C/2023 A3 (Tsuchinshan–ATLAS) — Part 8

今夜は大津祭宵宮の日ですが、そちらはお休みして、伊吹山から見よう!「紫金山・アトラス彗星」10/12(土)〜10/14(月)イベントを絶賛開催中の伊吹山ドライブウェイへと向かいました。

伊吹山ドライブウェイを訪れるのはおよそ40年ぶりでしょうか。10/12〜10/14の特別イベント開催中のため、ドライブウェイの営業終了時刻が通常の19時から2時間延長されて、21時になっています。料金改定前の通行料金は軽・普通自動車の場合、3,140円ですが割引クーポンをスマホ等で提示すれば、2,900円になります。

山頂駐車場に到着する少し前のところで、大砲のような望遠レンズを三脚に載せた人が数名、おられました。被写体が彗星ではないことは明らかなので、尋ねてみると、夕方に巣に戻ってくる天然記念物の猛禽類、イヌワシを狙っているとのことでした。ドライブウェイサイトにお知らせがあります。

標高1,260メートルの山頂駐車場に到着したのは夕方5時前。自宅からここまで来るのに意外と時間がかかりました。

すでに多くの同好者が三脚を設置しています。我々はちょっと出遅れました。

嫌な予感が当たり、楽天モバイルの電波が届いていない。彗星の位置を確認するのにスマホに依存している私にとっては困ったことですが、幸いにも山頂駐車場にあるスカイテラスのWi-Fiに接続することができました。

Vixen Comet Bookに表示された彗星の方位角にカメラの向きを合わせています。標高は1,240mになっている。

テラスにはテーブルとベンチが設置されているので、持参した折り畳みチェアは不要。スカイテラスはすでに営業を終了しています。それでも店内から外に光が漏れないように工夫している。星空撮影する人にとっては至れり尽くせりのサービス。

今夜の撮影機材は60ミリマクロレンズを装着したOlympus PEN E-P5と明るい50ミリ単焦点レンズを装着したNikon D7000、そして三脚固定のiPhone 12 mini。赤道儀は使用せず。iPhoneのナイトモードを利用して星空撮影する際は露出時間を長くできるように、三脚などに固定することが重要。

17:32:34 Nikon D7000 AF Nikkor 50mm ƒ1.8D, ISO 200, 75mm, f4, 1/200s

琵琶湖に浮かぶ竹生島の辺りに彗星が沈みそうなのですが、まだその姿は見えない。

左に障害物になりそうな山の斜面が写っていますが、太陽と彗星が沈むのは右の方なので、問題なさそうです。

Nikon 7×50の双眼鏡で彗星を探していますが、まだ空が明るすぎて確認できず。

18:01:12 iPhone 12 mini, ISO 1000, 26mm, f1.6, 1/30s

標高が高いので琵琶湖の水面が地平線高度よりも低くなる。

18:03:19 E-P5, OLYMPUS M.60mm F2.8 Macro, ISO 200, 60mm, f4, 1.0s

すぐ近くで撮影していた人が彗星を捉えたらしく、同じ高さにOLYMPUS 60ミリ単焦点レンズを向けると雲の間に左上方向に尻尾を伸ばすC/2023 A3が写りました。思っていた高度よりもずっと上の方。標高1000メートルを超える山頂から星を撮影するのは多分、初めて。標高が低い地上から撮影するのと全然、感覚が違う。

18:13:13 Nikon D7000 AF Nikkor 50mm ƒ1.8D, ISO 1600, 75mm, f2.8, 1/4s

彗星撮影専用に準備した換算75ミリレンズを載せたNikon D7000でも彗星を捉えることができました。この頃には双眼鏡に視野に入れることができました。

18:19:40 E-P5, OLYMPUS M.60mm F2.8 Macro, ISO 800, 60mm, f2.8, 2.0s

この立派な尻尾は、私にとって1997年のHale-Bopp以来の大彗星と言って良いだろう。当時は彗星観察には有利な緯度が高いデトロイト郊外に滞在しており、Hale-Boppは毎夕のように西の空に見えていました。いつでも容易に撮影できるだろうと思っていたので、フィルムカメラで撮影した記憶がない。

18:20:07 E-P5, OLYMPUS M.60mm F2.8 Macro, ISO 800, 60mm, f2.8, 2.5s

刻々と光の状況が変化するので、マニュアル撮影に設定したカメラはその都度、それぞれの設定値が適性になるよう、カメラのモニターと睨めっこ。赤道儀で追尾しているわけではないので、レンズの向きと角度も調整しなければならず、彗星を目視している暇はない。

18:21:46 Nikon D7000 AF Nikkor 50mm ƒ1.8D, ISO 125, 75mm, f2.2, 2.5s

50ミリ単焦点レンズで理想に近い写真が撮れました。麓の街明かりの向こうに琵琶湖、その上に長い尻尾の箒星!

