Making A Firewood Cutting Tabletop Sawhorse

曲がった小枝を安全且つ効率的に切断できる仔馬を製作しました。2×2サイズの角材を加工し、相欠き加工を施してクロス型に組みました。2セットで4本足の仔馬になります。

前後の脚を繋げる胴体部分は1×4材を縦挽きして2枚の板にしたものを使用。

ちょっと使ってみて天板の上で仔馬が暴れることがわかったので、F型クランプで天板に固定できるよう、前後の脚の下にそりを取り付けました。

束にするほどの量がない場合にもちょこっと小枝を切断できて便利。

平面がない伐採済みの天然木を切断する場合、V時型の背中に置くと跳ねたり回転することがないので左手は軽く押さえるだけで大丈夫。

Felling A Slanted Oak (Kashi)

素人には手に負えない、縦方向に大きく裂けた樫をご近所さん敷地内で伐倒のプロが伐倒するという情報を聞き、現場に立ち会わせていただくことになりました。こんな機会は滅多にないので、動画撮影して記録として残しておくことにしました。

ご近所さんの離れとお隣の別荘宅の境界近くに大きく傾いた樫は立っています。伐倒プロの話によると、樫は縦に裂けやすい木だそうです。常緑広葉樹なので、強風や積雪による荷重に弱いことが裂けやすい原因の一つではないかと推測します。この傾いた樫の幹は地面から2メートルぐらいの高さから5メートルぐらいの高さまで裂けており、樹冠の先端部が隣の立木に当たって辛うじて倒れていないという状況です。

樹冠部分にロープをかける伐倒プロ。

危険な立木を伐倒する際に使われるチルホールが準備されている。

チルホールの操作を担当するのはMさん。

思いもしなかった方法で裂けて傾いた樫を伐倒し、根元に近い方から接地させて徐々に幹を太い方から切断されました。

これが樫の葉。大きくて光沢がある鋸葉が特徴。

Kitano Tenmangu Tenjin Flea Market — Part 4

今年初の北野天満宮天神市は朝からずっと雨。

前回訪問時からお目当てのお店がある北側から順に南下するようにしています。古道具に興味がある私にとってこの中にお宝が埋もれています。この露店は正に宝探しができるお店です。

立木の伐倒伐採作業中の今の私が気になったのはタイタンブランドの安全帯。安全帯に付属する金具に興味がありました。

これは塩ビパイプ切断に使う替え刃式の鋸でしょうか。

そしてこの鎌用砥石。海老鉈の刃を研ぐ時に使えそう。

ランチはいつもの傳七で。私はいつもの串カツ定食。

同行者は、ミニちらしとうどんのセット。

今回、入手したもの。3点で1,000円でした。

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Making A Hatchet Handle — Part 4

使用時のバランスがよろしくない原因は柄が長すぎること。当初は刃の部分を含めた全体の長さが既製品と大体同じになるように柄の長さを決めていました。それがバランスが悪いと感じる原因だろう。

柄の長さを短くして、サンデーペイントの合成速乾ニス「とうめい」を塗布しました。

ビスを隠すためにパテ埋め。

刃は研いであるので切れ味に問題はない。バランスも改善されました。

天然木を使用して鉈の柄を製作したのは初めてですが、ある程度の満足感が得られました。最終的に使用した楠、木工にも使えることがわかりました。材は大津市の薪配布事業でいただいたものだと思います。他にも楠は薪小屋と薪棚に保管中ですが、薪にして燃やすのは勿体無いので、加工しやすそうな材は残すことにしよう。

鉈の柄製作作業の難易度:5段階で3

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Making A Hatchet Handle — Part 3

2本目の柄は虫食いの痕があったので没。3本目の桜も虫食いで没。樹皮を剥くまで虫食いの状態はわからないので、天然木の加工は難しい。4本目は虫を寄せ付けない強烈な香りがする楠の小枝を利用することにしました。楠はそんなに硬くはないし、どちらかと言えば加工が容易。斧の柄としては不適切かもしれませんが、それほどの強度を必要としない鉈なら使えるはず。

