画像はIMO (International Meteor Organization)のグラフを参照しています。月明かりにも関わらず、ふたご座流星群のZHRがすでに50を超えていますが?、予想される極大時刻は15日早朝(JST午前2時頃)です。極大時刻に放射点は天頂付近にあり、すぐ近くの蟹座に輝度83.1%の明るい月があり、暗い流星が見えなくなります。
流星観測や撮影を趣味にする地上の我々はこの日(8月13日夜)、避けようがない満月の明かりに悩まされながら、少しでも月明かりの影響が少ない方角を見上げていました。条件が悪くない年なら一時間に数十個は見れるのに、今年は数個程度。流れ星がほとんど見えないので、代わりにISS (International Space Station)を観察した人も多くいたはずです。そのISSに搭乗する宇宙飛行士Ron Garan氏がペルセウス座流星群に属する明るい流星をNikon D3Sで撮影。