Single Dish Drinking Table for Cat ISON — Part 2

バイスに挟んだウリンの端材を別所太郎作の両刃鋸で斜めに切断して楔を加工。微調整は刃幅9ミリの追入鑿で。楔の長さは20ミリになるように自作テーブルソーで加工済み。

枘に小さな穴を空けてから鋸で縦挽きして、楔を打ち込む切り欠きを入れました。枘に貫通させる小さな穴は、楔を打ち込んだ際にこれ以上、縦に裂けないようにするため。その後、天板の枘穴に裏から枘を通して、切り欠きに楔を打ち込みました。枘の周囲と楔に木工接着剤を塗布。

貫通させた枘の余分を切断し、細かな大鋸屑を木工接着剤で練り合わせた自作パテを僅かな隙間に埋めました。その後、平鉋と鑿、サンドペーパーで天板表面を処理。4本の脚はほぼ垂直に取り付けることができたので、桟は不要。

全体に亜麻仁油を塗布しました。

弘法市で購入した100円のガラス製器を載せてみました。かなり低いテーブルとなりました。

完成した水飲み用テーブルを母屋に持って行き、使い心地を検証。

ここまで低いと立ったまま補水できるにゃ。

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Toji Kobo Flea Market — Part 6

6月21日、半年ぶりに弘法市にやって来ました。梅雨空は何処へと思うほど暑い日でした。かき氷を販売する屋台が複数、出店していました。冬季はたこ焼きとか焼きそばを販売する人でしょうか。

御山杉一枚板のテーブルを納品したかき氷専門店も6月1日の開店以来、繁盛しているそうです。

調理器具から大工道具まで品揃えが豊富ないつものおじさんのところから古道具を品定め。

最近はちょっと変わった珍しい古道具に関心を寄せるようになりました。左手に持つ折畳式のノコギリは剪定用と思ってましたが、どうやら違うようです。生木を切ってみたら、全然切れない。

これはなんだろう?小型の備中鍬?

今回はこれで十分かと思っていましたが。

この昭和レトロな三脚が気になり、これも入手。同様のレトロな三脚が手元にありますが、こちらの方が高品質。

待ち合わせをしていたヒシカ工業の職人Nさんに合流しました。これは畔挽き鋸というそうで、短い刃の部分が曲線状になっていて、板から木枠をくり抜いたり、溝を彫る時に使うそうです。使った形跡がほとんどない新品同様で、千円なら安いとのことで購入することにしました。

車を停めさせていただいたminority318さん宅に戻り、讃岐うどん専門店の楽洛へ。Nさんは初来店ですが1.5玉の「とりちくたまご」に挑戦。初めての方は1玉でとの警告を無視。

私は1玉の「なす天と海老天ぶっかけ」。もちもちうどんが美味しいのはもちろんですが、天ぷらも美味しい。

同行者は1玉少なめ(0.8玉)のざるうどんと、

ミニ天丼のセット。0.8玉のざるうどんだけで十分だったようで…ミニ天丼と言っても小さな丼に天ぷらが山盛りで、ご飯も多い。同行者はしばらくうどんは要らないと言ってます。

Nさんに見せていただいた、先輩同僚が製作した爪研ぎ。

持ち手の部分に御山杉を使いたいとのことでしたので、100個ぐらいは作れそうな御山杉の端材を差し上げました。

今回、入手したもの。合計で1,100円でした。左から二つ目の鉄工ヤスリはツボサンの刻印があります。写真には写っていないガラスの器も100円で購入しました。

そして1,000円で入手したこの畔挽き鋸。湾曲した刃の部分は1992年の新聞紙に包んでありました。

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Dining Table for Cat ISON — Part 4

桧は思いの外、硬い材なので、枘穴を真っ直ぐ貫通させるのに苦労しました。

4本の脚、すべてが枘穴に入ることを確認し、楔用の切り込みをそれぞれの枘に入れました。

楔はウリンの端材を使って加工。

加工しやすいように楔は長めに。

脚が少し長いので、当て木を使って手鋸で切断。

脚が垂直になっていないので、調整が必要です。切断に使用した手鋸はすべて、先日、入手した別所太郎作130ミリの両刃鋸。

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Hishika Double-Edged Hand Saw 130mm

