Okazaki Koen Flea Market — Part 4

1年9ヶ月ぶりに平安神宮前岡崎公園で開催されるフリーマーケットを訪れました。今日は小春日和で半袖姿の外国人観光客を見かけるほど気温が高い。

珍しく、今日はめぼしいものを見つけることができずに会場を後にしました。

今回の主目的はこちら。京都市勧業館みやこめっせで開催中の木工芸漆作品展に出展中の木工師匠に会いに行くこと。

木工師匠は何年も前から出展者の空きが出るのを待っていたそうで、今回、初めて作品展に出展されたそうです。

こちらが木工師匠の展示エリア。昨日から出展されていますが、時計が一つ売れたと言われていました。

木目が美しいこの欅のスツールに目が留まりました。師匠の解説付きなので、製作方法がよくわかる。

この盛り皿の素材はウォルナットと竹、籐だそうです。ウォルナットの継ぎ目は、編んだ竹の下に隠してあるそうです。こういう発想は師匠に聞かなければわからない。

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Making A Small Bench — Part 7

全体にサンドペーパーをかけて塗装する前に、刻印を入れておきました。

通し枘周辺の僅かな隙間に自家製ウッドパテを埋めました。

今回は亜麻仁油を全体に塗布しました。

天板から脚部まですべて桜材を製材、加工した小さな木製ベンチが完成しました。釘やビスは一切使用してません。接合部はすべて枘組みなので、それなりの強度があると思います。

義父母宅の玄関に置く木製ベンチの製作難易度:5段階で4

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Making A Small Bench — Part 6

つなぎ貫は通し枘にして、貫通した枘の先端を少し残す予定です。枘は四方胴付き枘とし、木工師匠の助言に従い、短辺側の胴は浅くします。

通し枘の方が加工しやすい。

枘穴の向きも大事。

この時点では貫と脚は接着済みであり、つなぎ貫を固定中。

つなぎ貫に薄い楔を打ち込みました。この部分は切断せずに残します。

最後に4本の脚を座面に貫通させて、楔を打ってから余分を鋸で切り取りました。鋸はヒシカ工業、別所二郎作千年桜シリーズの工芸細工鋸(120ミリ改良刃)を使用。歯振ありですが、そんなに大きな傷は付きません。

9割ほど完成した時点でCat ISONに検品してもらいました。後は通し枘周囲の僅かな隙間を埋めて、全体にサンドペーパーをかけて、塗装するだけ。

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Making A Small Bench — Part 5

貫の枘穴を加工しました。枘穴の深さを調整した卓上無断変速ミニボール盤を使って穴を3カ所に掘り、鑿で微調整しました。桜は硬い木なので穴を掘るのも一苦労。

まだ貫は固定していません。

貫の幅は脚と面一ではなく、2、3ミリほど小さく加工しました。

3ºの傾斜で隙間なく脚と接合できるか確認しながら微調整しています。

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Making A Small Bench — Part 4

木工師匠の助言に従い、前脚と後脚の間に渡す貫を枘組みすることにしました。当初は脚に切り欠きを加工してその間に貫を横から入れる簡単な方法を考えていました。その方法では強度に問題があるとのことです。

先に貫の枘を加工しました。私が加工した枘は四方胴付き枘というらしいです。短辺側の胴が深すぎると師匠は言われていました。強度を考えると、枘はできるだけ大きくした方が良いそうです。

3ºの傾斜で座面から脚が外側に開かないように設計しました。このようなデザインなら壁に座面が接するように設置できます。しかし、座面の幅がおよそ210ミリと狭いので壁を背もたれにしようとするとちょっと窮屈。

貫の枘も3ºの傾斜。

つなぎ貫を一本、貫の間に渡す予定です。

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Making A Small Bench — Part 3

枘穴の位置を墨入れしました。こちらは裏側。

こちらは表側ですが、長辺方向が長過ぎました。木工師匠によるとこれでは楔が二枚必要になるかもしれません。

師匠が言う通り、長辺方向の隙間が多過ぎます。

枘穴を二方向に斜めに彫るのは容易なことではありません。

この部分は平面になっていなかったので、片側を少し彫って平面を出しました。このままでは一本だけ脚の長さが2、3ミリ短くなるので、他の三本を最も短くなるこの脚の長さに合わせて切断しました。

