Singapore GP 2016 — Sunday (Race)

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シンガポールGP決勝の観戦は自席があるベイグランドスタンドのダークグリーンで。この巨大な常設グランドスタンドはマリーナベイに面しており、背景となる金融街の夜景を存分に楽しみながら、レース観戦できます。

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自席からの写真撮影は半ば諦めていましたが、LUMIX G VARIO 35-100/F2.8が思いの外、 ナイトレースで使えそうなので、ほぼすべてのラップでシャッターを切り続けました。

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シャッタースピードは1/250秒、ISOは2500、露出補正-0.7EVに固定しました。この設定なら絞りは自動的にf/2.8になります。マニュアルフォーカスで置きピン。

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時々、Formula 1® Appのライブタイミングで順位を確認。

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ホテルで昼寝できなかったためか、観戦中に睡魔に襲われそうになりました。

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これまでならシャッタースピード1/250秒でこんなに明るく撮れなかったけれど、F2.8通しの明るいレンズのおかげで、公開できそうな写真が撮れました。

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今年は珍しく、セーフティーカーが出動したのはオープニングラップのNico Hülkenbergのクラッシュ時のみ。2016年度シンガポールGP決勝で表彰台に立ったのは、

  1. Nico Rosberg MERCEDES
  1. Daniel Ricciardo RED BULL RACING TAG HEUER
  1. Lewis Hamilton MERCEDES

年間チャンピオンになったことがないドライバーがシンガポールで優勝したのは初めてのことだそうです。

今年はもう一つ、例年とは異なる状況がベイグランドスタンドでありました。我々の席があったダークグリーンの列の後方におそらくツアーで参加された同胞の観戦客が多数おられました。

Singapore GP 2016 — Mondayへと続く。
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Singapore GP 2016 — Saturday (Queen + Adam Lambert)

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F1予選が始まる前にパダンステージに登場したのはイギリスのバンド、BASTILLE。アルバム、Bad Bloodに収められたPompeiiは私も知っているヒット曲。BASTILLEは Music Festivalにも登場するバンドですが、今回はQueenの前座になっています。ボーカルのDan Smithがコンサートの最後にちょっと皮肉交じりに”Enjoy Queen!”と言ったのが印象的でした。

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兄から借りたLUMIX G VARIO 35-100/F2.8の主な用途は、ジャズライブでの撮影だそうですが、確かにこのレンズは明るいのでライブでの撮影にも適していそうです。

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今年のFan Zoneは、ステージの前方に4つの区画に別れており、我々はSRC側、前の方の区画の最も後方に陣取りました。ゾーンを分けるフェンスがちょうど背もたれとなり、座って長時間、待つにはうってつけの場所でした。

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Queen + Adam Lambertのコンサートは、1973年リリースのSeven Seas of Rhyeから始まり、誰もが知るヒット曲のオンパレードが続きます。

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ギタリスト兼天文物理学者のBrian Mayが進行役のようです。カメラ2台を取り付けた自撮り棒を回転させると、ステージ上のスクリーンに観客の様子が写し出される仕組み。

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ステージの前の方に来てくれると、かなり近い。30数年前に行くはずだった大阪でのライブに行けなかった私としてはこんなに嬉しいことはありません。

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天文物理学者らしい演出。

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Bohemian RhapsodyではFreddie Mercuryとの共演も。Adam Lambertが、「みなさんと同じように私もFreddieのファンだ」と言っていたのが印象的でした。

Bohemian Rhapsodyの動画、頭の部分が切れていますが…

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Under Pressureでは今年の1月に亡くなったDavid Bowieがスクリーンに登場。Brian May、Freddie Mercury、Roger Taylor、共に1940年代後半生まれなので同世代になります。

iMovieで編集した動画をYouTubeにアップロードしました。

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シャツを着替えて再登場。アンコールは、”We will rock you”と”We are the champions”。観客がアンコールを待ちながらすでに”We will rock you”を歌っていました。

アンコールからイギリス国歌(God Save the Queen)まで8分56秒。

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Roger Taylorをアシストしていたドラマーは彼の息子、25歳のRufus Tiger Taylor。Rogerの若い頃にそっくり。

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これまでに観たコンサートの中で最も完成度が高い素晴らしいパフォーマンスでした。幕が下りるとDavid BowieのHeroesが流れていたので、追悼の意味合いもあったのかもしれません。

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午前0時半ごろにコンサートが終わり、開放されたトラックを経由して帰路につきました。

