P1終了後にK1グランドスタンドを後にし、モールエリアを経由してメイングランドスタンドの方へと移動しました。
ここから先(ゲート番号1〜5)がメイングランドスタンドのエリア。
メイングランドスタンドは下段と上段に分かれており、上の画像は下段からピット見た画像。下段は金網が邪魔になるので、写真撮影には不向きですが、ピットの視界は良好。
上段に移動して300mm(換算450mm)の望遠端でMcLaren Hondaのガレージを撮影。
最終コーナー側に移動したら表彰台も。シンガポールや鈴鹿ではピットや表彰台が見える席は高くて買えないので、最後のマレーシアGP決勝はこの辺りで観戦しようと計画しました。
午後3時前に突然、編成を組む3機のマレーシア空軍戦闘機が現れました。二日後の同時刻は決勝直前の国歌斉唱の時刻なので、練習飛行しているのでしょう。
驚いたのは3機の戦闘機が通過した直後。F1マシンのエンジン音とは比較にならないほどの爆音を轟かせて1機の戦闘機(F/A-18ホーネット)がメインストレートの上空およそ76メートルを時速833kmで展示飛行したのです。(英文の元記事によると、より正しくは海抜250フィートを飛行。)振動で屋根が倒壊し、鼓膜が破れるのではないかと恐怖感さえ感じました。観客に恐怖感を与えるようでは、これはちょっとやり過ぎかと悟ったのか、決勝日の展示飛行はもう少し上空を飛行したようです。
F-15戦闘機4機による同様の展示飛行を日本グランプリ決勝スタート前に予定されていましたが、「飛行任務所用等」により中止となったそうです。
P2直前のガレージの様子。普段はテレビでしか観ることができない距離です。
流し撮りモードに設定して久しぶりにカメラを右から左に思いっきり振りました。
周囲に他の観戦客がほとんどいない金曜日は思う存分どこからでも写真撮影可能でした。
F1練習走行時にこんなに近くでピットの様子を見るのは初体験。
シンガポールに持参したOlympus PEN E-P5では白飛びしたWilliamsのマシンが、Nikon D7000では補正する必要がないほど、白飛びがありません。
Mercedes前を含むメイングランドスタンド上段席は決勝の日、すべてペトロナス関係者用の予約席となっていました。売れ残ったチケットを関係者にばら撒いたのでしょうか。公式サイトにはそのようなことが記載されていなかったようなので、納得できないところがあります。
Ferrariガレージ前の席は予選と決勝の日、下段も予約席でした。
ピットに戻るLewis Hamilton。
昼間でも火花が飛んでいる様子がわかります。
1999年にHermal Tilkeが設計したセパンインターナショナルサーキットに特徴的なグランドスタンドタワー(ヘアピン)へP2終了間際に移動しました。
セパンに行ったらここは訪れたいと思っていた場所です。
低速のヘアピンなので流し撮りしても背景が流れません。
ここはオーバーテイク(追い越し)ポイントのようです。
セッション終了間際に起こったRomain Grosjeanのクラッシュで赤旗終了となりました。
タワー3階からレンズ広角端の18mm(換算27mm)で撮影した景色。
ヘアピンに向かって減速するバックストレートも見えます。
こちらがメインストレート。グリッドがかなり後方の位置にあるのがわかります。
タワーの全景。このサーキットは観客が観戦しやすいように設計されているように思います。
P2の結果
- Vettel 1:31.261
- Räikkönen 1:31.865
- Riccardo 1:32.099
シャトルバスを利用してKLCC(Petronas Twin Towers)まで戻りましたが、市内に向かう高速道路が木曜と同様、大渋滞でした。毎日のように渋滞するので、F1開催期間中であることとは関係がないそうです。
KLCCからホテルすぐ前のパビリオンまで徒歩で戻り、この日の夕食はDin Tai Fung。土曜と日曜もDin Tai Fung。
Malaysian GP 2017 F1NALE — Saturday Practice 3へと続く。
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