Otsu Matsuri 2025 — Procession

大津祭本祭当日は今年で創立137年になる大津で最も古い幼稚園、大津市立大津幼稚園の向かいにある駐車場に車を停めました。私はこの大津幼稚園の卒園生です。先週の山建ての日にも利用したこの駐車場は、日曜祝日の午前7時から午後7時まで12時間利用しても最大駐車料金500円です。

浜通りから中町通りに移動してすぐの旧玉屋町の湯立山は今年の巡行順が13基目で最後の曳山になります。集合場所の天孫神社前がすぐ近くなので、出発まで待機中でした。

京町通りの源氏山町内に移動。

まもなく出発します。

源氏山の山方を担当するのは松井工業株式会社。湯立山同様、ご縁があって我々は源氏山でも関係者並みの扱いをされます。

中町通りの湯立山に戻りました。

巡行順が最後の湯立山が出発します。先頭に立つのが湯立山責任者。

天孫神社前に13基の曳山が集まりました。

浜通りにある松井工業株式会社の本社ビル敷地内で、関連会社の愛和グループホーム入居者とデイケアを利用するお爺ちゃんお婆ちゃんたちが曳山がやって来るのを待機中。

社長にどうぞお入りくださいと言われ、ここでも関係者待遇。

西宮蛭子山(鯛釣山)の責任者も大津市立中央小学校の同級生らしい。幼い頃に一緒に鯛釣山に乗って鉦を叩いていたはずですが、半世紀も経っているので全くわからない。

昼食は近くの豆藤で。大津祭の日は特別に二階が開放されるそうです。祖母の時代から利用している豆藤は調べたら創業が大正11年。お惣菜のお店です。大津らしい味付けで、京都の味付けとほとんど同じ。

鯉山の責任者も同級生らしい。宵宮の昨夜は同級生がLineのグループチャットを運営していて、同窓会を企画していたようで、通知音がうるさいほど。

昼休みの頃に天孫神社の神輿が中央大通りから中町通りへと進みます。

午後は中央大通りに設けられた有料観覧席背後に陣取りました。私の隣にいるご婦人は大津駅近くの末広町出身で、久しぶりに奈良から大津祭を観るためにやってこられたそうです。曳山の囃子の中でも湯立山の囃子が好きだと言われていました。

小雨が止んでから京町通りに戻りました。やはり、石畳は良い。電線が埋設されているのも。石畳の区域をもっと広めれば良いと思いますが、観光客が殺到して困る人もいるかもしれない。

鶴亀山の町内にも同級生。

戻り山は旧駅前通りで撮影。13基目の湯立山が寺町通り解散場所に到着する頃は提灯必須の暗さ。

これまでに何回も大津祭を観ていますが、午前7時過ぎから午後7時前までいたのは、曳山に囃子方として乗っていた頃を除いて、初めてかもしれません。湯立山が町内に戻ったら、すぐ隣の町内が所有する神功皇后山が待ち構えていました。しばらく囃子合戦した後、今度は湯立山が神功皇后山の方に移動して、また囃子合戦。これはしきたりだったのでしょう。知らなかった。

今年、気付いたことがもう一つあります。天孫神社との繋がりが特別な曳山である湯立山の囃子方は、ホッ、ホッ、ホッホーとか言って見物人を盛り上げるような行為はしないということ。解散場所での挨拶もしないという独自の伝統的な方針を堅守しているように思えます。

この頃になるとiPhoneの容量が足りなくなり、動画撮影できなくなりました。

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Otsu Matsuri 2025 — Yomiya

10月11日土曜の午後1時前に駐車場(タイムズ大津三井寺町)に車を停めました。山建ての日にこの駐車場が安いことを確認済みでした。目的地まで徒歩で少し距離があります。

湯立山を所有する旧玉屋町に到着すると、宵宮曳きがちょうど始まろうとしていました。山建て直後に行われた湯立山の曳き初めに参加したので、今日は源氏山の宵宮曳きに参加しよう。

