このバッグの最大の特徴は、ボックス形の形状にあるのではないかと思います。どこでも自立するので、撮影時は地面に転がしておくこともできます。
それとこの滑り止めが施されたGripper™ストラップ 。ストラップ裏側に黒い二本のラインがありますが、この部分にラバー素材が使われているようです。ワックスウェアシリーズは再塗布できるよう、ワックスが付属します。
スチール製スナップフックもDOMKE®らしい。決して素早く外せるものではありませんが、プラスチック製のバックルタイプのものよりもずっとこちらの方が私の好みです。
カメラと交換レンズをバッグに入れてみました。Nikkor 18-105 VRキットレンズ を装着した状態のNikon D90とTokina AT-X 116 Pro DX、AF-S VR Zoom Nikkor 70-300mm。速写ケースを付けた状態のRicoh GR Digital IIIも。これだけ入れると相当、重くなりますが、普段はこんなにたくさん持ち歩くことはないでしょう。
ワックスウェアシリーズは、見方によってはみすぼらしくも見えます。バッグの中に高価な機材が詰まっているようには見えないところが良いかと思います。ワックスを擦り込ませたコットンキャンバスは防水性があるので、少々の雨に濡れても大丈夫。星撮影時に夜露に濡れることがありますが、このバッグなら安心できます。
次回は実地での使用感をレポートします。