1月に豊国神社で入手した鉞の柄を鉋で少し削りました。
柄全体にサンドペーパーをかけて塗装を落とし、新たに蜜蝋ワックスを塗布しました。蜜蝋を塗布すると、やはり上質な光沢が生まれて良い感じになります。
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1月に豊国神社で入手した鉞の柄を鉋で少し削りました。
柄全体にサンドペーパーをかけて塗装を落とし、新たに蜜蝋ワックスを塗布しました。蜜蝋を塗布すると、やはり上質な光沢が生まれて良い感じになります。
高島市新旭町饗庭にある「古物とふしぎなガレージ」を初訪問した際にその記念として入手した油差し。流行りの「昭和レトロ」な古道具です。昔は一家に一つはあったような気がします。
底の部分を押すと油が出る仕掛け。幼い頃の実家には、祖母か母が使っていた足踏み式ミシンの近くにこれとよく似た油差しが常駐していた記憶があります。
第4日曜日は安曇川藤樹の里道の駅で開催されるがらくた市へ。先月のがらくた市で丸鋸を安く入手した、軽トラックの荷台で古道具などを販売するお店に一直線。今月も教授はお休み。教授は現在、カザフスタンに旅行中であることをインスタを見て知っていました。
今回も新品未開封のエアードリル(AIRREX TL9006)をあり得ないような価格で購入させていただきました。
軽トラック荷台の店主としばらく話している時に、すぐ前で出店している方が気になっていました。京都、豊国神社で8の付く日に毎回、出店されているあの方にそっくり。販売されているものを見てようやく確証を得ることができました。似ているのではなく、ご本人でした。
道の駅の駐車場に入って来た時に我々に気付いて手を振っていたらしいのですが、まさか安曇川で出店されるとは思っていなかったので、気付かなかったのです。我々としてはこちらのがらくた市は開催が月に一度の日曜なので、買い物ついでに寄りやすい。
今回、入手したもの。二点で1,500円でした。右は金属用のホールソー。
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一日一膳でお箸を作っていたらいつの間にかこんなにも。これでも周囲の人にお配りした箸の方が多いはず。最近は使用する材は専らウリンとチーク。まだ貰ってないぞと思っている方、そのうちにお届けします。すでに受け取った方、使用後に水洗いしたらすぐに乾いたクロスで水分を拭き取るようにしてください。蜜蝋ワックスを塗布した天然木は水に濡れた状態で放置するとほぼ確実に反ります。
あちこちのフリーマーケットで入手した平鉋が箸を削る際に役立っている。左の「眞作」のラベルがある方は鉋台に傷があったので、これまで使ってなかったのですが、この平鉋も立鉋で削って表面を滑らかにしました。
台が滑らかになったので、刃を研いで箸の製作に使用することにしました。箸を削るようになって、ちょっとは和鉋の調整や使い方に慣れて来ました。
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長めの状態で垂木に固定した屋根下地の角材を別所二郎作の鋸で切断しました。以前なら角材は取り付ける前に卓上スライド丸鋸で切断していましたが、鋸が気持ちよく真っ直ぐに切れるので今はこんなこともできるようになりました。
仮置きしていた一枚目のガルバリウム波板を専用の釘で固定。一枚目を張る作業は直角を確認しながら慎重に行わないと、後で取り付ける波板が全部、ずれてしまうので注意。
二連梯子に登って二枚目を固定中。
破風板を取り付けて木口を隠さないと不恰好。
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鉋台を修正する立鉋を初めて使いました。バイスに挟んだ鉋台は入手時から傷があり、表面が凸凹の状態でした。それは砂利の上に載せた状態で大きな力が加わった時にできたような傷でした。鉋台の繊維の向きと直交するような向きで立鉋を前後に動かすと粉状の削りカスが出て、1ミリ以上削って表面をほぼ平らにしました。
台表面が平滑になりました。試しに端材に鉋を掛けると綺麗に削れました。このくらいの大きさが細い箸を削るのに使いやすい。
天神さんには先月は来ていないので2ヶ月ぶりになります。いつもの駐車場に車を停めて、平野神社に近い北西方向から南下しました。
先ずはいつものおじさんのところで、掘り出し物を物色。私が手にしているこの特殊工具は何だろう。
シドニーから来たという、外国人観光客が近くの露店で古地図を何枚も買っていました。古地図とは言ってもそんなに古くはない。恐らく昭和レトロな地図を1,000円〜3,000円で。こんなものが高く売れることに驚きました。
一通り、見て回った後に、最初のおじさんのところにあった割れた砥石が気になり、再び訪れるとその砥石がまだありました。人造砥石だろうと思い、店主に尋ねるも「わからない」とのことでした。天然のようにも見えるこの砥石、指先で触れるとツルツルなので、仕上げ用の砥石であることは確か。価格を尋ねると、500円!
