Making A Whetstone Table — Part 5

研ぎ台として使用しない時はテーブルとしても使えるよう、水を入れる容器(オイルパン)の蓋を作ります。オイルパンは正方形ですが、コーナー部分が丸みを帯びていて且つ、底に向かっておよそ15ºの傾斜があります。左右両端の板を弧を描くように切断するにはジグソーが適している。先日、工具市で入手したBLACK + DECKER製コンパクトオービタルジグソー(KS701PE)の出番です。

KS701PEの主な仕様を以下にまとめておきます。

品番KS701PE
電源AC100V 50/60Hz
消費電力520W
ストローク長19mm
ストローク数0~3,000回転/分
能力木材:70mm、軟鋼:5mm、アルミ:15mm
傾斜切断左右45º
本体寸法H195 x W68 x L220 mm
本体重量約1.9kg
コード長3m

傾斜切断が左右45ºの意味を理解せずに、15ºの傾斜切断になるように設定しようとしたら、どうやらできないらしい。直角90ºか左右に45º傾けるかの3つの選択肢から選ばざるを得ないことがわかりました。取扱説明書を読むと、「ベースプレート後方にある3ヶ所の凹部分を本体の凸部分にしっかりと嵌め込む」とあります。つまり、選択肢は3つということです。

TOSHIBA製卓上電気糸鋸盤(SC-60)を使えば傾斜切断できたかもしれません。

コーナー部分はグラインダーで削って、およそ15ºの傾斜にしました。

棚には砥石台に載せた砥石が置けます。

使用時はこんな感じで蓋の一部を外しておきます。棚に待機中の砥石、天板付近には使用中の砥石と水を満たしたオイルパン改。かなりの重量となるので、研ぎ台が安定します。完成した研ぎ台を持ち上げようとしたら、オイルパンを支えるフレームが浮いたので、垂直方向に4ヶ所、ビス留めしました。

椅子の座面高より少しだけ高くなりましたが、この姿勢で研ぐと、均一に力が砥石に伝わります。後方を少し持ち上げるような傾斜を付けると、尚、研ぎやすいかもしれません。

研ぎ台製作作業の難易度:5段階で3

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Making A Whetstone Table — Part 4

研ぎ台の桟としても機能する角材4本を脚部に取り付けます。段違いではなく同じ高さに取り付けるので切り欠いた接合部分に細工が必要です。

C型クランプと自作のクランプを使って固定中。まだビスは使用しておらず、水平方向は木工接着剤で固定できそうです。

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Making A Whetstone Table — Part 3

研ぎ台の脚部に砥石を収納するための棚を製作します。棚を受ける4本の角材は桟としても機能します。

新コロ感染による後遺症なのか、最近は嗅覚がすぐれないので木材切断時の香りから樹種を特定できなくなっています。切り欠き部分は卓上スライド丸鋸と鑿を使って切削しました。

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Making A Whetstone Table — Part 1

DIY Table Saw

理想的な研ぎ台を廃材と端材を使って、一から製作することにしました。自作のテーブルソーを使用するようになってから、幅が小さい木材の縦挽きが便利になりました。

天然砥石館体験コーナーの研ぎ台

デザインは亀岡の天然砥石館体験コーナーで実際に使用されている研ぎ台を参考にします。但し、水を入れる容器はバケツではなく、エンジンオイル交換時に使う廃油用オイルパンを使う予定です。

4本の脚と正方形のAP 6Lオイルパンを支えるフレームを仮り組みしました。接合部は相欠き継ぎ。

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Modifying The Whetstone Table

Cat ISONのトイレ枠を改造した研ぎ台の高さを調整するため、板金処理した天板を撤去し、高さを低くしてから無垢の杉材で新しい天板を取り付けました。そして、砥石を置く棚を合板で取り付けます。

分厚い天板は撥水効果があるウレタンクリアーを20回ほど塗り重ねました。側板と脚、棚板は2、3回塗り重ねました。

塗装を終えて完成と言いたいところですが、使い勝手が今ひとつ。水を入れた容器を置くところがないという大きな欠点がこの研ぎ台にはあります。

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DIY Mailbox for Small Packages — Part 4

完成した小包、回覧板用メールボックスが雨漏れしていないか確認。

蓋を開けると回覧板が入ってましたが、雨漏りはしていないようです。

前面の杉板に番地を表示したアルミのプレートを取り付けました。

ついでにすぐ横に設置したインターホンにもガルバリウム鋼板製の屋根を取り付けて、本体の周囲にコーキングを打ちました。コーキングは大事です。隙間から虫が入って巣を作るようなことがあると、接触不良等の故障の原因になる場合があります。

小包、回覧板用メールボックス製作作業の難易度:5段階で3

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DIY Mailbox for Small Packages — Part 3

杉板の端材を前面に取り付ける前に耐水性に優れたWRCの角材を二本、横に渡しました。側板の木口が12ミリしかないので、ビスは使わずにエアネイラーで杉板を側板に固定。蓋を開けることなく、何か入っているかを確認できるように、隙間を設けました。

ほぼ完成した小包、回覧板用メールボックスをガレージ壁面に取り付けましたが、横に渡した二本の角材が何か変。

メールボックスを一旦取り外して、二本の角材を切断し、クリアの防腐防虫剤を塗布しました。そして、ボックスをトリムボードの内側に設置し直しました。

タイミングよく小包、3点が届けられたので、メールボックスに入れてみると、ぴったりのサイズでした。外寸はW410 x H450 x D148ミリ。

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DIY Mailbox for Small Packages — Part 2

