Flea Market at Adogawa Toju-No-Sato Roadside Station — Part 15

今にも雨が降りそうな第4日曜の「安曇川藤樹の里道の駅がらくた市」へ。こまそうさんに先月、いただいた杉材をテンプレートを使って加工した砥石台を見ていただきました。足の怪我は完治したそうです。

Mitutoyo製ノギス、同じ製品が手元にありますが、毎日のように使うので、もう一つあっても良いか。

伊万里焼と思われる立派な傘立て、無償で譲りますということなので、遠慮することなくいただきました。

長さが5メートルはありそうな太いロープ、500円で入手しました。

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Kitano Tenmangu Tenjin Flea Market — Part 10

2ヶ月ぶりの北野天満宮天神さんへ。いつものように平野神社境内を通って会場へと向かいました。境内に咲いていた花をiPhone 16eで初めて撮影しました。16e搭載の単眼レンズのカメラはFusion Cameraというそうで、12 miniと比べて背景がぼかしやすいという印象です。

北野天満宮の北側境内外で出店するいつものおじさんの店に直行しました。今日は雨が降るかもしれないのでバケツハット着用。

私がしゃがみ込んで品定めしているのは昭和レトロな撮影用照明器具。新品のようです。箱にL.P.I BROM CINE LIGHTと書いてある。どこで仕入れておられるのか、相変わらず珍しい品物や掘り出し物が多い。

同行者は調理器具を入手。

この電気式たこ焼き調理器具も。

なんとか雨は降らなかったので傘は不要でした。来るたびに外国人観光客が増えている気がする。

ヒシカ工業の鋸職人、N氏とは品揃え豊富ないつものおじさんの店で落ち合いました。昼食はいつもの傳七で。

推定樹齢800年の御山杉の端材を加工した爪研ぎをいただきました。同僚の職人さんが作ったそうで、加工精度が素晴らしい逸品。後日、当ブログで詳しく紹介する予定です。

今回、入手したもの。

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Flea Market at Adogawa Toju-No-Sato Roadside Station — Part 14

9月第4日曜は「がらくた市」開催中の安曇川藤樹の里道の駅へ。主催者である「古物とふしぎなガレージ」の店主のところで見つけました。この前、四天王寺で入手したものより小ぶりな裁断機。Suehiro Photo Productsと刻まれた銘板が付いています。価格は2,000円のところ1,000円というお得意様価格で入手しました。廃業した写真館で使われていたものかと思います。

同行者はこまそうさんの店で金継ぎ用の古い皿一式を入手。

曲面加工用の定規と杉の角材をいただきました。画像のような砥石台を作るためのものだそうです。

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Shitennoji Flea Market — Part 3

半年ぶりに四天王寺「大師会」にやって来ました。前回、停めた駐車場が満車だったので、今日は会場に少し近い別の駐車場に車を停めました。四天王寺の北東にあり、ここから徒歩でおよそ10分と少し距離があるので、毎月21日と22日の特別料金は設定されていません。

京都の東寺や北野天満宮で定期的に開催される骨董市と比べると、大阪四天王寺の骨董市では屋台の食品も含めて全体的に価格が安い。この錆びた平鉋、価格を尋ねると300円。聞き間違ったかと思うほど安い。鉋台に傷はないし、鉋身の錆を落として刃を研げば、化けるかもしれない。

JOZU+で使った木製スプーンの使い心地が良くて、自分で作ってみたいと思いました。左手に持った箸置き、黒っぽい材は黒檀のように見えますが、これも100円だそうで。(100円で黒檀はありえないので、黒く着色しているのでしょう。)