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明日は決勝の日ですが、すでに山場は越えたような錯覚がありました。

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Singapore GP 2016 — Friday (P1&P2)

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Hotel Fort Canningを昼前にチェックアウトし、日曜まで3泊するSwissôtel Merchant Courtにタクシーで移動しました。シンガポールにはスイソテルは二つあります。サーキットトラックに隣接する方は、シンガポール政府がホテルに対して課すF1税の税率が高く、その分が宿泊料金に反映されて、異常に高くなるので、税率がより低いクラークキーの方のスイソテルを予約していました。

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Swissôtel Merchant Courtにチェックインすると、通された3階の部屋にはガラスのテーブルにウェルカムギフトが置いてありました。T9外側のスイソテルと同じチョコだと思います。この時期の宿泊客は大半が我々のようにF1観戦を目的とした観光客か、チーム関係者です。このホテルではPirelliのイタリア人スタッフを数名見かけました。

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ホテルから4番ゲートまでの道のりを調べようと、Google Mapsを立ち上げると、地図上にサーキットトラックが現れました。交通規制状況もリアルタイムで反映されています。タクシーの運転手もGoogle Mapsを使用していました。我々は徒歩でT12の近くにある4番ゲートを目指します。

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この日、兄に借りたLUMIX G VARIO 35-100/F2.8を初めて、E-P5に装着し、試写してみました。F2.8通しの明るい中望遠レンズなので、ナイトレースの撮影には適しているはずです。高級なレンズだけあって、かなりシャープな写りです。

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橋を渡って川沿いを東に進み、4番ゲートへ。

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今年はパダンステージのレイアウト変更に伴い、ゲート番号も変更になりました。

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金曜なのでゲートは空いています。すぐ近くに5番と6番ゲートがあり、土曜と日曜も比較的、空いています。3番と7番ゲートが最も混雑します。

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Jubilee Bridgeは渡らずに、ドリアン劇場の前を通過して自席があるZone 3のBay Grandstandへ向かいます。

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サーキットトラックの上に渡してある陸橋の中はこんな感じ。現地の英語ではOverpassと言います。地下通路はUnderpass。

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P1開始までにベイグランドスタンド内に設けられた屋台で高級なホットドッグで腹ごしらえ。Burger Bistroという名前のこのお店は去年も利用しました。ボリュームがあります。

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ダークグリーンの自席からT18を見るとこんな感じで、一見して良い写真が撮れそうですが、P1が始まると、今はおとなしく待っている人も立ち上がってスマホで写真撮影したり、ひっきりなしに通路をウロウロする人がいるので、あまり良い席とは言えません。しかも、レコードラインは向かって右から左なので、マシンはほとんど見えない。それでも金網が視界を遮らない場所は、この巨大な常設スタンドの中でもこの辺りだけです。

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幸いにも金曜、特にP1を観戦する人は少ないので、 事実上の自由席になり、空いている席に移動して写真撮影することが黙認されています。しかし、他人の視界を遮るような、自己中心的な行為をすると、案内係やセキュリティースタッフ、別の観戦客に叱られます。

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シンガポールフライヤーに最も近い通路は使用禁止となっていますが、席とチェーンの間にある隙間に立って写真撮影する人が毎年います。(私も去年まではここで撮影していました。)ここなら誰の視界も遮らないので、構わないだろうと思うのですが、去年あたりから拳銃を持ったセキュリティースタッフが席に着くように注意するようになりました。

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レンズの焦点距離はこれで望遠端の100mm(35mm換算で200mm)ですが、ちょっと遠い。

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この角度からは満足できる写真が撮れない。

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より近い方に少し移動しました。カメラの設定はシャッタースピード優先オート、ISOはマニュアルに設定し、絞り値を見ながら光量に応じて変えています。上の画像ではISO 200、f/3.2。

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クロップしてみました。見かけはチープなレンズなのに、実際は高価なレンズだけあって写りはシャープ。

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P1が終了する頃にはかなり暗くなります。夕暮れ時の光量は激しく変化するので、カメラの設定変更が忙しくなります。

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毎年のように誰かがトンネルの中で壁に突っ込みますが、今年はNico Rosbergでした。T18手前の短いストレートで減速しながら走行していたにも関わらず、トンネル内でクラッシュしたのはマシンに何か問題を抱えていたのかもしれません。