使用した撮影機材:
OLYMPUS PEN E-P5, OLYMPUS M.60mm F2.8 Macro
Nikon D7000, AF Nikkor 50mm ƒ1.8D
iPhone 12 mini

彗星が写っているRAW画像はすべて、Apple Photosで現像し、加工してあります。

18:22:40 Apple iPhone 12 mini, ISO 2500, 26mm, f1.6, 4.8s

撮影した画像をPhotosで編集していて、iPhoneで撮影した上の画像にも彗星が写っていることが判明しました。

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Perseids 2024 and C/2023 A3 — Part 2

山の稜線少し上で輝く半月でピント合わせをしたのが8月12日午後9時半頃。ペルセウス座流星群の放射点がまだ見えない頃に機材の準備が整いました。というのもウェザーニュースの天気予報で星が見える時間帯になると曇る予報が出ていたからです。実際は翌朝まで雲ひとつない快晴が続くまたとない絶好の天候条件でした。またウェザーニュースに騙された気がします。流星群などの一大イベントの時は過度な期待をさせないようにしているのでしょう。

もし、朝まで晴天が続く予報であれば、出陣するのは放射点が空高く昇る午前2時頃で夜明けまで撮影を続けてもっと多くの流星を捉えることができたはずです。

今夜は天狗杉と呼ばれる大きな杉の木の下に車を停めて、アスファルトで舗装された駐車場に機材一式を拡げました。この地点からは北極星が杉の背後になって見えないので赤道儀は持参せず。先日、製作した折畳式のローテーブルが役立ちました。虫除けの蚊取り線香に水筒やレンズキャップなどを置いておくのにちょうど良い。

三脚固定で22秒間隔のインターバル撮影を繰り返しました。シャッタースピードは20秒。カメラボディーはNikon D7000、レンズはTokina AT-X 116 PRO DX (AF 11-16mm ƒ2.8) のみ。肉眼でも微かに天の川が見えました。加齢とともに暗い場所で瞳孔が若い頃のようには開かなくなり、結果として私の目はどんどん暗いレンズになっていますが、それでも天の川がまだ目視で確認できるのはありがたい。

前半は焦点距離16mmで撮影しましたが、流星がなかなかフレーム内に入らないので、後半は焦点距離を12mmに変更。カメラを天頂付近に向けると、夜露でレンズが濡れて結露する可能性があるので、自作のレンズヒーターをフードに装着。

結局、3時間と少しの間に合計471枚の写真を撮影し、そのうちで流星を捉えたのは4枚ほど。明るいのは上の一枚のみ。「へっ、これのどこが明るいの?」と言われそうです。天体写真はこんなものというお話をします。上の画像はRAWで撮影し、未修正の撮って出し。この画像に大幅な手を加えると、際立たせたいものが際立つようになります。大事なのはRAWで撮影するということです。

この同じ画像は光害が比較的ひどい、南の空を撮影したものです。真夏の南の空は天の川が濃い部分ですが、光害の影響で適切に補正というか大胆に加工しない限り、天の川を際立たせるのは困難。以前はMac専用のApertureを使っていましたが、今はMacOSに標準で付いてくるPhotos Appで編集しています。どのあたりを触れば天の川が際立つのか。カメラの設定や光の加減で変わりますが、ADJUSTのCurvesとLevelsは特に重要。

Curvesは反転させたS字のように。撮影したそれぞれの画像でどのくらい触ると意図した画像に近づくかは実際にやってみないとわからない。

地上の景色は残しながらクロップして流星が目立つようにしました。CurvesとLevelsの他にLight、Color、White Balance、Noise Reductionなどほぼすべての項目を触っています。

地上の景色をカットして流星が中心になるようにクロップして拡大すると、途中で色が変わっている様子も確認できます。

流星が写ってない上の画像は天の川が際立つように加工したものです。PhotosにはImageプルダウン > Copy Editsの機能がいつの頃からか備わったようです。この機能を使って、別の画像にペーストした結果が下の画像。

Apertureには編集内容をコピーペーストする機能があり重宝していたのを覚えています。久しぶりにPhotosでこの機能を使ってみるとやはり便利。編集時間を大幅に短縮できます。

