A Trip To JB + SG — Day 3 Evening

F1シンガポールGP開催週まで3週間を切って、準備が着々と進んでいるようです。

Raffles Ave.を横断し、Bay Grandstand前の道路へと向かおうとしています。後日、調べて分かったのですが、今年から常設の巨大なBay Grandstandはなくなるそうで、グランドスタンド後方のRaffles Ave.をここで右折せずに直進するそうです。それに伴い、サーキットトラックの全長が4.928kmとなり、ラップ数が63に増え、ターン数は19に減るそうです。元のT16、T17、T18、T19がなくなって397.9mの長いストレートになるとか。

もうここは走らないのか。

3週間前に金網と壁がないのはおかしいなとは思いながら歩いていました。2008年の開催初年度にクラッシュゲートがあった辺り。

マリーナベイ・ストリートサーキットに特徴的だったベイグランドスタンド、傾斜が緩やかすぎてよく見えないスタンドでした。観客席の下をF1マシンが通過するのも珍しい。

大きな水たまりで写真撮影する人がいました。こう言う写真、撮っていたんですね。

二重螺旋橋をMBS方面へ。

今回の旅行にはSony DSC-RX100を持参しましたが、JBで数枚撮っただけで、カメラを持ち出すのをやめました。iPhoneでこんな写真が撮れるのならデジカメはやはり不要。

国境を越えて4年ぶりにシンガポールにやって来たもう一つの目的は、マリーナ湾に浮かぶように建つこのガラス張りの球体。シンガポールのApple直営店3店目としてオープンしたのは3年前の2020年9月。

入り口はモールの地下2階。

長いエスカレーターを昇るとガラス張りの球体があります。

球体部分にいる人の多くは観光客と思われます。来店記念に何か買い求めるものはないか?、実は昨晩から作戦を考えていました。

スペシャリストに話しかけました。iPhoneのバッテリー交換にはどのくらいの時間がかかるのか?使用開始後2年が経過したiPhone 12 miniのバッテリーは最大容量が84%になっており、これからも使い続けるのであれば、ぼちぼちバッテリー交換しても良い時期です。

日本国内で交換した方が安いのはわかっていましたが、記念となることなので、少々割高になっても思い出になる。スペシャリストが予約を入れてくれました。明日の3時過ぎの予約で、時間がかかりそうならキャンセル可能とのこと。

鼎泰豊で早めの夕食。ここは時代の最先端を行くお店。順番を待つのにもスマホを使う。

順番が来たらスマホに呼び出され、このロボットに席を案内してもらう。

メニューもスマホの中、当然ながら注文も。

デジタル監視社会大好きなシンガポール。

明日も二日連続で国境を越えてシンガポールにやって来ることが決定しました。

帰路はMRT Raffles Placeまで湾岸の歩道を歩き、MRT乗車。Kranji駅まで行って、そこから黄色いバスに乗って、国境を越え、JBに戻りました。

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A Trip To JB + SG — Day 3 Afternoon

シャトル列車用Woodlandsチェックポイントで想定外の時間を要し、シンガポールに入国できたのは午後12時半頃。マレーシア入国時は出入国カード不要だったので、シンガポールも不要なのかと勘違いしていました。入国審査待ちの列の近くにも出入国カードは置いてないし、用紙に記入する専用のカウンターもない。

我々よりも少し先に入国手続きをしようとしていた、幼い子供二人連れの家族が子供の写真撮影に手こずっておられました。大人用のカメラの位置が高くて、子供の写真が撮れないので、ピストル所持の職員が子供用に椅子を持って来ました。子供はカメラ撮影を繰り返し何度もやられて機嫌が悪くなったのか、椅子を蹴って跳ね除けようとした。次の瞬間、カウンターでの入国手続きを断念したピストル所持の職員がやって来て、家族全員を別室に案内。あの餓鬼、なかなかやりよる。将来大物になること、間違いなし。

子供に感心している場合ではない。我々も入国手続きで制止され、子連れの家族が連れ去られた同じ別室に我々も連行されました。デジタル化された出入国カード未提出であることが連行された理由。

取調室でiPadを渡され、電子出入国カードに必要事項を記入せよということでした。本来はシンガポール入国3日以内にシンガポール政府のウェブサイト、または専用Appを使って、必要事項を記入した電子版出入国カードを提出しておかなければならななかったのです。知らなかった我々が悪い。

2.98km, S$8.60+S$1.00=S$9.60

シャトル列車用WoodlandsチェックポイントはMRT Kranji、Woodlandsいずれの駅からも距離があり、結局Grabを利用してKranji駅へと向かうことになりました。

4年前とは状況が一変している。スマホがないと何もできない。入国してからSIMを買い求めていたのでは遅すぎる。今回は楽天モバイルのeSIMで海外データローミングしているので、国境を越えても特に意識することなく、自動で現地提携先事業者の回線に繋がります。

4年前と同じように、MRT乗車券を買おうとするも、発券機がほとんど置いてない。クレジットカードを登録したApple Payが使えるのかもしれないと思い、チケットカウンターのお姉さんに聞いてみると、「試してみたら?」ってそっけない応対。

同行者はApple Payを使ったことがなかったので、iPhone 12 miniにクレジットカードを登録しました。認証は無料の国際SMSで。

Apple Payで改札を通過し、久しぶりにMRT City Hall駅に到着。この駅に来るのはいつも、F1開催週なので大勢の人でごった返していますが、普段の土曜はこんなに閑散としているのか。

勤務中かもしれないダンカンが働くT9内側のSRC(Singapore Recreation Club)へ。

SRC敷地に入ってすぐに顔見知りの警備スタッフが我々に気付いてくれました。4年ぶりの再会です。ダンカンは地下のカフェテリアにいると教えてくれました。

カフェテリアで働くダンカンと再会。4年前とは状況が大きく変わって、経営陣の交代と共に、ダンカンは今は管理職ではない一般従業員だそうです。SRC専用のF1チケットの販売もなくなり、F1風T9のシャツも売ってない。ダンカンが言うには改悪ばかりで、今でも連絡がある海外からやって来るF1観戦客は我々だけだとか。

4年でこんなにも髪の毛が薄くなるのかと思うほど、妙に老けた印象がある。お互い様かもしれませんが。

次の目的地、Apple Marina Bay Sandsへはマリーナ湾を時計回りに向かうことにしました。

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