先日の「鍛冶でっせ」で入手した別所太郎作工芸用両刃鋸(130ミリ)を試してみました。桜材で加工中の箸を二本まとめて切りました。お箸のような小物を切断するには短い鋸が適している。

以前は素早く切れるのが良い鋸だと思っていましたが、意図した通りに真っ直ぐに切れて切断面が綺麗であることが良い鋸であると考えを改めました。

別所次郎作と別所太郎作の手鋸はいつでも使えるよう、一箇所にまとめて収納することにしました。

Kaji Dessé 2025

今年も金物加工の街、三木市で開かれた「鍛冶でっせ」に行きました。

到着してすぐに会場建物の横に設けられた喫煙所でタバコを吸っていると、同行者が早く来いと。同行者が見つけたのは端材を格安で売るこのお店。大きさに関係なく、欅の板が一律で一枚100円。

片手で持てるだけの板5枚を選びました。

そして同じ店で直径25ミリ、長さ1,050ミリのこの丸棒を6本選びました。外材だそうですが樹種は不明と言われていました。硬そうな木ではありますが、径が細いので手摺や柄には向いていないかもしれません。椅子や小さいテーブルの脚になるかと思い入手しました。後述しますが、私の手元には旋盤がないので直径25ミリの丸棒を角材から加工する術がありません。

丸棒も一本100円だったので、欅の端材と合わせて1,100円のはずですが、小銭が手元にないから車まで取りに行くと言ったら、1,000円にしてくれました。

昨夜、PDFのチラシを見ていて、竹に穴を空けて作るこの照明器具、面白いと思っていました。

鋸の目立て職人さん、床に座って作業されています。有名な方のようです。

チラシを見て体験してみようと思っていたのが「マイまな板 カッティングボード作り」桧の板を選んで平鉋で削ってまな板を仕上げる体験です。昨夜、チラシを見て咄嗟に思ったのは、これはまな板を仕上げる体験というより、平鉋で削る体験だということ。

運が良いのか、全国削ろう会で優勝した経験もある写真の匠がまな板作り体験会を担当されていました。

幅が少し狭い柾目の板が一枚だけ残っていたので、それを選んで削りました。板目の板でも用意された平鉋なら容易に削れたと思います。

鉋の刃が良いのでしょうか、ツルツルに仕上がります。塗装しなくても水を弾く仕上がり。削れていない部分は指で触らないと私にはわかりませんが、匠は光の反射でわかるそうです。

仕上がったまな板は一旦車に。

隣で今年も箸作り体験会をされていました。去年、箸作りを体験してから我流の治具を作って、軽く100膳を超える四角い箸を作りました。親しくしている周囲の人に配り終わってもまだ数十膳が残っています。

去年の人とは違う方がこのブースを担当されていました。今年は四面を削る方法らしい。去年は二面だけ。しかも二本同時に。使用する材はヤマザクラと桧。

マイまな板作りを担当されていた匠が今度は鉋で薄削競技に参加されています。

iPhoneは静止画から動画撮影に変更しました。

これが旋盤の機械。多分、業務用だと思いますが、小型のDIY用のもの、ちょっと興味あり。

これはルーターを使って平に削るための治具でしょうか。同様の治具を作れば天板の平面出しに使えそう。

今回もヒシカ工業のブースに寄りました。

木工用の小さい鋸に興味があり、別所太郎作のものと千年桜のものを比較検討中。130ミリの別所太郎工芸用鋸は楽天市場で11,220円で販売されています。別所次郎作の120ミリ工芸用鋸千年桜は5,440円。この価格差はなんだろうと思い、職人さんに尋ねると、製作時の手間が全然違うということです。

両刃の130ミリ、別所太郎工芸用鋸を買ったらこの厚さ0.1ミリ細工鋸を無償でいただきました。

スクレーパーの研ぎ方を実演されています。両頭グラインダーで研いでも良いそうです。

ランチは去年と同じ鍛冶屋カレー。

Cedar Tabletops — Part 9

大型丸鋸を使って天板Bの余分を切断します。この大型丸鋸に合わせて簡易の丸鋸用定規を作りました。

裏表から二度に分けて切断するとなると、面倒なことになりますが、この大型丸鋸なら最大切り込み深さが90ºで97ミリなので、板厚75ミリの天板なら一度で切断できます。

