創業1936年の日本船燈が製造していた自然通気形開放式石油ストーブ、IS-3DXはガレージ屋根裏スペースに長期間、保管してありましたが、ガラス芯を新調してガレージ内で使用することにしました。
純正部品は入手困難なので、芯は社外品をメルカリShopsから購入しました。社外品ですが高品質だそうです。先週金曜の午後に発注して本日、木曜の昼に替芯が届きました。数年前に屋根裏に片付けた際に古い芯は取り除いていたようです。
届いた芯を取り付ける前に、分解クリーニングを行いました。主にフレーム部分を半日かけてサンドペーパーとピカールで磨き倒しました。
ほぼ全ての部品が真鍮製なので、磨けば新品時の輝きが蘇りますが、タンク等は敢えて磨かずに埃を取り除いただけ。この方が風格があります。
新しい芯を取り付けて、灯油をタンクに入れ、芯に灯油が行き届くまで1時間ほど待ってから点火しました。数年前に片付けた際に燃料調節装置パッキンが劣化していたので、取っ払いました。あった方が良いとは思いますが、なくても点火は可能でした。パッキンが入手できるようであれば、注文しようかと考えています。
今回、芯を交換したこのストーブは1997年製。メルカリで1998年製のIS-3DXを20万円近くで出品している方がおられます。コメント欄を見ると、98年製のものだけが全真鍮なのかと尋ねている人がいます。その返答を見ると、
98年のものだけ、火力調整ダイヤルとホヤ上げつまみが金メッキではなく真鍮メッキです。金メッキの場合、他が酸化してもそこだけ金ピカとなりますが、真鍮メッキの場合周りと同じようにエイジングされます。(他のモデルで出品されている方の写真を見るとわかります)
97年製のものも「火力調整ダイヤルとホヤ上げつまみが金ピカではない」ような気がします。
2013年11月にやって来たCat ISONはこのストーブを見るのが初めてなのか、ちょっと警戒気味。
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