Otsu Matsuri Yoimiya

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今年は夕方5時過ぎに大津祭が開かれる大津中心部に到着。各町内では宵山の準備が整い、囃子方は食事中。

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京町通りを東に移動。

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久しぶりにNikon D7000をオートフォーカスの設定で使おうとしたら、シャッターボタン半押しでオートフォーカスしないというトラブルに見舞われました。レンズを交換してもオートフォーカスが機能しないということは、ボディーに何らかの問題が発生していそうです。マニュアルフォーカスに切り替えて撮影しました。

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レンズ側面にあるAとMの切り替えレバーはAになっているし、ボディーの切り替えレバーも同様にAの位置になっている。これはボディー内のモーターが故障したに違いないと思いました。諦めてMの位置にレバーを合わせ、絞り優先のマニュアルフォーカスで撮影を続行。

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マニュアルフォーカスに設定したことで、フォーカスの位置と測光位置が異なることを意識しながら適正な露出になるように撮影時に露出補正しました。(RAWで撮影しているので、いつもは現像時に露出補正しています。)

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祇園祭宵山の時も同じことが言えますが、提灯で測光すると曳山が黒つぶれになり、曳山で測光すると、今度は提灯が白飛びする現象に悩まされます。今回はマニュアルフォーカスで撮影したので、測光位置とフォーカス位置が別々になり、撮影時に露出補正した結果、満足できる写真が撮れました。

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現像時の補正には限界があるので、今後、提灯の撮影時は現場での積極的な露出補正を心がけようと思います。

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カメラボディー内モーター故障疑惑の件ですが、カメラの使用説明書を読むと、故障ではないことがわかりました。先月のシンガポール観戦旅行でOlympus OM-D E-M5 Mark IIを兄から借りた代わりにNikon D7000を貸し出していました。その時に、AE/AFロックボタンの機能を兄が変更したようです。初期設定ではロックボタンはAE-L/AF-Lとなっており、私は初期設定のまま、使っていました。兄はAF-ONに変更したようであり、説明書にはこの設定で「AE/AFロックボタンを押すと、オートフォーカスが作動します。この場合、シャッターボタンの半押しではオートフォーカスは作動しません。」とあります。つまり、AE/AFロックボタンでオートフォーカスすることになります。

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43年ぶりに蔵出しされた天孫神社の神輿

帰国後にカメラを交換した時、シューティングメニューはリセットしましたが、カスタム設定をリセットしなかったことがそもそもの原因です。カメラ任せでフルオート撮影の兄がまさかカスタム設定のメニューを触るとは思いもしないことでした。

私はこれまでAE/AFロックボタンを使っていなかったので、提灯の撮影時など明暗の差が大きな被写体の撮影に苦労していたのだと思います。ロックボタンは初期設定のAE-L/AF-Lではなく、AEロックだけを行うAE-Lに設定し、これからはロックボタンを積極的に活用しよう。

2 thoughts on “Otsu Matsuri Yoimiya

  1. 筆者 様

     この数々の「絵」を拝見しますと「あ〜、秋が来たな〜」と感じます。良い「絵」を見せて頂きありがとうございます。今回の「絵」は偉く「色鮮やか」なので、驚きましたし「新鮮さ」を感じます。フラッシュ・テクニックなのかな?と思いますが、これだけバランスが取れていると、嫉妬してしまいそうな(笑)位の「絵作り」ですね(準備万端での意図的な撮影か否かは別にしまして<笑>)、本当に手放しで感心しました。特に、提灯(この長身の構図を見ると、自然、多賀大社の万灯蔡を思い出してしまいますが)と山車の明るさの妙は、私の好きな色と構図です。その次の写真も好きな構図と色使いです。

     良いものを見せて頂きありがとうございました。今年も、懐かしい「秋」の気配を拝見させて頂きました。

    Jim,

    1. 毎年、大津祭の頃にキンモクセイの香りと共に秋が到来すると私も感じます。今回の撮影ではフラッシュは使用していませんが、ISOとシャッタースピードをできるだけ落とせるように一脚を使用しました。また、マニュアルフォーカスでの撮影だったので、ピントが合っているかどうかをモニターで撮影直後に確認しています。その時に露出が適切ではないことに気付き、撮影時に露出補正しました。

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