C/2023 A3の状況は変わらず、増光が鈍っているので、残念ながら核が崩壊したものと思われます。

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Blue Impulse Demo Flight

今日は幸いにも持病の目眩(BPPV)が発症しそうにないので、予定通り、高島市で開催される自衛隊フェスタ50・70に登場するブルーインパルス展示飛行を撮影しに行くことにしました。

当初、箱館山ゴンドラの駐車場か中腹にある見晴らしが良い所かいずれかを撮影地点にする予定で、出かけました。が、自宅を出てすぐ近くの県道に差し掛かった時点で大渋滞。高島市のサイトで調べると、林道は通行止め。

地元民しか知らないような側道に迂回するよう、Google Mapsのナビが案内したので、その抜け道を通り、安曇川で昼食。

地元で知り尽くした道を進む場合も、渋滞時は特にナビの指示に従う方が早く目的地に到着します。

隠れたお好み焼きの名店、「神威」でお好み焼きと焼きそば、それと絶品中の絶品、出汁巻きを注文しながら、店主にブルーインパルスの撮影地についてアドバイスをいただきました。店主は飛行機の撮影に関心があるようで、前日の練習飛行の際にスマホで撮影した映像を見せていただきました。

主会場となる今津総合運動公園周辺は昨夜から人が集まっていて近づけないから湖周道路経由で新旭風車村の辺りが良い、車を停めれそうな場所があれば先に進まずに停めた方が良いとのアドバイス。

神威店主の助言に従い、駐車場がある湖畔の公園に車を停めました。先に来た家族がわざわざテントを移動させて、軽自動車一台分を開けてくれました。大きな木の下なので日陰になっていて駐車場としては最適。

朝は曇っていましたが、昼からは低い位置に入道雲のみの晴天。琵琶湖の水が透き通っている。タオルを水で濡らして、熱中症対策として首の周りに巻きました。

iPhone 12 mini

湖周道路(風車街道)を横断して視界が開けた畦道へ。周囲には多くの人がブルーインパルスの展示飛行を待っていました。妙に詳しい方がすぐ近くにおられ、その方が真っ先に見つけました。

iPhone 12 mini

私は久しぶりにAF-S VR Zoom-Nikkor 70-300mm ƒ4.5-5.6Gを装着したNikon D7000を持参。湖畔でボートを撮影しながら練習しましたが、オートフォーカスに設定したのが間違いでした。被写体が小さいのでオートフォーカスがうまく機能しない。

Nikon D7000

RAWで撮影してPhotosで補正しましたが、綺麗な青空にならない。

Nikon D7000

換算450ミリでこの程度にしか写らない。調べると、ブルーインパルスのアクロバット飛行は有視界飛行となるので雲の最低高度や課目によって飛行高度が異なるそうです。曲芸飛行の場合は、半径5海里以内の最も高い障害物から500メートル以上を確保する必要があるそうです。主会場の今津総合運動公園は箱館山の麓にあり、箱館山の標高が546.8mなので、プラス500メートルして最低でも1,046.8mの高度になるはず。

iPhone 12 mini

新旭の風車村周辺も今津総合運動公園も、被写体からの距離を考えると、そんなに大差ないのかもしれません。

iPhone 12 mini

動画撮影においてもNikonデジイチよりもiPhoneの方が綺麗に撮影できています。

Photos Duplicates

macOS 13 VenturaのPhotosで新たに加えられた項目、”Duplicates”を試してみました。My Photo Streamをオンにしていると、iPhoneで撮影した画像ファイルが自動でPhotosに取り込まれます。私は手動でもインポートする癖があるので、画像が重複する傾向があります。去年のPhotos Libraryを開いてみると、iPhoneで撮影したほぼすべての画像が重複していました。

上のスクリーンキャプチャーでは左がJPEG 3.3MB、右がHEIC 2.3MBであり、JPEGファイルがMy Photo Streamで自動インポートしたもので、HEICファイルが手動インポートしたものと思われます。二つのファイルを統合すると、いずれかのファイルがゴミ箱に移動されるようです。ゴミ箱に入るのはJPEGファイルの時もあるし、HEICファイルの時もあります。

“Merging will keep one photo that combines the highest quality and relevant data from both duplicates, and one duplicate will be moved to Recently Deleted.” 

