Dec 162018
 
Single Exposure f/2.8, 50s, 60mm, ISO 1600

彗星46/P Wirtanenが近地点を通過する16日は天候条件が芳しくないので、15日夜におうし座のプレアデス星団とアルデバランに近づく彗星を撮影しました。ふたご座流星群の撮影も同時進行で継続しましたが、極大日を過ぎると流星の数が激減して広角レンズの視野に捉えることはできませんでした。

f/2.8, 60mm ISO 1600, 50s x 20, Stacked with StarStaX, Tracked on iOptron SkyTracker

60ミリ(換算120ミリ)のマクロレンズでちょうど二つの明るい星団と彗星を同じ視野に配置することができました。露出50秒の画像ファイルを20枚、比較明合成(Lighten)でスタックすると、彗星が際立ちます。この日は月明かりの影響か、肉眼では確認できませんでした。

f/2.8, 60mm ISO 1600, 50s x 20, Stacked with StarStaX, Tracked on iOptron SkyTracker

同じ20枚の画像ファイルをAverage, +0.7EVの露出で合成すると、プレアデス星団の雲もはっきりと見えるようになります。

f/2.8, 60mm ISO 1600, 60s x 5, Stacked with StarStaX, Tracked on iOptron SkyTracker

ついでにオリオン大星雲も。こちらは露出60秒の画像ファイルを5枚、スタックしてあります。

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Dec 142018
 
Single Exposure f/2.5, 45mm ISO 1600, 40s

Nikon D7000とTokinaの超広角ズームレンズでふたご座流星群の三脚固定撮影中に、Olympus PEN E-P5はiOptron SkyTrackerに載せて、45mm(換算90mm)のレンズで彗星46/P Wirtanenを追尾撮影しました。この画角で思惑通りにプレアデス星団とアルデバラン、そして増光中の彗星を捉えることができました。露出40秒でインターバル撮影している時に、運良く、ふたご座流星群に属すると思われる流星が写りました。

f/2.5, 45mm ISO 1600, 40s x 20, Stacked with StarStaX, Tracked on iOptron SkyTracker

iOptron Polar Scopeを参考にした極軸合わせが成功し、換算90ミリのレンズで20枚の画像(およそ14分)を比較明合成しても星はほぼ点像に写っています。Photosで編集して緑に輝く彗星がより際立つようにしました。この日は肉眼でも位置さえ把握していれば、彗星を確認することができました。肉眼ではぼんやりとした白っぽい雲状に見えます。

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Dec 142018
 
f/2.8, 20s, 16mm, ISO 1600

ふたご座流星群極大時刻(12月14日21時頃)のおよそ23時間前の昨夜22時頃からいつもの撮影地で流星群の観察と撮影を開始しました。間もなく近地点を通過する彗星46P/Wirtanenも同時に撮影します。流星群の撮影にはNikon D7000と超広角ズームレンズ、Tokina AT-X 116 PRO DXを三脚に載せて固定撮影。

f/2.8, 20s, 16mm, ISO 1600

撮影開始1時間後に意図した通りの構図にシリウスよりも明るい火球クラスの流星がオリオン座の方に流れました。広角レンズでこれだけの大きさの流星を撮影したのは久しぶり。上の画像に写っているカメラはポータブル赤道儀、iOptron SkyTrackerに載せて彗星を追尾撮影中のOlympus PEN E-P5。今回は自作のレンズヒーターを二つ、使用しましたが、片方の電源として使っていたモバイルバッテリーが充電不足が原因で、電池切れとなりました。直後にレンズが曇ったので、早めに撤収しました。

f/2.8, 20s, 15mm, ISO 1600

天気予報通りに日が変わる頃までは空は晴れて澄んでいました。帰宅後に天候が急変して雨が降り出しました。

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Dec 112018
 
ISO 1250, 25mm, f/2, 60s x 5 Stacked with StarStaX, Tracked on iOptron SkyTracker