大津祭が開催される大津中心部は子供の人口が増加しているそうです。毎年のように新しい大型集合住宅が建設されます。

源氏山のからくり人形。

郭巨山は少し離れたところで山建てをしたようです。

狸山のからくり人形。

上平蔵町にあった私の生家にも竈があったのを覚えています。

狸は屋根の上。

曳き初めと同様、百石町通りで湯立山と源氏山が横に並びます。

西に向かう源氏山。

この辺りは微妙な上り坂になっているので、曳き手として参加しました。

私の右におられるのは源氏山の山方棟梁。いずれは松井工業が引き継ぐそうです。

宵宮曳きが終わると、宵宮飾りが始まります。

提灯をぶら下げる際に必要な柱をこれから立てるようです。

祇園祭でもこのような設備が道路に設置されています。

提灯はロープで引き上げるようです。

電球が入っている木箱には「宵山飾り大吊り電球」と書いてある。大津祭では宵山のことを宵宮ということが多いです。宵宮の囃子が「宵山」です。

東側の提灯が立ち上がりました。

西側も。今夜は雨の心配はなさそう。

湯立山の宵宮飾りは終了していました。

猩々山がある浜通りを西に向かい、駐車場の方角へと進みました。

途中で孔明山によって。

さらに最も西にある石橋山に立ち寄ると、囃子が始まっていました。石橋山の模型、昭和2年10月製作と書いてある。なんと98年も前。祖父母の時代になります。私の父方、母方共に祖父母は大津祭が行われる大津中心部で暮らしていたはずです。そんな祖父母の時代に作られた模型が状態よく残っていることに驚きました。

石橋山では宵宮に所望の練習をしていました。

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Otsu Matsuri 2025 — Trial Run

猩々山

天候が良ければ早朝から出かける予定でしたが、今日は夕方までずっと雨の予報だったので、昼から出かけることにしました。

猩々山

山建ての際に貴重な材が雨で濡れないようにブルーシートがかけられています。中央小学校敷地内にクレーン車を駐車させてロープを引っ張っている。

湯立山

湯立山のシートはこんな感じ。私は鈴鹿サーキットで入手した合羽とワックスを塗布した防水バケツハットを着用。今年はカメラ機材を用意していません。

湯立山

去年は早朝6時過ぎ頃から山建ての様子を写真撮影しました。

湯立山

順調に山建てが進んでいるようで、午後2時頃から曳き初めが始まります。

西行桜狸山

狸山の前を通って、天孫神社へ。

天孫神社の神輿

神輿の蔵出しは終了していました。

源氏山

京町通を西へと進み、源氏山へ。

源氏山

この辺りは路面が石畳、電柱がなく、電線は地下に埋めている。

数年前から源氏山の山建ては松井工業が担当されています。私の左が松井社長、右が娘婿。電線がないので、ブルーシートをかけるところがなく、山建てはブルーシートなしでやったそうです。屋根上に登った時、足元が滑って怖い思いをしたと言われていました。

殺生石山

中町通を東に戻り、曳き初めが始まった湯立山を追いかけました。

車を停めた大津幼稚園前の駐車場辺りで湯立山の曳き初めに参加しました。

浜通りを右折すると県庁まで登り坂になっており、曳き手不足になりがち。

滋賀県庁前の登り坂

この坂はきついので、体力消耗します。湯立山は13基の中で最も重いのではないだろうか。

湯立山

県庁前を右折して百石町通りに出ると、後は道が平坦か下りになっています。

湯立山

中町通を後退しながら玉屋町へと戻ります。

湯立山

ブルーシートの下に戻りました。

Otsu Matsuri 2025 — Yomiyaへと続く。

Toyonaka Tsubasa Park

豊中市蛍池の寿司店、「二葉」でランチ(吸物、デザート付きのAセット、¥1,500)をいただきました。千里川土手近くに新たにできた「豊中つばさ公園ma-zika」に行ってみようかということになりました。きっかけは朝のテレビ番組で紹介されているのを観たことだそうです。Google Mapsのナビによると、阪急蛍池駅近くの「二葉」から車で数分。Apple Mapsにはまだ掲載されていなかった。

千里川土手は#32滑走路を延長した位置の真下になりますが、つばさ公園は滑走路から少し離れて、着陸する航空機の進行方向に対して左よりの位置にあるようです。千里川土手に最後に来たのは過去のブログ記事を調べると、2017年6月なので8年ぶりになります。

雨が降るかもしれないと思い、この日はカメラ機材は持参していません。iPhoneでここまで撮れるとデジカメがなくても構わない。

数分間隔で次から次に着陸。

26ミリのワイドカメラで撮影していますが、2.5倍ほど拡大したので焦点距離66ミリになっています。

流し撮りには慣れているとはいえ、こんなに簡単に撮れたらやっぱり、大きなカメラは不要?

