Redoing Doors For The Cupboard — Part 4

食器棚に収納していた食器類をすべてキャビネットから出して、Cat ISONが座っている天板から上の部分を手鋸で切断します。

なかなか退避してくれないCat ISON。

ヒシカ工業(別所二郎作)の両刃鋸で不要な部分を切断しました。動画でも、この感動的とも言える切れ味を伝えることは困難。プロ専用シールが貼ってあるこの両刃鋸は非常に薄くて軽量。ノギスで調べると厚みはおよそ0.5ミリ。力をほとんど入れることなく、気持ちよく切れます。上の動画ではすべて横切りしていますが、縦挽きはさらに良く切れる。

鉋掛け不要なほど切断面がツルツル。

観音扉の収まり具合も良好。

靴箱最上段からCat ISONが侵入しないよう、合板を張ります。

靴箱の扉に近い濃い色が良いということなので、OSMOウッドワックス(ウォルナット)を塗布しました。

余分を拭き取って完成。

英国アンティークの鏡を食器棚の上方に移設しました。

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Redoing Doors For The Cupboard — Part 3

オーバーレイ式キャビネットドア用の自己開閉式蝶番を取り外しました。

蝶番は座掘りなしで大体同じ位置に取り付けます。

フレームをちょっと切り過ぎたので蝶番を取り付ける位置がギリギリ。

ローラーキャッチも移設。蝶番が自己開閉式なので、本来はローラーキャッチ不要ですが、Cat ISONが扉を開けると困るので。

続けて左側の扉も交換します。

扉を新調した左の靴棚と色が合わなくなったので、食器棚の扉を交換したのですが、どことなく変。これなら前の方が良かった?

扉上の部分を切断することにします。

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Redoing Doors For The Cupboard — Part 2

観音開きなので扉はもう一枚、必要。取り外し可能なフレームの一部におよそ3ミリの突起を自作のトリマーテーブルで加工しました。ラワンは軟らかい材ではありますが、1ミリ単位の加工も可能です。強度が求められない部分なら加工性に優れた適材として使えそうです。

板硝子交換時に取り外し可能なフレームは上側に。鉋とサンドペーパーで表面を調整したらほぼ面一になりました。

縦方向の扉フレーム2本を丸鋸で切断して既存の食器棚の横幅に揃えたら、木ダボか何かの穴が露出したので、ダボ穴を塞ぎました。

ダボの余分を切断するような場合もヒシカ工業(別所二郎作)の歯振がない両刃鋸が活躍します。

観音扉の木枠にOSMOウッドワックス(ウォルナット)を塗布したら、昭和レトロなオリジナル食器棚が蘇ったようになりました。縦方向の木枠は左右でそれぞれ10ミリ以上カットしたので、ちょっと華奢な感じがして良い感じ。木枠に使われていた材は楢のような気がします。切断した材でまたお箸が作れそう。

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Redoing Doors For The Cupboard — Part 1

先日、完成した観音開きの扉を新調した靴棚を元の位置に戻して写真撮影して思いました。ほぼ同じ高さと奥行きで2019年に製作した食器棚(右)と色が合っていない。特にオーバーレイ式の扉に使用した合板(突板)の色が変に浮いている。

Shot in March, 2019

2019年の製作直後は背後のログウォールや扉がなかった靴棚と一体感がありました。

食器棚の扉をガラスを嵌め込んだ観音開きの扉に交換することにしました。扉として再加工するのは昭和レトロな食器棚の扉。2019年に製作した食器棚を設置した場所にはその昭和レトロな食器棚がありました。扉に付いていた金具をすべて取り外して埋め木処理しました。

埋め木に使用した材は加工しやすいラワンの端材。

板硝子は割れた際に交換できるように、フレームの一部が取り外し可能になっていました。そのフレームの一部は、木工作業場と化したガレージに見当たらなかったので、ラワンの端材を使って一から作り直します。

板硝子の厚みはおよそ2.5ミリなので、固定しないフレームの一部に深さ3ミリほどの溝を切りました。

フレームの左右にはおよそ3ミリの突起を加工。

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Doors For The Shoe Rack — Part 7

左側の扉を付け直します。蝶番の位置が靴棚本体側で5ミリほど内側になっていたのを修正しました。マレーシア製のこの真鍮製蝶番、製品が入っていたケースには取り付けに必要な工具は2番のプラスネジと書かれていましたが、実際は3番のマイナスネジ同梱でした。しかも、ネジの精度が今一つで、マイナス部分の溝幅が妙に狭いものが含まれていました。

