Itami Sky Park

Itami Sky Park

伊丹市にある大阪国際空港滑走路西側に平行する大きくて細長い(長さ1.2キロ、幅80メートル)公園が2008年の夏に出来ていることに今頃、気付いたので、カメラを持って出かけました。空港施設がある滑走路東側からトンネルを潜り、出てすぐにある北駐車場に車を停めました。駐車料金は¥100/20分、徒歩だと公園への入場は無料。

石垣の石を取って投げれば、滑走路の際に届きそうなぐらい近いので、いたずらできないように石垣は金網で守られています。

Itami Sky Park

北駐車場から歩いてすぐの大空の丘には飛行機写真を撮影しようとするカメラマン達が待機。

Itami Sky Park

この辺りは離陸する飛行機の撮影に適しているようです。

Itami Sky Park

4月上旬と10月頃の年二回開花するはずのジュウガツザクラが1月上旬に咲いています。

Itami Sky Park

モータースポーツの撮影と比べると、飛行機の撮影は昼間であれば、難易度が低い。しかし、カメラ(Nikon D7000)の設定ミスでISOが必要以上に高くて、絞りすぎ(f/14.0)になっています。そのために、センサー上のゴミが空の部分に写ってしまったので、Photosのレタッチ機能を使い、ゴミを一つずつ取り除く必要がありました。

Itami Sky Park

FUJIFILM XQ1、コンデジとしては優秀。

Itami Sky Park

まるで機内から並行して飛行する別の飛行機を撮影したかのような写真が撮れます。

Itami Sky Park

背後に見える山は五月山。次回は南駐車場に車を停めて、着陸する飛行機を夕暮れ時に撮影しようと考えています。

DxO OpticsPro for Photos

DxO

去年の1月に画像管理補正AppをApertureからPhotosに完全移行しました。Photosを使用するようになって特に大きな不満はないものの、画像補正機能がApertureほど充実しているわけではないのは事実であり、サードパーティー製の機能拡張が開発されるのを待機していたところです。そんな時にDxO OpticsPro for PhotosがMac App Storeで発売となり、期間限定50%オフ(¥1,200)で入手できるようになりました。

早速、去年のシンガポールGPで撮影した、補正のしがいがある画像2枚を試験的に補正してみました。Extensions(機能拡張)からDxO OpticsPro for Photosを選ぶと、5つの補正項目が右のサイドバーに現れます。レンズ歪曲収差、色収差などを補正するOptical CorrectionsとWhite Balance、DxO Smart Lighting、Noise Removal、DxO ClearViewです。右のスクリーンキャプチャのOptical Correctionsには使用したカメラボディーとレンズが表示されています。ボディーとレンズの組み合わせが登録されていない場合は、このような表示はありません。

ヘイズの影響を受けた今一つな画像がDxO ClearViewを適用すると、どの程度の効果が得られるのか試してみました。金融街を背景にBay Grandstandの様子をFujifilm XQ1で撮影したJPEG画像ですが、遠くの高層ビル群と空がヘイズで霞んでいます。

DxO ClearView Test (Before)
DxO ClearView適用前

ほぼ見たまま撮れているわけでカメラと画像処理エンジンに何の問題もなく、どちらかと言えば、実際よりも鮮やかに写っています。コンデジとしては優れたカメラだと思います。

DxO ClearView Test (After)
DxO ClearView適用後

DxO ClearViewを適用すると、高層ビル群がくっきりと見え、適用前には気付かなかった電線も見えています。Photos標準の補正項目であるコントラストを高めに調整すると、同様の効果が得られそうではありますが、異なる点は深緑シートの背もたれ背面などの暗部が黒つぶれしていないことでしょうか。

DxO Noise Removal Test (Before)
DxO Noise Removal適用前

OLYMPUS M.14-150mm F4.0-5.6を装着したOlympus E-M5 Mark IIで撮影したPharrell Williamsのコンサート画像はISOが5000になっていて、かなりノイジー。カメラの高感度耐性に問題ありと思わせるような残念な画像になっています。

