Kit Garage “Huron” Staining Again After 10 Years — Part 3

緑のカビが目立つようになった北側の外壁も再塗装。

晴れた日はニホンミツバチの活動が活発になるようで、再びお隣さんから連絡がありました。同じ巣箱から二回目の分蜂をお手伝い。洗濯用ネットに捕獲したミツバチの群れを引っ越し先となる重箱の下に持って行き、新居に入るのを待ちます。女王蜂が群れの中にいれば成功する可能性が高いそうです。

北側に引き続き、母屋に面する西側外壁も再塗装。

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Kit Garage “Huron” Staining Again After 10 Years — Part 2

ガレージの南側を再塗装したのが去年の6月なので、およそ1年が経過しました。塗料を入手したので色褪せた東側の外壁も再塗装します。

畑で作業中のお隣さんから連絡がありました。ニホンミツバチが分蜂しそうとのことで、引越しのお手伝い。

半日で東側の外壁再塗装が完了し、南側と同じような色になりました。使用した塗料はナフタデコールのウォルナット。北側と西側の再塗装がまだ残っています。

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Cedar Tabletops — Part 20

節周辺の隙間に埋めたウッドパテの色が今ひとつであり、目立ちすぎるので、やり直すことにしました。

濃色のウッドパテを自作して埋め直しました。

今日は天板加工の依頼主であるK氏が来られます。

こうやって見ると、木工師匠が言われていた通り、脚部に塗装した色(OSMOウォルナット)と天板の色が合っている。

天板として使うのは初めて?現場での改装作業が完了するのがまだまだ先のようで、出来上がった天板を持ち帰っても置く場所がないそうなので、直前までこちらでお預かりすることになりました。

二枚の天板は雨水がかからないポーチに仮置きします。

今日は脚部のみ、持ち帰られました。次回は現場での設置となる予定です。

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Cedar Tabletops — Part 19

#240のサンドペーパーをかけて、やっと天板表側に塗装する準備が整いました。ちょっと迷いましたが、荏油の塗装には刷毛で塗り広げてから余分をウエスで引き取る方法を採用しました。赤身の部分は水で濡れたようにさらに濃色になり、白太の部分は色の濃さにほとんど変化はない。

天板Aの表面を刷毛で塗り広げた直後は光沢があって反射しています。

耳の部分(側面)も塗装後に、余分をウエスで拭き取りました。光沢がなくなり、しっとりとした良い感じになりました。

続けて天板Bも塗装。

ウリンの端材を使って加工したチギリの部分はもっと濃色になるかと期待していましたが、さほど変化はない。

余分を拭き取りながら、年輪を数えてみました。芯に近い中心部分は年輪の間隔が比較的広く、白太の部分に近づくほど間隔が狭くなっている。一般的な杉材の広い間隔ではないことは搬入時に気付いていましたが。数えた年数はなんと260年以上!

これだけ年輪が密である杉は、北限と言われている本州最北の秋田か青森かなと思いつつ、調べてみると天然秋田杉である確率が極めて高いことがわかりました。Wikipediaによると、「天然秋田杉(てんねんあきたすぎ)とは、秋田県の天然のスギである。木曽ヒノキ、青森ヒバと並ぶ、日本三大美林のひとつ。樹齢は200 – 250年である」と書いてある。さらに、人工的に植栽した秋田杉とは異なり、枝打ちや間伐などの世話を施さないため、成長の遅さから年輪の幅が狭く、結果として強度に優れている」とあります。

天然秋田杉の供給は平成24年度をもって終了したそうで、今では入手困難な貴重な材であることは明らか。

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Cedar Tabletops — Part 18

天板の塗装は次回以降になりそうです。その前に脚部を天板に固定するための補助材を加工して脚部にビスで固定しておく必要があります。

木工師匠のアドバイスに従い、脚部はOSMOのウォルナットを塗装します。

少し離れて見ると、枘組みしてあるようにも見えなくはありませんが木目の向きが不自然。

天板にクリアの荏油(荏胡麻油)を塗装すれば、色が濃くなるので、脚部はクリアではなく着色した方が良いとのことです。

脚部と天板のビス留めは現場で行うことになるかもしれません。

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Cedar Tabletops — Part 17

反り防止用の角材を天板の裏側に取り付けます。

右手に持つ角材を加工して。

木工師匠の助言通りに木口から180ミリの位置に脚部を取り付ける予定なので、反り防止用の角材に接する位置に角材をビス4本で固定します。

天板一枚に付き、反り防止用角材は3本。

45ºで斜めに切断した後、さらに角を落とします。

こんな感じ。

木工用接着剤は多めに。

位置合わせ。

DeWALT製インパクトドライバー、暗い所でもLED照明が照らしてくれます。

隙間なく反り防止用角材を天板裏に固定できました。

反り防止用角材は天板Bの裏側にも取り付けました。

#240のサンドペーパーで研磨して次はいよいよ塗装?