平面ではない耳の部分を残すとこのような加工が必要になります。

4本の脚を座面に貫通させました。

枘は10ミリほど突き出ています。楔を打ち込んで脚が動かなかったらこの状態のデザインが良いのですが、師匠によると、幕板(桟)はやはり必要とのことです。しかも、枘組みすべきとか。どんどん難易度が上がります。

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Making A Small Bench — Part 1

義父母宅の玄関に置く小さなベンチを製作することになりました。デザインはこんな感じ。義母が阪急百貨店で撮影したこのベンチ、価格は3万5千円ほどだそうです。樹種はナラのように思います。

早速、大きく反った桜の無垢一枚板の平面出し作業に取り掛かりました。トリマーを使った平面出し専用治具で少しずつ削る作業に半日ほど要しました。作業場と化したガレージ内は桜の香りが充満中。

裏も表も両面の平面出し作業を終えると、座面となる板の厚みがおよそ20ミリになりました。

脚部の材も同じ無垢の桜。角材4本の一辺はおよそ26ミリで、貫通枘採用で座面高が420ミリになるよう、長めに切断しました。阪急百貨店で売られているベンチの脚は真っ直ぐ直立しているように見えますが、それでは面白くないので、二方向に斜めの脚にしよう。

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Making A Cupboard — Part 22

全体に建築用荏油を塗布して、3面が磨りガラスで囲まれた食器棚がほぼ完成しました。

手元にあった紫檀の端材を加工して把手にしました。似合いそうにないマグネットキャッチは使用せずに、天板との接触面に薄板を貼って、勝手に扉が開かないように調整しました。

Cat ISONによる検品も終わりました。まだ食器は入れていません。

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Ise Jingu Miyama Cedar — Part 11

11月21日は奥伊勢大台にあるこのホテル(Fairfield BY MARRIOTT Mie Okuise Odai)に泊まりました。昨年10月にC/2023 A3 (Tuchinshan-ATLAS) 撮影旅行の際に淡路島東岸で宿泊したホテルと同じ系列。今回の目的地は5年半ぶりに訪問する伊勢神宮内宮。2009年10月の台風18号の影響で風倒木した御山杉(神宮杉)の切り株を現地で確認することが主な目的です。

五十鈴川の河原にある市営宇治駐車場(内宮B6駐車場)に車を停めました。午前9時前なので市営駐車場はがらがら。昼を過ぎた帰りは今にも満車になりそうなほど混んでいました。

三連休のおかげ横丁も朝はこんな感じ。Starbucksに立ち寄ってから内宮を目指しました。iOSの言語を英語に設定しているApple Mapsを使っていてわかったことですが、これまで”Naigu”と呼んでいた「内宮」は正しくは”Naiku”だそうです。

五十鈴川御手洗では水面に反射する紅葉が綺麗。

根元近くで直径が2メートル近くあるこのような神宮杉の巨木が強風で倒れるのは極めて稀なことです。

現在の正宮周辺には風倒木で倒れた神宮杉の切り株が見当たらなかったので、令和15年(2033年)式年遷宮敷地周辺を探しました。

式年遷宮敷地に兄弟杉の切り株が見えますが、直径から判断してこれではなさそう。

ここにも同じような兄弟杉の切り株がありますが、これも違うだろう。

誰か詳しそうな人で、話しかけることができそうな人に聞かないとわからないかなと思いながら、半ば諦めて正宮の北隣にある荒祭宮方面に向かって歩いていると、落ち葉を掃除している職員さんがおられました。

この人なら詳しそうなので、携帯電話での通話を終えたばかりの若そうなこの職員さんに2009年10月の台風18号で倒れた神宮杉のことについて尋ねてみました。当時は伊勢神宮で働いていなかったそうで、近くにおられた年配の別の職員さんを紹介してくれました。

その方は当時のことをよく覚えておられて、地図でこの辺りだと教えてくれました。16年前の正宮付近なので、現在は令和15年(2033年)式年遷宮敷地周辺になります。中でも大きな木だったそうですが、切り株はないので倒れた場所に行ってもわかるかどうかな?という感じでした。

