Firewood Collection 2024 — Part 19

斜めお向かいさん別荘宅の敷地内に玉切りして保管していた樹種不明の常緑広葉樹を自宅敷地内に運び、薪割りをしました。先日、製作した薪棚のガラス屋根の仕様を一部変更しました。

この樹種不明の常緑広葉樹は伐倒後、3ヶ月以上が経過しています。幹のどの部分も捻れていたので、斧で薪割りするのに難儀しました。

間違った使い方をしたら、義父から譲り受けた年代物の手斧の柄がこんなことに。

AMERICAN FORK & HOE CO. 1944の刻印があります。調べると、この会社は創業が1902年とのこと。1944は製造年かもしれません。義父が戦後にアメ横で購入したと聞いています。折れてしまった柄の代わりとなる新しい柄を製作しようと計画中。

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Fixing Firewood Shelves

8年半前に製作した薪棚を空にしたら、下段の棚と柱が腐朽していることがわかったので、分厚い板ガラスと単管パイプ、2×4端材と古材などを使って新たにオリジナルデザインの薪棚を製作します。単管パイプの直径に合わせた44ミリのバイメタルホールソーを装着した電動ドリルで、合計16個の穴を2×4材に貫通させます。

16個も連続して直径44ミリの穴空けをすると、ドリルのモーターが悲鳴を上げます。初めはフリーマーケットで入手したMakitaの振動ドリルを使用。モーターの回転数が下がって来たと感じたので、BOSCH振動ドリルPSB 700 REに交換。

なぜ16個も穴が必要か?長さ2メートルの単管パイプが2本しか手元になく、上段には1メートルの単管パイプを継ぐ必要があるからです。下段に2メートルの単管パイプ2本、上段に1メートルの単管パイプ4本を使用することになります。

前回、製作したオリジナル薪棚の作り方を少し、変更しました。4本の長い柱は同じ高さとし、板ガラスを載せる垂木?を屋根勾配3ºとなるよう、斜めに柱に固定しました。

幅広の板ガラスは長さ2メートルのものを一枚、幅が狭い板ガラスを一枚、半分重ねるようにして垂木の上に載せて薪棚は完成しました。それと、背面に筋交を一本、入れてます。

板ガラスと単管パイプを用いたオリジナル薪棚の製作難易度:5段階で3

Firewood Collection 2024 — Part 18

本日、山から持ち帰った丸太をほぼすべて薪割りして薪小屋の北西部分に積み上げました。薪割りしなくてもよい小径の幹や小枝は、薪ストーブに入る40センチの長さに切断して、すでに薪棚に保管済み。

今季は昨年10月末に火入れして11月上旬から毎日のように薪ストーブを使いました。敷地内に保管できる、燃料として使う廃材や薪の大体7割ぐらいを消費したことになります。針葉樹の廃材は火持が良くないので、すべて広葉樹の良質な薪を燃やしていたとしたら、敷地に保管できる薪のおそらく半分ぐらいの消費になったであろうと思われます。

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Making A Firewood Cutting Sawhorse — Part 3

ホームセンターで60センチの金具付ゴムバンドを買って来ました。

これまでは太い針金やロープを使って、切断する丸太を縛っていましたが、より効率的に丸太を固定できるよう、金具付ゴムバンドを使用することに改良しました。金具を留める位置は、丸太の太さに応じて変更できるよう、2ヶ所に設けました。

ゴムバンドが届かないほど太い丸太はロープで固定。このようにして丸太を固定すると、チェンソーで切断した際に切断面を直角にしやすい。直角であることが重要です。斧で割る際に丸太が垂直に立っている方が割りやすいからです。

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Making A Firewood Cutting Tabletop Sawhorse

曲がった小枝を安全且つ効率的に切断できる仔馬を製作しました。2×2サイズの角材を加工し、相欠き加工を施してクロス型に組みました。2セットで4本足の仔馬になります。