DxO Noise Removal Test (After)
DxO Noise Removal適用後

ISO高めの設定でRAWで記録した画像の場合は、自動的にHQとPRIMEがサイドバーのNoise Removal(ノイズ除去)に現れるようです。上の画像はPRIMEを適用したもの。細部を残しながら暗部のノイズが取り除かれています。ノイズ除去適用時は動作が重くなりますが、このような効果が得られるのであれば、その代償だと思えば受け入れることもできます。Apertureのノイズ除去機能ではここまではっきりとわかるような補正はできないことを考えると、DxO OpticsPro for Photosを組み込んだPhotos Appは、ノイズ除去機能に関しては、Apertureを上回っていると捉えることができます。

Sony DSC-RX100 Dust on Sensor? — Part 1

Dust on Sensor?

久しぶりにSony DSC-RX100を持ち出して撮影してみると、液晶モニターでもはっきりとわかるゴミが見つかりました。(電線に沿って大きなシミが二つ)レンズを見てもそれらしきゴミやホコリは付着してないようなので、センサー上かレンズ後方に付着したゴミだと思われます。RX100での撮影は取りやめて、続きはFujifilm XQ1に任せることにしました。

ボディーと沈胴式レンズが一体式のコンデジの場合は、分解しない限り、センサー上やレンズ後方のゴミを適切に取り除くことはできないので、これはちょっと厄介なことになりました。過去に投稿したポストを調べると、カメラの購入は2012年7月。幸いにもカメラのキタムラの「安心の5年間保証」を購入しているようで、来年の7月まで有効です。しかしながら、「5年間保証規定」には「ゴミ・ホコリの除去やホコリの混入などによる故障の場合」は保証の対象とならないと書いてあります。この5年間保証規定は、レンズ交換式の一眼レフ、ミラーレス一眼カメラの保証を想定していると思われます。センサーにアクセスできないレンズ一体型コンデジの場合は、無償修理の対象とすべきではないかと私は思います。

保証期間内であっても有償での修理になるのかどうか、カメラのキタムラ購入店に問い合わせました。メーカーにカメラを送り、見積もりしてもらわないと何とも言えないというのが問い合わせに対する素っ気ない回答でした。有償であれば、修理を断ることもできるとのことでした。一般的には有償修理の場合、1万〜1万5千円ぐらい要すると言われていました。

納得できない私は、Sonyの修理相談窓口に連絡してみました。こちらの窓口の方も、どちらかといえば、素っ気ない回答で、有償での修理になるかどうかは購入したお店の延長保証の規定によるので、購入店を通してカメラ本体を修理見積もりに出してくださいとのことでした。

ネットで検索すると、Sony RX100のセンサー上やレンズ後方のゴミに関しては、構造的な問題であるかの如く、世界各地で多数の報告がヒットしました。無償修理になった人もいれば、保証期間内であるにも関わらず、有償修理と言われたので自分で掃除機でホコリを吸い取ろうとした人もいるようです。

カメラのキタムラにカメラを持ち込む予定ですが、有償修理となった場合は、掃除機で吸い取るのではなく、こちらの眠い人に見倣って自分で分解掃除してみようと考えています。

Part 2へと続く。

SEIKO Indoor PC 1.60

「眼鏡市場」でCarl Zeiss Vision Japan製の遠近両用レンズを装着した眼鏡(ゼログラ)を新調して以来、4年が経過して近くが見づらくなり、特にレンズの遠の部分を多用するiMacでの作業に支障を来すようになりました。画面の小さな文字が見づらいので、デスクトップのiMacを後方に移動させ、画面を拡大表示して使っていました。Microsoft Wordなら150%の拡大表示にしていたので、せっかくの27″ディスプレイが実質18″の作業領域になっていました。画面を拡大表示させるよりも、小さな文字が快適に読めるようにパソコン専用の眼鏡を新調した方が賢明だろうと考えました。元々、4等星の星がくっきりと見えるような遠近両用眼鏡を掛けてデスクトップパソコンで作業すること自体、無理がありました。用途に応じて度数が異なる複数の眼鏡を使い分けるべきでしょう。

