Making A Firewood Cutting Tabletop Sawhorse

曲がった小枝を安全且つ効率的に切断できる仔馬を製作しました。2×2サイズの角材を加工し、相欠き加工を施してクロス型に組みました。2セットで4本足の仔馬になります。

前後の脚を繋げる胴体部分は1×4材を縦挽きして2枚の板にしたものを使用。

ちょっと使ってみて天板の上で仔馬が暴れることがわかったので、F型クランプで天板に固定できるよう、前後の脚の下にそりを取り付けました。

束にするほどの量がない場合にもちょこっと小枝を切断できて便利。

平面がない伐採済みの天然木を切断する場合、V時型の背中に置くと跳ねたり回転することがないので左手は軽く押さえるだけで大丈夫。

Making A Firewood Cutting Sawhorse — Part 2

馬の長さを右側で少し短くして新たに物差しを取り付けました。小枝は束にして一気にチェンソーで切断することも可能なことがわかりました。

曲がった小枝は一本ずつ鋸で切断します。座って切断すると腰に負担がかかるので、卓上版の仔馬を製作する予定です。

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Making A Firewood Cutting Sawhorse — Part 1

2×4と1×4の端材を使って、薪にする丸太などの天然木を安全且つ効率的に切断するための馬を製作します。

X型にクロスした6本の脚は相欠き加工を施してビス留めしました。

チェンソーで試し切りしました。

長い幹も。

こんなに太い根元近くの株も。

安全に切断できますが、使い勝手に関しては改良すべき点があります。

Making A Firewood Cutting Sawhorse — Part 2へと続く。

Firewood Collection 2024 — Part 17

腰痛が治ったと思い、浄化槽上に仮置きした細めの幹と長めの枝を切断していたら腰痛が再発しました。それでも卓上スライド丸鋸を使って薪切断作業を続けていると、今度は左手の小指を怪我する事態に。

18年ぐらい前に義父から譲り受けたこの日立卓上スライド丸鋸(C 8FB2)は、最近では木工作業で毎日のように使っており、薪にする細めの幹や小枝の切断にも活躍しています。これまでに天然木を切断していて幾度か左手に怪我をした経験があり、天然木の切断時は慎重になっています。

今回は一度で切断できないほど口径が太い(多分、90ミリぐらい)の幹を、向きを変えて切断しようとしたところ、幹が跳ねて左手小指がフェンスに取り付けたバイスと幹の間に挟まれ、小指の第一関節の辺りを強打する事態になりました。革製手袋を着用していたので、皮膚は保護されており、出血はないものの、内出血している様子がわかるほど。骨がどうなっているのかはわかりませんが、そんなに痛くはなかったので、マスキングテープでテーピングして、作業を続けました。

さらに慎重に切断作業を続けていると、同様の事態がもう一度、起こりました。二回目も同じ左手の小指を強打。冷や汗は出るし、長年使い慣れたはずの卓上スライド丸鋸が凶器に見える。天然木を切断する際は、古い刃を使うようにしているのが丸太や枝が跳ねる原因かと思い、比較的新しい刃に交換しました。それでも木は跳ねる。

今後の対策を考えました。太めの天然木はチェンソーで、細い枝は鋸で切断しよう。平面がないのでバイスで固定できない天然木の切断には卓上スライド丸鋸は使用すべきではないという結論に達しました。

細めの丸太をチェンソーで安全且つ効率的に切断するにはやはり、こういうのが必要になりそうなので、画像を参考にしながら製作する予定です。

Firewood Collection 2024 — Part 18へと続く。
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Another Firewood Shelf

山から持ち帰る薪をできるだけ多く、自宅敷地内に保管できるよう、新たに薪棚を製作します。フレームは2×4の廃材と単管パイプを使用した完全オリジナル仕様。

単管パイプを通すにはAstro Products製44ミリのバイメタルホールソーを装着した震動ドリルで貫通させた穴がちょうどのサイズでした。

長さ2メートルの単管パイプを4本使用。2×4の柱は1×4材の端材を使ってビス留め。柱の底が直接地面に接しないよう、コンクリートブロックの上に柱を載せました。

屋根は厚み10ミリの板ガラス。柱は勾配3ºとなるように斜めにカットしてあります。柱を垂直に立てるには筋交が必要となりました。

薪を置くと安定しました。

2x4材と単管パイプ、板ガラスを用いた薪棚製作作業の難易度:5段階で2

Felling A Slanted Oak (Kashi)

素人には手に負えない、縦方向に大きく裂けた樫をご近所さん敷地内で伐倒のプロが伐倒するという情報を聞き、現場に立ち会わせていただくことになりました。こんな機会は滅多にないので、動画撮影して記録として残しておくことにしました。

ご近所さんの離れとお隣の別荘宅の境界近くに大きく傾いた樫は立っています。伐倒プロの話によると、樫は縦に裂けやすい木だそうです。常緑広葉樹なので、強風や積雪による荷重に弱いことが裂けやすい原因の一つではないかと推測します。この傾いた樫の幹は地面から2メートルぐらいの高さから5メートルぐらいの高さまで裂けており、樹冠の先端部が隣の立木に当たって辛うじて倒れていないという状況です。