ちょっと早めにランチへと向かいました。途中で、奈良からやって来たインディアナ州出身の方とその友人に二週間ぶりに出会いました。今回もジグソーを買ったそうです。

「うどんの前田」は外で並ぶ列があり、20分ほど待ちました。夏季限定メニューの「ざるカレーうどん」(1,200円)を試してみよう。

前田特製冷たいカレー 出汁に漬けて食べる「ざるカレーうどん」

前田特製冷たいカレー出汁、これが絶品でした。夏季限定と言わずに通年でやってほしい。

かぼちゃ二枚と薬味の生姜、ねぎ、ニンニクチップがより美味しくさせている。追加料金はないので大盛りにしました。

同行者はシンプルなざるうどん(880円)の大盛り。大盛りでも京都の「さぬき自家製麺うどん楽洛」の1玉より少ない感じでちょうど良い量。

昼食後、四天王寺境内に戻りました。ここも外国人観光客が多い。

このガラスの食器、三枚重ねた状態で300円の値札が貼ってあり、一枚300円で三枚なら900円ですか?と尋ねると三枚で500円にしてくれました。

そしてこの立てかけてあった裁断機、値札は700円でしたが、店主に確認すると、ワンコインの500円に!お釣りを出すのが嫌な人だったのかもしれません。

平安神宮のフリーマーケットで入手した医療用ピンセットの使い勝手が良くて、同様のものを探していたらありました。医療用ピンセットは刺さった棘を抜くことができます。

今回、購入したもの。合計1,700円也。

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Toji Garakuta Flea Market — Part 10

いつもは堀にいる青鷺が東寺南門の提灯の上でまるで置物のようにじっとしている。異常に高い気温から身を守るために日陰で休んでいるのでしょうか。

砥石は売るほどあるのでこれ以上、増やす意図はないのですが、コレクターとしてはやはり気になります。最近では指先で触れるだけで大体の粒度がわかるようになりました。私が手にしたこの#5,000ぐらいの人造仕上げ砥石、価格を尋ねると予想通りに二千円でした。店主が一千円に値下げするのはランチタイムと言われていたので、帰りにもう一度見たら、すでに売却済みでした。

相変わらず外国人観光客が多い古道具市。私も海外滞在時は週末になればフリーマーケットに出かけます。フリーマーケットに行けば、その国や地域の文化や歴史、生活習慣、物価がまさに手に取るようにしてわかる。

左のアメリカ人男性、見覚えがあると思い、日本語で話しかけると、インディアナ州出身で奈良在住の英語講師で道具を集めるのを趣味にしていることがわかりました。同好者です。同じものに興味があるようで、前回、見かけた時は日本製のジグソーを購入されていました。

今回はこのDREMEL製のミニ木工旋盤に興味津々。パーツが一部、欠損しているにも関わらず、奈良の人が尋ねた価格は7,000円。DREMEL製の”lathe”(旋盤)は珍しいそうですが、PROXXON製の同クラスの新品ミニ旋盤なら1万円台半ばで売っていると言われていました。私と同様、工具を飾る作業場を奈良で所有されているそうです。

別の店で食指が動いた切り出し小刀、値札が付いているにも関わらず、珍しく価格を尋ねると、20%引きの800円にしてくれました。切り出し小刀も刃先に指先で触れると切れ味が判断できるようになりました。

こまそうさんから入手して、自分で刃をつけたお気に入りの小刀の柄の部分が折れてから心も折れていたのでちょうど良い。

いつもの人から細くて短めの試験管を6本購入。

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Flea Market at Adogawa Toju-No-Sato Roadside Station — Part 13

8月24日(日)、朝8時過ぎに自宅を出て安曇川藤樹の里道の駅へ。こまそうさんの足の具合ですが、少しは良くなっているようです。1ヶ月前にここで出会った際に、左足の甲の上に重いものを落下させてしまい、足の指が骨折したと言われていました。

真っ先に目に留まったのはこの天然砥石。確か、この仕上げ用天然砥石は京都市内の林道で採取したものをサンダーで加工したと言われていたもの。無償で譲っていただきました。

次に気になったのがこの米国製の胴付き鋸。堅木の切断用だそうです。

そしてこのがま口の本革小銭入れ。

この猫の箸置きを小銭入れに忍ばせて、全部でおいくらですかと尋ねると、猫は見なかったことにして800円!