今回の掘り出し物。2点合わせて600円。
刃を研ぐと都合が悪い割れがあったので、砥石台から砥石半分を取り外して、ダイヤモンド砥石で面直しした後に試しに小刀と鉋刃を研いでみました。水に浸けても気泡が出ないので、天然砥石かもしれない。この黄色いものは何だろう?
研いだ面に光沢が出る不思議な砥石です。鉋刃もよく切れるようになりました。天然であるか人造であるかに関係なく研げれば良い。これで500円はやはり掘り出し物だと思います。
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3台目となる箸製作用治具を樹種不明の硬めの材を使って製作しました。
ストッパーは分厚目の材で。
桧で製作したプロトタイプやウリンで製作した2台目と比べて、材に厚みがあります。
分厚いストッパーは若干、高さを低くしてあります。
鉋台が接する表面に蜜蝋ワックスを塗布して鉋台の滑りを良くしました。
箸を製作するのはちょっと飽きて来ましたが、箸製作用治具を作るのは楽しい。
上の動画で削っているのは最高級床材であるチークの端材。硬いけれども加工性が非常に良い。
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20年以上も前に敷地内に植えた常緑広葉樹のシマトネリコを伐採しました。二連梯子をかけて上の方から順に剪定用鋸で枝打ちし、太い幹はチェンソーでと考えていましたが、手鋸で太い幹も伐採できました。
二本の太い幹がくっ付いたり離れたりする不恰好な樹木でした。ここから先はチェンソーで切断。
およそ40センチの長さに揃えました。
Firewood Collection 2024 — Part 21へと続く。
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観音開きなので扉はもう一枚、必要。取り外し可能なフレームの一部におよそ3ミリの突起を自作のトリマーテーブルで加工しました。ラワンは軟らかい材ではありますが、1ミリ単位の加工も可能です。強度が求められない部分なら加工性に優れた適材として使えそうです。
板硝子交換時に取り外し可能なフレームは上側に。鉋とサンドペーパーで表面を調整したらほぼ面一になりました。
縦方向の扉フレーム2本を丸鋸で切断して既存の食器棚の横幅に揃えたら、木ダボか何かの穴が露出したので、ダボ穴を塞ぎました。
ダボの余分を切断するような場合もヒシカ工業(別所二郎作)の歯振がない両刃鋸が活躍します。
観音扉の木枠にOSMOウッドワックス(ウォルナット)を塗布したら、昭和レトロなオリジナル食器棚が蘇ったようになりました。縦方向の木枠は左右でそれぞれ10ミリ以上カットしたので、ちょっと華奢な感じがして良い感じ。木枠に使われていた材は楢のような気がします。切断した材でまたお箸が作れそう。
Redoing Doors For The Cupboard — Part 3へと続く。
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箸のブランク製作用治具を使い、ブランクを加工している様子を動画撮影しました。仕上げに木工用スクレーパーも使っています。
二頭の馬の上に天板を載せて、鉋を引く時に箸製作用治具が動かないよう、ストッパーとなる角材を天板上にクランプで固定しています。作業時間が長くなるので、スツールに腰掛けて鉋を掛けています。
手前に立てかけてあるのが築後数十年が経過した古民家に使われていた欅の古材。この古材から切り出した材を箸に加工しています。
サンドペーパー(#100〜#400)で表面を均して面取りをした後に自作の蜜蝋ワックスを全体に塗布し、欅の古材から加工した二膳の箸が仕上がりました。
Making Chopsticks — Part 5へと続く。
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箸製作用治具の溝を先端部分で少し掘り下げてから二枚の板を木工用接着剤で接着しました。
接着剤が硬化してから自作のトリマーテーブルを使用して、裏側にブランク加工用の溝を切削します。
ブランク加工用の溝は二種のサイズで切削。先ずは、9ミリのビットを取り付けて。
溝幅よりも深さが重要。最初に彫った溝の深さは9.0ミリ。
プロトタイプの治具で二膳の箸試作品を製作した後、製品と呼べる程度の仕上がりを目指して今度は欅の古材を使って箸を製作します。この欅の古材は20年近く前に、築後半世紀以上は経っていた古民家解体現場で入手したもの。縦挽き用の丸鋸で加工した形跡があります。丸鋸の刃が届かなかったので、中央部分に残った部分を手鋸で縦挽きしようとして断念していたものです。先日、「鍛冶でっせ」で入手したヒシカ工業(別所二郎作)のプロ専用両刃鋸で挽いてみると最も簡単に切れました。
自作テーブルソーで切り出した材をブランク加工用治具に置いて、9.0ミリ角のブランクを削り出しました。この製作過程はバンブーロッドの製作過程に酷似している。
