Bat Problems — Part 3

Bat Problems — Part 2の日付が2014年8月7日なので、11年ぶりになります。キッチン東側窓上のセトリングスペースにコウモリが営巣しているようです。しばらく前からセトリングスペースを隠す屋内側トリムボードの隙間からコウモリの糞らしきものが落下しています。最初はネズミかなと思いながら、糞を発見するたびに掃除していました。

屋内側トリムボードを外すと一斉にコウモリが数頭、飛び出すのではないかと思い、Cat ISONに待機してもらいましたが、一頭も現れない。換気扇ダクトの近くに集中して糞が溜まっていました。この糞が隙間から落下していたのでしょう。

11年前の前回はCat ISONが2メートルぐらいジャンプして屋内を飛び回るコウモリを数頭、捕獲してくれました。コウモリは引っ越ししたのかな?

トリムボードを元に戻して、隙間から糞が落下しないよう、ビスで留めて隙間を埋めました。

翌日、外側のトリムボードとログウォールの間にある大きな隙間を調べてみました。長いマイナスドライバーを穴に突っ込むとどこまでも穴が続いており、先端が断熱材にあたっているのを確認しました。

大きな開口部の真下にコウモリの糞が… どうやらこの開口部からコウモリは出入りしているらしい。

ジグソーで加工した杉板を開口部に取り付けて、出入り口を塞ぎました。コウモリがまだいるかもしれないので、もう片方(北側)の開口部を塞ぐのは夕方以降にしよう。

追記:夕暮れ時の午後6時頃、コウモリ3頭が近くで活動しているのを確認しました。このセトリングスペースから出勤したものではないと思いますが、念の為、1時間ほど待ってからもう片方の開口部を杉板で塞ぎました。

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Fixing The Kiridashi Knife — Part 2

折れた切り出し小刀を挟むカリン材二枚の薄板が固着したので、余分を手鋸で切り落とし、反り台鉋で形を整えました。思っていたよりもこのカリン材は軟らかいので糸鋸盤を使って丸みを帯びた部分を切断しようかと少し、迷いました。結局、小型の反り台鉋で削れることがわかりました。

ヒシカ工業製木工用スクレーパーを使って仕上げました。

#120〜#320のサンドペーパーで表面を整えるとカリン製の柄はツルツル。

亜麻仁油を塗布して修復作業を終えました。折れていた私の心も修復できました。

指が短い私の手に馴染む、厚さおよそ8ミリの切り出し小刀の柄が完成しました。箸の素材としては適していないと判断したカリン、ナイフの柄には適材かもしれません。

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Ise Jingu Miyama Cedar — Part 10

大阪北部の北摂地域で暮らす義父母の用事で、今年の春以降は頻繁に大阪に行くようになり、帰りに豊能町のJOZU+に寄る機会が増えました。この日も什器展開催中のJOZU+に立ち寄りました。

駐車場と繋がる1階の一枚板等展示スペースにちょっと気になった一枚板が展示販売されていました。溝のような大きな穴が垂直方向に空いている幅が狭めの一枚板。この前、来た時は気付かなかった。

近づいてラベルを見ると、なんと「杉(ミヤマ)W1885 x D360 x T60 ¥120,000 (税込¥132,000) 」との表示が!探しても出会える機会が滅多にないあの「御山杉」の一枚板です。左に写っているのは春日杉。

社長夫人らしき店員さんによると、前回、訪れた時に気付かなかったのは恐らく、奥の方にあったからとのことです。入荷したのは今年で、摂津市の木材市で落札したものと言われていました。多分、大阪銘木協同組合のことを言われていると思います。5月の大型連休中に開催された展示会では見なかったので5月以降の銘木市で落札されたものであると思われます。

上の二枚目の画像の右の方に写っている幅がもう少し狭い一枚板も御山杉であり、価格は1万円台でした。まとめて買われた方がいて、写っているのは残っているもの。溝のような穴がこの一枚板の特徴ですが、用途が限られるので安価になっているとのこと。

2階でいつものミルクヨーグルトアイス(プレーン)と(いちご)を切り株テーブルでいただきました。コースターもスプーンも天然木。この小ぶりのスプーン、作るにはどのような道具がいるのだろうか?樹種はカエデのように思います。

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Fixing The Kiridashi Knife — Part 1

折れてしまった切り出しナイフを修復しようと、Scotch製強力瞬間接着剤を買って来ました。一見、くっついたように見えますが、接合部にはみ出た接着剤を別の切り出しナイフで剥がそうとしたら元通りに二つに分かれました。

金属の接着にも使えると書いてありますが、このような形状は接着強度に問題ありなのでしょう。このまま引き下がるわけには行かないので、別の修復方法を考えました。

箸の材料としては適していないと判断したカリンの端材を使って柄を加工することにしました。

画像ではわかりにくいですが、トリマーでナイフの厚みおよそ2ミリと少し分、彫り下げました。

そしてカリンの板をテーブルソーで縦挽きして薄い板二枚にしました。

二枚の薄い板で隙間なくナイフを挟み、瞬間接着剤と木工接着剤を使って二枚の板を接着しています。

新しいカテゴリー、F.I.Y. (Fix It Yourself 自分で修理) を追加しました。

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MAX TA-225LU/4J

5月第1日曜の東寺ガラクタ市で入手したMAX製エアネイラ(TA-225LU/4J)を試してみました。このエアネイラに適合するステープルが手元になかったので、八幡のムサシで買って来ました。

