今年は新コロ感染拡大を防ぐために曳山行事を中止するとのことです。右に倣えの「コロナ脳」が中止を決定したものと思われます。台風19号の影響で宵宮は去年も中止になったので、宵宮に関しては2年連続中止になります。
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Otsu Matsuri 2019
昨夜の大津祭宵宮は台風19号の影響で中止。宵宮が中止になるのは私の記憶にありません。琵琶湖よりも東を北上する台風は、当地にとっては山から吹き下ろす局地風と重なり、大きな被害を被ることがあります。直近では2017年の台風21号。建築中の木製カーポートが東に5センチほど動いて傾いたので、束石を移動させるという事態になりました。
2年前、建築中の木製カーポートに駐車してあった新車のSuzuki HUSTLERに飛来物が当たり、運転席側Aピラーに傷が付きました。今回はそのようなことがないよう、強風が治るまでガレージに軽自動車2台を縦列で駐車しました。
道を塞いでいた倒木はチェンソーで切断して撤去しました。幹が折れて倒れたのは昨夜、今朝の早朝にご近所さんと一緒に撤去したので、倒木が道を塞いでいたことを知らない人が多いはずです。
昼前から台風一過の快晴となりました。鈴鹿で開催されたF1日本グランプリも土曜のスケジュールがすべて中止となり、予選が日曜の午前に開催されることになりました。午後は予定通りに決勝。
当初は去年と同じように午前中に大津祭本祭りを観て、午後のF1決勝は自宅でテレビ観戦するという予定でした。その当初の予定を変更し、午前は予選をテレビ観戦、午後の決勝30ラップ目ぐらいまで自宅でテレビ観戦、その後、残りのラップはスカパーオンデマンドAppを使い、車で移動中に観戦することにしました。
Google Mapsに入力した目的地はお借りしたCafé Nattyの駐車場。到着予定時刻は最終ラップ後となったので、表彰台インタビューは駐車場で観ました。
到着した頃は最後尾の月宮殿山(鶴亀山)が石畳の京町通で休憩中でした。
今日はカメラを持参せずにスマホ(iPhone 11とiPhone 7)で静止画と動画を試写撮影します。台風一過の快晴ということもありますが、非常にシャープで綺麗な画像です。
上の画像はiPhone 7で撮影。
写っている山は違いますが、上の画像はiPhone 11で撮影。
見送りは重要文化財のゴブラン織、複製品。拡大しても細部までくっきりしています。
曇ってもシャープ。
光量が減ると自動的にシャッタースピードを落としてISO値が上がりますが、ノイズは抑えられてます。
超広角レンズでナイトモードも試しました。意外とf値が上がっています。
宵宮がなかった分の埋め合わせをしようとしているのか、暗くなっても宵山囃子は続きます。
F1日本グランプリと同様、今年は大津祭もワンデーレース。
上の画像で1秒のNight Modeだったと記憶しています。ストロボを焚くよりも自然な光で且つ、ノイズが少ない画像。テクノロジーの進化は驚異的です。Night Modeでの露光は、光量が極端に少なくて、三脚にiPhoneを固定したような場合、最長で28秒だそうです。この長い露光時間で複数枚の画像を撮影してスタッキングし、比較明合成しているものと思われます。撮影地の条件次第では星景写真が撮れるかもしれません。但し、残念なことに超広角レンズ使用時はNight Modeが機能しません。
動画はiPhone 11で撮影し、iMovieで編集しました。大津祭好きな人限定14分11秒の長編です。パケット食いますので、Wi-Fiで1080pで御覧下さい。
Biwako Great Fireworks 2019 — Part 2
開始直後は小さな花火が数発、打ち上げられました。ここから打ち上げますよと予告するかのような数発です。この最初の数発で打ち上げ地点を確認することができました。二等辺三角形の頂点となるほぼ正面に陣取っていることがわかりました。当初、レンズの焦点距離を200ミリぐらいにしたら、両方の打ち上げ地点を一つのフレームに収めることができず、広角端の70ミリ近くまで焦点距離を短くする必要がありました。