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Cedar Tabletops — Part 16

天板Aを脚部の上に載せてみたら、天板裏の平面出しができていないため、ぐらぐらして安定しないことがわかりました。裏側も平面出しすべきでした。お借りしている大型の電気鉋で両端部分を中心に削りました。合計すると天板Aは10ミリ近く、天板Bは10ミリ以上、削ったことになります。

段差は平鉋で。

節の周辺は逆目になりやすいので要注意ですが、裏側なので少々の傷は良しとしよう。

裏返した天板の上に脚部を載せてみると、隙間がほとんどなくなっている。

裏側耳の部分は豆鉋で面取り。

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Cedar Tabletops — Part 13

面取りは豆鉋で。

二枚の杉板を縦に並べてみました。長さが4メートルと少し。

#100から#240のサンドペーパーで天板の表面を処理中。

こうやって見るとなかなか迫力があります。

二枚の天板の間は少なくともこのぐらいは間隔を空けて設置することになると思います。

京都の油専門店、山中油で入手したこの荏油を塗りたくてしようがないのですが、完成直前まで塗らない方が良いとのことです。

木工師匠に来ていただきました。節の周辺に鉋の削り傷がついた原因は、逆目になったからです。節の前後で鉋の向きを変えなければならないそうです。傷はグラインダーを使えば修復可能かもしれません。

節周辺の隙間に埋める自作のウッドパテは木粉がもっと細かい方が良いそうです。

脚部はOSMOのウォルナットなど、濃い色に塗装した方が良いとのアドバイスをいただきました。

ビスが丸見えのSPF、上手に隠す方法を教えていただきました。

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Cedar Tabletops — Part 12

大型の丸鋸を使って、天板B席側の耳の部分を斜めに縦挽きします。

角度は10ºぐらいだったと思います。

軟らかい白太の部分になるので、難なく縦挽きできました。

天板Aとの接合部分の幅を合わせるため、席と反対側の耳を鋸で少しだけ縦挽き。

案外、簡単に切れました。

天板Bも表側はほぼ平面になりました。

天板Aとの接合部分ですが、少し間隔を空けて並べる予定です。

二枚の板の厚みは大体同じになるよう削りましたが、天板Bの方が5ミリほど分厚い。

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Cedar Tabletops — Part 11

天板Aのチギリを取り付ける作業を続けます。まずはナイフで切り込みを入れて、

トリマーを使って12ミリほど掘り下げてから鑿で微調整。

ウリンの端材から作った蝶を埋めて木工接着剤が乾燥したら、余分を鋸で切断。

天板Bの裏側に埋め込むチギリは桧の端材を使用。チギリとして使用する材は天板の杉よりも硬ければなんでも良いと聞きました。

色は濃い方が格好良いですが、裏側なので白っぽい桧で良しとしよう。

天板Bは割れがひどいので、裏側は3個のチギリを埋め込みました。

慣れた頃にチギリ加工作業は終了しました。

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Cedar Tabletops — Part 10

天板Bの表側にチギリを取り付けます。トリマーで掘る穴の深さはおよそ12ミリ。

追い入れ鑿で墨線ギリギリに切削。

杉材は比較的、軟らかいので加工性はどちらかと言えば良いですが、0.1ミリ単位の精度となると良く研いだ鑿が必要。

木工接着剤を底面と側面に塗って、

穴に叩き入れます。

しばらく乾燥させてから余分を切り取ります。

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Cedar Tabletops — Part 9

大型丸鋸を使って天板Bの余分を切断します。この大型丸鋸に合わせて簡易の丸鋸用定規を作りました。

裏表から二度に分けて切断するとなると、面倒なことになりますが、この大型丸鋸なら最大切り込み深さが90ºで97ミリなので、板厚75ミリの天板なら一度で切断できます。

こちら側は根本に近い方なのか、材が硬くてなかなか前に進まない。

切断面に焦げ跡が見えます。

ウリンの端材を使ってチギリを加工中。使用した鋸は別所二郎作の210ミリ硬木用片刃鋸。縦挽きにも使えると言われていた通り、硬いウリンの斜め切りも思惑通りに切れます。

細かな部分は追い入れ鑿で。

入りやすいように若干の傾斜を付けながらやすりで調整。

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