屋根(蓋)に板金加工を施します。板金作業が苦手なので、トタン板を使って練習しました。結果、墨線を間違ったので、本番のガルバリウム鋼板には念入りに墨線を何本も引いています。

口巾45ミリのツカミ箸、使い方は多分合っていると思いますが、本職用の道具なので慣れが必要。鋼板を折り曲げる際は一気に直角ではなく、少しずつ曲げると良いようです。長い柄のどの辺りを持つかで力加減を調整すると綺麗に折り曲げることができることに気付きました。

厚み12ミリの木口に釘は打ちたくはなかったのですが。

前面にも杉板の端材を使用する予定。まだ固定していません。

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DIY Mailbox for Small Packages — Part 1

12ミリ厚の合板と杉板を使って、回覧板と小包用の郵便受けを製作します。電気丸鋸用溝切りカッターを使って深さ5ミリの溝を二回に分けて切削しました。幅がおよそ12ミリになります。

仕上げは作里鉋で。

側板と背板は12ミリ厚の合板、底板は同じ厚みの杉板を使用。木工ボンドを接合面に塗布し、エアネイラーを打ってからクランプで締めて、隙間がないように。

屋根(蓋)勾配はおよそ8ºとしました。蓋は蝶番を使って開閉式とします。

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Another Scrap Wood Storage — Part 2

合板の端材を載せてから細めの角材や板材を順に積み上げて行きました。

端材を積み上げるとかなりの重量になりますが、必要以上に頑丈に作ってあるので、桟が撓むことはないでしょう。

足場兼庇の屋根裏端材置き場製作作業の難易度:5段階で3

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Another Scrap Wood Storage — Part 1

母家の周囲に大量の端材が置いてあります。どれも薪にして燃やすには勿体無い、中途半端な大きさの端材です。雨水がかかるところに立てかけたもので、木口が土の地面に接している、特に松系の端材は、時が経てばシロアリなどの虫の餌食になります。そこで、考えたのが母家の北側に製作した、煙突修理用の足場兼庇の下に端材置き場を設けること。

足場兼庇を支える二本の柱とログウォールの間に梁を渡しました。取り付けた二本の梁の間に二本の桟を渡し、さらに十字形に交差する細めの角材を取り付けました。

庇の下に入るだけの端材を載せる予定なので、端材の重みで梁が下がらないように頑丈に取り付けました。上げ下げ窓の上半分を塞ぐことになりますが、カーテンしっぱなしの北側の窓なので、上半分を塞いでしまっても良いだろう。網戸が交換できる隙間は残しておこう。

Another Scrap Wood Storage — Part 2へと続く。

Fixing Another Gutter

1月末の大雪の被害に遭った北西側の軒樋を修復しました。この短い軒樋の斜め下には小屋があって、軒樋から溢れた雨水は小屋の屋根上に落ちていたので、まあこのままで良いかと思い、2ヶ月近く放置していました。

小屋の屋根上に座り、ガルバリウム鋼板製の軒樋を一旦、取り外してから曲がった金具を修正しました。この金具、よく見ると30ºの屋根勾配用と書いてありました。実際には屋根の勾配はおよそ40ºなので、屋根を葺き替えた時に金具を曲げて取り付けていたのかもしれません。屋根葺き替え時に鼻隠しの取り付け角度を屋根面に対して直角に変更したために、軒樋を支える金具の取り付け角度が屋根勾配に合わさなければならなくなり、金具の選択肢が少なくなったことがそもそもの原因ではないかと思います。

母家南側の軒樋

このガルバリウム製軒樋は積雪に弱い印象があるので、いずれは樹脂製の軒樋に交換しようと考えています。その際に鼻隠しの取り付け角度を垂直に戻した方が良いだろう。

Extending The Scaffolding — Part 5

延長部分の古材を使った柱と桁の間に短めの方杖を追加しました。

波板を保護する合板のストッパーも延長部分に追加。材はWRCの端材。

延長部分が少し、外側に出ていますが、ストッパーの内側にスペーサーを取り付けて調整しました。

最後に延長部分の柱と破風板を塗装して作業終了。足場兼庇を東側に延長したので、これで短い方の二連梯子を屋根上に載せればいつでも煙突の東側に登って作業できます。

足場兼庇の延長作業の難易度:5段階で3

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Extending The Scaffolding — Part 4

金属製の軒樋も延長しました。

短めの方杖を45ºの角度で加工。

この部分に方杖は不要かもしれませんが、足場を兼ねる庇なので強度は重要。短い角材の端材なら薪にするほど蓄えがあるので使ってしまおう。

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Extending The Scaffolding — Part 3

予定を変更し、延長部分に垂木をもう一枚取り付けました。材の幅が89ミリではなかったので、スペーサーを入れて高さを調整しています。

ガルバリウム波板を葺きました。2山半重ねで働き幅が567ミリであることをすっかり忘れていて、幅が不足したので、トタンの波板を再使用して不足分を補いました。

トタンの部分だけ色が違いますが、足場兼庇としての機能に問題はないのでまあ良いでしょう。

取り外していたWRC製破風板を取り付けました。不足分は杉板の端材を加工。

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