今回はマグネット式のキャッチではなく、ステンレス製のローラーキャッチを取り付けました。

右側の扉と同じ高さになり、開閉にも問題ありません。塗装ムラがありますが、そのうちに馴染むでしょう。

靴棚は元にあった所に戻しました。観音開きの扉を付ける前は収納した靴が丸見えでした。やはり、収納物は隠した方がすっきりする。

靴棚に取り付ける観音開きの扉製作作業の難易度:5段階で4

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Doors For The Shoe Rack — Part 6

左側の扉に蝶番を取り付ける前に直角が出ているか調べたら、大きく反っていて直角どころではないことが判明しました。

マスキングテープを貼ってみると、中央部分で8ミリぐらい膨らんでいる。原因は恐らく短冊状の薄板を隙間なく取り付けた時、柔らかいラワン材が膨らんだことではないかと思います。

上端と下端では誤差1ミリ未満でサイズが合っているにも関わらず、こんなにも曲がるとは!思い切って丸鋸を使って、半ば強引にサイズを合わせて修正しました。

右側の扉はほぼ直角の状態だったので扉を靴棚に取り付けました。

修正した左側の扉に蝶番を取り付けます。先ずは墨線を入れて、

鑿で1.3ミリほど彫ります。

利き手は右手ですが、左手も使えます。

ヒシカ工業の木工用スクレーパーで残り、0.2ミリを削って表面を均します。

基本は木目に沿って削りますが、木目と直交する向きでも使えます。

後で気付くことになりますが、蝶番の取り付け位置が右側の扉と比べて、内側になっています。

長時間の作業で夕方になると集中力が低下します。

隙間なく収まって満足気にマイナスドライバーを回していますが、

左と右で取り付けた扉の位置がずれている。

5ミリほどずれていて、開け閉めに支障が出るほど。

柔らかいラワン材をフレームに使用したのがそもそも間違った判断だったのかもしれません。次回は左側の蝶番を取り付け直して開閉がスムーズになるようにします。

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Doors For The Shoe Rack — Part 5

扉を塗装し、把手と蝶番を取り付けます。使用した塗料はサンデーペイントの合成速乾ニス(とうめい)。小分けした塗料をPETボトルを加工した容器に入れました。最近、DIY作業で色々と頭を使って工夫するようになりました。PETボトルを塗料の使い捨て容器として使うというアイデア、なぜ今まで思いつかなかったのだろう。刷毛は先日、フリーマーケットで入手した熊毛でできたちょっと珍しい刷毛。

把手は昭和レトロな家具(食器棚)に付いていたものを取り外して再利用します。

把手は多分、アルミ製。白っぽい錆を落として綺麗にしました。

引き続き、蝶番を扉に取り付けます。蝶番の厚みは1.5ミリ。今回はトリマーを使用せず、鑿で1.3ミリほど削ってから、ヒシカ工業の木工用スクレーパー(別所二郎作)で残りの0.2ミリほどを削って表面を均しました。このような用途でスクレーパーを使うのは初めてですが、なかなか良い感じに仕上がりました。

この真鍮製の蝶番は去年、ジョホールバルのMr. D.I.Y.で買って来たものだと思いますが、精度が今一つではないかな。妙に動きが硬い。実際に扉を開け閉めする際は問題ないのかもしれませんが。

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Doors For The Shoe Rack — Part 4

フレームの溝切りは12ミリのストレートビットを取り付けた自作のトリマーテーブルで。ビットは9ミリのストレートビットでも良かったかもしれない。

2枚の扉がほぼ完成しました。後は面取りと塗装、把手と蝶番の取り付け作業が残っています。

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LED Shop Light with Motion Sensor SL400S

COSTCO京都八幡倉庫店でLEDショップライトを再度入手しました。製品名は異なるけれど同じメーカーと思われる、LEDショップライトを初めて岐阜羽島倉庫店で入手したのは2019年5月。人感センサー非搭載の1本目はキッチンに取り付けました。人感センサー搭載の2本目は去年の2月に購入し、ガレージ内に取り付けました。

今回、入手した3本目は人感センサーのオンオフ切り替えができないようです。センサーの有無だけではなく、デザインが異なります。2本目は付属のチェーンを使わず、2本のビスを天井面に取り付けてスライドして固定する方式を採用しました。ビスの間隔(1,185ミリ)が数ミリでもずれると、スライドできないという代物でした。

3本目はビスを使って天井面に直付けすることができない仕様に変更されています。付属のチェーンを使って吊り下げ式にするのが標準的な取り付け方法のようです。私はできるだけ高い位置に取り付けたかったので、付属のチェーンは使わずに短い針金を曲げてガレージ屋根裏収納スペース用梁から吊り下げました。