MAXの取扱説明書によると入手したTA-225LU/4Jに適合するステープルは4から始まる410J以降425Jまでのようです。4は肩巾4ミリを表し、13は足長13ミリを表しています。

用途として考えているのは薄いベニヤを固定したり、椅子の座面などに合成皮を留めることです。プラダンには適していないようです。

5ミリ厚のベニヤをSPF材に留めるような用途であれば問題なく使えそうです。中華ブランドの怪しげなエアネイラーと比べると、本体がしっかりとしていて安心感があります。

Kiridashi Knife

切り出しナイフは日本特有のものでしょうか?適切な英語訳が見つかりません。日曜に東寺ガラクタ市で入手した切り出しナイフを二種類の天然砥石で研いでみました。

元々、切れるナイフだったので切れ味はさほど変わらず。裏に○の中に井のトレードマークがあり、表に前オーナーの名前か?「坂井」と刻んである。

Otsu Matsuri 2025 — Part 1

JR大津駅前

今年(2025年)の大津祭は以下の日程で開催されます。

鬮取り式:9月16日(火)
山建て:10月5日(日)08:30 ~ 15:00(曳初め)
宵宮:10月11日(土)夕刻 ~ 21:00
本祭:10月12日(日)09:00 ~ 17:30

伝統的な建築、木組みや木材に関心がある私にとって、見学していて最も興味深くて面白いと思うのは本祭の前週日曜に行われる山建てです。囃子方として幼い頃に曳山に乗っていた私も早朝から行われる三輪部分の組み立てを見たのは去年が初めてでした。

曳山を所有する各町により異なりますが、湯立山の場合、山建ては早朝の午前6時前頃から始められます。

下の長編動画は昨年撮影した湯立山の山建ての様子

Otsu Matsuri 2025 — Part 2へと続く。

Toji Garakuta Flea Market — Part 10

いつもは堀にいる青鷺が東寺南門の提灯の上でまるで置物のようにじっとしている。異常に高い気温から身を守るために日陰で休んでいるのでしょうか。

砥石は売るほどあるのでこれ以上、増やす意図はないのですが、コレクターとしてはやはり気になります。最近では指先で触れるだけで大体の粒度がわかるようになりました。私が手にしたこの#5,000ぐらいの人造仕上げ砥石、価格を尋ねると予想通りに二千円でした。店主が一千円に値下げするのはランチタイムと言われていたので、帰りにもう一度見たら、すでに売却済みでした。

相変わらず外国人観光客が多い古道具市。私も海外滞在時は週末になればフリーマーケットに出かけます。フリーマーケットに行けば、その国や地域の文化や歴史、生活習慣、物価がまさに手に取るようにしてわかる。

左のアメリカ人男性、見覚えがあると思い、日本語で話しかけると、インディアナ州出身で奈良在住の英語講師で道具を集めるのを趣味にしていることがわかりました。同好者です。同じものに興味があるようで、前回、見かけた時は日本製のジグソーを購入されていました。

今回はこのDREMEL製のミニ木工旋盤に興味津々。パーツが一部、欠損しているにも関わらず、奈良の人が尋ねた価格は7,000円。DREMEL製の”lathe”(旋盤)は珍しいそうですが、PROXXON製の同クラスの新品ミニ旋盤なら1万円台半ばで売っていると言われていました。私と同様、工具を飾る作業場を奈良で所有されているそうです。

別の店で食指が動いた切り出し小刀、値札が付いているにも関わらず、珍しく価格を尋ねると、20%引きの800円にしてくれました。切り出し小刀も刃先に指先で触れると切れ味が判断できるようになりました。

こまそうさんから入手して、自分で刃をつけたお気に入りの小刀の柄の部分が折れてから心も折れていたのでちょうど良い。

いつもの人から細くて短めの試験管を6本購入。

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My First Post on “note.com”

サイト名がWWWのアドレスでもあるnote.com、Xに張られる論文記事を以前に読んで、そのシンプルなサイトデザインが気になっていました。広告に煩わされることなく読めるテキスト主体のサイトという点も良い。

iPadから容易に投稿できるので、minority318さんがブログ代わりに使用を開始したと聞いて、私もアカウントを作成しました。下書きを保存してからしばらく経過した後、御山杉(ミヤマスギ)に関するまとめ記事を書き、投稿しました。

1ヶ月以上前に当ブログの記事をコピーして下書き保存した英文主体の記事を投稿してみます。Fauciを詐欺師だと貶す、PCR発明者Kary Mullisのインタビューを文字起こしして、関西弁に訳した記事です。note.comは日本語主体のようなので、英文記事がどのように扱われるか検証します。それと、検閲されないかどうかも。

note.comで気に入った点:

  • サイトのデザインがシンプルで読みやすく、書きやすい。
  • アップロード可能な画像サイズが10MBから20MBに増加され、画像を主体とした記事も投稿できなくはない。(無料会員の場合1日に10回ファイルをアップロード可能。)
  • AdSenseのようなイライラさせる広告が表示されないので、落ち着いて文章を読んだり、画像を鑑賞することができる。