SENGOKU ALADDIN Portable Cooking Stove SAG-HB01 (R) — Part 2

デザインに拘ったカセットコンロ、SENGOKU ALADDIN SAG-HB01 (R) がAmazonから届きました。火鉢や七輪のような形状のコンロなので、「ヒバリン」という名称になっています。

取扱説明書と共に”SENGOKU ALADDIN”について記した冊子と携帯時に使用するバッグが付属します。昭和世代の私はアラジンといえば、あのブルーフレーム・ヒーターを想定します。現代的にアレンジしたのが新しいブランド、センゴクアラジンだそうです。

お餅を焼こうとブタンガスのカセットをセットしました。一般的なカセットコンロのようにカセット挿入時にカチッと音がして装着が確認できるわけではないようです。マグネットで密着させる方式が採用されていて、適切に装着できているかどうかが慣れるまで分かりにくい。

バーナーから出る青い炎を見るとブルーフレーム・ヒーターを思い起こされる。

ドーム状の輻射プレートのおかげか、満遍なく火が通ります。焼き網は中央部分が迫り上がるように置くと安定しますが、網の上に載せた餅が滑り落ちそうになるので要注意。

改良すべき点がいくつかありそうですが、利便性よりもデザイン重視なので、これで良いでしょう。

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SENGOKU ALADDIN Portable Cooking Stove SAG-HB01 (R) — Part 1

1月1日〜1月3日まで年始の特別営業で、The Park 956が開店されているとの情報を得て、元日の朝にお店に向かいました。特別営業期間の限定メニューに「たまごサンド」と「焼き餅」がありましたが、「たまごサンド」は売り切れだったので拘りのサイフォンコーヒーのみいただきました。

コーヒーを飲みながら私の視線はカウンターに置かれたちょっと変わった調理器具に釘付け。「焼き餅」を焼くためのカセットコンロだそうで、Aladdinのロゴマーク入り。一目惚れした私は、店を出る頃にはAmazonでセール中だったこのカセットコンロの色違い(レッド)を購入していました。

特別営業期間中にThe Park 956を再訪問し、1日に売り切れになっていた「たまごサンド」とブレンドコーヒーを注文。食材は拘りの食パンと拘りの卵なので、予想した通りの美味しさでした。

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Making Chopsticks — Part 16

天然木を使って製作した四角いお箸が軽く、100膳(200本)を超え、オリジナル治具のストッパーが削れて来たので、ストッパーを作り直しました。

ストッパーにはウリンの端材を使いました。

箸に加工できそうなウリンの端材は残りわずかになりましたが、桜は在庫が増えています。

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Handmade Chopsticks on Sale

一日一膳で箸の製作を続けて半年は経過したでしょうか。数種類の異なる天然木を使って、これまでに100膳以上の箸を製作し、手つきが職人のようになりました。満を持して自作の箸をメルカリで販売することにしました。

記念すべき一膳目と二膳目のセットは、長さが235ミリと225ミリのセット。一膳の箸を製作するのに一時間は要します。製材の過程を含めるともっと。初めて出品したのは桜天然木から加工した箸。ヤマザクラの気乾比重は約0.60とまあまあ硬くて加工性が良く、テーブルソーでの加工時に発する甘い香りが特徴的。

歩留まりのことを考えると、製作に最低一時間は要するので、最低賃金も考慮して一膳、一千円ぐらい。二膳セットで送料込み1,680円の値を付けましたが、果たして売れるかどうか?