式年遷宮敷地から石の階段を下りて、右側にあった巨木とのことです。2009年以来、風倒木の被害に遭った神宮杉はないと言われていました。

階段上の方から撮影したこの写真が最もわかりやすい。大きな窪みがあるところに立っていた巨木です。

近くから見ると窪みの淵に樹皮が残っているのがわかります。2009年10月10日の中日新聞記事によると推定樹齢800年の神宮杉(御山杉)は高さ約40メートル、根元近くの直径約3メートルということですからここで間違いないと思います。

正宮前の参道を塞いだということに頷けます。

手元にある御山杉を特定することができ、その希少性が十分に理解できました。

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Making A Cupboard — Part 21

手元にある蝶番のサイズがちょうどだったので、これを利用します。

トリマーを使って2ミリほど掘り下げました。端部は鑿で微調整。材がある程度、硬いのでこのような細かな加工ができます。

錐で穴を空けてから#1のドライバーでビスを留めました。この程度の深さであればガラスに干渉することはありません。

食器棚側板にも同様の加工を施して、蝶番を付けました。

修正することなく、一発でうまく行ったと思っていたら。

扉と側板の間に若干の隙間ができました。隙間なくピタッと合わせるには軸の部分を少し掘り下げるべきでした。そう言えば、木工師匠がそのような助言をしてくれていたのを思い出しました。

把手をどうするか未定です。マグネットキャッチを使うかどうかも。

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Making A Cupboard — Part 20

固定した天板のみ、先に荏油を塗布してみました。無垢の杉一枚板の木目が際立ちました。

壁際に設置したら見えない背板も無垢の杉一枚板なので、背板にも荏油を塗布しよう。

棚板を受ける角材の端部を反り台鉋を使って曲面加工し、木ダボが棚板に接するようにしました。これで無駄な部分が隠れ、棚板が木ダボの上に直接載るようになりました。

二枚の棚板自体も前面のみ、削って薄くしました。これで扉を開ければ見える前面がすっきりしました。

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Making A Cupboard — Part 19

いよいよ天板を加工します。杉一枚板の天板は側板と背板の内側に落とし込む構造を考えました。前面を除く三方の端の方に溝を切り、角材を入れました。この角材が天板の反り防止を兼ねている。

その前に側板の磨りガラスをフレームの溝に入れて、固定する必要があります。

磨りガラスを左右の側板と扉の3面に使用した食器棚製作の最終段階に来てやっとガラスを固定することができます。ガラスを嵌めた状態で木部のフレームや棚板を加工しようとすると、ガラスが割れる恐れがあるためです。すでに板ガラスの隅の方が一部、欠けています。

天板の固定は木工接着剤に加えて、内側からステープルを打ち、接着強度を高めています。

棚を受けている角材の端が前面から見えていて、その下にさらに長い木ダボが見えています。デザインとしてこれで良いのかどうか思案中。

完成間近の食器棚を木工師匠に見ていただきました。扉の取り付け方に関してアドバイスしてもらいました。棚の取り付け方に無駄があるとの指摘を受けました。今から無駄を省くことはできないので、なんとか隠す方法を考えます。

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Making A Cupboard — Part 18

最上段の棚は高さが低くなるので、棚板を載せるか迷いましたが結局、棚を載せることにしました。桟の内側に棚受けを木工接着剤とステープルで留めました。

最上段の棚も無垢の杉板を使用。

最上段の棚は桟と面一としました。

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Making A Cupboard — Part 17

棚板の左右に浅い溝を切って桟の上に載せます。1ミリ未満の精度が求められるので、自作のトリマーテーブルを使いました。

桟の上に載せるとこんな感じになります。前面から見た時に桟の端が邪魔になりそうですが。

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Making A Cupboard — Part 16

扉に磨りガラスが収まった段階で、扉を側板の上に載せてみました。扉下のフレームの処理が変なので、

コロ付きボーズ面のビットを装着したトリマーで面取りしました。

棚板二枚を加工します。

反りが少ない薄い幅広の杉一枚板が不足したので、二枚を繋ぎます。

棚板の下に桟が必要になりました。

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