較的、細い樹木は栗の木だそうで、椎茸の菌を育てるのにも向いているとか。

蔓は後回しで太めの幹や枝から先に引き揚げます。土手上から河川敷までの高低差が4メートル以上あり、チェーンブロックで一度に引き揚げ可能な距離は2メートルなので、補助用のロープで引き揚げる樹木が落下しないように固定する必要があります。

その補助用ロープを立木に結ぶ方法(巻き結び)を伐倒師匠から伝授されました。伐倒師匠は「8の字結び」と呼んでいます。当然ながら伐倒師匠は、上の動画で解説するお姉さんのようには言葉で優しく丁寧に教えてくれません。「見とけよ、こうやって、こうやって、こうやるのや」と言いながら手早く結んで「覚えたか?」です。

長いロープの途中で根本から短く切断した立木に結ぶので、上の解説動画の二つ目(先に輪を作る方法)を覚える必要があります。

土手に生えていた太いヤマザクラの株が引き揚げ作業の邪魔になるので、伐倒師匠が根本から切断しようとされています。ZENOAH GZ3500Tのガイドバーが短くて苦労されていたので、車載していたHusqvarna 236eを取りに車に戻りました。

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Firewood Collection 2024 — Part 28

今日は去年、残しておいたこの太いヤシャブシを伐倒します。枝にロープをかけて土手上に生えている木の幹に回して引っ張りながら。ちょっと難しそうな立木なので、伐倒作業は私のチェンソー(Husqvarna 236e)を使って伐倒師匠が実施。二台ある伐倒師匠所有のチェンソーは二台とも故障中だそうです。

思惑通りの方向にヤシャブシは倒れました。

伐倒師匠と木工師匠の二人は午後も倒したヤシャブシの玉切りと枝の処理。私は伐倒作業中に外れたチェーンを元に戻してから作業現場に向かう予定でしたが、チェンソーがちょっと深刻な状態になっていたことが判明し、午後は修理作業に追われて山に戻ることができなくなりました。

裏から見て左下の方にチェンキャッチャー(白っぽいアルミ製のパーツ)がありますが、チェーンが外れた際にキャッチャーを破損させて、ソーチェンの下の刃(溝に入る部分)が一部、湾曲したようです。機械修理に長けたBBさんにガレージに来てもらい、やすりを使って刃を元通りに修復していただきました。

新品時のHusqvarna 236e

過去のポストを調べると、ソーチェンを交換したのは5年前であり、刃が減って来ているので新調することにしました。

私のチェンソーに対応するOREGON製ソーチェンの品番は91PX052E

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Portable Gas Tank

お隣さんが所有する軽トラの荷台に赤くて大きな年代物の工具箱のようなものが載せられているのが見えました。近付いてよく見ると、ガソリンの携行缶であることがわかりました。

丸みを帯びたデザインにビンテージ感があって良いなあと思い、しげしげと見ていると、お隣さんがやって来ました。

このタンクは貰い物だそうで、これから農機具用のガソリンを買いに行くとか。

MERCURYの刻印があるのでボート用の燃料タンクだと思われます。容量は6ガロン、およそ23L。

キャップを含めて全体的に錆があり、決して気に入って使っているようではなかったので、私が所有する20Lの新しいガソリン携行缶と交換しないかと提案すると、喜んで交換して欲しいとのことになりました。

調べるとこのガソリンタンク、製造は1960年代前半だそうです。

Sawing A Log Into Lumber — Part 2

製材作業にチェンソーを酷使したら、エンジンのかかりが悪くなりました。原因は2018年春以来、一度も交換していないスパークプラグが怪しいと思い、ゲージで電極ギャップを調べると、0.6〜0.7ミリもある。しかも全体的に汚れていてカーボンが付着している。