11月12日追記
二膳セット送料込み1,680円で買ってくれる方がおられました。今後順次、出品する予定です。

Making Chopsticks — Part 15

桜の端材を使って、箸を製作しました。お箸を作ろうとしたきっかけは、春に三木市のメッセみきで開催された「鍛冶でっせ!」で「マイ箸作り」を体験したことですが、その際に使われていた材がヤマザクラでした。体験会で製作したヤマザクラのお箸はしばらく使っているうちに大きく反ってきて、真っ直ぐになるように無理な力を加えると先の方が折れてしまいました。

水に浸けたまま放置したことが反った原因だと思います。今回、製作した桜のお箸は、体験会で製作した材と比べて硬いような気がします。木材の密度が違うようなので、正しい使い方をすれば、そんなに簡単に折れることはないはずです。天然材を加工したお箸は浸け置きが御法度です。洗った後はすぐに水分を拭き取って自然乾燥させるべきです。

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Making Chopsticks — Part 14

これまでに製作したお箸が軽く100膳を超え、最近自分でも思うのですが、製作時の手つきが職人のそれになって来ました。自作した治具は使いますが、鉋での削り具合やミリ単位の寸法を測る際にノギスは使わずに目測や手で触った感覚で判断するようになりました。

今回、製作したお箸は樹種不明の木材を加工したものです。外見は柔らかいラワンに似ていますが、気乾比重が重そうでどちらかといえば、ウリンに近い感じ。先端を細くしても折れそうにない柔軟性も併せ持った良材です。逆目が出にくく、加工性は極めて良い方だと思います。何の木かわかりませんが、箸には適材であることは明らか。蜜蝋ワックスを塗布する前から色は濃茶。

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Flea Market at Adogawa Toju-No-Sato Roadside Station — Part 6

2ヶ月ぶりに安曇川藤樹の里道の駅で第4日曜に開催されるがらくた市に出かけました。冬季(1月から2月まで)はお休みとなるので、今年の開催は再来月が最終回です。

刃物研ぎの師匠でもある、豊国神社フリーマーケットに出店する店主(こまそう)から細い突き鑿を入手。元は3分だったものを少し削ってあり、先端部の幅は6ミリぐらい。

この前、豊国神社で聞いていた黒檀の切り株。石のように重い。

樹齢は軽く百年以上はありそうです。ワシントン条約の附属書IIに登録されているこの銘木はカキノキ科カキノキ属の熱帯性常緑高木だそうです。そういえば、店主は黒柿の話をされていました。

左手に持つヤスリも入手しました。

出店されるのは今回でまだ二回目だと思いますが、手入れが行き届いた良品を良心的な価格で販売するという噂が流れているのか、今回は目利きのお客さん数人が古道具を多数、購入されていました。

今回、入手したもの。左の猫は箸置き。

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Making Chopsticks — Part 13

豊国神社フリーマーケットに出店する店主から貰った、樹種不明の高級そうな銘木の端材を使って試しにお箸を作ってみました。

鉋をかけた時に出る香りから樹種を特定するのは困難。加工する面や部位によって逆目になることもあり、加工性は悪くはないけれど良いとは言えない。黒檀やウリンほど重くはなく、欅に近い比重かなと思い、木材博物館で気乾比重を調べてみました。

樹種気乾比重
ウリン0.92〜1.04
ローズウッド(紫檀)0.75〜0.85
0.69 (0.47〜0.84)
ウォルナット(クルミ)0.64
マカバ0.67
ヤマザクラ0.60

欅と同程度の比重だろうと感じたので、ウォルナットである可能性が極めて高いと思います。

透明な蜜蝋ワックスを塗布しただけですが、塗布する前からウリンよりも濃い暗褐色。欅と比べて耐水性があるように感じました。お箸としては適材かもしれません。

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Spaghetti Measurer

径が異なる3つの穴を空けたWRC木片、表題の通りスパゲティの量を測るものを自作しました。3つの穴は径の異なるドリルで貫通させました。木片と穴の周囲は平鉋とトリマーを使って面取りしてあります。軽くサンディングしてから全体に蜜蝋ワックスを塗布。ミリ単位の数字は穴の直径を示します。