二日前と比べて若干、増光した彗星46P/Wirtanenがプレアデス星団に接近しています。今回は25mm(換算50mm)のレンズで、プレアデス星団とアルデバラン、46P/Wirtanenを同じ視野に入れることができました。制限はありますが、何とかStarStaxがMojaveでも機能しているようなので、5枚の画像をスタックして補正しました。尚、StarStaxはダーク引きがMojaveで機能しないようです。

彗星の光度は4等星ぐらいだと思われますが、加齢と共に瞳孔が開いても小さくなった私の肉眼では確認できませんでした。慣れた人なら双眼鏡では容易に確認できます。

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Dec 092018
 

滅多に見れない肉眼彗星が北半球の各地で観察、撮影されています。彗星の名は46P/Wirtanen。SkySafariの予想では今夜の光度は+4.2等。光害が少ない場所なら肉眼でも辛うじて見える光度です。12月16日の近地点では地球との距離が0.0775AUとなるそうですが、この距離は科学的に記録されている彗星の中では10番目に近い。地球に接近する彗星で肉眼等級まで明るくなった彗星はたった二つしかないので、46P/Wirtanenは三つ目ということになります。次に肉眼等級まで明るくなることが予想されているのは、2061年の104P/Kowal 2。詳しくはこちら

いつもの撮影地で私も彗星46P/Wirtanenの撮影に挑戦しました。オリオン座と同じ視野に彗星を入れようとすると、17mm(換算34mm)のレンズでぎりぎりでした。Kenkoの双眼鏡(Pro Field 7×32)を使えば目視で確認できましたが、慣れた人でないと困難かもしれません。SkySafariを参考に、リゲルとアルデバランと共に三角形を形成する辺りに淡い星雲のような彗星を捉えました。写真撮影すれば、緑に写るのですぐにわかります。

近地点を通過する16日頃はプレアデスに接近するので、60ミリ(換算120ミリ)の明るい望遠レンズで、同じ視野に彗星と星団を収めることができそうです。

Comet 46/P Wirtanen — Part 2へと続く。

Oct 222018
 

午前2時に起床し、天体撮影用カメラ機材一式を車に載せて、近くの山へ。空は快晴、三脚固定撮影を開始する頃には輝度92%の月はすでに山の下。オリオン座流星群輻射点が中央になるよう、カメラの向きを変えた時、結露防止用の自作レンズヒーターが動いたのか、視界に入ってしまいました。

焦点距離を望遠端の16.0mm (換算24mm) に変更してインターバル撮影を続けましたが、捉えた流星はオリオン座流星群に属するものではないようです。速度が速いので、瞬きしている間に見逃す流星もあったかもしれませんが、およそ一時間と少しで、目視で確認した流星は4個。大体、大方の予想通りの数値です。

薄明が始まる頃まで撮影を続ける予定でしたが、雲の量が増え、気温が一気に下がり、寒さに負けて、午前4時過ぎには機材をかたずけて退散することにしました。

画像はすべて、Photosで現像及び加工しました。天体写真もApertureと同様の加工ができるようになり、Photosの利便性が高まりました。

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Aug 162018
 
P8140034

ペルセウス座流星群極大時刻に近い12日夜から13日未明にかけては、当地では天候条件が芳しくなく、撮影と観察を諦めました。12日午後10時頃は晴れていましたが、仮眠から目覚めた午前2時半頃は星は一つも見えない曇天でした。翌日13日は放射点が昇り始めた午後11時半頃から、久しぶりに空が開けた近くの空き地で撮影を始めました。カメラ機材は、Olympus PEN E-P5とK&F Concept Nikon (G) マウントアダプターを介したTokina AT-X 116 PRO DXの組み合わせで、三脚に固定してインターバル撮影を行いました。絞りはf/2.8開放、ISO 1600固定、露出は20〜25秒。レンズ焦点距離は11mm。(35ミリ換算で22mm)大接近中の火星が南の空で輝いています。写っているのは先客の車。同好者のようで、流星群を撮影されていました。