こちら側は根本に近い方なのか、材が硬くてなかなか前に進まない。

切断面に焦げ跡が見えます。

ウリンの端材を使ってチギリを加工中。使用した鋸は別所二郎作の210ミリ硬木用片刃鋸。縦挽きにも使えると言われていた通り、硬いウリンの斜め切りも思惑通りに切れます。

細かな部分は追い入れ鑿で。

入りやすいように若干の傾斜を付けながらやすりで調整。

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Cedar Tabletops — Part 6

師匠に描いてもらったスケッチを参考に大きいチギリをウリンの端材を使って加工しました。

師匠の助言に従い、小さいチギリを取り除きながらトリマーで深さ、12ミリほど彫りました。トリマーで彫る前にナイフで縁に切り込みを入れています。トリマーは3ミリずつに分けて合計4回。

角の部分は追い入れ鑿で切削。チギリは上が大きく下が小さい斜めに加工する必要はないようです。真っ直ぐで良いと。

木工接着剤を塗布後、固定中。

二つ目の蝶を加工。トリマーを使えば作業効率が上がり、綺麗にカットできる。

掘った深さまで埋まるよう、調整中。

こちらもF型クランプで固定。

別所次郎作の両刃鋸は歯振があるタイプですが、刃が薄いので天板表面に傷がつきにくい。少し突き出すようにして切断後に鉋で削れば良い。

初めてにしてはまあまあの出来具合?

鋸の傷は鉋とサンドペーパーでなんとか隠すことができました。

もう片方の余分を切断する作業は明日以降。

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Making A Handle For DOGYU Sledgehammer

去年の終い弘法で一千円で入手した、柄が異常に短い土牛ブランドの両口ハンマー用に適度に長い柄を製作します。

柄として使用する材は未乾燥の樫。反り台鉋とサンダーを装着したディスクグラインダーで、樹皮と節の部分を削り取りました。

さらに平べったい形になるよう、自作のテーブルソーを使い、少しずつ縦挽きして形を整えました。

ヘッドの下端に墨線を引き、ヘッドの穴の形状に合わせて鋸で切り込みを入れました。

続いて鑿を使い、少しずつ削って行きました。

サンダーも併用してヘッドが入る大きさと形状にするのに半日は要しました。

ヘッドと平行するように切り込みを入れてから、楔の形状に加工したウリンの端材を叩き入れました。木製楔の先端に木工接着剤を塗布。

余分を鋸で切断。この時点ではまだ隙間があります。

さらに丸型の鉄製楔を中心に打ち込みます。

丸型の楔を打ち込んだら小さな割れが何本か入りましたが、ヘッド下には届かない割れなので、問題ありません。

ヘッドが外れないか、恐る恐る試し割りしましたが、問題なさそうです。頭上にハンマーを振り上げた時にヘッドが外れて頭の上に落下したら…

樫は縦に裂けやすい木ですが、横からの力がかかって柄が折れることはないだろうと思います。ヘッドも抜けそうにありません。

Broken Hatchet Handle — Part 2

折れた斧(柄)の修復に使用する材は樫の原木を予定していましたが、丸い原木から加工するのは困難なので、代わりに年末に入手した碁盤を加工することにしました。

Kelly Axe & Tool Co.製の柄を参考にして切り出します。

分厚い碁盤から切り出すのに一苦労。上下から丸鋸で切り込みを入れてから、届かなかった30ミリほどを手鋸で縦挽きしました。碁盤の材は硬い榧であると思われますが、ヒシカ工業(別所次郎作)の鋸、良く切れます。

曲線はジグソーで。

ここまで半日は要しました。

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Fixing A Pruning Saw

大きな刃こぼれができた、ヒシカ工業の剪定用鋸の刃を職人さんの助言に従い、短くして修正します。

ディスクグラインダーで先端部分を簡単に切削できました。

尖った部分をサンディングして先端を丸くしました。

錆びる間もないぐらい使っていますが、錆止めに椿油を塗布。

170ミリぐらいの鋸になりました。元は210ミリの鋸ですが、180ミリの短いものも販売されているぐらいですからこの長さでも特に問題はありません。

Kitano Tenmangu Tenjin Flea Market — Part 8

先月の終い天神に連続して、今月も北野天満宮天神さんへ。最近は北西側から攻めるようにしているので、平野神社を経由します。

平野神社を経由するのは、天神川に近い北西端の路上で店を開く品揃え豊富ないつものおじさんの露店に直行するためです。

所狭しと並べられた品物の中にお宝が潜んでいます。私が最も関心がある古道具は西寄りのこの辺り。天神さん以外に東寺の弘法市やがらくた市にも出店されますが、商品が置いてある位置は大体同じ。毎回、商品を売り切っておられるのか、同じものが少ない。