こちらの面にはそれぞれの穴に入るスパゲティの重量をグラムで表示。一人分はおよそ100グラムだそうです。

パスタが好物な私はいつも多めなので、120グラム。

およそ120グラムのスパゲティを茹でて作ったペパロンチーノ。Corelleのお皿は直径が26センチ。

Wagashi Sticks — Part 2

平均すると長さ110ミリぐらいの和菓子用爪楊枝を20本ぐらい製作しました。結局、専用の治具は作らず、箸製作用の治具を流用して削りました。削った楊枝はお箸と同様に蜜蝋ワックスを塗布しました。楊枝に使用した樹種はウリンとチーク。箸製作時に出た端材がたくさんあるので、まだまだ作れそうですが、これで十分と言えば十分です。

手元にちょうど良いサイズの淡竹があったので、楊枝立てになるように加工しました。竹の外側にも蜜蝋ワックスを塗布。

次のDIY一大プロジェクトは30年越しの六角バンブーロッドの製作?

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Wagashi Sticks — Part 1

和菓子用の爪楊枝を試作しました。左から130、110、100ミリの長さが異なる爪楊枝をウリンを使って製作しました。中央の長さ110ミリのものは先端を平たくしてあり、「黒文字」と呼ばれる爪楊枝の形状に似せて削りました。

デザインとしては小さなお箸の形状である四角錐の爪楊枝が私の好み。

試作品は箸製作用の治具を使って平鉋で削りました。適切な長さが決まれば、専用の治具を作った方が良さそうです。

黒文字とはクスノキ科の落葉低木だそうです。お隣さんに試作品を見せながら黒文字の話をしたら、それならお向かいさんの敷地内に植えてあるという情報を得ました。すぐに見に行きましたが、葉の形から判断すると黒文字ではなく、どうやら同じクスノキ科落葉低木の白文字のようでした。シロモジを調べると、「この木は強靭で、杖などに利用された」とあります。さらに「熟した果実の種子を絞ると油が取れ、絞り出された油は行燈などの燃料として使われていた」ともあります。椿と同様、油が取れる木は概して強靭なのか?

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Making Chopsticks — Part 11

箸は何膳製作したかわからないほど作りましたがこれまでに使用した材で、箸の製作に最も適していると思うのはウリン。硬さ、加工性が箸の製作に適している。蜜蝋ワックスの塗布であっても反りが発生しにくい。使用後は水洗いしてすぐに乾いたクロスで水分を拭き取るようにすれば、長く使用できるはずです。

道を挟んだお向かいさん別荘宅の玄関に置いてある物置台が春の強風で吹き飛ばされた際に天板にウリンの床材を取り付けました。しかし、こんなところにウリンを使用するのは勿体無いので、ラワンの端材を代わりに取り付けました。

これが取り外したウリン。厚みがおよそ23ミリあるので、これだけあれば、お箸が50〜60膳ぐらいは作れそうです。

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Making Chopsticks — Part 9

菜箸も欲しいという要望があったので、ウリンの端材を使って長めの菜箸を製作しました。菜箸の長さは手元にあった市販品の長さを参考に、330ミリとしましたが、ちょっと長すぎるので、20ミリほどカット。

菜箸用のブランクを加工するための治具がなかったので、長めの治具を製作する予定です。

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Making Chopsticks — Part 8

こちらのサイトで適切な箸の長さを測る方法を知りました。

親指と人差し指を無理なく直角に開いて直角三角形を形成し、最も長い線の長さを一咫というそうで、その長さを1.5倍した値が理想的な箸の長さになるということです。指が極端に短い私の場合は、145 x 1.5で217.5ミリが理想的な長さになります。これまで長さがおよそ230ミリのものを製作していました。私の場合は箸が長過ぎたようです。

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Making Chopsticks — Part 7

箸製作用治具がほぼ完成しました。左がテーパーがある仕上げ用治具、右はブランク加工用治具。共にウリンの端材を使って製作しました。

ブランク加工用治具は溝の深さ8.0ミリ、幅は9.0ミリ。

箸製作用治具は、標準的な箸の長さである230ミリの位置で深さ8.0ミリ、先端部分で2.4ミリとしました。

治具の長さである300ミリの位置で深さ10.5ミリ。ストッパーの厚みがやはり薄すぎる。

こちらはストッパーなし。

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