P8140074

残念ながら流星はカメラで捉えることができなかったのですが、目視ではおよそ1時間半の間に10個ぐらいは確認しました。

P8140060

天頂付近から南の方に下がってきた夏の大三角形を視野に入れると、レンズが夜露で濡れますが、自作のレンズヒーターが活躍してくれました。上の画像はすべてRAWで撮影したファイルをPhotosで現像及び加工しました。レベルとカーブを大胆に補正して初めて、天の川が見えるようになります。以前は肉眼でも天の川が見えていましたが、加齢と共に瞳孔が開かなくなるので、今では目視で天の川を確認するのは困難になりました。カメラに例えれば、若い頃は絞り値が開放1.2だったのが、歳をとると、眼球の経年劣化による暗視能力低下で、開放3.5とかになります。暗視能力の低下は老眼の進行具合とほぼ同時に進むように思います。まだ老眼が始まっていない人は、今のうちに天の川を見ておきましょう。

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Aug 112018
 

今年のペルセウス座流星群極大時刻はJST8月13日午前10時頃なので、12日深夜から13日夜明けまでが観察するには最適の時間帯になります。新月なので、天候以外の条件は揃っています。

8月12日に予定されていた、西はりま天文台のスターダスト2018は天文台での開催が中止になったそうです。西日本豪雨の影響で、天文台へのアクセス道路が未だ、一部通行止になっているそうです。

上の画像は2013年に撮影したペルセウス座流星群の合成写真。比較明合成が可能なMac用フリーウェア、StarStaxを使用しています。最新バージョンはこちらからダウンロード可能。

Perseids 2018 — Part 2へと続く。

Jan 042017
 
P1040112

年間三大流星群の一つ、しぶんぎ座流星群の観察、撮影を行いました。日が変わって午前1時前からおよそ1時間半ほどの三脚固定撮影でしたが、確認できた流星は眼視で一つのみ。

久しぶりにOlympus PEN E-P5でインターバル撮影しました。撮影間隔は2秒に設定して、30枚を連続撮影しています。撮影間隔2秒でのインターバル撮影時はモニターのバックライトを消灯することができないので、モニター調整機能を使って明るさが最も暗くなるように設定。

極大時刻は1月3日午後11時頃でしたが、放射点が低いので、月齢と天候条件が良くても見れる流星の数は限られます。三大流星群のレッテルは、北半球でも緯度が高くはない地域では適切ではないような気がします。次の主要流星群は4月のこと座流星群。三大流星群に属する8月のペルセウス座流星群と12月のふたご座流星群は、今年も月明かりが干渉するので期待できそうにありません。

Aug 122016
 
P8120184

今年のペルセウス座流星群は例年の極大(JST 8月12日午後9時〜8月13日午前0時半頃)とは別に突発出現(JST 8月12日午前9時過ぎ頃)が予想されていました。今朝、輝度62%の月が午前0時頃に沈む頃から自宅近くで三脚固定によるインターバル撮影を行いました。Olympus PEN E-P5のインターバル撮影で設定できる最大撮影枚数は99枚。撮影間隔が2秒で、露光時間20秒ならおよそ36分間の連続撮影になります。

全天で雲がほとんどない快晴でしたが、例年の極大一日前でZHR 5~10個ぐらいだったように思います。突発出現予想時刻よりも6時間以上前なので、例年よりも多い印象はありませんでした。IMOが集計したデータによると突発出現が確認されているようです。

P8120381

目視でも確認したイリジウムフレア(太陽の光を反射する人工衛星)。

StarStaX_P8120274-P8120372_lighten

StarStax比較明合成を用いて星の軌跡を記録するグルグルも作成しました。97枚の画像をスタックしてあります。合成する元画像にDxO OpticsPro for Photosで補正した画像が含まれていると、円弧を描く光跡からずれるので、スタックする前にチェックを外してあります。

