Toji Garakuta Flea Market — Part 5

時が経つのは早いもので、第一日曜日に開催される東寺のガラクタ市にやって来たのは半年ぶり。

境内は例年よりも遅い紅葉。

天眼鏡がどれでも一つ、400円!

別の店で全体が錆で覆われた、銘入りの切り出しナイフ(小刀)を見つけました。価格を尋ねると、これも400円。削って研いで磨けば大化けしそう。

最近、古い玄能や金槌にちょっと凝っています。

あり得ないほど安い価格で販売するいつものお爺さんの店で、鋸の目立てに使う錆びたヤスリを掘り当てました。

同じ店で見つけた珍しいメガネレンチ。AKASEN TOOL CO.の刻印があります。その場で調べると、廃業したメーカーの製品らしい。ヤスリ一点とメガネレンチ二点を持って価格を尋ねると、300円。一つ、300円ではなく、三点で300円でした。

紅葉真っ盛りの京都市内が渋滞しているのか、AppleのMaps Appで目的地を自宅にすると、九条通から十条通に南下して稲荷山トンネルに入るよう、案内されました。

無料のトンネルを抜けると、もう山科の清水焼団地でした。「この信号ではなく次の信号を左折」とか案内してくれて物凄く便利なので、最近はGoogle MapsからApple Mapsに乗り換えました。

本日の戦利品。これだけ買って合計1,400円。

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Flea Market at Adogawa Toju-No-Sato Roadside Station — Part 7

今月も第4日曜日は安曇川藤樹の里道の駅で開催される、がらくた市に朝早くに出かけました。

古物とふしぎなガレージ」さんの露店で見つけた年代物のトイレットペーパーホルダー。真鍮製と思われるこのホルダーは、ペーパーを交換する際にネジを緩めて外す必要があり、トイレで使うと面倒そう。予備専用のホルダーなら頻繁にペーパーを取り換えることはないので、そうした用途なら使えるかもしれない。

いつもの店(こまそう)では珍しい鉋を見せていただきました。多分、私が関心を持つだろうと思って、用意していたようです。

如何にも切れ味が良さそうな刃。両際鉋というか、作里鉋の一種だと思います。

伊勢海老マークのC型クランプ、これも珍しい。造りがしっかりとしている。当初、アメリカのブランドだと思っていましたが、LOBSTER(エビ印)のこの工具は130年の歴史がある日本のブランドだそうです。このクランプはB型シャコ万力スタンダードタイプB-Aだそうで、高級工具であることがわかりました。

同行者は金継ぎ用の骨董の皿や茶碗、湯呑みを入手。

来月は第4日曜の12月22日に開催されるようです。

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Sawing Japanese Cherry — Part 1

毎月第3土曜に、大津市内のとある倉庫前で開催されるフリーマーケットを初訪問。私が関心があったのはそのフリーマーケットではなく、倉庫内で展示販売している天然木。

木工に使えそうな広葉樹の端材からテーブルの天板になりそうな分厚い板まで多数。店員さんに尋ねると、社長が趣味で集めた木材だそうです。

一人で持ち運ぶには重そうな、こんなに厚み(およそ100ミリ)のあるサクラに500円の値札が貼ってある。板の中央付近で大きな割れがあるので扱いにくいためか格安で販売されている。

栗の薄い板3点と厚み100ミリの桜1点を選び、持ち帰りました。これだけ買って1,300円とかあり得ない価格。このフリーマーケットのことを教えていただいたご本人がインスタで公開されていないので、具体的な場所は非公開とさせていただきます。興味がある人はコメントで知らせていただければ、詳しい情報をお伝えします。

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Flea Market at Adogawa Toju-No-Sato Roadside Station — Part 6

2ヶ月ぶりに安曇川藤樹の里道の駅で第4日曜に開催されるがらくた市に出かけました。冬季(1月から2月まで)はお休みとなるので、今年の開催は再来月が最終回です。

刃物研ぎの師匠でもある、豊国神社フリーマーケットに出店する店主(こまそう)から細い突き鑿を入手。元は3分だったものを少し削ってあり、先端部の幅は6ミリぐらい。

この前、豊国神社で聞いていた黒檀の切り株。石のように重い。

樹齢は軽く百年以上はありそうです。ワシントン条約の附属書IIに登録されているこの銘木はカキノキ科カキノキ属の熱帯性常緑高木だそうです。そういえば、店主は黒柿の話をされていました。