この説明では「二枚の重複ファイルから品質がより高く、より関連性があるデータを結合した一枚を残し、もう片方の重複ファイルをゴミ箱に移動する」とあります。

2021年のPhotos Libraryから重複ファイル、およそ1,500枚を削除しました。

Preparing iPhone SE 2nd 64GB Product Red — Part 5

電話の受発信と消音モードのオンオフにも慣れた義母から新たな問題が発生したことを伝える連絡がありました。まだガラケーを使っている同世代の友人にスマホ(iPhone SE 2nd)を自慢していた時にその問題は発生したようです。

カメラ撮影と写真閲覧方法を中途半端に教えていたことが原因でその問題は発生しました。義母が言うには、撮影した写真をどこかのお店で友人に見せていた時に、突然大きな音量で音楽が聞こえ始めたそうです。困った時はホームボタンを押すように教えていたので、それを実行したらスマホーはホーム画面に戻り、音楽は聞こえなくなったとのこと。自慢しようとしている時に意図せず音楽が流れてさぞかし驚いたのでしょう。

最初は、意図せずに動画を撮影して、その時に録音された音楽が聞こえているのではないかと思いました。聞いてみると閲覧しているのは動画ではなく、静止画のようです。「静止画と音楽」のキーワードで思いついたのがスライドショー?

写真Appを立ち上げて、ライブラリーを見ようとして誤って右横にあるFor Youをタップしてしまい、さらに画像をタップしたと思われます。これを実行すると、スライドショーが始まります。この時、音量が最大近くになっていたのでしょう。

一時はガラホに機種変すべきかとも考えましたが、スマホにも少しずつ慣れてきたようです。義母のスマホデビュー顛末は一旦、この辺りで終了します。

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Gion Matsuri 2021 — Part 2

後祭は7月22日午前に撮影しました。久しぶりにOlympus PEN E-P5の出番となりました。金箔になった大船鉾の龍を見てから、南観音山、北観音山へ。

今回もPhotosで制作したスライドショー(テーマはKen Burns)をYouTubeにアップロードし、リンクを張っています。

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Gion Matsuri 2021 — Part 1

2年ぶりとなった祇園祭前祭の宵山に出かけました。今回、初めてPhotos Appで制作したスライドショーをYouTubeにアップロードし、そこからリンクを張っています。撮影に使用したのはiPhone SE 2ndとiPhone 11。後祭の様子も後日、スライドショーをアップロードする予定です。

Gion Matsuri 2021 — Part 2へと続く。

Posting Images on WordPress Blog Sites

2021年6月1日にGoogle Photosが有料化されてから、当ブログサイトでは新たに掲載する画像ファイルはWordPressを設置するレンタルサーバーにアップロードし、ポスト内に表示する方法に変更しました。以下にその手順をまとめておきます。

Photosに取り込んだ画像ファイルの中からブログポストで使用する編集済み画像ファイルにお気に入りマークを付けて、ファイルを選択し、

FileプルダウンメニューからExport > Export Photos…を選び、外付けHDDなど、適当なフォルダーに選択した画像ファイルを書き出す。この時、Location Informationのチェックを外しておくと、撮影場所を公開しなくて済む。

書き出した画像ファイルをWordPressのMediaページにアップロード。Photosからファイルを書き出す際に、JPEG QualityをHigh、SizeをLargeに設定すれば、1MB以内に容量を抑えることが可能。

iOS 13.2 (17B84)

本日、容量159.4MBのiOS 13.2 製品版(17B84)が公開されたので、iPhone 11にインストールしました。

「Suzuki HUSTLERに搭載したPioneer carrozzeria MVH-3300のUSBポートにiPhone 11を接続すると、オーディオ液晶画面に”CHECK USB”のエラーメッセージが表示されて、充電と音声再生ができない」— この問題が再発しました。原因は、Pioneer ARC AppがiPhone 11とiOS 13.2に対応していないことだと思われます。このAppは起動していなくても問題を引き起こすようです。削除したら正常に充電と音声再生ができるようになりました。

11月11日追記:Pioneer ARC Appを削除しても、”CHECK USB”のエラーメッセージが表示され、iPhone 11の充電と音声再生ができない問題が再発しました。この問題の原因はiOSではなく、カーオーディオにある可能性が高いことがわかりました。

macOS Catalina 10.15 Public Beta 5 (19A536g)

本日、容量3.16GBのmacOS Catalina 10.15 Public Beta 5 (19A536g) がApple Beta Software Program参加者に公開されたので、MacBook (Early 2016) にインストールしました。

  • PhotosでMy Photo Streamが復活した。
  • Mail Appで添付ファイルをダブルクリックしてもファイルが開かないことがある。

Backup Guru LE

Backup Guru LE

Photosのライブラリーのバックアップに使用しているAppを紹介します。私は複数のライブラリーを外付けHDDに保存しています。HDDの容量、3TBのうち、およそ1.88TBが使用済み。Time Machineは内蔵SSDのバックアップに使用しているので、Photosライブラリーを保存したディスクはバックアップの対象から外しています。そこで必要になるのが、今回紹介するBackup Guruなどのバックアップ専用Appです。