P8120329

今夜0時頃から明日の天文薄明までの極大時間帯も月齢と天候条件が3年ぶりに良さそうで、期待できます。今夜はポータブル赤道儀を用いた追尾撮影を予定しています。

Part 2へと続く。

Aug 112016
 
P8085350

Olympus M.Zuiko Digital ED 12-50mm F3.5-6.3 EZと同時にM.Zuiko Digital ED 60mm F2.8 Macroも京都駅前家電量販店で入手しました。私が考えるこのレンズの主な被写体は、星雲、星団、彗星などの天体と、F1ナイトレース流し撮り、それと夜間に離着陸する飛行機です。換算120mmの単焦点でF2.8のスペックは、暗い被写体や動体を撮影する場合に威力を発揮しそうで魅力的に感じます。等倍マクロ機能を生かして、このレンズの本来の主な被写体であるだろう植物や昆虫も撮影したいと考えています。

M31 (The Andromeda Galaxy)

早速、レンズの性能試験としてアンドロメダ銀河を撮影してみました。iOptron SkyTrackerにPEN E-P5を載せて追尾しながら、絞り開放f/2.8、ISO 2000、50秒間の露光で撮影した画像1枚をDxO OpticsPro for PhotosでPRIMEノイズ除去し、Photosで補正しました。周辺部で減光があったので少し、クロップしてあります。周辺部光量落ちを補正するにはフラットフレームを用意しなければならないかと思います。しかし、フラットフレームを用意したとしても、どのようなMac用ソフトウェアを使って処理すれば良いのか、現時点で不明です。画像の左上の辺りで収差なのか、星が流れているのかよくわからないズレがあります。色収差はほとんどないと思います。

アンドロメダ銀河をこんなに大きく撮影できたのはデジタルに移行してから初めてかもしれません。M110も判別可能です。レンズの視野は20ºとかなり狭いので、目的とする被写体を中央に導入するのに手子摺りました。

このレンズの主な仕様を以下に記しておきます。


Focal Length60mm (35mm Equivalent Focal Length: 120mm)
Maximum / Minimum ApertureF2.8 / F22
Lens Construction13 Elements in 10 Groups (1 ED Lens, 2 HR Lenses, 1 E-HR Lens)
Splash ProofingDust and Splash Proof Mechanism
Angle of View20º
AF ModeHigh-Speed Image AF (MSC Mechanism)
Closest Focus Distance0.19m
Maximum Image Magnification1.0x (35mm Equivalent Maximum Image Magnification: 2.0x)
Minimum Field Size17 x 13mm
Number of Diaphragm Blades7 (Circular Aperture Diaphragm)
Filter Sizeø46mm
Size: Maximum Diameter x Lengthø56 x 82mm
Weight185g

Aug 092016
 
M. Zuiko ED 12-50mm F3.5-6.3 EZ

Olympus M.Zuiko Digital ED 12-50mm F3.5-6.3 EZが先月初めから異常に安く販売されていたので、京都駅前の家電量販店(ヨドバシ)で入手しました。ネットで調べると、店内在庫がなかったので、予約して取り置きしてもらいました。このレンズは去年のシンガポールGP観戦旅行時にOM-D E-M5 Mark IIと共に兄から借りたレンズ一式の中の一本でしたが、当時は3万5千円ぐらいの値が付いていました。それが、現在、ほぼ半値の1万円代前半の叩き売り状態です。マイクロフォーサーズ規格のキットレンズとしては大きくて(最大径57mm、長さ83mm)少し重く(212g )、望遠端50mmでの開放絞り値がF6.3と暗いことが人気がなかった原因かと思われます。しかし、この価格はまるで在庫一掃セールのようであり、在庫が捌けると新しいモデルが発売されるのかもしれません。

M. Zuiko ED 12-50mm F3.5-6.3 EZ

私としては12mm(換算24mm)の広角端でF3.5から使える点が、この防塵防滴、電動ズームレンズの最大の魅力です。マイクロフォーサーズ規格に準拠した広角ズームといえば、M.Zuiko Digital ED 9-18mm F4.0-5.6がありますが、広角端の9mm(換算18mm)で開放絞り値が4.0とどちらかといえば暗い。