全体を画角内に収めるには95ミリでも不足気味であり、期待したように湖面に反射しないので、下の方が黒っぽいままで何も写りません。
この辺りで気づきました。二等辺三角形の頂点は理想とする撮影地ではない。斜めから撮影すれば、同じ画角内に二地点から打ち上げられる複数の花火を望遠レンズで同時に収めることができ、もっと迫力がある画像になるはずです。
すぐ隣に陣取ったカメラ女子二名が「二兎を追う者は一兎をも得ず」とか言っている。私も同じように思っていたので、浜大津の方の一兎を追うことにより、捉えたのが上の画像。
焦点距離と露出を頻繁に変更しながら撮影を続けました。(ISOは200で固定)
片方だけなら220ミリで収めることも何とか可能。
今回は白飛びしないようシャッタースピード短めで撮影しています。
ヘッダー画像に使えそうなので、フリーフォームで切り取りました。
これが出るとフィナーレ間近。
レンズを広角端にして準備万端。
単色の花火も良い。
何とか白飛びは避けることができました。この日、FUJIFILM XQ1で撮影した動画はすべて、風の音が録音されてしまい、ピントも合っていないため、全滅でした。
Biwako Great Fireworks 2019 — Part 1
びわ湖大花火大会をどこで観るか?今年は当日の午後になるまで決めかねていました。この数年は駅前のパチンコ屋さんがこの日だけ、施設利用客以外の人にも無料開放される立体駐車場に車を駐車させていただいていました。しかし、今年も駐車場を開放するという告知が一切なく、行き当たりばったりで行けば、どこにも車を停められないという事態に陥る恐れがありました。花火を観る場所は出発してから決めることになりました。
6年前の2013年に行った比叡山ドライブウェイ夢見が丘駐車場展望台は、しばらくして有料になり、今年は車一台の駐車料金が1万円だとか。ミニバンで大勢で行くならお得ですが、我々のように二人で1万円は高すぎる。
陸上自衛隊大津駐屯地では毎年「納涼開放」を実施されており、今年は海上自衛隊による体験乗船イベントもあるとかで、ちょっと惹かれるところがありましたが、車を駐車する場所が確保できないかもしれない。いっそのこと対岸のさざなみ街道(湖周道路)沿いを探ってみようということで、Google Maps片手に琵琶湖大橋から湖東方面を南下して、矢橋帰帆島公園に行ってみました。午後3時頃で駐車場に空きがありましたが、地図で確認すると、場所によっては二つの打ち上げ地点が重なって見えそうでした。
二つの打ち上げ地点からの角度を考えると、駐車場は湖岸緑地北山田1か北山田2が理想でしたが、さざなみ街道を南下中に確認したら、すでに満車で、車はこれ以上入れない状態でした。矢橋帰帆島から元来た道を戻る途中の帰帆北橋交差点近くで三脚を立てて場所取りしているカメラマンを数人見ました。びわ湖大花火大会公式サイトのトップページの写真にはここから撮影したものが含まれているのではないかと思います。
結局、決めたのは理想とした湖岸緑地北山田からもう少し北に戻った別の湖岸緑地駐車場。午後3時半の時点で、白線で区画された駐車場はまだ数台は停めれそうでした。この辺りには公共交通機関がなく、徒歩圏内の近くにコンビニもないので、飲食物はクーラーボックスに入れて持参する必要があります。
二つの打ち上げ地点からは遠くなりますが場所によってはちょうど正面になります。この時、二等辺三角形の頂点から撮影するのが理想だと思っていました。設定する画角によってはここでも近すぎることが撮影開始後に判明しました。RAWで撮影してクロップするしかありません。
気温は36ºCくらい。あまりに暑いので、花火を見に来た人の多くは木陰か車の中で待機中。
テントやタープを張ってバーベキューしている人も。対岸の湖西方面とはまるで違うのどかな風景がここにはあります。
それでも打ち上げ開始1時間前には湖畔にカメラマンたちが集まりました。日が暮れてかなり涼しくはなりましたが、遠くにある台風の影響か、風が強い。
ここに来るのは6年前にこの辺りでパンスターズ彗星(C/2011 L4)を撮影して以来です。湖面に見えるのはエリ漁の仕掛け。