IMG_3665

今回は眼科と同じ建物にある眼鏡店でフレームとレンズを購入しました。「オープン1周年感謝セール」の店頭チラシに誘われるようにして小さな眼鏡店に入店。年配の店主は、私が掛けていた遠近両用のゼログラを持って、2階に上がり、度数をチェック。視力検査をすることなく、パソコン用途ならこのくらいだろうと勘を頼りにレンズの発注書を作成していました。一抹の不安はありましたが、レンズとフレームは購入後一年以内なら何度でも交換可能な保証付きであることを聞いて一安心。以前、全国チェーン店の某眼鏡店で仕立てた遠近両用眼鏡が使いづらくて、レンズの度数を変更してもらおうと、再訪問したことがあります。比較的若い店員さんが眼鏡を掛けた状態で手元の視力を再検査したところ、問題はないと言われ、結局無償でのレンズ交換を断れたことがあります。この時から自らの経験がない若い店員さんは信頼できないと思うようになりました。

NOSTALGIA N-1005

発注してからおよそ10日後に仕上がった眼鏡を取りにお店を再訪問。今月から外出時はつねに持ち歩くようになったiPad mini 4を両手に持ち、手をできる限り伸ばして高い位置で小さな文字が読めるかどうか確認。小さな文字がくっきりと読み取れました。視力検査なしで一回で希望した眼鏡が用意できる店主の仕立て屋としての腕前は期待通りでした。

NOSTALGIA N-1005

パソコン専用の近々レンズなので、1メートルぐらいまでの範囲でピントが合うようになっており、その距離を超えると室内であってもぼやけてしまいます。新調したレンズはSEIKOの用途別カスタムレンズである、「インドアPC」の高屈折率1.60。レンズを薄型化するために内面非球面設計を採用。

NOSTALGIA N-1005


チタン製の丸いフレームはNOSTALGIA N-1005。John LennonやSteve Jobsが掛けていた丸い眼鏡を真似しました。この眼鏡を掛けてiMacの画面を見ると、小さな文字がより大きく見えます。Microsoft Wordファイルはフォントの大きさが10ポイントなら125%の拡大表示で十分だし、Safariの文字もこれまでが大き過ぎると感じるほど。Safariではズームアウトすることにしました。これまではパがバに見えたり、6と0の区別がつかなかったりしていました。また、自分が書く手書きの文字が小さくて見えないということもありました。

デスクワーク専用の眼鏡なので、デスクから離れる時は遠近両用の眼鏡に掛け直す必要があり、慣れるまでしばらくは不便に感じるかもしれません。

Otsu Matsuri Yoimiya

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今年は夕方5時過ぎに大津祭が開かれる大津中心部に到着。各町内では宵山の準備が整い、囃子方は食事中。

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京町通りを東に移動。

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久しぶりにNikon D7000をオートフォーカスの設定で使おうとしたら、シャッターボタン半押しでオートフォーカスしないというトラブルに見舞われました。レンズを交換してもオートフォーカスが機能しないということは、ボディーに何らかの問題が発生していそうです。マニュアルフォーカスに切り替えて撮影しました。

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レンズ側面にあるAとMの切り替えレバーはAになっているし、ボディーの切り替えレバーも同様にAの位置になっている。これはボディー内のモーターが故障したに違いないと思いました。諦めてMの位置にレバーを合わせ、絞り優先のマニュアルフォーカスで撮影を続行。

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マニュアルフォーカスに設定したことで、フォーカスの位置と測光位置が異なることを意識しながら適正な露出になるように撮影時に露出補正しました。(RAWで撮影しているので、いつもは現像時に露出補正しています。)

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祇園祭宵山の時も同じことが言えますが、提灯で測光すると曳山が黒つぶれになり、曳山で測光すると、今度は提灯が白飛びする現象に悩まされます。今回はマニュアルフォーカスで撮影したので、測光位置とフォーカス位置が別々になり、撮影時に露出補正した結果、満足できる写真が撮れました。