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P1が終了すると、パダンに通ずる新しい陸橋を渡り、ダンカンのところを経由してステージを下見しました。Fan Zoneにはそれほど人が集まっておらず、出入り自由でした。今夜はKylie Minogueですから。明日の予選はFan Zoneの中に陣取り、ステージに設置された大きなスクリーンで観戦し、そのままQueen + Adam Lambertの登場を待つという作戦を練りました。夕食はPadang Terraceで。

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 P2はT13からT14に向かうアクセル全開ストレートの途中で流し撮り。

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レンズはOLYMPUS M.60mm F2.8 Macro。マシンまでの距離が近いので、撮影難易度は物凄く高い。

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去年、一昨年と比べて、今年はエンジン音が大きくなっています。音質は変わらず。

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Singapore GP 2016 — Thursday

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今日はクアラルンプールからシンガポールに移動します。予約しておいたタクシーの窓からペトロナス・ツインタワーを見納め。上の画像は信号で停車中に同行者がコンデジで撮影。

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ホテルから空港(LCCT)まではRM100でした。Google Mapsで調べると距離は60kmで所要時間54分。空港近くのガソリンスタンドで給油しています。燃料はLPガスだろうか。

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預けた荷物の重量は1.5kg、増えて18.9kgでした。携帯型の重量計が活躍しています。

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イミグレ通過後にGST (Goods and Services Tax) の還付を申請するカウンターがありました。マレーシアで消費税が導入されたのは去年の春。GST還付書類の発行に慣れていないお店が多いと聞きます。MacBook (Early 2016) をクアラルンプール市内のAPR (Apple Premium Reseller) で買い求めることも考えましたが、消費税の還付手続きが心配だったので、安心して購入できるシンガポールで入手しようということになりました。

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シンガポール、チャンギ空港に到着。Pacsafe Toursafe™ AT21は機内持ち込み。7kgの重量制限をクリアしていますが、実際に計量されることはありませんでした。カメラ用バックパックもPacsafe製。

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今回の旅行で持参したカメラボディーとレンズ一式。E-P5ボディーに装着しているのはM. Zuiko Digital 17mm F1.8、並べたレンズは左からM. Zuiko Digital ED 60mm F2.8 Macro、M. Zuiko Digital 12 – 50mm F3.5 – 6.3、M. Zuiko Digital 45mm F1.8、そして兄から借りたPanasonic Lumix G X Vario 35-100mm F2.8。

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チャンギ空港からタクシーでこの日の宿泊先、Hotel Fort Canningまで行き、チェックイン。タクシーは通行規制中のCity Hallの方から坂を登ってFort Canning Parkへと進みました。”Fort”とは要塞や軍事施設を表す言葉であり、見晴らしが良い丘の上にあることが多く、Hotel Fort Canningも丘の頂上にありました。オーチャードやクラークキー、マリーナベイも地図で見ると、徒歩圏内にありますが、高低差があるので、「行きは良い良い帰りは怖い」になります。

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Wikipediaによると、この建物は1926年に英国極東司令部として建てられ、第二次世界大戦占領期(1942年〜1945年)は日本軍が占拠。イギリス軍が日本軍に対して降伏した場所だとタクシーの運転手が言ってました。

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チェックインして少し、休憩した後、最寄りの駅(Dhoby Ghaut)からMRTに乗車してCity Hallへ。Dhoby Ghautまでは徒歩で数分であることは知っていました。コンシェルジュに行き方を尋ねると、リフト(エレベーター)を二つ使用したら楽に駅に着くとのことでした。一つ目のリフトはホテルの敷地内にあり、地下1階の駐車場まで降りる。道を渡ってYWCAの隣にカッパ?があり、その中に二つ目のリフトがあるので地上階まで降りると駅はすぐ目の前。

言われた通りに歩いてもカッパ?が見当たらず、二つ目のリフトがどこにあるのか不明だったので、階段を4階分、降りなければなりませんでした。帰り道は登り4階分になります。これでは体力を無駄に消耗するだけなので、カッパ?が何なのか突き止めなければなりません。

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現地チケット回収センターがあるRaffles City Convention Centreで観戦チケットを回収し、同じ建物に入居するAPR、nüboxを訪問するも、なぜか店は閉まっている。

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外に出て、3番ゲートからサーキットパーク内に入れるかどうか、様子をうかがっていると、SRCのスタッフを発見。スイソテルのロビーで休憩していたダンカンに連絡してくれました。ダンカンとも一年ぶりの再会になります。