LED Shop Light with Motion Sensor SL400S

特徴と仕様を以下にまとめておきます。

  • 電源AC100V 50/60Hz
  • 48W、全光束4000ルーメン、色温度4000K
  • センサー探知後10分間点灯
  • サイズ:W1170 x D95 x H65mm
  • コード長さ:1.5m
  • 連結:6台まで可能
  • 本体重量:1.3kg

COSTCO FEIT LED UTILITY LIGHT

COSTCOで入手したFEIT LEDユーティリティーライトをガレージに取り付けました。

この照明器具は3年前にキッチンに取り付けたものの改良版のようです。人感センサーが付属します。周囲の明るさに関係なく、人(多分、温度差のある物体)の動きを感知すれば、10分間点灯します。(点灯時間の調整は不可)人感センサーはオフにすることも可能ですが、ガレージにいる時は昼間でも照明器具を点灯することが多いので、オンにしました。

キッチンに設置したものは付属するチェーンを使って吊り下げ式にしましたが、長尺の材を扱う際にぶつけることがあるので、この新型は屋根裏収納スペースの根太に渡した1×4材に直付けとしました。これまでに使っていた蛍光灯と比べて薄型であり、カバーがあるので、直接蛍光灯やLEDにぶつかることもない。2本のネジに差し込んで、電源コード側にスライドして固定します。ネジの間隔は1185ミリ。これ重要です。

全光束4,000ルーメンはキッチンに取り付けたものと同じで明るい。

Making A Shop Stool — Part 6

ビス穴を10ミリ径の丸棒で埋めて塗装しました。塗料はOSMO #3032フロアクリアー(3分つや)。濡れ現象で材の色がかなり濃くなりました。完全に乾くともう少し、薄くなります。

椅子の製作は人生初?いや、中学の技術科の実習で木製の小さな椅子を作ったような微かな記憶があります。90+5ºだと脚の開きが狭く、足置きがちょっと短い。この木製スツールはガレージ内で使用する予定です。

木製スツールの製作難易度:5段階で4

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Making A Shop Stool — Part 5

仮り組みした4本の脚を取り外し、楔用の切り込みを入れました。鋸で入れた切り込みの最下部に穴を貫通させて、楔を打ち込んだ時に生じる割れが穴で止まるようにしてあります。

90+5ºの角度で複合切断した幕板を座面裏側に固定し、脚の開き具合を調整。そして、足置きを2本の脚の間に渡しました。足置きとして機能する材は木工接着剤とビスで脚に固定し、自作のクランプの締め具合を調整すれば、脚は開いたり閉じたり。

短辺方向にも2本の横材を脚の間に渡して、ぐらつかないように。座面から突き出た楔は鋸で切断し、全体をサンダーで研磨しました。

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Making A Shop Stool — Part 4

枘は長辺側で傾斜がない状態だったので、垂直の枘穴には隙間なく収めることができません。製作後の今、思うとこの時点で枘を修正すべきでしたが、長辺側で隙間ができる理由を理解していなかったので、枘穴を長辺側でも拡げるという暴挙に出ました。隙間は楔で埋まるだろうと期待していました。

枘穴の短辺側は楔を打てば枘が拡がるので、傾斜を持たせていますが、少し丸みを帯びている。この丸みは楔を打ち込む前に修正しました。

脚1本を試しに座面に貫通させました。若干の隙間が見えていますが、この隙間は幕板を取り付ければ隠れるかなと期待しています。

座面はR 9.0ミリコロ付きボーズ面2分のビットを取り付けたトリマーで縁取りしました。前面は大きな弧を描くような曲線としました。

脚2本を座面に貫通。

この段階ではまだグラグラ、ガタガタしています。直角も出ていません。

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Making A Shop Stool — Part 3

脚4本の枘加工、今回は丸鋸と鑿で加工します。

枘の部分は座面裏側から真っ直ぐ垂直に座面を貫通させるつもりです。

枘は短辺方向では90+5ºで切断してありますが、長辺方向で傾斜がない。

これが座面として使用する幅広で分厚い杉材。脚部を貫通させる枘穴の位置を決めようとしていますが、墨線の位置が間違っている。(座面端から枘穴の位置が上下で異なる。)上の画像は裏側。

板が分厚いのでドリルで下穴を空けてから鑿で穴を貫通させました。長辺方向は楔を打ち込むので、表側でプラス10ミリほど、枘穴を大きくしています。

枘穴のサイズは合っていますが、脚をプラスチックハンマーで叩いても座面裏側に隙間なく収まらない。原因は枘の長辺側で傾斜を考慮していなかったこと。

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