今回はすべてこまそうさんから購入したもの。1,000円、お渡ししました。

帰りにアヤハ(ホームセンター)でプラダンと呼ばれる半透明のプラスチック製の板を一枚、入手しました。900 x 1,800、厚みが4ミリある分厚い方なので、一枚千円ぐらいでした。このプラダンを使って、小物撮影用ライトボックスを製作する予定です。

安曇川のアヤハでは最近の関心事で最上位にある「銘木」と呼ばれる小さな木片が数種類、売っていました。イタヤカエデ、桂、欅、ホオ、ナラ、桐、黒檀など、箸の製作にも使えそうな銘木が千円未満で入手できるものが販売されているのを確認しました。

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Toji Garakuta Flea Market — Part 9

8月第1日曜は古道具を効率よく見て回れる東寺ガラクタ市へ。今回もminority318さん宅に車を停めさせていただきました。minority318さんと共に九条通に面したsolkatt coffee kyotoでコーヒーをいただいた後、九条通を東に進んで南大門(正門)から境内に入りました。

“solkatt”とはスウェーデン語で太陽の反射を表すそうです。堀の水面に積乱雲と青空が反射している。

南大門から入ると、品数豊富ないつものおじさんの店が近い。LED LENSERのフラッシュライトに目が留まりました。

LED LENSERはドイツの高級フラッシュライトのブランド。こういう海外ブランドの小物を見つけるのが楽しい。電池が液漏れして固着しており、電池ボックスを取り出すことが不可。おじさんに価格を尋ねると、無料で良いので持って行ってって。

同じおじさんから猫用食卓テーブルの皿として使えそうな小皿、4枚ありましたが、200円で購入。

別の店で高級そうな綺麗な将棋盤と碁盤を見つけました。価格を尋ねると、いずれも三千円。樹種は何か聞いてみると、「桂」と言われました。芯材と辺材の色がはっきりと区別できる。樹種が榧なら数十万円はするとも。将棋盤を裏返しにして脚を一つ取っ払って、その枘穴の色を見れば、榧であるかどうかがわかると言いながら枘穴を見せてくれました。榧の場合、枘穴が黄色いそうです。黄色に染めた偽物もあると、見分け方に関する貴重な情報を教えてくれました。この将棋盤と碁盤の場合は木端を見れば榧ではないことは一目瞭然ですが。

体温を超えるあまりの暑さに負けて、いつもより少し早めに東寺で別れたminority318さん宅に戻りました。昼食は一緒に丸太町七本松にある「さぬき自家製麺うどん楽洛」で。暑くても食欲はあるので、私は「えびちく温玉」ぶっかけうどんの1玉を完食。同行者は「とりちくたまご」ぶっかけの1玉に「ざるうどん」0.8玉。

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Flea Market at Adogawa Toju-No-Sato Roadside Station — Part 12

7月第4日曜は安曇川藤樹の里道の駅で開催されたがらくた市へ。先月、一千円で譲っていただいた天然砥石を持参して、こまそうさんに見せると、自作した専用の砥石台を大いに気に入っていただけました。

桂川上流の河川敷で拾ったものを加工した天然砥石は他にもあったと言われていたので、見せてもらいました。左手に持つ石がこの前のものと同じ石から加工したもので、右手に持つ石は林道脇で採取したものだそうです。

台を付けた砥石と今回、見せていただいた砥石を交換することになりました。厚みや長さは砥石台付きの方が分厚くて大きいけれど、粒度は恐らく交換してもらう石の方が細かい。

翌日、早速、交換してもらった砥石用に台を製作しました。使用する材は水に強いWRCの端材。

砥石の底面をなぞりながら墨線を入れてから、小刀で縁取りしました。その後、ストレートビットを取り付けたトリマーで3ミリほど掘り下げました。石が薄いので3ミリで十分。

砥石を台に載せながら微調整。

裏はこんな感じ。砥石台に固定すると裏を見ることはないだろう。

砥石台に足を取り付けました。

隙間にウッドパテを埋めて、面直ししてから試しに小刀を研いでみます。

この前の砥石は白っぽい泥が出ましたが、この砥石は色が少し濃くて薄茶系。この前の砥石と同様、まあまあ硬いので上級者向けと言うか、ダイヤモンド砥石で面直ししながら泥を出した方が使いやすい。

予想通りの研ぎ味でした。小刀の他、鑿や小さな鉋身を仕上げるのに向いていそうです。この天然砥石も「桂川砥」と命名しよう。

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Toji Kobo Flea Market — Part 7

