F1日本グランプリ予選と決勝の日、朝から晴れています。雲が次第に上空に消えて行く様子を新名神高速道路走行中に助手席の窓から撮影。前日の大雨で予選が決勝当日午前10時に延期になり、この日も午前6時過ぎに自宅を出発しました。
土曜、日曜は渋滞を予想していたので、脚の疲労を軽減しようと、オートマチック車であるSubaru R1で鈴鹿サーキットに来場。正面ゲートに近い駐車場の予約駐車券をF1フリークの友人に譲っていただきました。
「ハレタ!」のテントの人はすでに会場に行かれているのか、お留守のようです。
予選開始前のD席の様子。(逆バンク方向)去年はがらがらだったそうですが、今年は空席がありません。
日曜は流し撮りをしないつもりでしたが、目の前を右から左にマシンが通過すると、いつの間にかカメラを振っています。
予選開始時の路面は半乾きの状態でしたが、Q2の頃にはほぼ乾いています。
フレームの中を斜め方向に移動する被写体の流し撮りは、ほぼ不可能かと思っていましたが、やってみるとそうではないことがわかりました。
S字コーナーから逆バンクへと向かう通路の坂の途中にトラックが見える場所があります。樹木が前景にあるので、置きピンで流し撮り。F1走行中の撮影は不可かもしれません。
F1決勝を前に佐藤琢磨とBruno SennaがレジェンドF1デモ走行。上の写真は1977年のLotus 78に乗る佐藤琢磨。車とドライバーは同い年だそうです。
そしてこちらがアイルトン・セナ初優勝マシンであるLotus 97Tを操る甥の、ブルーノ・セナ。スポンサーロゴも当時のまま。OLYMPUSのロゴが見えます。
デジカメか何かを準備しているSebastian Vettel。
三輪車?に乗るLewis Hamilton。
シンガポールでは声援するのに忙しくて、シャッターチャンスを逃してしまった小林可夢偉。
金曜の練習走行では最もラップ回数が多いのではないかと思われる、山本左近。
レース直前のD席の様子。(S字方向)
上空にはテレビ中継撮影用のヘリコプターが。
フォーメーションラップ。
どうせ観客が写るのなら、観客席からでないと撮れない写真を。トラック周辺でカメラを構えるプロのカメラマンには真似ができないはず。
レース終盤になる頃には、夕日に向かうマシンの後方に長い陰が落ちています。
McLarenのシルバーのマシンが夕日を受けて輝いています。
“pole to finish”で優勝したSebastian Vettel。鈴鹿は二年連続の優勝。
母国グランプリで何度もオーバーテイクシーンを見せてくれた小林可夢偉に大きな声援。F1 Fanaticの投票結果によると、小林可夢偉は62%の断トツの得票率で、読者が選ぶ日本GPベストドライバーです。私もKamuiに一票、投じました。
2010年日本グランプリまとめ
シンガポールGPから帰国後、10日もしないうちに鈴鹿サーキットに4日連続で通うという過酷なスケジュールでした。この期間に仕事の調整もしているので、今日になって漸く通常の生活に戻りました。 普段はどこに行くにも車で移動していることもあり、体力的に限界を感じました。F1サーキットは一周が5キロほどあり、サーキット内を移動する際も坂もあるのでたいへん疲れます。
写真撮影はやはり、金曜が最も自由度が高いと実感しました。特に鈴鹿ではホームストレート前のグランドスタンド以外はすべてのエリアが自由席になっていて、どこからでも撮影できます。しかも、1時間半の練習走行が二回もあります。後から知ったのですが、金曜だけのチケットも販売されていたそうです。来年もシンガポールに行くとすれば、鈴鹿は金曜だけにしておいて、土日はテレビ観戦という手もあるなあと、既に来年のことを考えています。
4日間、大きな渋滞もなく、往復4時間ほどで自宅から車で通うことができました。行きは鈴鹿インターではなく、亀山インターを利用し、帰りは土山から新名神を利用するという渋滞回避計画が成功しました。
レースの内容については、優勝したSebastian Vettel、2位、3位のMark Webber、Fernando AlonsoよりもKamui Kobayashiのパフォーマンスが際立っていたの一言に尽きるかと思います。今回、カメラはNikon D90、レンズは主にNikkor AF-S 18-105mmを使用しました。時々、Tamron AF18-250mm (Model A18N)に交換しましたが、オートフォーカスが遅く、迷うこともあり、モータースポーツには不向きであることがわかりました。このレンズの代わりにタムロン60周年記念モデルである超音波モーターと手ブレ補整機構付きのTamron SP 70-300mm F4-5.6 Di VC USDが欲しいとも思ったり。