溝の長さと幅を調整中。口金部分の加工はまだ。

柄に固定するための穴は、2本目を製作した時に中心が大きくずれました。

意図した通りの斜めの溝ができました。

口金部分を加工して、鉈に柄をビスで固定しました。ビスは柄を貫通させて、余分をディスクグラインダーで切断。

試し切りしてみたら、バランスがよろしくない。

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Making A Hatchet Handle — Part 2

満足できなかった1本目は薪として燃やすことにし、2本目の天然木を加工します。

ヒシカ工業の職人さんにいただいた、枯れ枝用の替刃式鋸、乾燥させた天然木の柄を加工するには最適かもしれません。

今度は溝を切り過ぎないように目印となるテープを巻いて、斜め切り。溝の幅は大きいところで6ミリ、小さいところで3ミリ。

横挽きも縦挽きもよく切れる。

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Making A Hatchet Handle — Part 1

この前、豊国神社フリーマーケットで入手した鉈の柄を天然木を加工して製作します。鉈や鎌の柄を製作するには口金が必要ですが、近くのホームセンターに口金は販売していなかったので、ガス管の継ぎ手を加工して口金として代用することにしました。継ぎ手の内径はおよそ22〜23ミリなので、鉈の柄に取り付けるにはちょうど良い。

直径22ミリの円柱型となるように、天然木を鑿とヤスリ、鋸を使って加工しました。

グラインダーで切削加工した口金を嵌めると溝の幅が小さい。

溝幅を調整して鉈を溝に入れてみると、

溝を切り過ぎたようでこれでは満足できない。

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Hishika Pruning Saw 210mm

先日、ヒシカ工業株式会社の職人さんにいただいた剪定用鋸を試してみました。

先ずは最近、伐採した檜の丸太を切ってみました。切れ味は思った通りの性能で感動的でもあります。歯振がない鋸なので、切断面が綺麗。

立木も伐採してみました。

気持ち良く切れる。

枯れ枝用の鋸もいただきました。試用した感想は後日

ヒシカ工業の会社紹介動画は下にリンクを張っておきます。

Toyokuni Shrine Flea Market — Part 13

最近、骨董市に行けば目に留まるのは鉈や斧。今年初の豊国神社フリーマケットでは入手しなかった、木製の柄がない鉈を今回、入手しました。入手価格は研ぎ代込みの2,000円。柄は天然木を使って自作する予定です。

私は小ぶりの平鉋(1,500円)も入手。刃が新品のように研いであります。

同行者は骨董のお皿を入手。

この日はminority 318さんにお会いしました。

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Making An Ax Handle — Part 4

衝撃時の保護を目的に鉄板を柄に取り付けました。

薪を試し割りしてみたらL字型の楔が外れそうになったので、楔を変更します。

近くのホームセンターで楔を購入。

こちらの方が抜けそうにありません。

また試し割り。

これで完成とします。

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Making An Ax Handle — Part 3

完成したと思っていたラワンの柄はやはり軟らかいことが欠点であり、ヘッド下の側面がこんなことに。

恐らく堅木の樫でできたオリジナルの柄を修理することにしました。ウリンの端材を使って埋め木します。

埋め木は木工接着剤で固定。

平鉋を使って埋め木の高さを調整。

埋め木の上から鉄板を取り付けます。

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Making An Ax Handle — Part 2

元の和斧に付いていた鉄製の楔二本は再利用します。板状の楔を先に叩き入れてから次にL字型の楔を叩き入れました。

薪割りをする際に傷が付きやすい部分に、ルーフサポートブラケットの端材を板状に加工してビス留めしました。

上から見るとこんな感じ。

ほぼ完成しました。後は塗装するだけ。

斜めお向かいさん別荘宅で去年、伐倒した樹種不明の常緑広葉樹で薪割りを試しました。

手元にある他の斧と比べて、ヘッド部が重いこともあり、容易に割れました。

仕上がりに問題はないだろうと思い、オイルステンで新しい柄を塗装。今度は粘りがある堅木、ヤシャブシを割ろうと何度も斧を振り落としていると、鉄製の楔二本が外れました。これは危険!