Photos appでレベルを補正し、不要な部分をクロップしてあります。

20分で100円の駐車場から撮影。

YouTubeにアップロードした動画も張っておきます。

千里川土手の空港側も舗装工事されて綺麗になっているようなので、次回は土手に行ってみよう。

Making A Lightbox for Product Photography — Part 1

先日、いただいた廃材と入手したプラダンを使って製品撮影用のライトボックスを製作します。想定している被写体は、箸、一輪挿し、コースター、猫用食卓テーブルなどの工作物で、ネット販売を計画する小物製品をプロっぽく撮影したいと考えています。

ネットで動画検索したら作り方を解説するYouTube動画が多数、ヒットしましたが、ダラーストア(アメリカ版100円ショップ?)で入手可能な部材を使ったものとか、古い段ボール箱を再利用したものが大半。上の方は木製フレームを使っていて本格的なライトボックスを作っています。この動画を参考にすることにしました。

斜めに穴を空ける治具、あれ前から欲しいなあと思っていますが、最近はビスを使わない枘組みや相欠きに拘っているので今回もビスを使わず木工接着剤のみで木製フレームを作ろうと考えています。

脳内図面と寸法を示す略図をもとに角材を加工しました。

フレームには18ミリの角材を使用することにしました。

実際に側面部分のフレームを床に並べてみると、長辺側(奥行き)が長すぎることがわかったので、短辺側(高さ)をもっと高くして奥行きを短くする必要がありそうです。

Making A Lightbox for Product Photography — Part 2へと続く。

Biwako Great Fireworks 2025 — Part 4

土砂降りの雨の中、三脚固定のiPhone 12 miniで、対岸の湖岸緑地公園山田-2から撮影した映像をYouTubeにアップロードしました。およそ2分の動画です。すでに旬は過ぎておりますが、来年以降の撮影時に参考になるかもしれません。

今回はiMovie編集時に選択したクリップをクロップ(切り取り)して拡大しました。動画をクロップして拡大するのは初めて。

反省点を以下にまとめておきます。

  • 出発時は晴れていても夕立や局地的豪雨の恐れがあるので、雨具は持参すべき。
  • 場所取りをする大きなブルーシートの側は避けるべき。
  • 徒歩での移動が多い場合は、車輪が付いたキャリーバッグなどを用意すべき。
  • 打ち上げ地点の確認ができるよう、双眼鏡を持参すべき。

今年、長等山テラスから撮影された方のブログサイトにリンクを張っておきます。

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Otsu-Shiga Fireworks 2025 — Part 2

およそ2週間が経過しましたが、第23回大津志賀花火大会で撮影した動画の編集が終わったので、YouTubeにアップしました。

至近距離で撮影しているので、それなりに大きな音が録音されています。

3日後に迫ったびわ湖大花火大会は現在、撮影候補地を探しているところです。比較的、人が少ない撮影地を探していますが、駐車場が近くにあるところで写真、動画撮影に適した場所はなかなか見つかりません。

上の動画は「長等山テラス」と呼ばれる、大津市街地が見渡せる絶景スポットに2023年びわ湖大花火大会当日の早朝から登って撮影されたもの。2023年は我々はマレーシア、シンガポール旅行の準備で忙しくしており、びわ湖大花火大会には行っておりません。

比叡山ドライブウェイの夢見が丘駐車場と比べると、ずっと標高が低くて打ち上げ地点からより近い展望場所のようです。穴場だそうですが、当日の午前5時半に到着して待機している先行者がすでにいたそうです。体力を考えるとこの猛暑の中をまあまあ重い機材を担いで登山する気力はありません。

過去のポストを調べた、これまでの撮影地を以下にまとめておきます。

2012年 皇子が丘公園近く
2013年 比叡山ドライブウェイ夢見が丘
2014年 大津市歴史博物館
2015年 大津京駅前パチンコ店屋上駐車場
2016年 浜大津アーカス2階バルコニー
2017年 陸上自衛隊大津駐屯地
2018年 競艇場駐車場(茶が﨑)
2019年 湖岸緑地駐車場(支那-1)
2024年 湖岸緑地駐車場(支那-1)

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Dining Table for Cat ISON — Part 5