前後の脚を繋げる胴体部分は1×4材を縦挽きして2枚の板にしたものを使用。

ちょっと使ってみて天板の上で仔馬が暴れることがわかったので、F型クランプで天板に固定できるよう、前後の脚の下にそりを取り付けました。

束にするほどの量がない場合にもちょこっと小枝を切断できて便利。

平面がない伐採済みの天然木を切断する場合、V時型の背中に置くと跳ねたり回転することがないので左手は軽く押さえるだけで大丈夫。

Making A Firewood Cutting Sawhorse — Part 2

馬の長さを右側で少し短くして新たに物差しを取り付けました。小枝は束にして一気にチェンソーで切断することも可能なことがわかりました。

曲がった小枝は一本ずつ鋸で切断します。座って切断すると腰に負担がかかるので、卓上版の仔馬を製作する予定です。

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Firewood Collection 2024 — Part 17

腰痛が治ったと思い、浄化槽上に仮置きした細めの幹と長めの枝を切断していたら腰痛が再発しました。それでも卓上スライド丸鋸を使って薪切断作業を続けていると、今度は左手の小指を怪我する事態に。

18年ぐらい前に義父から譲り受けたこの日立卓上スライド丸鋸(C 8FB2)は、最近では木工作業で毎日のように使っており、薪にする細めの幹や小枝の切断にも活躍しています。これまでに天然木を切断していて幾度か左手に怪我をした経験があり、天然木の切断時は慎重になっています。

今回は一度で切断できないほど口径が太い(多分、90ミリぐらい)の幹を、向きを変えて切断しようとしたところ、幹が跳ねて左手小指がフェンスに取り付けたバイスと幹の間に挟まれ、小指の第一関節の辺りを強打する事態になりました。革製手袋を着用していたので、皮膚は保護されており、出血はないものの、内出血している様子がわかるほど。骨がどうなっているのかはわかりませんが、そんなに痛くはなかったので、マスキングテープでテーピングして、作業を続けました。

さらに慎重に切断作業を続けていると、同様の事態がもう一度、起こりました。二回目も同じ左手の小指を強打。冷や汗は出るし、長年使い慣れたはずの卓上スライド丸鋸が凶器に見える。天然木を切断する際は、古い刃を使うようにしているのが丸太や枝が跳ねる原因かと思い、比較的新しい刃に交換しました。それでも木は跳ねる。

今後の対策を考えました。太めの天然木はチェンソーで、細い枝は鋸で切断しよう。平面がないのでバイスで固定できない天然木の切断には卓上スライド丸鋸は使用すべきではないという結論に達しました。

細めの丸太をチェンソーで安全且つ効率的に切断するにはやはり、こういうのが必要になりそうなので、画像を参考にしながら製作する予定です。

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Firewood Collection 2024 — Part 16

予定通りに本日、河川敷で伐倒伐採した立木を自宅に持ち帰りました。伐倒師匠と家具製作師匠は一足早く、昨日から運搬作業を始めたそうです。軽トラを借りて効率よく運搬するのは今日が初めて。私が伐倒伐採した木は、お借りした軽トラを自宅まで4往復(キャタピラー式の運搬車は土手上から軽トラ駐車位置まで8往復)して午前中に運搬作業が終了しました。Suzuki HUSTELRで運搬していれば、6〜8往復は必要だったでしょう。

伐倒師匠はこれまでに軽トラを所有したことがないそうですが、荷台に積んだロープの縛り方を熟知している。荷台の後方部分に横に積んだ小枝の束が落下しないよう、ロープは斜めにクロスさせて縛っている。

薪割りが必要な太めの幹は、木製カーポート内の薪置き場に。

長さが40センチの倍数に現場で切断済みの薪割り不要な枝は、プロパンガスのボンベ交換時に通れる通路を確保した上で、木製カーポート西側の現在は使用していない浄化槽上に積み上げました。