打ち上げ開始22分前。折り畳みの椅子を持参すれば、座って撮影できたのですが、対岸から花火を撮影するのは初めてなので、準備に不備がありました。後からやって来た、後ろに座っている人の視界を遮るかもしれませんが、距離をあければ問題ないでしょう。それに三脚は4時間前からここに立っていたので、その辺りの状況は察知しておられることでしょう。オリンピックが開催される来年は11月6日(金)に開催される予定だそうですが、来年も対岸で撮影するのなら椅子を持参しよう。
Gion Matsuri 2019 — Part 2
前祭の宵々山はフォルクス北山通店が出発地点でしたが、後祭の宵山はセカンドハウス東洞院店を出発地点としました。
同行者はホタテ、きのこバターしょうゆのスパゲティー。
私はいつものなすベーコンキムチのスパゲティー。
この日は珍しく25ミリの短焦点レンズ装着です。
蛸薬師通を西に進み、
室町通を新町通だと勘違いして北に、
黒主山の辺りで、勘違いしたことに気付き、
やっと新町通に到着。
前祭の時は祇園囃子が始まる前に帰宅しましたが、今日は提灯も灯っています。前回同様、妙に涼しい宵山となりました。
北観音山を勝手にホームと決めています。人混みが多い前祭ならこのような写真は撮るのに苦労しますが、後祭は撮り放題。
背景をぼかす写真は私の好みではありませんが、25ミリのレンズならぼかしやすい。
我々も含めて年齢層が高い後祭は、大人の祇園祭という印象があります。
後祭は山の数や人出は大津祭に似たものがあります。
あまりに快適なので、今回もF1シンガポールGP観戦の予行演習にはならないのですが、思い返せば、今年は金曜の一日券しか予約購入してなかったのです。土曜の予選と日曜の決勝は現地のホテルでテレビ観戦です。ということは予行演習しなくても良いということ?
クアラルンプールからシンガポールに栄転となったM君も、金曜の一日券(Premier Walkabout)を予約購入されました。
四条通を横断して大船鉾を少し見てから、
綾小路通を東へ進むと、新しい建物が目の前に現れました。Apple Storeが入居するのではないかという噂があった、京都経済センター。
阪急烏丸駅と地下鉄四条駅とも直結しているし、目障りなアーケードもないし、こっちの方がずっとApple Storeに似合うと思うのですが。
B1から2階までは商業施設(SUINA室町)となっています。
1階の& COFFEE MAISON KAYSERでアイスラテとクロワッサン。
Otsu-Shiga Fireworks 2019
COSTCO京都八幡倉庫店で食材を仕入れて、
ペスカトーレにしようとして前回は失敗したチョッピーノスープに再挑戦。今回は別の鍋でパスタを湯がいてから、チョッピーノスープをパスタに混ぜました。
ペスカトーレ風魚介たっぷりのスープスパゲティーが完成しました。失敗した前回はパスタがスープを大量に吸ってしまいましたが、今回は4皿分でスープが余るほどでした。
夕食を一旦、切り上げて、大津志賀花火大会が開催される湖岸へと向かいました。去年までは自由に入れた港が、今年はボート所有者以外は立ち入り禁止となっていたので、砂浜の方で4名分のスペースを確保しました。
上の画像は同行者がFUJIFILM XQ1で手持ち撮影。撮影地点が僅か2メートルでも離れていたら視界が全然違います。
まだ完全に暗くはなっていなかったのでf/4、20秒では露出オーバーでした。
湖面に反射する花火。前方に人が写っていますが、気にしない。
f/8、10秒ぐらいで露出は適正値のようです。
超広角ズームレンズの広角端(35mm換算で16.5mm)に設定して撮影しましたが、打上げ地点が近すぎて、すべての花火を視野内に収めることはできません。
露出時間を短めに設定することで、連続して打ち上げられる花火の撮影枚数を増やすことができます。
例年は7月第4週の土曜に花火大会は開催されますが、今年は第3土曜開催となり、知らなかった人が多数おられたのか、人出が例年よりも少なかったように思います。
動画撮影はahiruさん。帰宅後、18″のマルゲリータを1/3ほど食べて満腹状態。
Gion Matsuri 2019 — Part 1