昨夕、製作途中の食卓用テーブルの使い勝手を検証してみました。脚が垂直になっていないこと以外に大きな問題はなさそうです。

天板の裏側を除き、全体を亜麻仁油で塗装しました。

オイルフィニッシュにすると色が濃くなり、良い感じに仕上がりました。

短辺方向の脚が内側に曲がっていて内股になっていたので、楢の端材を二本の脚の間に渡して垂直にしました。

皿を載せるとこんな感じ。

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Firewood Collection 2025 — Part 8

根元付近で45センチぐらいはある大きなヤシャブシをZENOAHとHusqvarnaのチェンソーを使い、伐倒師匠が伐倒しました。スロットルコントロールを操作する手を左右に切り換えながら、両腕が交差しないようにしている点に注目。最近まで私は、立ち木伐倒時にスロットルは右手のみで操作していました。それが原因で両腕が交差しそうになり、フロントハンドルに力が入りにくくなることがありました。この点を伐倒師匠に注意されてから、師匠がチェンソーをどのように操作しているか、注目するようになりました。

河川敷に落とした後、玉切りしたら、木工師匠が所有するSTIHLも含め、チェンソー合計3台分のソーチェーンの刃を摩耗させるほど木が硬い。伐倒したヤシャブシの樹齢は恐らく50〜60年ぐらいだと思います。この木一本でワンシーズン分の薪になりそうです。

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Firewood Collection 2025 — Part 3

一日遅れで投稿しています。今日も三人が揃ったので、河川敷に集めた幹や枝を土手上に引き揚げます。チェーンブロックはある程度、高い位置で立木に固定します。伸縮式梯子の下にいる木工師匠の左手近くに立つ比較的、細い樹木は栗の木だそうで、椎茸の菌を育てるのにも向いているとか。

蔓は後回しで太めの幹や枝から先に引き揚げます。土手上から河川敷までの高低差が4メートル以上あり、チェーンブロックで一度に引き揚げ可能な距離は2メートルなので、補助用のロープで引き揚げる樹木が落下しないように固定する必要があります。

その補助用ロープを立木に結ぶ方法(巻き結び)を伐倒師匠から伝授されました。伐倒師匠は「8の字結び」と呼んでいます。当然ながら伐倒師匠は、上の動画で解説するお姉さんのようには言葉で優しく丁寧に教えてくれません。「見とけよ、こうやって、こうやって、こうやるのや」と言いながら手早く結んで「覚えたか?」です。

長いロープの途中で根本から短く切断した立木に結ぶので、上の解説動画の二つ目(先に輪を作る方法)を覚える必要があります。

土手に生えていた太いヤマザクラの株が引き揚げ作業の邪魔になるので、伐倒師匠が根本から切断しようとされています。ZENOAH GZ3500Tのガイドバーが短くて苦労されていたので、車載していたHusqvarna 236eを取りに車に戻りました。

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Kawasaki TF22 Engine Failure Fixed

お隣さんが畑で農機具を洗う高圧洗浄機として使用している2ストロークエンジン、Kawasaki TF22を持参されました。エンジンがかからないという症状です。

私の手に負えないのは明らかだったので、エンジンの構造や修理に詳しいBBさんに、仕事帰りに二日連続で来ていただきました。初日はキャブレターを分解クリーニングしたところで作業を終えました。

翌日の午前中にお隣さんと二人でキャブレターを組み立てましたが、エンジンは一向にかからない。古い点火プラグが原因かもしれないと思い、新しいプラグをお隣さんが調達されましたが…

BBさんが昨日と同じように仕事帰りに寄ってくれました。キャブレターを再度、分解し、ガソリンを供給するスロットル周辺のパーツに詰まったゴミを徹底的に取り除いて綺麗にクリーニングしたら、エンジンがかかりました。

エンジンが始動しなかった原因は、燃料のガソリンが点火プラグまで供給されずにスロットル周辺で詰まっていたことです。

取扱説明書が手元になく、サイトからダウンロードもできない状態で、修理を完了するBBさん。機械修理の先生と呼ぼう。

Firewood Collection 2024 — Part 29

河川敷での伐倒伐採作業は今季が最後だという伐倒師匠は、現場での作業手順を色々と詳しく教えてくれるようになりました。細めの幹の先端を鉈で削って楔を加工しています。ソーチェンの刃が当たっても刃が傷つかないプラスチック製の楔が手元になくてもその場で楔を加工すれば良いという考えです。