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現像時の補正には限界があるので、今後、提灯の撮影時は現場での積極的な露出補正を心がけようと思います。

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カメラボディー内モーター故障疑惑の件ですが、カメラの使用説明書を読むと、故障ではないことがわかりました。先月のシンガポール観戦旅行でOlympus OM-D E-M5 Mark IIを兄から借りた代わりにNikon D7000を貸し出していました。その時に、AE/AFロックボタンの機能を兄が変更したようです。初期設定ではロックボタンはAE-L/AF-Lとなっており、私は初期設定のまま、使っていました。兄はAF-ONに変更したようであり、説明書にはこの設定で「AE/AFロックボタンを押すと、オートフォーカスが作動します。この場合、シャッターボタンの半押しではオートフォーカスは作動しません。」とあります。つまり、AE/AFロックボタンでオートフォーカスすることになります。

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43年ぶりに蔵出しされた天孫神社の神輿

帰国後にカメラを交換した時、シューティングメニューはリセットしましたが、カスタム設定をリセットしなかったことがそもそもの原因です。カメラ任せでフルオート撮影の兄がまさかカスタム設定のメニューを触るとは思いもしないことでした。

私はこれまでAE/AFロックボタンを使っていなかったので、提灯の撮影時など明暗の差が大きな被写体の撮影に苦労していたのだと思います。ロックボタンは初期設定のAE-L/AF-Lではなく、AEロックだけを行うAE-Lに設定し、これからはロックボタンを積極的に活用しよう。

Singapore GP 2015 Day 6 (Monday) — Malacca

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海沿いのホテルからマラッカ中心部に向かうには片道二車線のこの道路を横断する必要がありますが、横断歩道は見当たらない。バス停があるMahkota Medical Centreまでは、重い荷物があるのなら、シャトルサービスを利用した方が良いのは明らかです。

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これがそのシャトルサービス。翌日の午前11時ホテル発で予約しました。

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この道路は荷物がなかったとしても歩いて横断するのは危険なので、側道を左に進み、高架下をくぐることにしました。

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人通りが少ない高架下もいろいろと障害物があり、危険極まりない。

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20分もしないうちにオランダ広場に到着。

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水車の近くで熱帯に棲む鳥の綺麗な鳴き声が聞こえてきました。周囲には中国人観光客が大勢いました。綺麗なさえずりの発信源はどこかと、観光客の頭上にある樹木を見渡しても熱帯の鳥はいない。iPhone 6で録音しようと準備していると、同行者が音の発信源を見つけました。鳴き声は、この男の子が持っていた鳥笛だったのです。記念にバードコールを一つ、この男の子から購入。

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これがマラッカ川だそうです。

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マラッカ川を渡り、対岸から見た水車。大挙して押し寄せている中国人観光客の多くはこの水車を向こう側から撮影していました。こちら側から撮影した方が逆光にならないし、水面も同じ視野に写すことができるので良いと思うのですが。

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マラッカ川沿いに立つ五つ星ホテル、Casa del Rio MelakaのRiver Cafeで休憩しながら太陽がマラッカ海峡に沈むのを待ちました。

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再び橋を渡り、川沿いの遊歩道を河口に向かって歩きながら、夕日の撮影場所を探しました。

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しかし、太陽が沈む頃に西の空が曇ってしまい、夕日の撮影は次回訪問時までお預けとなりました。

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地図のA地点を確認してからホテルに戻ったのは午後9時頃。この日も長い一日になりました。翌日は高速バスを利用してセパンに戻ります。


Singapore GP 2015 Day 7 (Tuesday) へと続く。

Singapore GP 2015 Day 5 (Sunday) — Race

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残念なドライバーズパレード開始前からずっと立ったままT11で場所取りしていて疲れた我々は、ここで決勝最初の数ラップを観てから、自席のあるBay Grandstandへと移動します。頭上から降ってくる毛虫にもイライラ。iPhone 6で流さずに撮影するとこんな感じになります。

