困ったことに私が所有するiCloudのemailアドレス(エイリアス)を他人が使っています。事の発端は昨年3月に当アドレス宛に突然届いたホットペッパーグルメ予約サービスからのメール。「焼き肉うしの家 西可児店」に2,948円のコース料理、17名分を予約したことを確認する内容でした。予約した代表者の名前が私の名前と同じだったので、誰かが私のemailアドレスを誤って使っていると思いました。その後、予約内容の変更を知らせる確認メールが4件、届きました。焼き肉料理を予約した覚えはないので、メール記載のお店電話番号に連絡し、予約した人にメールアドレスが間違っていることを伝えるよう、依頼しました。
しかし、その後もこのメールアドレスに私が登録した覚えがないサイトから利用登録を確認するメールが届きます。Mail Appでこのメールアドレス宛に届いた不審なメールを検索すると、最も古いのがPICTLINKから届いた6年前のメール。その後は、LINE、楽天、ラクマ、楽天会員ニュース、おまかせ出品代行「ラクまるっと」、PicsArt、LINE Creators Market、KONAMI、Uber Eats、mgramメンヘラタイプ診断、Instagram、webex…
これらメールはオンラインで利用できる各種サービスの登録を確認するものであり、中には氏名、性別、住所、携帯電話番号など、個人情報満載のものがあります。困った時はminority318さんということで、相談しました。判明している個人情報を元にネット検索してもらったら、私のemailアドレスを恐らく勘違いで利用しようとしている人の身元が判明しました。岐阜県の某県立高校野球部に所属する高校生です。
他人のemailアドレスを使う人に問題があるのは明らかですが、2段階認証なしで利用登録できてしまうオンラインサービスにも問題があります。今後の対応として、Appleサポートセンターに相談することも考えましたが、恐らくiCloudを運営するAppleにはできることがないように思われます。こちらから本人の携帯電話番号に連絡するしかないかもしれませんが、悪意ある高校生だったらこちらの電話番号を知らせてしまうとこの先、何が起こるか予想できません。