7月21日、いつものようにminority318さん宅に車を停めさせていただき、朝から東寺弘法市へ。週末の弘法市にしては人が少なめなのは連休最終日であることと早めの午前9時頃であること、そしてとにかく暑すぎることがその原因だろう。

西門から境内に入って最も遠い場所で出店されている、品数豊富ないつものおじさんの店に真っ直ぐ。目に留まったのがこの小型の卓上ボール盤。これまで私はボール盤を所有したことがなく、安く手に入れることができるのなら欲しいなあと思っていました。

本体の目立つ位置にメーカー名の刻印がないので、膝を地面につきながらちょっと痛い思いをして銘板を見ると、製品名がTOPMIGHTY TM-65Sで製造年が1992年、台湾製であることがわかりました。

なんでも安く売ってくれるので、二千円ぐらいかなと思いながら価格を尋ねると、なんと七千円のところを五千円にすると言われました。有名なメーカー品であれば、33年前に製造された中古品でも五千円の価値はあるかもしれないけれど。

諦めようとしていると、「いくらと思ってましたか?」と逆に問われたので、正直なところ指二本ぐらいと示したらそれはないという表情をされました。そこでもう一本指を付け加えたら、交渉成立となりました。会えば挨拶するほど親しくなったおじさん相手に価格交渉したのは初めて。

小型の卓上型ボール盤とはいえ、重くて大きいものを持ち歩く体力はないので、代金を支払って取り置きしてもらいました。あまりの暑さが原因で熱中症の初期症状が現れたので、南大門(正門)の日陰で休憩することにしました。しかし腰掛けるところもないし、困ったなあと思い、立ったまま門柱にもたれて休憩していると、祇園祭のような囃子が聞こえて来ました。最初、どこかにスピーカーがあって、祇園祭の囃子を鳴らしているのかと思いましたが、よく聞くと、それは祇園祭の囃子ではなく、大津祭の囃子でした。

笛を吹いていた人は、露店名が「ふえや」という店のお客さんでした。桃山がある丸屋町に実家がある人で笛を吹いたり、太鼓を叩くことを趣味にする笛や太鼓のコレクターだそうです。煤竹で作られた笛を愛用しているそうで、なぜか太鼓のバチも持参するちょっと変わった人でした。(大津祭で使われる笛は龍笛と呼ばれる横笛で、樹脂製が一般的だと思われます。)母校が私と同じ中央小学校ですが、私よりも4才年上と言われていました。

卓上ボール盤を入手したおじさんから同行者はこのガラス製の皿、6枚も入手したそうです。

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Ise Jingu Miyama Cedar — Part 5

愛和グループホームを2ヶ月ぶりに再訪問しました。御山杉を製材した伊賀市の大西製材所に行ったことを報告することが目的です。

フリーマーケットの会場に到着したら社長が不在でした。社員だと思っていた青年が社長のお孫さんであることがわかりました。お孫さんは来場者に無料で振る舞うかき氷の準備をしていました。

程なくして業務スーパーでブロック型の氷を買って来た社長が戻られました。我々が社長から入手した「御山杉」は、大西製材所が木材市で出品していたものを「御山杉」であることを知らずに仕入れたと言われていました。製材所の社長と親しくなってからは直接、大西製材所から仕入れているそうです。

今回は社長に報告することが目的でしたが、ついでに桜の板二枚と桧の板一枚を入手しました。

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Skillet for Mosquito-Repellent Incense

7月第一日曜の昨日、東寺ガラクタ市で500円で買って来た鉄製フライパン(スキレット)の使い途はこれ。大きめの蚊取り線香を入れるのにちょうど良い大きさ。

山中油」に置いてあったこれを真似しました。蓋付きの方が格好良いな。これは蚊取り線香専用のものだろうか?