倒した木を玉切りする際にソーチェンが挟まれそうになったら、現場で加工した天然木の楔を切れ目に打ち込むと挟まれずに済みます。ハンマーがなければその辺に転がっている石をハンマー代わりにして。

河川敷での玉切り作業の後、土手上から河原に向かって斜めに生えている立木数本を倒しました。その様子を私が動画撮影しました。私が倒した分は撮影していませんが、そのうちの一本は想定外の方向に倒れてしまい、背中と右肘辺りを強打しました。幸いにも骨に恐らく異常はなく、打撲で済みました。立木伐倒中の怪我は初めてですが、大事に至らなくてよかった。ちょっと恐怖心が残りましたが、怯えるぐらいがちょうど良いのかもしれない。

なぜ思わぬ方向に木が倒れたのか?言い訳があります。上の動画で字幕を挿入した部分で、右利きの伐倒師匠が左手でスロットル、右手でフロントハンドルの側面を押しながらバンパースパイクを幹に当てて、ガイドバーを回転させるようにして切る場面があります。立木を水平に切る場合は必要に応じてチェンソーを左右の手で持ち変えた方がより安全に切れるということを教えてもらい、その慣れない方法を試そうとした結果、失敗したということです。

それともう一つ、こちらの方が主な原因かもしれない。倒そうとした木は上の方で蔓が絡まっていて、意図した方向に倒れなかったということです。

Firewood Collection 2024 — Part 30へと続く。
Firewood Collection 2024 — Part 28に戻る。

Firewood Collection 2024 — Part 25

今季の河川敷での伐倒、伐採作業の初日は例年よりも遅い本日、12月10日。去年、切り残した場所から今季の作業は始まりました。

2週間ほど前にSTIHLのプロ用チェンソーを買ったばかりのBBさんを誘いました。初心者とは到底、思えない身のこなし方でいきなりヤマザクラを一本、見事に伐倒されました。

伐倒後も40センチ倍数での玉切り作業が早い。今期が最後やと言う伐倒師匠に言われました。「あんたの10人分は仕事する人やな!」

Firewood Collection 2024 — Part 26へと続く。
Firewood Collection 2024 — Part 24に戻る。

C/2023 A3 (Tsuchinshan–ATLAS) — Part 14

10月20日(日)は義父母宅で水道屋さんになって、ウォッシュレットの給水を止める作業をした後、平安神宮前岡崎公園で開催されたフリーマーケットに立ち寄ってから、琵琶湖東側の湖岸緑地公園に行き、彗星撮影を試みました。昼間はこんなに晴れていても、夕方になると雲が広がる、残念な天候条件だったため、期待していたような写真が撮れずじまいでした。

今日、10月21日(月)は朝から晴れている。カメラやLED赤色灯、赤道儀のバッテリーを充電して、SDカードの残量を確認し、必要に応じてカードを初期化。今夜は流星群や天の川の撮影をする自宅近くのいつもの撮影地で彗星撮影に再チャレンジすることにしました。

この地は空が比較的開けていて、西の山は稜線の高度がおよそ20º。日没後の彗星を撮影するには決して最適な場所ではありませんが、19時過ぎ頃までなら彗星の頭が稜線の上なので、天候条件さえ良ければ、長い立派な尻尾をなびかせるこの大彗星の全体像が撮れるかもしれない。輝度およそ80%の月が東の空から昇るのは19:56であり、太陽が17:13に沈んで空が完全に暗くなってから30分ぐらいの時間はあるだろう。

18:24:21, OLYMPUS E-P5 M.60mm F2.8 Macro, ISO 1250, 120mm, f2.8, 4.0s

北極星が目視で確認できるようになってから急いで赤道儀の極軸を合わせて、iOptron SkyTrackerに取り付けた雲台に、M.60mm F2.8 Macroを装着したOlympus PEN E-P5を載せて、明るい星でピント合わせ。iPhoneの方位磁石を頼りに西の空(経度250ºぐらい)、高度30ºぐらいにレンズを向けて、試し撮りした一枚に彗星C/2023 A3 (Tuchinshan-ATLAS) が写りました。全体像が捉えられないほどまだ、尻尾がこんなに長い!