古道具のエリアで最初に目に留まったのがこのダブルギアレンチ。ノーブランドのようですが、刻印された英語表記から察すると、海外製か輸出用の品物だと思います。

同行者が小型のコンビネーションレンチなど4本を集めてきました。いずれも信頼できるKTCかTONEブランドのもの。

東側の調理器具エリアにあった、Tobacco Pailと書かれたペール缶は、薪ストーブから出る灰入れに使えそうです。

新品だと思われるT-falブランドの鍋と蓋のセット、いくらかな?上のペール缶や鍋など、比較的大きくて嵩張る商品は通販で購入したら送料が高くなります。このようなものはフリーマーケットで購入したら送料はただなのでお得感があります。

工具5点と大きなペール缶、それとT-falの鍋セットを持っておじさんに価格を尋ねると、なんと全部で一千円。「いつものお姉さんだからお安くしておきます!」にも程がある。

他店を見て回って帰りにもう一度、おじさんの露店に立ち寄って気になっていたこのステンレス鍋の価格を尋ねると、500円とのことで、これも入手することにしました。送料よりも安いので只同然ということです。丸みを帯びた蓋のデザインが気に入りました。T-falとは異なり、素材は金属と木だけで、樹脂がどこにも使われていない。

少し南に下った帽子専門店で、長年探し求めていたバケツハットを見つけました。素材はワックスを塗布した綿だと思います。15年ほど前のことになります。釣行時に急な土手を這い上がろうとして、足が滑って数メートル下の河川敷に滑落しそうになったことがあります。その際にバンブーロッドのティップが折れて、被っていたOrvisのお気に入りバケツハットがどこかに飛んで行きました。

そのバケツハットに代わるものをずっと探していたのです。値札通りとしたら格安の1,000円。ブランドや製造国がよくわかりませんが、The Autoralian Outback Collectionと書いてあり、サイズは頭が大きなアジア人にも合うXL/TGになっています。

迷うことなく、お買い上げ。バケツハット同様にワックスが塗布されたBarbourのオイルドジャケットにBarbourのショルダーバッグ、そしてこのバケツハット、この出で立ちはかなり目立ちます。

今日は親しくなったヒシカ工業の鋸職人さんも一緒です。

河川敷での伐採作業で酷使して刃こぼれした、210ミリの別所次郎作、替刃式の剪定用鋸をお見せしました。去年、いただいたものですが、あまりにも切れ味が良いので、これしか使わなくなりました。刃こぼれしたのは先端に近い部分なので、先端をグラインダーで切断して刃渡りを短くすればまだ使えるとのことでした。

よく晴れましたが今日は寒い。

以前、古道具を購入した微かな記憶がある露店で珍しく小さめの反り台鉋を見つけました。刃幅は左の方でおよそ30ミリ。何やら銘が入っているし、高そうだなと思いながら値を尋ねました。私はいつも価格を想定しながら値を尋ねます。この店主ならいくらぐらいの値を言いそうか、考えてから聞きます。その想定価格(この珍しい小ぶりの反り台鉋なら3,000円〜5,000円?)よりも大幅に安い場合は即決します。左が1,500円、さらに小さな右が1,000円でした。左の鉋だけ入手しましたが、右を買わなかったことを後悔。

30分以上も外で並んでから入った傳七で昼食を摂った後、北野白梅町の駐車場で職人さんと別れました。

今回、入手したもの。紅生姜は除く。

Kitano Tenmangu Tenjin Flea Market — Part 9へと続く。
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Miki City Hardware Exhibition

金物の町、三木市では主要メーカーが集う大規模な展示販売会が年に二回あるそうです。春に行った「鍛冶でっせ!」が開かれた「道の駅みき」の駐車場に車を停めて、無料巡回バスに乗り、「三木金物まつり」の会場へと向かいました。