M. Zuiko ED 12-50mm F3.5-6.3 EZ

最近の他のオリンパス製レンズと同様に、このレンズも専用の花形レンズフード(LH-55C)が別売になっており、Amazonで価格が¥3,485と、叩き売り状態のレンズ本体の価格(¥13,440)と比べると高すぎます。そこで、フィルター径52mmのHakubaのねじ込み式ワイドメタルレンズフードをレンズ本体と同時に入手しましたが、このレンズに装着すると、広角端でケラれる(干渉する)ことがわかりました。質感とデザインが気に入っているので、返品せずにフィルター径52mmの他のレンズで使用する予定です。

Olympus PEN E-P5 with M. Zuiko ED 12-50mm F3.5-6.3 EZ

ケラれるフードを付けたままPEN E-P5に装着してみました。広角端12mm、F3.5をこのレンズの最大の魅力と考える私は、干渉するレンズフードを取り外して、天の川を被写体に試写してみました。点像である星を撮影するということは、レンズ性能試験をしているようなものですが、その結果は下の通り。

ISO 2500, 12mm, f/3.5, 50s x 20 stacked with StarStaX上の試写画像はiOptron SkyTrackerにカメラを載せて、広角端12mm、絞り開放f/3.5、50秒の露出で追尾撮影したRAW画像をJPEGで書き出して、StarStaXに読み込み、Average + Increase Exposure by 0.9の設定でスタックし、Photosで補正してあります。周辺部での減光と歪み(コマ収差)は思っていたよりも少なく、許容範囲内ですが、それよりも白鳥座を構成するDeneb以外の明るい星が赤く写っているのが気になります。これは色収差だと思われます。この色収差はOlympus Viewer 3で補正できそうですが、macOS Sierra PB4との互換性に問題があり、確認できません。

Mac用の星空画像編集AppであるStarStaXには日本語の説明がなく、使い方を調べようと当ブログサイトに来られる方が多くおられます。夏の大三角形を撮影した上の画像は、Average + Increase Exposureのモードを使用しています。ピクセル単位で画像を比較して明るい方を採用するLighten(比較明合成)と何が違うのか、StarStaX Help Browserによると、「Average(加算平均合成)とは個々の画像を平均化することであり、同じシーンを撮影した一連の写真からランダムノイズを取り除くことができ、結果としてよりなめらかな画像を得ることができる。特に暗くて色の変化がある部分に対して効果がある。」と書いてあります。このモードでは同時に露出を補正することもできます。上の天の川では露出を+0.9に設定してあります。

しかし、思っていたよりもずっと綺麗に天の川が写っています。Fotopusの「星空写真キャンペーン」でこのレンズが紹介されているのにも頷けます。

このレンズの主な仕様を以下に記しておきます。


Maximum / Minimum ApertureF3.5 (12mm) to F6.3 (50mm) / F22
Lens Construction10 Elements in 9 Groups (DSA lens, 2 Aspherical Lenses, HR Lens, ED Lens)
Splash ProofingDust and Splash Proof Mechanism
Angle of View84º~24º
AF ModeHigh-Speed Image AF (MSC) – Linear Motor Drive
Zooming TypeElectronic Zoom / Manual Zoom
Closest Focus Distance0.35m (Normal Shooting) / 0.2m (Macro Shooting)
Maximum Image Magnification0.36x (Macro Mode) (35mm Equivalent Maximum Image Magnification: 0.72x)
Minimum Field Size48 x 36mm (Macro Mode)
Number of Diaphragm Blades5 (Circular Aperture Diaphragm)
Filter Sizeø52mm
Size: Maximum Diameter x Lengthø57 x 83mm
Weight212g

Part 2へと続く。

Aug 052016
 
M31

Olympus PEN E-P5にM.Zuiko Digital 45mm F1.8を装着し、iOptron SkyTrackerで追尾しながら軒先からM31(アンドロメダ銀河)を撮影してみました。