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1/250秒で真横から流し撮り。マニュアルフォーカスで置きピン。ISOが設定上限の5000になっていて、画像はかなりノイジーになりました。

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不調だったMercedesのマシン。T11の縁石に乗り上げて右フロントが浮いています。

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好調のFerrari。

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来期のパワーユニットを供給するメーカーが未定のToro Rosso。シンガポールでは二台のマシンがポイントを獲得しています。

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T11からT18へと移動中にMassaとHulkenbergのクラッシュでセーフティーカーが出動。自席に到着すると、今度は人がトラック内に侵入し、再びセーフティーカー登場でイエローフラッグ。

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今回のシンガポールGPで使用したOlympus OM-D E-M5 Mark IIには236万ドットの超大型高精細EVFが搭載されており、初期のEVFとは比較にならないほど、くっきりと見やすい電子ビューファインダーです。しかしながら至近距離で高速で移動するF1マシンの流し撮りをする時は、私の設定ミスなのか、被写体が追従してくれません。どうしても遅れがちになるので、視野の中央でシャッターをリリースしながらカメラを振っているにもかかわらず、狙った被写体は視野の外であったり、上の画像のように右端に辛うじて捉えていたりと…流し撮りには不向きであるという印象を持ちました。(低速で移動する被写体の場合は、特に問題なく、どちらかといえば容易に流し撮りできます。)

Olympusのサイトによると、OM-D E-M5 Mark IIのファームウェアVer.2.0が11月に公開される予定だそうで、その追加項目に、「肉眼に近い見えを実現するOVFシミュレーションモード」というのがあるそうです。このファームウェアを適用すると上述のような、「被写体が追従してくれない」問題が解消されるかもしれません。

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高感度耐性に関しても、OM-D E-M5 Mark IIは期待したほどではなく、RAWで撮影した画像をPhotosでノイズ除去を試みたものの、思い通りにノイズが除去できない状況です。上の画像はISOが1250ですが、暗部に高感度ノイズが現れています。ノイズが目立たないように補正してありますが、気になるレベルです。

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翌日は午前から忙しくなるので、決勝終了後のコンサート会場へ向かうことなく、Jubilee Bridgeを渡ってRaffles PlaceでMRTに乗車し、早めにホテルに戻りました。


Singapore GP 2015 Day 6 (Monday) — From Singapore To Malaccaへと続く。

Singapore GP 2015 Day 4 (Saturday) — Practice 3 and Qualifying

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P3開始30分前には予定通りにT13の立見台に到着し、撮影場所を確保。後方に見える古い建物はThe Fullerton Hotel。

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立見台では座って場所を確保することができます。鈴鹿サーキットのようにビニールシートなど個人の所有物を使って場所取りをする人は皆無。早めに場所を確保して撮影機材を準備する人が大半ですが、後から手ぶらでやって来る人は、座ることもなく、立ったままひたすら待ちます。

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レコードラインは手前の金網ギリギリなので、立見台からの距離が近く、迫力があります。レンズはOLYMPUS M.12-50mm F3.5-6.3を選びました。望遠端の50mm(換算100mm)で開放F値が6.3と暗いレンズですが、十分な太陽光があり、暗闇になるまでにはセッションが終了するのでレンズが暗くても大丈夫。

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カメラはマニュアルフォーカス、置きピンで高速シャッターの設定。私は立見台の二段目に陣取りましたが、勾配が小さいので、一段目に背の高い人が立つと視界が遮られます。しかし、視界に人が入っても気にしないことにしています。

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非力な「GP2エンジン!」を操るFernando Alonso。

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iPhone 6で撮影。

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予選は計画通り、ダンカンのところで。立見台はありませんが、場所取りする必要はありません。ここにいるほとんどの人は予選開始後20分もすれば、見飽きてどこかに行ってしまいます。

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レンズをOLYMPUS M.25mm F1.8単焦点に交換しました。絞り開放、1/320秒で流し撮り。

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他を圧倒する勢いのMercedes二台は、シンガポールでは不調だったそうで…

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ポールポジションはFerrariのSebastian Vettel。