束にした小枝は道路を挟んだお向かいさん別荘宅敷地内に一時的に置かせてもらいました。

私が伐倒伐採した分を持ち帰った時点で昼休みとなり、午後から家具製作師匠が伐倒伐採した分を運搬するお手伝いを始めてすぐに腰痛!その後、腰を使う作業ができなくなり、二人の師匠に迷惑をかけてしまうことになりました。「ちょうど自分の分が終わった絶妙なタイミングでうまいこと、腰痛になったな!」と伐倒師匠にお褒めいただきました。仰せのとおりです。

今回の腰痛は突然やってくるぎっくり腰ではなく、じわじわと症状が現れる腰痛なので、腰に湿布を貼って冷やせばすぐに治りそうです。前回は不覚にも発症後、直後に温泉に行って腰を温めてしまい、激痛になって兄の鍼治療が必要になりました。炎症が起こっているのだから患部は冷やさないといけないのに温めると逆効果になります。

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Another Firewood Shelf

山から持ち帰る薪をできるだけ多く、自宅敷地内に保管できるよう、新たに薪棚を製作します。フレームは2×4の廃材と単管パイプを使用した完全オリジナル仕様。

単管パイプを通すにはAstro Products製44ミリのバイメタルホールソーを装着した震動ドリルで貫通させた穴がちょうどのサイズでした。

長さ2メートルの単管パイプを4本使用。2×4の柱は1×4材の端材を使ってビス留め。柱の底が直接地面に接しないよう、コンクリートブロックの上に柱を載せました。

屋根は厚み10ミリの板ガラス。柱は勾配3ºとなるように斜めにカットしてあります。柱を垂直に立てるには筋交が必要となりました。

薪を置くと安定しました。

2x4材と単管パイプ、板ガラスを用いた薪棚製作作業の難易度:5段階で2

Felling A Slanted Oak (Kashi)

素人には手に負えない、縦方向に大きく裂けた樫をご近所さん敷地内で伐倒のプロが伐倒するという情報を聞き、現場に立ち会わせていただくことになりました。こんな機会は滅多にないので、動画撮影して記録として残しておくことにしました。

ご近所さんの離れとお隣の別荘宅の境界近くに大きく傾いた樫は立っています。伐倒プロの話によると、樫は縦に裂けやすい木だそうです。常緑広葉樹なので、強風や積雪による荷重に弱いことが裂けやすい原因の一つではないかと推測します。この傾いた樫の幹は地面から2メートルぐらいの高さから5メートルぐらいの高さまで裂けており、樹冠の先端部が隣の立木に当たって辛うじて倒れていないという状況です。

樹冠部分にロープをかける伐倒プロ。

危険な立木を伐倒する際に使われるチルホールが準備されている。

チルホールの操作を担当するのはMさん。

思いもしなかった方法で裂けて傾いた樫を伐倒し、根元に近い方から接地させて徐々に幹を太い方から切断されました。

これが樫の葉。大きくて光沢がある鋸葉が特徴。

Firewood Collection 2024 — Part 15

今年の大津市廃棄物減量推進課が実施する伐採木配布事業は昨年に引き続き、応募多数の場合は抽選方式となり、運良く今年も当選して参加することができました。我々に指定された配布時間は午前11:15〜11:30の15分間。

太めの株や長めの幹はこの辺りに残っていました。

所定の時間内に後部座席を倒したSuzuki HUSTLERの荷台に効率よくこれだけの伐採木を積み込むことができました。直前に狙っていた太めの株は松だったようです。だから残っていたのでしょう。

帰路の途中に立ち寄った輝良里(きらり)で昼食。本格熟成うどんのお店ですが、うどんよりも天ぷらが美味しい。効率的に「しが割」が使えるよう、追加でちくわの天ぷらも注文。

持ち帰った伐採木はすべて桜や楠などの広葉樹。今回、気づいたことは長さ1メートルほどの幹なら荷台に積み重ねることができるHUSTLERは意外と積載能力があるということ。軽トラの場合、落下防止のコンパネなどで荷台に壁を作らない限り、積み重ねることができないので、製材していない不規則な形状の伐採木はそんなに載せられないはず。