左手に持つヤスリも入手しました。

出店されるのは今回でまだ二回目だと思いますが、手入れが行き届いた良品を良心的な価格で販売するという噂が流れているのか、今回は目利きのお客さん数人が古道具を多数、購入されていました。

今回、入手したもの。左の猫は箸置き。

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Toyokuni Shrine Flea Market — Part 16

久しぶりに豊国神社のフリーマーケットを訪れました。他の店には目もくれずにいつものお店(こまそう)に直行すると、外国人観光客らしき小さなお子様連れの家族が古道具の品定めをしておられました。包丁数丁と剪定鋏をお買い上げでした。

左官屋さんが使うコテのような形をした雑草抜きを手にして、”What’s this for?”(「これは何に使うもの?」)と店主に英語で尋ねられました。外国人の質問はすべて値段を聞いているのだろうと思った店主は、不慣れな英語で価格を伝えていました。普段は日本にいる外国人に英語やフランス語で話しかけることは決してしない(日本にいるのなら日本語で喋れと思っている)私ですが、通じていない状況は見て見ぬふりはできないので、仲介に入ることにしました。

その後、英語で話していると、この家族はデンマークからやって来て、3週間も日本に滞在するとのことでした。これまでに東京と松本に行って、今、京都にいるけれど、この後は瀬戸内海の小さな島を自転車で旅すると言われてました。

古道具に関心があるらしく、他に近くでフリーマーケットはやっていないか尋ねられました。隣の店主から明日なら、京都市役所前でフリーマーケットがあるという耳寄り情報を得たのでデンマーク人の家族に伝えました。

デンマーク人はいつもの店主から追加でさらに古道具を購入。今回の目的は手作りのお箸を店主にプレゼントすることであり、特に欲しいものがあったわけではありません。ペラペラ英語を喋っている私を見て、店主は驚いておられました。いつもは外国人にも日本語で話しかけるようにしているので、英語をペラペラ喋る私を見てびっくりされたようです。

店主から南洋材の端材をいただきました。お箸に加工するにはちょうど良いのではとのことです。この木材の樹種は不明ですが、まあまあ重くて硬そうな材なので、確かにお箸作りには向いていると思います。

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Flea Market at Adogawa Toju-No-Sato Roadside Station — Part 5

第4日曜日は安曇川藤樹の里道の駅で開催されるがらくた市へ。先月のがらくた市で丸鋸を安く入手した、軽トラックの荷台で古道具などを販売するお店に一直線。今月も教授はお休み。教授は現在、カザフスタンに旅行中であることをインスタを見て知っていました。

今回も新品未開封のエアードリル(AIRREX TL9006)をあり得ないような価格で購入させていただきました。

軽トラック荷台の店主としばらく話している時に、すぐ前で出店している方が気になっていました。京都、豊国神社で8の付く日に毎回、出店されているあの方(こまそう)にそっくり。販売されているものを見てようやく確証を得ることができました。似ているのではなく、ご本人でした。

道の駅の駐車場に入って来た時に我々に気付いて手を振っていたらしいのですが、まさか安曇川で出店されるとは思っていなかったので、気付かなかったのです。我々としてはこちらのがらくた市は開催が月に一度の日曜なので、買い物ついでに寄りやすい。

今回、入手したもの。二点で1,500円でした。右は金属用のホールソー。

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Flea Market at Adogawa Toju-No-Sato Roadside Station — Part 4

安曇川藤樹の里で開催される「がらくた市」、先月は雨で中止になったので2ヶ月ぶりになります。いつもの教授は地元のお祭りに出店されているそうで、今回はお休み。掘り出し物は諦めていたのですが、軽トラの荷台で販売されている古道具に目が行きました。

3,000円から5,000円ぐらいかなと思いながら丸鋸の価格を尋ねると、なんと1,000円らしい。

バッテリー式の丸鋸を入手してからコード式の古い電動工具は不要になったとのことです。私のような素人には良い時代になりました。コード式の電動工具が安く入手できる。

年代物ではありますが、190ミリのチップソーが装着できるものを探していたので、私にはちょうど良い。品番を調べると、RYOBI W-652APSであることがわかりました。比較的新しいと言われていたチップソーは漢道組刃、造作用190 x 1.6 x 60pの刻印があります。試しに薄い板を縦挽きしてみたら、よく切れることがわかりました。切断面も綺麗。