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今年はコンサート会場となるパダンのレイアウトが大幅に変更になりました。ステージがこれまでのSRC側からPadang Grandstandの方に移動。去年まではこの辺りに楽屋があったのですが、今年はSRCが運営するPadang Terraceがここでバーを開店するそうです。

開店準備中のテラスでドリンクをいただきながら、家族の話とか運転免許証を取得するのに実地試験を13回も受けて記録を作ったとか… シンガポールで成功していると自他共に認められるには5つのCが必要とか、奥さんが来月、大阪と京都に観光旅行に行くので時間があれば会ってやってほしいなど、話題は尽きません。5つのCのうち、4つ(Career、Car、Credit Card、Condo)はわかったけれど、最後の一つが不明でした。ネットで調べると最後のCはCountry Clubだそうです。(Cashという説もあります。)私はてっきりCollateral(担保物件)かと思っていました。

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移動したパダンステージ。フェンスの向こう側はFan Zone。土曜のQueen + Adam Lambertが楽しみ。

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MRTでCity HallからBayfrontに移動し、Marina Bay Sandsショッピングモールへ。今年はヘイズの影響がないので、マリーナベイの夜景が綺麗。5つのCを所有してこんなところに住んでいると、人生、成功したと思うのでしょうか。

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ここのAPR(Apple製品専門店)も店は普段より早く閉まっている。

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店の前には数人が今にも列を作りそうな気配。明日はiPhone 7の発売日。早めに閉店して店内で明日のために準備しているようです。

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木曜は入場制限がなかったので、堂々と3番ゲートからサーキットパーク内に入り、T9内側にあるダンカンのところに戻って来ました。いつもと何か様子が違うと感じながら上の写真を撮影しましたが、大きな違いにその時は気付いていません。

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何でこんなところに黒い目隠しシートが貼ってあるのか?不思議に思いながら、頭上を見上げると、サーキットトラックの上に仮設の陸橋ができている。ここは3番ゲートから陸橋を渡ってパダン方面へと向かう近道の通路になっていたのです。

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3番ゲート側の陸橋入り口。

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T9内側に戻って来た目的はF1ドライバーのトラック下調べを間近で見ること。

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声をかけると仕事中にも関わらず、Sebastian Vettelはこちらを向いて手を振ってくれました。(ファンに手を振るのも仕事の一部と考えているのかもしれません。)相棒のKimi Räikkönenが木曜にトラックの下調べをしているのを見たことがありません。多分、していないと思われます。

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3番ゲートから出てCity Hall駅へと向かうと、終電が出発した後だったので、タクシーでホテルに戻りました。

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A New Panasonic Compact Camera with a 4/3 sensor and a Non-Interchangeable Lens (Revised)

4/3 RumorsにVERY IMPORTANT MESSAGEとして、大型センサーを搭載した次期Panasonicコンパクトカメラに関する噂が訂正されています。レンズ固定式の新しいコンパクトカメラの噂に関する信用度は最も高いFT5だったので、てっきり意図的なリークだと思っていました。DMC-LC1のようなクラシックなカメラを想定させる内容だっただけに残念。

  1. LX3の後継となるLX5は8月末ではなく、7月末までに発表される。
  2. 大型センサーを搭載したコンパクトカメラは7月ではなく、9月上旬に発表される。このカメラのレンズは固定式ではなく、MFT (Micro 4/3)規格を採用したレンズ交換式である。(主観を伴うが、これまでにPanasonicが生産したカメラの中で最も優れていると聞いている。)
  3. LX5発表後の7月末までに、何らかのサプライズがある。ビデオ撮影の機能がある比較的コンパクトなカメラが発表されるのではないかと思われる。

DMC-LC1の小さなセンサー(2/3″、500万画素)を2倍の4/3″に変更し、クラシックなデザインを踏襲したものであれば、少々高くても欲しいと思うのですが。

#2の大型センサー搭載のコンパクトカメラは、レンズ交換式MFTカメラということで、過度な期待をせずにGF1の後継と思っておいた方が良いかもしれません。#1のLX3後継となるLX5の方が、コンデジサブカメラとして捉えた場合、より興味深いと思います。