樹冠部分にロープをかける伐倒プロ。

危険な立木を伐倒する際に使われるチルホールが準備されている。

チルホールの操作を担当するのはMさん。

思いもしなかった方法で裂けて傾いた樫を伐倒し、根元に近い方から接地させて徐々に幹を太い方から切断されました。

これが樫の葉。大きくて光沢がある鋸葉が特徴。

Kitano Tenmangu Tenjin Flea Market — Part 4

今年初の北野天満宮天神市は朝からずっと雨。

前回訪問時からお目当てのお店がある北側から順に南下するようにしています。古道具に興味がある私にとってこの中にお宝が埋もれています。この露店は正に宝探しができるお店です。

立木の伐倒伐採作業中の今の私が気になったのはタイタンブランドの安全帯。安全帯に付属する金具に興味がありました。

これは塩ビパイプ切断に使う替え刃式の鋸でしょうか。

そしてこの鎌用砥石。海老鉈の刃を研ぐ時に使えそう。

ランチはいつもの傳七で。私はいつもの串カツ定食。

同行者は、ミニちらしとうどんのセット。

今回、入手したもの。3点で1,000円でした。

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Making A Hatchet Handle — Part 4

使用時のバランスがよろしくない原因は柄が長すぎること。当初は刃の部分を含めた全体の長さが既製品と大体同じになるように柄の長さを決めていました。それがバランスが悪いと感じる原因だろう。

柄の長さを短くして、サンデーペイントの合成速乾ニス「とうめい」を塗布しました。

ビスを隠すためにパテ埋め。

刃は研いであるので切れ味に問題はない。バランスも改善されました。

天然木を使用して鉈の柄を製作したのは初めてですが、ある程度の満足感が得られました。最終的に使用した楠、木工にも使えることがわかりました。材は大津市の薪配布事業でいただいたものだと思います。他にも楠は薪小屋と薪棚に保管中ですが、薪にして燃やすのは勿体無いので、加工しやすそうな材は残すことにしよう。

鉈の柄製作作業の難易度:5段階で3

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Making A Hatchet Handle — Part 3

2本目の柄は虫食いの痕があったので没。3本目の桜も虫食いで没。樹皮を剥くまで虫食いの状態はわからないので、天然木の加工は難しい。4本目は虫を寄せ付けない強烈な香りがする楠の小枝を利用することにしました。楠はそんなに硬くはないし、どちらかと言えば加工が容易。斧の柄としては不適切かもしれませんが、それほどの強度を必要としない鉈なら使えるはず。

溝の長さと幅を調整中。口金部分の加工はまだ。

柄に固定するための穴は、2本目を製作した時に中心が大きくずれました。

意図した通りの斜めの溝ができました。

口金部分を加工して、鉈に柄をビスで固定しました。ビスは柄を貫通させて、余分をディスクグラインダーで切断。

試し切りしてみたら、バランスがよろしくない。

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Making A Hatchet Handle — Part 2

満足できなかった1本目は薪として燃やすことにし、2本目の天然木を加工します。

ヒシカ工業の職人さんにいただいた、枯れ枝用の替刃式鋸、乾燥させた天然木の柄を加工するには最適かもしれません。

今度は溝を切り過ぎないように目印となるテープを巻いて、斜め切り。溝の幅は大きいところで6ミリ、小さいところで3ミリ。

横挽きも縦挽きもよく切れる。

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Making A Hatchet Handle — Part 1

この前、豊国神社フリーマーケットで入手した鉈の柄を天然木を加工して製作します。鉈や鎌の柄を製作するには口金が必要ですが、近くのホームセンターに口金は販売していなかったので、ガス管の継ぎ手を加工して口金として代用することにしました。継ぎ手の内径はおよそ22〜23ミリなので、鉈の柄に取り付けるにはちょうど良い。

直径22ミリの円柱型となるように、天然木を鑿とヤスリ、鋸を使って加工しました。

グラインダーで切削加工した口金を嵌めると溝の幅が小さい。

溝幅を調整して鉈を溝に入れてみると、

溝を切り過ぎたようでこれでは満足できない。

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Hishika Pruning Saw 210mm

先日、ヒシカ工業株式会社の職人さんにいただいた剪定用鋸を試してみました。

先ずは最近、伐採した檜の丸太を切ってみました。切れ味は思った通りの性能で感動的でもあります。歯振がない鋸なので、切断面が綺麗。

立木も伐採してみました。

気持ち良く切れる。

枯れ枝用の鋸もいただきました。試用した感想は後日

ヒシカ工業の会社紹介動画は下にリンクを張っておきます。

Toyokuni Shrine Flea Market — Part 13

最近、骨董市に行けば目に留まるのは鉈や斧。今年初の豊国神社フリーマケットでは入手しなかった、木製の柄がない鉈を今回、入手しました。入手価格は研ぎ代込みの2,000円。柄は天然木を使って自作する予定です。

私は小ぶりの平鉋(1,500円)も入手。刃が新品のように研いであります。

同行者は骨董のお皿を入手。

この日はminority 318さんにお会いしました。

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Making An Ax Handle — Part 4

衝撃時の保護を目的に鉄板を柄に取り付けました。

薪を試し割りしてみたらL字型の楔が外れそうになったので、楔を変更します。

近くのホームセンターで楔を購入。

こちらの方が抜けそうにありません。

また試し割り。

これで完成とします。

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Making An Ax Handle — Part 3

完成したと思っていたラワンの柄はやはり軟らかいことが欠点であり、ヘッド下の側面がこんなことに。

恐らく堅木の樫でできたオリジナルの柄を修理することにしました。ウリンの端材を使って埋め木します。

埋め木は木工接着剤で固定。

平鉋を使って埋め木の高さを調整。

埋め木の上から鉄板を取り付けます。

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