硬い欅を鉋で削ると腱鞘炎になりそうなほど、手首が痛くなる。
欅の古材を使ったブランクが一膳完成しました。手首が痛くなるほど手や腕を酷使するこの作業をやってみて思ったこと。自作テーブルソーでブランクを切り出す際にギリギリのサイズまで細くしておいた方が良いということ。
Making Chopsticks — Part 4へと続く。
Making Chopsticks — Part 2に戻る。
治具はプロトタイプ(試作品)のまま、比較的軟らかいクスノキから非常に硬い欅に材を変えて、箸の製作を続行します。この欅は薪ストーブを設置してある炉台周囲に框として取り付けた材の端材。
軟らかい材から非常に硬い材に変更したら一気に切削難易度が急上昇しました。鉋で削るのは二面のみですが、材を同じ向きに置いても木目が逆目のように引っかかる。鉋刄の切れ味が悪いのが原因かと思い、砥石で研いでも状況はそんなに変わらない。
鉋が引っかかって削り過ぎると想定したサイズよりも細くなり、使用中に折れる可能性がある。
箸を治具に置く向きはやはり細い先端を下にした方が、引く時に削る和鉋では力が入りやすい。
一本を削るのに一時間近くも要しました。
仕上げにサンドペーパーを使用して面取り。番手は120番でまだざらざらした状態で自作の蜜蝋ワックスを塗布しました。
プロトタイプ(試作品)の治具を使い、二時間以上をかけて削り出した欅の箸一膳、01と名付けました。表面がざらざらしているのでツルツルのうどんとかパスタを食す際に向いている。
Making Chopsticks — Part 3へと続く。
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5月19日に金物の町、三木市のメッセみきで開催された「鍛冶でっせ!」を訪れました。
親しくなったヒシカ工業の職人さんに一通り、案内していただきました。ヒシカ工業のブースでは縦挽きも可能な本職用の両刃鋸と木工用スクレーパーを入手し、別のブースで気になっていた「マイ箸作り」を体験しました。
箸のブランクは9ミリ角ぐらいに製材されたヤマザクラ。
鉋に使い慣れている私でも一膳の箸を製作するのに30分ほどかかりました。私の右隣に陣取った小学生らしき子供も「マイ箸作り」を体験していました。子供が飽きて匙を投げないか気になりましたが、途中で嫌になって箸を投げることなく私よりも先にマイ箸を完成させていました。こんな会場に連れられて来ていることから判断して、普通の子供ではないのでしょう。
箸を鉋で削る際に必須のオリジナル治具を得意のApple Numbersで製図した、上の脳内図面をもとに製作しました。治具製作に使用したのは厚み30ミリ、幅105ミリの防腐桧の端材。この板をテーブルソーを使って二等分に縦挽きしてテーパーがある溝を鑿で彫りました。
治具を製作する際にもヒシカ工業(別所二郎作)の木工用スクレーパーが役に立ちました。
「マイ箸作り」で体験した通り、削るのは二面のみで、テーパー付きの四角柱というか、先端が細いので四角錐の形状を目指します。脳内図面によると、最も太い部分は一辺が8ミリの正方形、最も細い先端は一辺が2ミリの正方形です。
鉋で削った後の仕上げにもスクレーパーを使いました。
今回、製作した治具はプロトタイプ(試作品)なので、二枚の板はまだ接着させていません。箸として使用したのも加工が比較的容易な軟らかいクスノキ。
箸らしきものが仕上がりましたが、最も細い先端が2.5ミリ、最も太い部分で9ミリほどあって、脳内図面とは異なる。治具から出して鉋でさらに削ったら、歪みが出来ました。治具の精度が今一つなので、改良します。
扉を塗装し、把手と蝶番を取り付けます。使用した塗料はサンデーペイントの合成速乾ニス(とうめい)。小分けした塗料をPETボトルを加工した容器に入れました。最近、DIY作業で色々と頭を使って工夫するようになりました。PETボトルを塗料の使い捨て容器として使うというアイデア、なぜ今まで思いつかなかったのだろう。刷毛は先日、フリーマーケットで入手した熊毛でできたちょっと珍しい刷毛。
把手は昭和レトロな家具(食器棚)に付いていたものを取り外して再利用します。
把手は多分、アルミ製。白っぽい錆を落として綺麗にしました。
引き続き、蝶番を扉に取り付けます。蝶番の厚みは1.5ミリ。今回はトリマーを使用せず、鑿で1.3ミリほど削ってから、ヒシカ工業の木工用スクレーパー(別所二郎作)で残りの0.2ミリほどを削って表面を均しました。このような用途でスクレーパーを使うのは初めてですが、なかなか良い感じに仕上がりました。
この真鍮製の蝶番は去年、ジョホールバルのMr. D.I.Y.で買って来たものだと思いますが、精度が今一つではないかな。妙に動きが硬い。実際に扉を開け閉めする際は問題ないのかもしれませんが。
Doors For The Shoe Rack — Part 6へと続く。
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