卓上スライド丸鋸で切断できそうな太さの材はガレージに。

チェンソーで切断すべき、太めの材は自宅敷地の西側に。

この楠と思われる材は長さがおよそ100センチ。以前なら取り敢えず、二等分していましたが、そうすれば10センチの端材が二本できます。今では薪ストーブに入る長さ40センチの薪を二本と10センチの端材、一本になるように切断するようにしています。

この太さの材はチェンソーで玉切りしてから、斧で薪割りします。

薪割り不要な材を薪棚に積み上げました。これだけの量の薪をHUSTLERの荷台に載せて帰ったことになります。薪割りすべき太めの材は、木製カーポート屋根下に仮置きしたので、まだ一段ぐらいはあります。

玉切りした時期を記録しておかないと、いつのものかわからなくなります。

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Firewood Collection 2024 — Part 14

伐倒師匠の指示に従い、現場から持ち帰る細い枝を運搬車に載せやすいようにロープで束ねます。

習得したばかりのもやい結びが役立ちます。

後は運搬車に載せて、土手上の通路を登り、車に載せ換えて自宅に持ち帰るだけ。今季の山での作業も終盤となりました。伐倒師匠は河川敷での伐倒伐採作業の最も効率的な全手順と長年の経験で培われた技を家具製作師匠と私に伝授しようとされているように思えてなりません。私より一回り年上の伐倒師匠は二、三年前から来年が最後と繰り返し言っていますが、来年こそ本当に最後にするつもりなのかもしれません。

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Firewood Collection 2024 — Part 13

昨日に引き続き、今日も土手上に引き揚げた幹と枝を所定の長さに切断します。

卓上スライド丸鋸で一回で切断できない太さ(直径85ミリ以上)の幹は現場で玉切りすることにしました。従って、自宅では基本的にチェンソーを使わないことになります。

40センチの長さに揃えた太めの幹。

伐倒師匠から連絡がありました。自宅に持ち帰る細い枝は、運搬車に効率よく載せられるよう、ロープで縛って束にしておけとのこと。

輪っかを先端に作った短いロープが不足するので、追加で5本ほど用意する必要があります。

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Firewood Collection 2024 — Part 12

私が伐倒伐採した堰堤区間の下流側は、河川敷から土手上にすべて引き揚げたので、綺麗になっています。立木が残る上流側の作業は来季を予定しています。

後方に見える小枝を短く切って束にして、奥の方に分散します。

同じ作業を続けると飽きてくるし、身体の同じところを連続して使うと疲れるので、太めの幹をチェンソーで玉切りする作業も並行して行いました。

当初の計画では持ち運び可能な太さの幹は、自宅に持ち帰ってから玉切りしようとしていましたが、予定を変更して、卓上スライド丸鋸で切断できない太さのものはすべて現場で玉切りすることにしました。

今日はこのぐらいで。

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Firewood Collection 2024 — Part 11

河川敷の伐倒伐採作業を続行します。この日も3名が揃ったので、河川敷に仮置きした枝や幹をすべて土手上に引き揚げました。今年はチェンブロックや手動ウィンチは使わず、ロープとカムラー、シャックルのみで、伐倒伐採したすべての樹木を土手上に引き揚げることができました。

次の過程は土手上に引き揚げた枝や幹を太さに応じて現場で適切な長さに玉切りする作業です。それと現場に置いて行く細い小枝は束にしたものを分散する作業が少し残っています。

左利きの家具製作師匠がチェンソーを扱う様子。調べると、右利き用のチェンソーは存在しないそうです。したがって、左利きの人もチェンソーを扱う際は右利きの人と同じ持ち方をするのが一般的だそうです。家具製作師匠は持ち方が逆(アクセルハンドルを左手で持っている)になっていて使いにくそう。左右どちらも使える私は、右手でアクセルハンドルを持ちます。

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