このレンズで星を撮影するのは初めてのこともあり、ピント合わせに苦労しました。PEN E-P1の頃は17mm F2.8ならレンズリセットONでほぼ無限遠に焦点が合いましたが、PEN E-P5と45mm F1.8の組み合わせではそう簡単には無限遠にピントが合いません。レンズリセットはOFFにして、マニュアルでピント合わせしなければなりません。

このレンズに距離指標はなく、フォーカスリングはどこまでも回転するタイプであり、実際に星が見えてピントが合う幅が狭いので、ある程度の明るさがある星を基準にピントを合わせなければなりません。今回のように目的とする星が暗い場合、ポータブル赤道儀を載せた三脚とは別の三脚にカメラを載せて、より明るい星をフレーム内に導入した方がピントが合わせやすい。カメラの電源をオフにした時に、苦労して合わせた無限遠がリセットされないよう、レンズリセットはOFFにすべきです。(スリープの場合は、合わせたピントは維持されるようです。)

夜でも周囲の気温が高い今の季節、赤や緑の輝点ノイズがファインダーを覗けば見えます。緑の星は彗星以外にはあり得ないけれど、赤い星はいくらでも存在するので、赤い輝点ノイズを星であると勘違いしてピント合わせをしていました。尚、この輝点ノイズのほとんどは現像時に除去することができます。

このカメラで初めてインターバル撮影の機能を使用しました。一眼レフのNikon D7000にも同じ機能が搭載されていますが、使い方がちょっと違います。30秒の露光(シャッタースピード)で、5秒間隔で連続撮影する場合、Nikon D7000では撮影間隔は露光時間を足して35秒に設定しなければなりませんが、Olympus PEN E-P5の場合は撮影間隔は5秒に設定します。また、Olympus機では「撮影開始待ち時間」で1枚目を撮影するまでの時間を設定できます。撮影はシャッターボタンを押せば開始になるのに対し、Nikon機ではインターバル撮影をONにした時に撮影開始となります。

P8020019

長時間の撮影で気になるのはバッテリー残量ですが、三脚固定での通常撮影の場合はFnボタンを押してバックライトをオフにして電力消費を節約する設定にしていますが、インターバル撮影時はVF-4を取り外してもバックライトがオフにならないようです。但し、撮影開始待ち時間、撮影間隔を1分31秒以上に設定すると1分でモニターを消灯してカメラの電源が切れるそうです。撮影10秒前に自動的に復帰。撮影間隔が1分31秒以上となれば、流星撮影には向かないので、バックライトを最も暗くなるように設定して節電する以外に方法はないようです。

上の一枚目の画像はISO 1000、露光30秒、f/2.0で追尾撮影した24枚のRAWファイルをPhotosの機能拡張であるDxO OpticsPro for Photosを用いて高感度、熱ノイズをPRIMEノイズ除去し、JPEGで書き出した24枚のファイルとダーク減算処理用のファイル1枚をStarStaxで比較明合成し、さらに仕上がったファイルをPhotosで読み込んで、レベル補正、ホワイトバランス、露出などの調整をしてあります。

35mm換算で90mmのレンズを使用して、合計12分間、追尾したことになりますが、極軸がぴったり合っているのか、星は流れていません。ISOとシャッタースピードが控えめだったため、露出不足になりました。右下に目視でも確認済みの流れ星の光跡が一本、写っています。小さな粒子状に写っているもののほとんどは、ノイズではなく、微光星です。

Apr 062016
 
Sakura and Stars

自宅から徒歩で行ける公園の桜が満開、今夜は晴れていて月明かりもない、風も吹いていないので撮影条件は揃っている。この日を逃せば、次に条件が揃うのが一年後かもしれないので、新しいカメラ機材を車に積み込んで、公園に向かいました。昼間は花見をしている人もいましたが、夜になると誰もいない公園。夜なら桜と星空を独り占めできます。