18:24:41, OLYMPUS E-P5 M.60mm F2.8 Macro, ISO 1250, 120mm, f2.8, 4.0s

彗星のコマが中央に来るようにレンズの向きを調整しましたが、長い尻尾は全部収まらない。赤道儀で追尾しているのだからシャッタースピードをもっと長くすべき。

18:27:21, OLYMPUS E-P5 M.60mm F2.8 Macro, ISO 1250, 120mm, f2.8, 8.0s

立派な尻尾の全体像が捉えられるように、レンズの向きをさらに上方向に修正しました。そして、ISO設定値は変更せずにそのままで、露光時間を二倍の8.0秒としました。これでインターバル撮影ができる状態に。仕事から帰宅しているはずの同居人も呼び寄せた方が後悔しなくて良いだろう。

18:33:36 Nikon D7000, Tokina AT-X 116 PRO DX (AF 11-16mm ƒ2.8), ISO 1250, 24mm, f2.8, 8.0s

放ったらかしになっていた三脚固定のNikon D7000でもインターバル撮影を開始。タイムラプス動画にする予定だったので、Nikon D7000には超広角ズームレンズ、Tokina AT-X 116 PRO DXを装着。左の方にうっすらと天の川が見えていたので、レンズはもっと左に振れば良かったとちょっと後悔。

こちらが広角レンズで撮影し、YouTubeにアップロードした47秒の動画。

18:51:37, OLYMPUS E-P5 M.60mm F2.8 Macro, ISO 1250, 120mm, f2.8, 8.0s

流星が写っているこの画像を撮影した頃、Nikon双眼鏡(7×50 7.3º IF WP Tropical) でも容易く彗星が目視で確認できたので、ご近所のBBさんをお誘いすることに。

最近、買ったばかりのNikon製双眼鏡持参で来られました。10分後には山の稜線に差し掛かって見えなくなると急かしたものだから、なぜか仕事に行く時の靴を履いて。

OLYMPUS E-P5 M.60mm F2.8 Macro, ISO 1250, 120mm, f2.8, 8.0s x 25

StarStaxで25枚の画像を比較明合成(露出+0.8)したのが上の画像。

18:55:41 OLYMPUS E-P5 M.60mm F2.8 Macro, ISO 1250, 120mm, f2.8, 8.0s

全体像を捉えたこんな大彗星の写真が撮れるのは人生で最初で最後のような気がします。今後は急激に減光するので、迫力がある写真を撮影するには望遠レンズが必須になるかもしれません。

追記:

18:51:15 Apple iPhone 12 mini, ISO 8000, 26mm, f1.6 3.2

iPhone 12 miniで撮影した画像にも彗星が写っていました。中央のもっこりしたのは私の頭、そのすぐ右に沈もうとしている。

C/2023 A3 (Tsuchinshan–ATLAS) — Part 15へと続く。
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C/2023 A3 (Tsuchinshan–ATLAS) — Part 13

右に倣えの滋賀県知事はアホなことをするものです。今日、10月20日も湖岸駐車場の有料社会実験をやっているようですが、駐車場入り口には誰もいないし、駐車中の車は2、3台のみ。

日が沈むまでは雲が少ない絶好の彗星撮影日和かと思っていましたが、日没と共に西の空が次第に雲に覆われる。今日は駐車した場所がこの前の駐車場から少し南下した支那1駐車場。

今日も同好者らしき人が2、3名おられました。恐らく、にわかの人だと思います。見分け方は簡単。天文愛好家と呼ばれる人がカメラの設定時などに手元を明るくするために使用する照明器具には赤色灯が付いている。

設定後、空が暗くなるまで待機していました。この判断が誤りでした。雲が少ない状態ですぐに撮影を始めるべきでした。下の画像に微かに写っている彗星を確認できたのは、画像の現像時。

Nikon D7000, AF Nikkor 50mm ƒ1.8D, ISO 400, 75mm, f2.0, 3.0s

インターバル撮影の開始を遅らせたのには訳があります。朝夕の薄明時は光量が刻々と変化します。カメラの設定をマニュアル撮影にしていると、光量の変化に応じて絞り値やシャッタースピード、ISOが適正になるよう、都度、設定値を変える必要があるからです。

金星と飛行機の動き、そして画面の多くを覆う雲の動きをお楽しみください。厳密にはうっすらとした彗星が写っているはずですが、私は確認できておりません。

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