シャトル列車用Woodlandsチェックポイントで想定外の時間を要し、シンガポールに入国できたのは午後12時半頃。マレーシア入国時は出入国カード不要だったので、シンガポールも不要なのかと勘違いしていました。入国審査待ちの列の近くにも出入国カードは置いてないし、用紙に記入する専用のカウンターもない。
我々よりも少し先に入国手続きをしようとしていた、幼い子供二人連れの家族が子供の写真撮影に手こずっておられました。大人用のカメラの位置が高くて、子供の写真が撮れないので、ピストル所持の職員が子供用に椅子を持って来ました。子供はカメラ撮影を繰り返し何度もやられて機嫌が悪くなったのか、椅子を蹴って跳ね除けようとした。次の瞬間、カウンターでの入国手続きを断念したピストル所持の職員がやって来て、家族全員を別室に案内。あの餓鬼、なかなかやりよる。将来大物になること、間違いなし。
子供に感心している場合ではない。我々も入国手続きで制止され、子連れの家族が連れ去られた同じ別室に我々も連行されました。デジタル化された出入国カード未提出であることが連行された理由。
取調室でiPadを渡され、電子出入国カードに必要事項を記入せよということでした。本来はシンガポール入国3日以内にシンガポール政府のウェブサイト 、または専用Appを使って、必要事項を記入した電子版出入国カードを提出しておかなければならなかったのです。知らなかった我々が悪い。
2.98km, S$8.60+S$1.00=S$9.60
シャトル列車用WoodlandsチェックポイントはMRT Kranji、Woodlandsいずれの駅からも距離があり、結局Grabを利用してKranji駅へと向かうことになりました。
4年前とは状況が一変している。スマホがないと何もできない。入国してからSIMを買い求めていたのでは遅すぎる。今回は楽天モバイルのeSIMで海外データローミングしているので、国境を越えても特に意識することなく、自動で現地提携先事業者の回線に繋がります。
4年前と同じように、MRT乗車券を買おうとするも、発券機がほとんど置いてない。クレジットカードを登録したApple Payが使えるのかもしれないと思い、チケットカウンターのお姉さんに聞いてみると、「試してみたら?」ってそっけない応対。
同行者はApple Payを使ったことがなかったので、iPhone 12 miniにクレジットカードを登録しました。認証は無料の国際SMSで。
Apple Payで改札を通過し、久しぶりにMRT City Hall駅に到着。この駅に来るのはいつも、F1開催週なので大勢の人でごった返していますが、普段の土曜はこんなに閑散としているのか。
勤務中かもしれないダンカンが働くT9内側のSRC(Singapore Recreation Club)へ。
SRC敷地に入ってすぐに顔見知りの警備スタッフが我々に気付いてくれました。4年ぶりの再会です。ダンカンは地下のカフェテリアにいると教えてくれました。
カフェテリアで働くダンカンと再会。4年前とは状況が大きく変わって、経営陣の交代と共に、ダンカンは今は管理職ではない一般従業員だそうです。SRC専用のF1チケットの販売もなくなり、F1風T9のシャツも売ってない。ダンカンが言うには改悪ばかりで、今でも連絡がある海外からやって来るF1観戦客は我々だけだとか。
4年でこんなにも髪の毛が薄くなるのかと思うほど、妙に老けた印象がある。お互い様かもしれませんが。
次の目的地、Apple Marina Bay Sandsへはマリーナ湾を時計回りに向かうことにしました。
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