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Kitano Tenmangu Tenjin Flea Market — Part 6

天神さんには先月は来ていないので2ヶ月ぶりになります。いつもの駐車場に車を停めて、平野神社に近い北西方向から南下しました。

先ずはいつものおじさんのところで、掘り出し物を物色。私が手にしているこの特殊工具は何だろう。

シドニーから来たという、外国人観光客が近くの露店で古地図を何枚も買っていました。古地図とは言ってもそんなに古くはない。恐らく昭和レトロな地図を1,000円〜3,000円で。こんなものが高く売れることに驚きました。

一通り、見て回った後に、最初のおじさんのところにあった割れた砥石が気になり、再び訪れるとその砥石がまだありました。人造砥石だろうと思い、店主に尋ねるも「わからない」とのことでした。天然のようにも見えるこの砥石、指先で触れるとツルツルなので、仕上げ用の砥石であることは確か。価格を尋ねると、500円!

今回の掘り出し物。2点合わせて600円。

刃を研ぐと都合が悪い割れがあったので、砥石台から砥石半分を取り外して、ダイヤモンド砥石で面直しした後に試しに小刀と鉋刃を研いでみました。水に浸けても気泡が出ないので、天然砥石かもしれない。この黄色いものは何だろう?

研いだ面に光沢が出る不思議な砥石です。鉋刃もよく切れるようになりました。天然であるか人造であるかに関係なく研げれば良い。これで500円はやはり掘り出し物だと思います。

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Toyokuni Shrine Flea Market — Part 15

8の付く日は豊国神社。5月は一度も来ていないので1ヶ月半ぶりぐらい。相変わらず外国人観光客が多い。

今回、いつもの店主(こまそう)から入手した古道具はこの二点。左手に持っているのはヘラ。右手の手斧と合わせて2,000円にしてくれました。ヘラは無料だそうです。年代物のこの手斧、柄が真っ直ぐで気に入らないので天然木から自作したものに交換しよう。

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Kitano Tenmangu Tenjin Flea Market — Part 5

最近は”Gone Shopping”のカテゴリーではフリーマーケットばかり。もう、一年以上続いていますが、買い求めた古道具は実際に使用しているので良しとしましょう。

天神さん訪問時は決まって、平野神社に近い北西から順に南下するようにしています。平野神社に近い所定の位置で出店するこのお店は私にとって掘り出し物の宝庫。

Klein Toolsというブランドは知らなかったのですが、Made in U.S.Aの刻印に惹かれて小ぶりの水平器を入手。調べると創業1857年の老舗だそうで、現在は5代目が経営する業務用の工具メーカー。ずしっと重くて反応が速くて見やすい。このサイズのものは100均で買ったチープなものしか所有していなかった。

この年代物の両刃鋸、切れ味不明でしたが安いので入手。

樹種不明のこの杖は別のお店で。

300円の値札が付いた鑿、これも切れ味不明でした。刃こぼれがあるし、研がないと切れない予感。

ランチはいつもの傳七で。この日は天神さんが初めてだそうなヒシカ工業の職人さんも一緒。

右の袋の中身は真鍮製の熊鈴。

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Flea Market at Adogawa Toju-No-Sato Roadside Station — Part 3

安曇川藤樹の里、道の駅で第4日曜日に開催される「がらくた市」を再訪問。今回はいつもの店主から最古の金属と言われる鉄の話を伺い、いつの間にか錆びついたC型クランプを手にしていました。磨けば錆は落ちるしまだまだ使えそうです。

そして古そうな下げ振りを2個。

鉄製の鑽(たがね)も。レンガや岩石を加工する際に使います。

今回、入手したもの。

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Flea Market at Adogawa Toju-No-Sato Roadside Station — Part 2