バックアップ元の新しいファイルがバックアップ先の古いファイルと置き換えられます。バックアップ元の容量が1.88TBもあると、マシンのスペックにもよりますが、初回バックアップに24時間以上、要します。前回と同じバックアップ元とバックアップ先のディスクボリューム(HFS+フォーマット)を選ぶと、2回目からはアップデートされたバックアップ元ファイルのみがバックアップ先にコピーされるので、変更されたファイルが少ない場合は、要する時間も大幅に短くなります。

Backup Guru LEはMac App Storeから入手できます。

Orionids 2018 — Part 2

午前2時に起床し、天体撮影用カメラ機材一式を車に載せて、近くの山へ。空は快晴、三脚固定撮影を開始する頃には輝度92%の月はすでに山の下。オリオン座流星群輻射点が中央になるよう、カメラの向きを変えた時、結露防止用の自作レンズヒーターが動いたのか、視界に入ってしまいました。

焦点距離を望遠端の16.0mm (換算24mm) に変更してインターバル撮影を続けましたが、捉えた流星はオリオン座流星群に属するものではないようです。速度が速いので、瞬きしている間に見逃す流星もあったかもしれませんが、およそ一時間と少しで、目視で確認した流星は4個。大体、大方の予想通りの数値です。

薄明が始まる頃まで撮影を続ける予定でしたが、雲の量が増え、気温が一気に下がり、寒さに負けて、午前4時過ぎには機材をかたずけて退散することにしました。

画像はすべて、Photosで現像及び加工しました。天体写真もApertureと同様の加工ができるようになり、Photosの利便性が高まりました。

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Perseids 2018 — Part 2

P8140034

ペルセウス座流星群極大時刻に近い12日夜から13日未明にかけては、当地では天候条件が芳しくなく、撮影と観察を諦めました。12日午後10時頃は晴れていましたが、仮眠から目覚めた午前2時半頃は星は一つも見えない曇天でした。翌日13日は放射点が昇り始めた午後11時半頃から、久しぶりに空が開けた近くの空き地で撮影を始めました。カメラ機材は、Olympus PEN E-P5とK&F Concept Nikon (G) マウントアダプターを介したTokina AT-X 116 PRO DXの組み合わせで、三脚に固定してインターバル撮影を行いました。絞りはf/2.8開放、ISO 1600固定、露出は20〜25秒。レンズ焦点距離は11mm。(35ミリ換算で22mm)大接近中の火星が南の空で輝いています。写っているのは先客の車。同好者のようで、流星群を撮影されていました。

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残念ながら流星はカメラで捉えることができなかったのですが、目視ではおよそ1時間半の間に10個ぐらいは確認しました。

P8140060

天頂付近から南の方に下がってきた夏の大三角形を視野に入れると、レンズが夜露で濡れますが、自作のレンズヒーターが活躍してくれました。上の画像はすべてRAWで撮影したファイルをPhotosで現像及び加工しました。レベルとカーブを大胆に補正して初めて、天の川が見えるようになります。以前は肉眼でも天の川が見えていましたが、加齢と共に瞳孔が開かなくなるので、今では目視で天の川を確認するのは困難になりました。カメラに例えれば、若い頃は絞り値が開放1.2だったのが、歳をとると、眼球の経年劣化による暗視能力低下で、開放3.5とかになります。暗視能力の低下は老眼の進行具合とほぼ同時に進むように思います。まだ老眼が始まっていない人は、今のうちに天の川を見ておきましょう。

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macOS Mojave 10.14 Public Beta 3 (18A336e)

本日、容量2.86GBのmacOS Mojave 10.14 Public Beta 3 (18A336e) がApple Beta Software Program参加者に公開されたので、MacBook (Early 2016) にインストールしました。

  • PhotosからFlickrに画像ファイルをアップロード中にSafariが予期せず終了することがある。(Appleにクラッシュレポート自動送信済み)

Flickr Uploadr

Flickr Uploadr

macOS 10.13 High SierraではFlickrへの画像、動画ファイルのアップロードは、PhotosのShare…メニューから行なっていました。macOS 10.14 Mojaveでは共有メニューのリストからFlickrが外れてしまったので、ファイルのアップロードはブラウザーのSafariからFlickrのUploadrを使って行うよう、変更しました。ファイルをアップロードすると同時にアルバムやグループに追加したり、閲覧対象を初期設定から変更することもでき、以前のやり方と何ら変わらないことに気付きました。ブラウザーを使ったこのやり方の方が、素早くアップロードできます。