屋外で展示販売されていたのは多分、金物の卸売業者による出展。「鍛冶でっせ!」と比べると屋外出展者がずっと多く、規模が大きいのがわかります。来場者は一般客が大多数。

どういうものが売られているのか、見て行きます。興味がある店のみ写真撮影しました。

最近、特に興味がある椿油は複数の店で販売されていました。自分で油を抽出しようと、椿の実を集めていますが、この量(240㎖)で700円は格安なのだと思います。これだけの量を抽出しようとしたら、恐らく1キロ以上の実が必要になるだろう。

鉋や鑿はほぼすべてが職人用なので、それなりの値がします。

天然砥石合砥は1万円以上のものが多い。

中国産の天然砥石を販売する人がおられました。メルカリに出品している人かもしれません。日本産の合砥と比べて価格が安く、実物が見たいと思っていました。

#10,000相当だとされる砥石に触れてみましたが、私には細かくても#5,000ぐらいにしか思えなかった。

赤樫でできた玄能の柄。白樫よりも高価。

高級な柄は自作するとして、100円で販売されていたこの柄をお手本にします。

本革製の布袋。

上下逆になった切り株に3本の脚が取り付けられた作業台、これも参考にできそう。この台はナイフの試し切りをするためのもので非売品。

ランチは三木市に本店がある珈集のカレーライス。トッピングなしでいただきました。程よいスパイシーなカレーでした。見た目よりもずっと美味しい。

午後は建物内に入りました。中と小の楔が110円。

親しくなった職人さんの会社、ヒシカ工業のブースへ。別所二郎作の210ミリ硬木用片刃鋸を使って、高級な硬木、黒檀を試し切り。片刃ではありますが、硬木の場合は縦挽きにも使えるとのことでした。用途は黒檀・紫檀・樫・広葉樹などの硬木。製品ページには特徴としてこんな風に記載されています。「木目の詰まった硬木に負けないような目立て加工をしており、難なくご使用になれます。竹細工にもご使用いただけます。」

春の「鍛冶でっせ!」で入手した同じ別所二郎作の210ミリ両刃鋸と同様、感動的とも言える、切れ味でした。両刃鋸の用途は杉や桧などの針葉樹、一般木材ですが、同様の切れ味で硬木にも使えるというのがこの硬木用片刃鋸。いずれも本職用なので、慣れていない人が必要以上に力を入れて切削作業をすると、刃が折れる可能性があります。

Extending The Porch Deck — Part 22

長めの状態で垂木に固定した屋根下地の角材を別所二郎作の鋸で切断しました。以前なら角材は取り付ける前に卓上スライド丸鋸で切断していましたが、鋸が気持ちよく真っ直ぐに切れるので今はこんなこともできるようになりました。

仮置きしていた一枚目のガルバリウム波板を専用の釘で固定。一枚目を張る作業は直角を確認しながら慎重に行わないと、後で取り付ける波板が全部、ずれてしまうので注意。

二連梯子に登って二枚目を固定中。

破風板を取り付けて木口を隠さないと不恰好。

北側に破風板を取り付けました。

Extending The Porch Deck — Part 23へと続く。
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Firewood Collection 2024 — Part 22

起床後、ガレージのシャッターを開けに行ったらガレージの前に伐採した木が置いてありました。お隣さんが置いて行ったものです。後で尋ねました。剪定した桑の木だそうです。

天然木を所定の長さに切断する仔馬が役立ちました。左手小指に怪我をして以来、天然木の切断に卓上スライド丸鋸は使わなくなりました。天然木の切断には細い枝なら剪定用鋸、太めの幹はチェンソーを使うようになりました。桑の木は樹液が多いのか、剪定用鋸で切断したら、手は樹液でべっとり。

Firewood Collection 2024 — Part 23へと続く。
Firewood Collection 2024 — Part 21に戻る。

Firewood Collection 2024 — Part 20

20年以上も前に敷地内に植えた常緑広葉樹のシマトネリコを伐採しました。二連梯子をかけて上の方から順に剪定用鋸で枝打ちし、太い幹はチェンソーでと考えていましたが、手鋸で太い幹も伐採できました。

二本の太い幹がくっ付いたり離れたりする不恰好な樹木でした。ここから先はチェンソーで切断。

およそ40センチの長さに揃えました。

Firewood Collection 2024 — Part 21へと続く。
Firewood Collection 2024 — Part 19に戻る。