Husqvarna 236eの取扱説明書にはスパークプラグのメンテナンスのページに以下のようなことが書いてあります。

「エンジンのパワーが出ない、なかなか始動しない、アイドリングが安定しないなどの場合は、何よりもまずスパークプラグを点検してください。スパークプラグが汚れていたら、きれいにしてから電極ギャップが0.5 mmかどうか確認します。スパークプラグは、必ず約1ヶ月使用した後、または必要に応じてそれよりも早く交換してください。

取扱説明書に「約1ヶ月使用した後に交換」と書いてあるのに6年間も交換していなかったことになります。

Husqvarna 236eの取扱説明書に書いてある指定のスパークプラグは、”Champion RCJ 7Y”ですが、ホームセンターにはRが付かない”Champion CJ 7Y”しか売っていない。店員さんに調べてもらったらRは抵抗(Resistance)を表すようで、周囲の機器にノイズを出さないようにするタイプだとのこと。Rが付かない抵抗なしのものを試すことにしました。

左がRが付く古い点火プラグ、右がRが付かない新しい点火プラグ。

プラグを交換したら一発でエンジン点火しました。Rが付かないタイプでも問題はなさそう。

自作のテーブルソーでどこまで綺麗な角材が製材できるか試しました。

およそ30ミリ角の角材がコナラの大きな丸太から製材できました。

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Sawing A Log Into Lumber — Part 1

コナラの根元に近い巨大な丸太をチェンソーで製材可能かどうか試してみました。直径が太いところで60〜70センチ近くあり、高さも70センチほどあるこの切り株は、物凄く重くてちょっと移動させるにも容易ではない。ご近所のMさんに手伝ってもらいながら、皮を剥いてから先ずは丸みを帯びた辺材の部分をチェンソーで落としました。

チェンソーで縦挽きしたのは初めてでしたが、思っていたよりも簡単に切れました。但し、大きな丸太なので時間がかかり、エンジンがオーバーヒートします。

芯材部分はなかなか良い感じの木目。

ディスクグラインダーにサンダーを装着して、できる限り平面になるように表面を削って均しました。

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Making A Firewood Cutting Sawhorse — Part 2

馬の長さを右側で少し短くして新たに物差しを取り付けました。小枝は束にして一気にチェンソーで切断することも可能なことがわかりました。

曲がった小枝は一本ずつ鋸で切断します。座って切断すると腰に負担がかかるので、卓上版の仔馬を製作する予定です。

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Making A Firewood Cutting Sawhorse — Part 1

2×4と1×4の端材を使って、薪にする丸太などの天然木を安全且つ効率的に切断するための馬を製作します。

X型にクロスした6本の脚は相欠き加工を施してビス留めしました。

チェンソーで試し切りしました。

長い幹も。

こんなに太い根元近くの株も。

安全に切断できますが、使い勝手に関しては改良すべき点があります。

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Felling A Slanted Oak (Kashi)

素人には手に負えない、縦方向に大きく裂けた樫をご近所さん敷地内で伐倒のプロが伐倒するという情報を聞き、現場に立ち会わせていただくことになりました。こんな機会は滅多にないので、動画撮影して記録として残しておくことにしました。

ご近所さんの離れとお隣の別荘宅の境界近くに大きく傾いた樫は立っています。伐倒プロの話によると、樫は縦に裂けやすい木だそうです。常緑広葉樹なので、強風や積雪による荷重に弱いことが裂けやすい原因の一つではないかと推測します。この傾いた樫の幹は地面から2メートルぐらいの高さから5メートルぐらいの高さまで裂けており、樹冠の先端部が隣の立木に当たって辛うじて倒れていないという状況です。

樹冠部分にロープをかける伐倒プロ。

危険な立木を伐倒する際に使われるチルホールが準備されている。

チルホールの操作を担当するのはMさん。

思いもしなかった方法で裂けて傾いた樫を伐倒し、根元に近い方から接地させて徐々に幹を太い方から切断されました。

これが樫の葉。大きくて光沢がある鋸葉が特徴。