Sakura and Stars

先ずは、OLYMPUS M.17mm F1.8を装着したPEN E-P5で三脚固定撮影。公園近くの道路に街灯があるので一段分絞ってf/2.0で20秒間の露光。ISOも控えめに1250に設定。この程度の絞り値ならVF-4(電子ビューファインダー)のライブビューで北斗七星が見えるので、構図が容易に設定できます。撮影後もVF-4で再生して拡大表示すれば、ピントが星に合っているかどうかの確認も可能。手元に焦点が合わないメガネ着用時も電子ビューファインダーなら焦点が合います。

Sakura and Stars

レンズをTokina AT-X 116 PRO DXに交換しました。K&F Concept Nikon (G) – M4/3マウントアダプターを使用しています。マウントアダプターに電子接点がないので、レンズに関する情報はExifに表示されません。

Sakura and Stars

公園から帰る途中にこぢんまりした桜並木があり、そこに車を停車して撮影続行しました。周囲は田んぼで、街灯がないのでISOを1600まで上げても桜の花が白とびすることはありません。

Sakura and Stars

シャッタースピードを20秒から25秒に伸ばしました。長秒時ノイズ低減はなしの設定ですが、Photosで現像するときに熱ノイズは自動的に除去されます。

Sakura and Stars

桜の木の右下に写っている明るい星はぎょしゃ座のアルファ星、カペラ。この写真のみ、DxO Optics Pro for Photosでノイズ除去し、桜の花が際立つようにPhotos Appで補正してあります。

Mar 082016
 
P3075173

先日、Olympus PEN E-P5とOLYMPUS M.17mm F1.8、Kenkoメタルフード(KMH-46SV)の組み合わせで星空の試写を行った際、ダークフレーム撮影時にUN製レンズキャップの紐を通す穴から光が漏れていた件に関し、応急処置として穴を埋めるために貼ったガムテープを取り外し、恒久的な処置として穴を円筒状に打ち抜いたゴムで埋めました。円筒状のゴムは、厚みおよそ6mmのラバープレートを穴よりも少し大きな直径の差替式パンチキットを用いて打ち抜きました。

P3030004

材料が余っていたので、OLYMPUS M.17mm F1.8専用のレンズヒーター2号機を製作しました。今回はkurarayのマジックストラップではなく、自由な長さで簡単に結束できる、幅25mm、長さ1000mmのボアバンドを適当な長さで切断の上、使用しました。マジックストラップと比べてこのボアバンドは厚みが薄い。そのボアバンドの内側に幅19mmのScotch超強力耐熱用両面テープを貼りました。

IMG_0197

そして、太さ0.45mmの発熱線補修用300Wのニクロム線を両面テープに貼り、A端子を残したUSBケーブルをニクロム線に半田付け。ニクロム線は抵抗値がおよそ9Ωとなるよう、マルチテスターで計測しました。もう少し、長めに切断して10Ωにした方が良かったかもしれません。

IMG_0198

今回はUSBケーブルの赤と黒のリード線をニクロム線に直結させました。使わない白と緑のリード線は接触しないよう、段違いになるようにして切断。ニクロム線も接触しないように要注意。この上からさらに耐熱用両面テープとボアバンドを貼れば、ヒーター部が完成します。

P3075174

完成した結露防止用レンズヒーター2号機をOLYMPUS M.17mm F1.8のレンズフードに巻いてみました。白のUSBケーブルがカメラボディーにマッチしています。

P3075176

カメラをポータブル赤道儀(iOptron SkyTracker)に載せて星を追尾撮影する際は、このようになります。VF-4(電子ビューファインダー)でも拡大表示させればピント合わせが可能ですが、角度が調節できるので、天頂付近の星をターゲットにする場合は利便性が向上します。電子ビューファインダーを拡大表示させて星を見ると、まるで屈折望遠鏡の接眼レンズを覗いているような感じになります。

P3075175

電源とするJust Mobile Gum Plusは専用の袋が付属します。その袋にモバイルバッテリーを入れて自由雲台のノブの部分からぶら下げると、USBケーブルは1mの長さで十分です。

作業の難易度:5段階で2

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