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予選終了後、ダンカンとおしゃべりしていたらMaroon 5のコンサートに遅れてしまい、前の方は大混雑。

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シンガポールGPに戻って来たMaroon 5。コンサート終了後、早めにMRT Esplanadeに向かい、終電に乗り遅れないよう、ホテルがあるone-northまで直通となる反時計回りのサークルラインに乗車しました。


Singapore GP 2015 Day 5 (Sunday) へと続く。

Singapore GP 2015 Day 3 (Friday) — Practice 2

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P2は自席を離れてドリアン劇場屋上から写真撮影しようと、ちょっと早めに移動しました。金曜のP1終了後なのでほとんど人がいませんが、撮影に最適な場所を確保するには場所取りは必須。

ISO 4000で撮影したドリアン劇場の画像は、背景がノイジーですが、液晶モニターで確認した時は、ノイジーに見える原因はヘイズ(大気汚染)だろうと思っていました。しかし、ヘイズの影響がほとんどなくなった土曜と日曜にISO高めで撮影した画像も背景の暗部がノイジーだったので、原因はOlympus OM-D E-M5 Mark IIのセンサー自体と画像処理エンジン、それと私のカメラ設定方法にあるのではないかと考えるようになりました。

Singapore GP 2015 Practice 2

T15からT16へと向かう短いストレートを斜め後方から撮影します。トラック手前側のコクリートウォールと金網が後退しているところがあります。レコードラインは向こう側なのでこの部分はクレーンの通路になるのでしょう。

Singapore GP 2015 Practice 2

金網が後退しているところから”Fly Emirates”の看板までの短い直線を減速しながらマシンが通過する様子を流し撮りします。ちょうどこの辺りの路面がバンピーであり、火花が撮れればラッキー。

Singapore GP 2015 Practice 2

まずはこの撮影地でのベストショット。今年から見栄えを派手にしようと、意図的に火花が飛び散るようになっているそうです。

Singapore GP 2015 Practice 2

同じZone 4でありながら、8番ゲートに近い向こう側は大勢の人が観戦しています。

Singapore GP 2015 Practice 2

斜めに高速で移動する被写体の流し撮りは極めて困難。シャッタースピードは1/250秒に設定。

Singapore GP 2015 Practice 2

ISO上限を高めに設定すると、上の画像で4000になりましたが、背景によってはノイズが抑えられているというか、目立ちません。

Singapore GP 2015 Practice 2

遠くにT19も見えています。

Singapore GP 2015 Practice 2

被写体ブレを抑えようとシャッタースピードを1/320秒に上げるとISOは上限の5000に。

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P2終了を待たずにPharrell Williamsのコンサートが開催されるPadangメインステージへ。コンサートを最後まで楽しんで、City Hall駅からMRTに乗車しようとしたら、物凄い人混みだったので、Raffles Placeに乗車駅を変更。

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Raffles Place駅はいつも利用する入り口が閉まっていました。コンサートの余韻を楽しみながらfreedom!を歌う集団について行ったらClarke Quayの辺りまで迷い込んでしまい、Circle Line乗り継ぎ電車は終電になりました。時計は午前2時前。サンダルを履いていたら、鼻緒に接触する部分に擦り傷を負いました。


Singapore GP 2015 Day 4 (Saturday) へと続く。

Panning with Olympus OM-D E-M5 Mark II

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シンガポールGP観戦旅行出発の前日に天候条件が整ったので、近くの流し撮り練習場所に行き、Olympus OM-D E-M5 Mark IIで試し撮りしました。使用したレンズはOLYMPUS M.12-50mm F3.5-6.3。シャッター速度優先モードでSSは1/100秒に設定し、手ブレ補正は縦方向のブレのみを補正するS-IS2を選択。

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撮影時はEVF(電子ビューファインダー)を使用しましたが、時速60kmにも満たない低速走行の車ならファインダーの追尾性能にそれほど違和感なく、被写体を追っかけながら撮影することができました。上の画像撮影時はシャッター速度を1/60秒に落としていますが、縦方向の手ブレ補正が機能しているためか、被写体が綺麗に流れています。

