Bathroom Remodel — Part 7

発注5日後に脱衣場用に使用する予定の床材が愛知県から届きました。

届いたのは15 x 90 x 1820ミリのUNIシルバーウォルナット(クルミ)10枚セット、2束。思っていたより材は軽いというのが開梱前の第一印象でした。

ケースにMADE IN CHINAと書いてあります。日本産のオニグルミとは異なるようです。1束10枚で張れる床の面積は1.638平米なので送料税込の平米単価は5,238円になります。シルバーウォルナットの床材を販売する業者は限られていそうなので、相場は不明ですが、広葉樹の無垢床材としては安い方だと思います。

「床材・無垢フローリング施工上の注意点」と題した取扱説明書が同梱されていました。

北米産のウォルナットとは全く別物であり、シルバーウォルナットと呼ばれる所以も色合いを見たら即座にわかります。脱衣場の床材としてはこのような薄い色合いのものが適していると判断しました。

このプラスチック片が3枚、施工説明書の上に挟んでありました。広葉樹フローリングを施工する場合は、「実を強く叩き込み過ぎると、無垢材の性質上、反り、突き上げの原因となります。必ずスペーサーを使ってジョイント部にクリアランスを取ってください。また壁際は5〜10mm程度隙間をあけてください」とのことです。尚、針葉樹の場合は隙間を設けずに施工するそうです。

もう一つ気になる注意点は、「接着剤は1液型ウレタン樹脂系を使用すること、水溶性接着剤は床鳴りの原因となるため、使用しないこと」です。DIYで素人も適切に施工できるよう、こうした基本的な注意点が書いてあるのは良いことです。

17年前に施工された既設の床材を撤去したとき、容易に剥がれた原因は水溶性接着剤を使用していたことが考えられます。洗濯機置き場兼脱衣場といった湿気が溜まりやすい場所では特にウレタン樹脂系接着剤の使用が推奨されるのではないかと思われます。水溶性接着剤であれば、湿気で接着剤が溶けて機能しなくなり、床が鳴る原因になり得るのではないでしょうか。接着剤の特性以外にも根太が下地となるタイルに固定されていなかったというのがそもそも間違っている。軋み音はこれが原因ではないかと思います。

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