Toji Garakuta Flea Market — Part 8

弘法市と比べて規模が半分ぐらいと小さいガラクタ市ですが、古道具にしか関心がない私には効率が良い。LOBSTERとKEIBAブランドの新品プライヤー、共に500円。

木箱の鉋もすべて500円均一。

これは掘り出し物かもしれない。

珍しい外丸鉋。京都市内で開催されるフリーマーケットでは、宮大工が使ったであろう、用途が限定されるこのような特殊鉋に出くわすことがよくあります。錆びた鉋身は磨いて研いだら使えるはず。本職しか使わない特殊工具は適切に研げば切れるようになるでしょう。

前回も入手した試験管、今回はサイズ違いのものも含めて10本を500円で入手。

同行者はこの器を買ったようです。

多種多様な古道具を販売するいつものおじさんの店で、目が留まったのはこの小ぶりな鉄製スキレット。これも500円でした。

そして又吉と勝手に呼んでいる人の店ではこの剪定用折り込み鋸を300円で入手。新品未使用品のようです。

今回の東寺ガラクタ市で入手したもの。

試験管は天然木一輪挿しのパーツになります。

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Flea Market at Adogawa Toju-No-Sato Roadside Station — Part 11

先週はイベントが開催されたようで、今月の安曇川藤樹の里道の駅がらくた市は第5日曜の本日、開催されました。

こまそうさんに珍しい天然砥石を見せていただきました。

桂川上流の河川敷で拾ったそうです。桂川上流と言えば、世界屈指の上質な天然砥石の産地である亀岡に近いので、これはお宝かもしれない。

拾ったその原石をサンダーで加工して4枚分の砥石にしたとか。指先で触れると仕上げ砥であることは確かですが、こまそうさんが言うには、泥の出が良くなく、切れるようにはなるけれど光るばっかりだそうです。1,000円で譲っていただきましたが、いつでも返品に応じると言われていました。

この反り台鉋に興味がありましたが、価格を尋ねるところまでは行かずに今回の購入は見送りました。

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Toji Kobo Flea Market — Part 6

6月21日、半年ぶりに弘法市にやって来ました。梅雨空は何処へと思うほど暑い日でした。かき氷を販売する屋台が複数、出店していました。冬季はたこ焼きとか焼きそばを販売する人でしょうか。

御山杉一枚板のテーブルを納品したかき氷専門店も6月1日の開店以来、繁盛しているそうです。

調理器具から大工道具まで品揃えが豊富ないつものおじさんのところから古道具を品定め。

最近はちょっと変わった珍しい古道具に関心を寄せるようになりました。左手に持つ折畳式のノコギリは剪定用と思ってましたが、どうやら違うようです。生木を切ってみたら、全然切れない。

これはなんだろう?小型の備中鍬?

今回はこれで十分かと思っていましたが。

この昭和レトロな三脚が気になり、これも入手。同様のレトロな三脚が手元にありますが、こちらの方が高品質。

待ち合わせをしていたヒシカ工業の職人Nさんに合流しました。これは畔挽き鋸というそうで、短い刃の部分が曲線状になっていて、板から木枠をくり抜いたり、溝を彫る時に使うそうです。使った形跡がほとんどない新品同様で、千円なら安いとのことで購入することにしました。

車を停めさせていただいたminority318さん宅に戻り、讃岐うどん専門店の楽洛へ。Nさんは初来店ですが1.5玉の「とりちくたまご」に挑戦。初めての方は1玉でとの警告を無視。

私は1玉の「なす天と海老天ぶっかけ」。もちもちうどんが美味しいのはもちろんですが、天ぷらも美味しい。

同行者は1玉少なめ(0.8玉)のざるうどんと、

ミニ天丼のセット。0.8玉のざるうどんだけで十分だったようで…ミニ天丼と言っても小さな丼に天ぷらが山盛りで、ご飯も多い。同行者はしばらくうどんは要らないと言ってます。

Nさんに見せていただいた、先輩同僚が製作した爪研ぎ。

持ち手の部分に御山杉を使いたいとのことでしたので、100個ぐらいは作れそうな御山杉の端材を差し上げました。

今回、入手したもの。合計で1,100円でした。左から二つ目の鉄工ヤスリはツボサンの刻印があります。写真には写っていないガラスの器も100円で購入しました。

そして1,000円で入手したこの畔挽き鋸。湾曲した刃の部分は1992年の新聞紙に包んでありました。

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