この後、納期に追われる仕事があったので、流し撮りの練習ができたのはわずか10分ほどですが、ミラーレス一眼のOM-D E-M5 Mark IIでも容易に流し撮りができることがわかりました。但し、被写体が高速で動くF1マシンの場合も、問題なくEVFで流し撮りが可能なのかどうかはわかりません。

Olympus OM-D E-M5 II

Olympus OM-D E-M5 II

Olympus OM-D E-M5 Mark IIボティーとマイクロフォーサーズ用レンズ4本を、Nikon D7000ボディーと望遠ズームレンズ2本と交換する形で兄から借用することになりました。借りたレンズは左からM. Zuiko Digital 45mm F1.8、Lumix G Vario 45 – 175 F4.0 – 5.6、M. Zuiko Digital 12 – 50mm F3.5 – 6.3、ボディーに装着しているのはM. Zuiko Digital 25mm F1.8、手前のシルバーは私が所有するM. Zuiko Digital 17mm F2.8。

Nikon D7000とNikkorレンズ一式と比較すると、マイクロフォーサーズ規格のOlympusのシステムは小型軽量なので、レンズは全部バッグに入れて持ち歩けそう。モータースポーツ観戦時はいつも、使用頻度が少ない重いレンズはホテルか車の中に置いていました。今回のシンガポールGP観戦旅行では、Lumix G Vario 45 – 175 F4.0 – 5.6を主に使うことになりそうですが、このレンズだけチープ感が漂っているのでちょっと心配。

Olympus OM-D E-M5 II

カメラのUIは基本的な部分がOlympus PEN E-P1と同じなので、使い方は熟知しているはずでしたが、暗い屋内で絞り優先モードでCat ISONを試し撮りしたら盛大な被写体ブレが発生しました。Exifを確認するとシャッタースピードが0.8秒になっていました。これでは動体の撮影は無理。ISOオートの設定でISOの上限値と基準値は設定できますが、Olympusのカメラではシャッタースピードの下限が設定不可であることをすっかり忘れていました。PEN E-P1はISO固定の設定で、三脚に載せて静止物専用で使用しているために、被写体ブレが起こり得ない状況でした。

Olympus OM-D E-M5 II

F1ナイトレースの撮影ではシャッタースピード優先モードで撮影するので、絞り開放になりがちではありますが、被写体ブレに関しては自分で管理できます。暗い屋内で動体撮影する時も、シャッタースピード優先モードを使うべきでした。

Flickr — A New Version of HTML Embed Code — Part 2

helpforum

Flickrの新しいHTML埋め込みコードに反対する書き込み件数がヘルプフォーラムでどんどん増えています。掲示板に書き込みすることなど滅多にない私も、少しでも多くの反対の声がFlickrスタッフに届くよう、今回は思い切って投稿しました。容量1TBの無料会員か容量無制限の有料会員かに関係なく、ShareのボタンをクリックするとFlickrのロゴやユーザー名などが表示される同じコードが生成されます。

Suzuka Sound of Engine 2015

ヘルプフォーラムを読んでいると、本日、生成される埋め込みコードが変更になっていると報告する書き込みがありました。試しにHTML埋め込みコードを生成させて、リンクを張ってみると、上の画像のようになりました。上下の帯が消えて、マウスオーバーでFlickrロゴとユーザー名、ファイル名が表示されます。具体的にはHTMLコードの次の部分が削除されています。

data-header=”true” data-footer=”true”

Suzuka Sound of Engine 2015
Bluevision SUPERMOUNT F Short Handle

ヘッダーとフッターを削除したようですが、JavaScriptはまだ残っています。マウスオーバーしなければ、以前のようなシンプルなデザインになるので、これで妥協してくださいというところでしょうか。