フォルクス北山通店でランチ後、すぐ近くの駐車場に車を駐車して、地下鉄で四条駅まで。今回、利用した駐車場は土日祝日関係なく、24時間最大料金が400円でした。出入りする際に段差があるので、最低地上高が低い車は底を擦るかもしれません。
前祭の宵々山準備中で賑わう四条通を東に進み、去年の8月25日にオープンしたApple Shijo Takakuraに久しぶりに入店。
興味本位で店員さんにiPhoneの下取り価格を尋ねてみました。SIMフリーiPhone SE 64GBは¥3,000、SIMフリーiPhone 7 32GBは¥18,000とのことでした。SEはメルカリに出品した方が高く売れそう。Appleの下取り価格は容量に関係なく、機種ごとに一律だったはずですが、応対した店員さんによると、現在は容量に応じて価格が異なるそうです。
数少ない喫煙スペースは宵々山の夕方5時半になると、閉門するそうです。四条通の向かい側に見えるのは長刀鉾。
毎年、祇園祭の宵山や宵々山は我々にとってはシンガポールGPの予行演習になっていますが、今年は妙に涼しいので、演習にはなりません。
予行演習として試すのはカメラ機材、カメラバッグ、サンダル、スニーカー、そして我々の体力。
蒸し暑くはなく、早めに帰宅したので体力は試すことができませんでした。来週の後祭で再度、確認します。
Otsu Matsuri 2018
F1日本グランプリ決勝開始時刻までに帰宅する予定で、大津祭本祭を観に行きました。昨夜の宵宮と同様、この日もCafé Nattyの駐車場に車を停めさせてもらいました。そのマスター所有のAustin Mini Countrymanを湖西道路で見かけました。本線と合流するかなり危険な場所で、右前輪がハの字形になって停まっていました。周囲にはボールベアリングが落下していたので、ドライブシャフトか何かが走行中に折れたのかもしれません。
まずはこれ以上の危険回避ということで、同乗されていた娘さんをガードレール外側に移動してもらい、停止した車をより安全な路肩の方に押して移動させました。間もなく、パトカー2台が到着し、三角板を立ててもらい、安全を確保。マスターはミニの旧車専門店に連絡し、レッカー車を要請。我々は、その場を離れて大津祭が開催される大津市中心部へと向かいました。
郭巨山の背後に見えるのは滋賀県庁ビル。
外れて落下しそうな金箔の装飾部品を元に戻そうとしている西宮蛭子山の囃子方。
湯立山は毎年先頭の狸山を除いて今年は三番手のようです。
本祭の日も見に来る人の年齢層が高い。
京町通の源氏山から月宮殿山の辺りは石畳が敷かれています。アスファルトの頃とは景色が一変しました。
町家を改装したホテルもあります。
同級生の実家前も石畳。私が遊びに行っていた頃は格子の引き戸ではなかったように記憶しています。屋根瓦や雨樋も改装しているようです。
電車道を湯立山が上って来ました。
辻回しをしてアーケードの丸屋町商店街へ。昔は電車道で昼の休憩となりました。
ここは鉄ちゃんに人気のある撮影スポット。
広角寄りの方が面白い写真が撮れます。
Otsu Matsuri 2018 — Yoimiya
同行者元同僚の特別な計らいで、湯立山(通称おちゃんぽ山)関係者として山に乗せていただくことになりました。私の幼馴染もどこかにいるはずですが、何十年も会っていないので誰が誰だかさっぱりわかりません。
こんな角度から山を見るのは半世紀ぶりでしょうか。湯立山に乗せていただくのは初めて。
昔は女人禁制でしたが、今は性別に関係なく、乗せてもらえるようです。
すぐ近くの狸山の方にも行ってから、
天孫神社の夜店へ。
京町通を郭巨山まで進んでから、中町通へ。
鯉山の提灯には懐かしい名前が数名。
祇園祭後祭の宵山と比べても、圧倒的に人が少ないので、のんびりと鑑賞できるのが大津祭の良いところかと思います。
今年はアーケード内にある桃山にも行ってみました。
祇園祭と差別化する目的かどうかは不明ですが、大津祭特有のからくり人形を宵宮の時は近くで見ることができます。
Otsu Matsuri 2018 — Yamatate (Float Building)
明日、9月30日に予定されていた大津祭の曳き初めは台風24号の接近により、中止となったそうです。山建てと曳き初めは、宵山の日、10月6日(土)の早朝より行われるそうです。詳しくはこちら。