Cedar Tabletops — Part 13

面取りは豆鉋で。

二枚の杉板を縦に並べてみました。長さが4メートルと少し。

#100から#240のサンドペーパーで天板の表面を処理中。

こうやって見るとなかなか迫力があります。

二枚の天板の間は少なくともこのぐらいは間隔を空けて設置することになると思います。

京都の油専門店、山中油で入手したこの荏油を塗りたくてしようがないのですが、完成直前まで塗らない方が良いとのことです。

木工師匠に来ていただきました。節の周辺に鉋の削り傷がついた原因は、逆目になったからです。節の前後で鉋の向きを変えなければならないそうです。傷はグラインダーを使えば修復可能かもしれません。

節周辺の隙間に埋める自作のウッドパテは木粉がもっと細かい方が良いそうです。

脚部はOSMOのウォルナットなど、濃い色に塗装した方が良いとのアドバイスをいただきました。

ビスが丸見えのSPF、上手に隠す方法を教えていただきました。

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Cedar Tabletops — Part 12

大型の丸鋸を使って、天板B席側の耳の部分を斜めに縦挽きします。

角度は10ºぐらいだったと思います。

軟らかい白太の部分になるので、難なく縦挽きできました。

天板Aとの接合部分の幅を合わせるため、席と反対側の耳を鋸で少しだけ縦挽き。

案外、簡単に切れました。

天板Bも表側はほぼ平面になりました。

天板Aとの接合部分ですが、少し間隔を空けて並べる予定です。

二枚の板の厚みは大体同じになるよう削りましたが、天板Bの方が5ミリほど分厚い。

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Cedar Tabletops — Part 11

天板Aのチギリを取り付ける作業を続けます。まずはナイフで切り込みを入れて、

トリマーを使って12ミリほど掘り下げてから鑿で微調整。

ウリンの端材から作った蝶を埋めて木工接着剤が乾燥したら、余分を鋸で切断。

天板Bの裏側に埋め込むチギリは桧の端材を使用。チギリとして使用する材は天板の杉よりも硬ければなんでも良いと聞きました。

色は濃い方が格好良いですが、裏側なので白っぽい桧で良しとしよう。

天板Bは割れがひどいので、裏側は3個のチギリを埋め込みました。

慣れた頃にチギリ加工作業は終了しました。

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Cedar Tabletops — Part 10

天板Bの表側にチギリを取り付けます。トリマーで掘る穴の深さはおよそ12ミリ。

追い入れ鑿で墨線ギリギリに切削。

杉材は比較的、軟らかいので加工性はどちらかと言えば良いですが、0.1ミリ単位の精度となると良く研いだ鑿が必要。

木工接着剤を底面と側面に塗って、

穴に叩き入れます。

しばらく乾燥させてから余分を切り取ります。

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Cedar Tabletops — Part 9

大型丸鋸を使って天板Bの余分を切断します。この大型丸鋸に合わせて簡易の丸鋸用定規を作りました。

裏表から二度に分けて切断するとなると、面倒なことになりますが、この大型丸鋸なら最大切り込み深さが90ºで97ミリなので、板厚75ミリの天板なら一度で切断できます。

こちら側は根本に近い方なのか、材が硬くてなかなか前に進まない。

切断面に焦げ跡が見えます。

ウリンの端材を使ってチギリを加工中。使用した鋸は別所二郎作の210ミリ硬木用片刃鋸。縦挽きにも使えると言われていた通り、硬いウリンの斜め切りも思惑通りに切れます。

細かな部分は追い入れ鑿で。

入りやすいように若干の傾斜を付けながらやすりで調整。

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Cedar Tabletops — Part 7

天板Aのもう片方のチギリが完成しました。二つ目なのでこちらの方が上手くできました。節の隙間処理に市販のウッドパテを使用しましたが、色が合わなくてこれは失敗。

明日から天板Bの加工に着手します。

天板Bの裏は長辺方向の端から端まで割れがあり、反りもひどいので削る作業に難儀しそうです。

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Cedar Tabletops — Part 6

師匠に描いてもらったスケッチを参考に大きいチギリをウリンの端材を使って加工しました。

師匠の助言に従い、小さいチギリを取り除きながらトリマーで深さ、12ミリほど彫りました。トリマーで彫る前にナイフで縁に切り込みを入れています。トリマーは3ミリずつに分けて合計4回。

角の部分は追い入れ鑿で切削。チギリは上が大きく下が小さい斜めに加工する必要はないようです。真っ直ぐで良いと。

木工接着剤を塗布後、固定中。

二つ目の蝶を加工。トリマーを使えば作業効率が上がり、綺麗にカットできる。

掘った深さまで埋まるよう、調整中。

こちらもF型クランプで固定。

別所次郎作の両刃鋸は歯振があるタイプですが、刃が薄いので天板表面に傷がつきにくい。少し突き出すようにして切断後に鉋で削れば良い。

初めてにしてはまあまあの出来具合?

鋸の傷は鉋とサンドペーパーでなんとか隠すことができました。

もう片方の余分を切断する作業は明日以降。

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Cedar Tabletops — Part 5

天板Aの表側に割れ防止のチギリを二つ、取り付けます。チギリを加工するのは初めてで、以前から作ってみたいと思っていました。ナイフと追い入れ鑿で掘って…

硬めの端材を鋸で切断して蝶々型にしました。掘った穴に蝶を埋めてから余分を鋸で切断。

蝶を埋めた直後にちょうど木工師匠が来られました。大きな天板にこのチギリは小さすぎるようです。このくらいの大きさと形が良いとスケッチしていただきました。そしてトリマーで掘れば綺麗に加工できるとの貴重なアドバイスもいただきました。

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