A New Panasonic Compact Camera with a 4/3 sensor and a Non-Interchangeable Lens

4/3 Rumorsに信用度が最も高いFT5として、パナソニックのデジタルカメラ新製品に関する噂が掲載されています。最新の噂によれば、4/3センサーを搭載したレンズ固定式、レンジファインダー風のこのコンパクトカメラは今月下旬(7月19日〜7月25日)までに発表されるとか。ライカ判もあるそうなので、噂されている新製品はLX3のような高級指向のカメラになると思われます。(2年前に発売されたLX3の後継となるカメラはこれとは別に発表されるそうです。)Panasonicの新製品としては久しぶりにわくわくします。Sony NEXのデザインが家電品のようで、私の好みではなかったので、こちらに期待します。

Panasonic Lumix DMC-GF1

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グローバルサイトのWhat’s Newで確認しました。リークされていたマイクロフォーサーズ規格の新しいフラットデザインのモデルで間違いないようです。謳い文句はフラッシュ内蔵のレンズ交換式デジタルカメラでは世界最小、最軽量ということです。EVFは外付けオプション。交換用レンズとして、Lumix G 20mm/F1.7 ASPHとLEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8 ASPH./MEGA O.I.Sが同時に発表されました。マクロレンズの方はLEICAブランド!

国内でのキャッチコピーは「ファッション・ムービー一眼」、「女流一眼」よりは…だけれど… パンケーキレンズも同時に単体で販売されるようです。20mm/F1.7のパンケーキはメーカー希望小売価格¥52,500(9月18日発売予定)、そしてライカブランドの45mm/F2.8は希望小売価格¥99,750(10月23日発売予定)、キットのレンズは標準ズーム(LUMIX G VARIO 14-45mm/F3.5-5.6)とパンケーキで、ライカブランドのマクロレンズはキット販売ではなく、単体で発売されるようです。

追記:カメラのキタムラネットショップでは既に予約受付中です。LUMIX DMC GF1ボディー単体¥62,800、パンケーキレンズセット¥80,800、標準ズームレンズキットも¥80,800、LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8は¥71,800、20mm/F1.7パンケーキは¥37,800

(たぶん買いませんが)私が選ぶとすれば、グリップ部分のチープでメタリックな飾りがより目立たない、白かシルバーのパンケーキセットですが、残念ながらシルバーは国内では販売されないようです。外付けEVFは、Ricoh GX 100/200用のVF-1が20.1万ドット相当に対して、パナソニックのDMW-LVF1は20.2万ドット。90°の角度調整が可能なチルト式。性能がほぼ同じとすれば、あまり実用的ではない気がします。動画はコンデジのおまけと同じAVCHD Liteでマイクはモノラル?

EVF(パナソニックはLVFと言っています)が外付けであること、背面液晶が可動式ではないこと、動画撮影機能があることなどを除けば、基本的な機能や性能はG1と同じと思って良いのかもしれません。LX3の筐体デザインにG1と同じ部品を組み込んで、うまく共用しているということだろうか。

Photography BlogのISO感度別のサンプル画像を見ました。発表会があったベルリンで撮影されたそうです。使用レンズはパンケーキの方。ISO100でのボケ具合は素晴らしいと思いますが、高感度はどうなのだろう?常用は400ぐらいとすれば、高感度ノイズの処理に関しては高級コンデジと何ら変わらない?使用したカメラはpre-productionで完成品ではないそうですが…

Lumix GF1 and RICOH GZ-1 Leaked?

1001 Noisy Cameraにリークと思われる写真と仕様の一部が掲載されています。ボディーデザインはLX3の後継機のようにも見えますが、レンズ交換式のMicro 4/3のようです。ストロボ内蔵ですが、EVFは外付けのように思われます。ホットシューの下、46万ドット液晶の上に端子が見えていますが、EVF用でしょうか。このサイズですから、EVF内蔵は難しいのでしょう。手ブレ補正機構はパナソニックはレンズ内に搭載と思われます。このデザインなら外付けEVFの性能次第ではG1/GH1よりも人気が出そう。また「女流一眼隊」がキャッチフレーズなのでしょうか?

ほぼ同時期にRICOHのレンズ交換式と思われるGZ-1?の写真(こちらは信憑性が…)も出回っています。GX200の後継機のようにも見えます。レンズとボディーの色が合ってないので、これはかなり怪しいと思います。(追記:RICOHの方はやはり、フェイクだったようです。GR Digital III発売直後にこんな新製品を出せば、GRが売れなくなります。)

いずれもOlympus E-P1対抗機ですが、機能や性能は別にして、デザインだけ見れば私の好みはやはり、クラシックなE-P1です。