ヘッド部を柄から取り外して板状の鉄製楔の代わりにウリンの端材を加工した、厚みのある木製楔に交換しました。L字型の鉄製楔はそのまま再利用。

鉄製の楔が外れたのは柄の材として使ったラワン材が軟らかくて、板状の薄い鉄製楔を打ち込んだ際に材が削れて、わずかな隙間ができたことが原因ではないかと考えています。斧の柄には樫やヒッコリーなどの堅木が適しているというのは、楔を打ち込んだ際に割れたり削れたりしにくいからなのかもしれません。

桜は簡単に割れます。

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Making An Ax Handle — Part 1

先日の平安蚤の市で購入した年代物の和斧を試してみたら、がたつきが発生したので、交換用の柄を自作することにしました。

木材に当たる部分がかなり傷んでいるので自作する柄にはこの部分に鉄板を取り付ける予定です。

オリジナルの柄は恐らく樫でできていると思います。手持ちに樫の材はなく、柄として使えそうなラワンの端材を加工することにしました。ラワンは広葉樹ではありますが、比較的柔らかい材なので、斧の枝としては適していないかもしれません。

オリジナルの枝と比べて若干、長めに加工。

曲線部分はこの反り台鉋で削りました。

これ以上、細くすると折れるかもしれないのでこのぐらいにしておこう。

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Heian Antique Flea Market — Part 3

連休初日と重なった平安蚤の市に出かけました。今日は東寺弘法市で知り合った、三木市にあるヒシカ工業の職人さんと現地で待ち合わせ。

洋物の出品が多い、平安蚤の市が開催される平安神宮までは駐車場(タイムズ総本山知恩院源光院前)から徒歩で10分ぐらい。

自作の鉈用鞘を腰からぶら下げるのに使えそうなカラビナを入手。

同行者は薄くて軽い木製の盆を入手。

Mitutoyo製のノギスが800円で販売されていました。同じモデルを一本、所有していますが、この価格であればメルカリで転売できそうかなと思い、品定めしていると職人さんに不具合を指摘していただきました。ゼロの位置で太陽の光に照らすと、僅かな隙間から光が漏れるものや、ネジを締めても固定できないもの、深さを測るバーがないものなど、どのノギスにも不具合がありました。職人さんに指摘してもらわなければ、不具合に気づかずに買っていたかもしれません。プロフェッショナルと私のような素人では見るところが全然違う。

天然砥石に関しては私も目が肥えてきました。この仕上げ用の天然砥石は価格が3,000円とのことでした。表面に指先で触れると確かに仕上げ用であることはわかりますが、側面から見ると仕上げ用として使えそうな層が非常に薄い。3,000円の価値はないと判断しました。

最も右に置かれた年代物の和斧、価格を尋ねると2,000円とのことだったので購入することにしました。

遅めの昼食はブランチ大津京のクラウンカリー&ケバブで職人さんと共に。この後、自宅に来ていただきました。

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Firewood Collection 2024 — Part 8

先日、メルカリで購入したカムラーを作業現場で試しました。

太めの幹を土手上に引き揚げました。長い方のロープはもっと太い方が楽です。

雨が降ったり止んだりの天候なので、この数本をカムラーと2本のロープを使った仕組みで高低差3メートルを引き揚げて、今日は30分ほどで作業終了。土手上に放り投げることは不可能な重さでもロープを使えば楽々と引き揚げることができました。

体調不良だった伐倒師匠は明日から作業に復帰するそうです。私が伐倒伐採した堰堤区間は、半日もあれば土手上にすべて引き揚げることができそうです。

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