Part 3へと続く。

Digital Camera RAW Compatibility Update 6.05

OS X YosemiteのデジタルカメラRAW互換性が更新され、6.05で以下のデジタルカメラが追加されました。

  • Canon EOS M3
  • Fujifilm X-T10
  • Fujifilm XQ1
  • Fujifilm XQ2
  • Leica M Monochrom (Typ 246)
  • Nikon 1 J5
  • Nikon D810A
  • Olympus STYLUS SH-2
  • Olympus STYLUS TG-4 Tough
  • Panasonic LUMIX DMC-G7

何と今頃になってFujifilm XQ1が後継のXQ2と共に対応リストに追加になっています。これまではJPEGで撮影していましたが、設定をRAWに変更しておこう。

NGC 7000 — The North America Nebula

NGC 7000 The North America Nebula

昨晩も月没後に天候条件に恵まれたので、軒下から天の川デネブ周辺を単焦点レンズ(AF Nikkor 35mm f/2D)で追尾撮影してみました。iOptron SkyTracker™を使用した軒下追尾撮影でどこまで撮れるかの限界を探っています。極軸望遠鏡を標準装備しないVixen POLARIEでは35mm(換算53mm)の標準レンズで10分も追尾すれば、星が流れましたが、極軸望遠鏡が付属するiOptron SkyTrackerなら星は点像のままで流れることはありません。露出時間が伸ばせると、暗い星雲を写すことが可能になります。上の画像はISO 1600、f/2.5、30秒露光の20枚(およそ10分の露光)をStarStaXでスタック(Increase Exposure by 0.8)し、周辺部のコマ収差をカットするため、アスペクト比16:9でクロップしてあります。

NGC 7000 The North America Nebula

ISOを2000に上げて、他は同条件で30枚(およそ15分の露光)をスタックしました。スタック時にIncrease Exposure by 0.4に設定したら露出不足気味になりました。が、画像中央下の白鳥座デネブのさらに下に捉えた北アメリカ星雲(赤っぽいところ)がよりくっきりと写っています。

NGC 7000 The North America Nebula

二枚目と同じ30枚をIncrease Exposure by 0.8に増光してスタックし、その後にPhotosで、レベル補正による光量調整を実施すると、北アメリカ星雲がよりくっきりと浮かび上がりました。街灯の影響を直に受ける自宅軒下でここまでくっきりと暗い星雲が撮影可能であることに驚きました。次回は50mm(換算75mm)の中望遠で15分以上の追尾撮影にチャレンジしてみようと考えています。

SUNWAYFOTO® Leveling Plate LP-76

SUNWAYFOTO®  Leveling Plate LP-76

私が星撮影時に使用している三脚(GITZO G220)や自由雲台(SLIK SBH-320GMとSLIK SBH-280GM)には水準器が付いていません。これまではVixen POLARIE用のポーラーメーターを水準器としても使用していました。ポータブル赤道儀をiOptron SkyTracker™に変更したことにより、ポーラーメーターを水準器として使用することができなくなりました。

極軸望遠鏡が付属するSkyTrackerなら高い精度で極軸合わせをすることが可能ですが、足元の水平が確保できていないと、追尾精度に影響がありそうなので、水準器の機能に特化した製品を別途入手することにしました。製品選択時はこちらの方のブログ記事を参考にさせていただきました。

当初、このレベリングプレートを三脚とSkyTrackerベース部の間に挟んで使用しました。その使い方では三脚の脚の長さを調節しながら水平出しを行う必要があり、水準器の気泡を真上から確認しながらだと三脚のロックナットに手が届かないという事態に陥りました。そこで、三脚とSkyTrackerの間に自由雲台(SLIK SBH-320GM)を取り付けて、レベリングプレートはその自由雲台の上に載せることにしました。

SUNWAYFOTO®  Leveling Plate LP-76

このようにすれば、三脚の脚の長さを調節することなく、自由雲台を調節してSkyTrackerの水平出しをすることができます。カメラ用水準器という機能に特化した製品らしく、気泡はたいへん見易くなっており、精確に水平出しができると思います。

LP-76はプレートの直径が76mm、取り付け穴の径は3/8″ネジにピッタリ合う9.6mm、水準器の直径14.8mm、厚さ5mm、材質アルミニウム合金となっています。