真夏のように暑い4月第4日曜日、安曇川藤樹の里、道の駅で開催される、がらくた市を1ヶ月ぶりに訪問。

昭和レトロなデッドストックのさざ波物干を一本、800円で入手。上下に連結できるそうですが、一本だけ入手したので…

前回訪問時に自在錐とチェンブロックなどと使うフックを購入した店主から今回はブリキの手箕(てみ)を入手。

そして前回は気付かなかった砥石。

天然砥石は一つだけ売れ残っていました。他はすべて人造砥石。上の砥石はブリキのケース付き。

最も左が大村砥ではなく伊予砥かもしれません。右の3点はすべて人造砥石ですが、幅広のものやブリキのケース付きなど、珍しいものが多い。

ブリキの手箕は使用するか、飾りにするか思案中。

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Toyokuni Shrine Flea Market — Part 14

久しぶりに豊国神社フリーマーケットへ。

前回訪問時に切れなくなった片刄の鉈をいつもの店主(こまそう)に預けていました。研いでもらった結果がこれ。新品のように綺麗に磨かれていて、鋭い刃が付いている。研ぐのに3日、要したそうです。私も自分で刃こぼれを直そうとして何日もかけて研ぎましたが、ここまでは研げなかった。プロと素人の違いを実感しました。

同じ店主からシャックルを入手。鉈の研ぎ代と合わせて1,500円で良いと言う。お得意様価格でしょうか。

同行者は骨董のお皿と湯呑み茶碗。最近、Cat ISONがお気に入りの骨董茶碗をキッチンカウンターから落下させて割ってしまいましたが、その代わりの湯呑み茶碗?

豊国神社の喫煙所で声をかけられた人から聞きました。「歴史に興味はありますか?すぐ隣にある方広寺の鐘楼は見ましたか?」去年の大河ドラマでも取り上げられた、「国家安康の銘鐘」があると言うのです。

方広寺は豊国神社に隣接しており、私は同じ敷地だと勘違いしており、何で神社に鐘楼があるのか理解できませんでした。

徳川家康を激怒させという、「国家安康」、「君臣豊楽」と刻まれた文字が白くなっている。

刃を研いでもらった鉈とシャックル。

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Flea Market at Adogawa Toju-No-Sato Roadside Station — Part 1

冬季を除く毎月第4日曜日に安曇川藤樹の里、道の駅で開催される、がらくた市に出かけました。

午後から雨が降る予報であったからなのか、出店数は5、6軒の小規模なフリーマーケットでした。規模としては8が付く日に開催される豊国神社のフリーマーケットと同規模かさらに小さい。

規模は小さいけれど、掘り出し物が多いという印象を受けました。早速、同行者は洒落たお皿を見つけました。

白い皿の一部に花柄。

これ、全部買ったようです。

私が興味あるのは古道具。これはチェンブロックなどと使うフックでしょうか。価格は100円〜と手書きで書いてありましたが、

この年季が入って錆びついた自在錐も同じケースにありました。価格を尋ねるといずれも100円だそうで、買わない選択肢はない。新品ならいずれも数千円はするはず。こういうのを掘り出し物と言います。

京都府と滋賀県の県境にある大原で狩猟をしているという店主に名刺をいただきました。大学で陶芸を指導されていたそうで、知識が半端なく豊富そうです。

売り物かどうかはわかりませんが、先端に短い鎌のような刃が取り付けられた杖?について尋ねました。狩猟で倒した猪や鹿を引っ張る際に使うとのこと。杖としても使えそうなので、樹種は樫かなと思いましたが、実際はアブラチャンと呼ばれる落葉低木だそうです。ご自分で伐採して加工されたようです。樫よりも粘りがあるので折れにくいそうで、斧や鉈の柄、ランディングネットを製作するのが趣味である私には貴重な情報です。

初めて訪れたがらくた市で思いがけない出会いがありました。

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Okazaki Koen Flea Market — Part 3

ごみの減量を目的とした岡崎公園フリーマーケットに出かけました。

私が関心がある古道具の出品はほとんどありませんが、時々面白いものが格安で出品されます。

40年ほど前にこのようなキャリアーが実家にありました。昭和の匂いがプンプンするけれど、造りはしっかりしていてレトロそのもの。

国内では東京アイデアル株式会社が取り扱い、世界中で愛用されるT型ワイヤーストリッパー、IDEAL T-STRIPPERがこんな価格で販売されていました。同じ出店者から鋸の刃を目立てする際に使えそうなヤスリも入手。

今回、入手したもの。同行者は他にも何か買ってました。

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