Singapore GP 2015 Day 7 (Tuesday)

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Hotel Holiday Inn Melakaの朝食はホテル予約サイトのレビュー通り、充実していました。

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ヨーグルトにフルーツ。

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焼きたて?のパン。

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スパイシーなカレーにお粥。

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チェックアウトまで少し時間があったので、プールサイドに行ってみました。

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プールはホテルの3階にあり、マラッカ海峡が見渡せます。西は正面少し左側なので、ここからマラッカ海峡に落ちる夕陽を撮影できるかもしれません。

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ホテルをチェックアウトすると、予約しておいたシャトルサービスが待機中でした。

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A地点まで行くのは我々だけだそうで、それならバス停があるMahkota Medical Centreまで行ってくれないか、運転手に相談すると、快諾してくれました。

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Mahkota Medical Centreに利用するバス会社(Starmart Express)のカウンターがあったので、そこでプリントアウトしたOrder Summaryを見せたらKLIA2行きのチケットに交換してくれました。

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バスにFirst Classと書いてあるだけのことはあります。エアコンは適度に効いているし、このリクライニングシートは快適そのもの。

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Melaka Sentralを経由しておよそ2時間半でKLIA2の出発ターミナルに到着しました。

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帰国便は日が変わって午前1時の出発なので、これから10時間ほど時間があります。予定通り、無料で荷物を預かってくれるMOP (Mitsui Outlet Park) にシャトルバスで向かうことにしました。

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こちらはネットでチェックインができる施設ですが、受託手荷物のチェックインはできません。

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大きな荷物をこのカウンターで預けてから遅い昼食を取り、近くにあるセパン・インターナショナル・サーキットにタクシーで向かうことにしました。

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空港のすぐ近くにある、F1マレーシアGPが開催されるサーキット。一度は行ってみたいと思っていました。時間がたっぷりあるので、サーキットの中を探索してみようと考えていましたが、自由に中に入ることはできないらしい。RM53で、一日に二回だけ見学ツアーがあるそうなのですが、その二回目が終わったばかり。

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A Taxi Incident
どうしようかと思案していると、二回目の見学ツアーを終えた同胞の人、お二人に出会いました。我々と同じように、シンガポールGPを観戦した後、高速バスでジョホールバルからクアラルンプールまでやって来たそうです。これから帰国便に搭乗するそうで、KLIAまでタクシーで行くとのこと。これは渡りに船とばかりに、そのタクシーに相乗りさせてもらうことになりました。

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運賃はRM40ということだったので、タクシーに乗車してから助手席に乗ったAさんに半分のRM20を支払いました。(MOPからサーキットまでの運賃はRM20+2だったので、さらに近いはずのKLIAまでがRM40はぼられていると内心思いました。)我々と同じ後部座席に乗ったBさんがインド系のタクシーの運転手に”Pay fast?”と尋ねると、運転手は”Yes, fast.”と答えて、車を走らせました。我々はお二人との会話と情報交換に夢中になっていて、助手席のAさんが運転手にRM40を支払うところを見ていません。

後部座席の右側に乗った私は、このスピードでもしドアが勝手に開くようなことがあれば、間違いなく振り落とされるだろうと思わせるほど、車のサスペンションがへたっていました。空港に到着し、トランクの荷物を降ろして、ターミナルの方に向かおうとしたら、運転手がBさんに支払ったはずの運賃を請求しています。

トラブルが発生したようで、ここは私の出番と思い、Bさんに代わって私が交渉しました。運賃のRM40はサーキットですでに支払っていますよと伝えると、切なそうな運転手は”But you didn’t pay ME!”と言いながら、携帯電話を私に手渡し、この人と話してくれと言います。電話で話した相手は英語が通じないような感じでしたが、状況を説明しました。電話の相手は何も言ってこないので、また運転手と交渉。運賃のRM40を支払えと執拗に言ってきます。乗車時と降車時に運賃を二回も支払えということは運賃はRM80なのか?と問うと、”No, it’s RM40.”

埒があかないのでお二人に、運賃を乗車時に支払ったのかどうか再度尋ねると、Bさんはやはり支払ったと言われます。”Pay fast?”に対して”Yes, fast.”と答えた運転手がかなりのスピードで空港に向かって車を走らせた経緯があり、誤解が生じたのかもしれないと私は思いました。Bさんが運転手に尋ねようとしたのは、”Pay first?”(先払いですか?)なのですが、運転手は恐らくPayの部分が聞き取れてなくて、”Fast?”(速く行ってくれるの?)と解釈したと思います。なので、運賃を受け取ろうとせずに車を素早く走らせた。

実際に運賃が支払われたのかどうか不明のまま、タクシーの運転手は諦めてその場を去りました。もし、タクシー運転手が言うように、本当に運賃を支払っていないのであれば、我々は無賃乗車したことになります。

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お二人と別れた後、シャトルバスで再び、MOPに戻り、買い物を済ませた後、預けていた荷物を引き取って、KLIA2に戻りました。早めに受託手荷物をAirAsiaのカウンターでチェックインし、マレーシアを出国。空港で数時間、時間を潰してから帰路につきました。

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MOPではもう一つちょっとしたトラブルが発生しました。Mitsui Outlet Parkではお気に入りのブランドが少なく、一時間もいれば退屈になるほど。日本の企業が経営するアウトレットパークなので、問題はないだろうと思い、トイレに入りました。ところが、トイレットペーパーが置いていない。イスラム教徒が人口の6割を占めるマレーシアでは紙ではなく水で清めるのが一般的ということは知っていましたが、日本企業が経営する公共施設だからトイレの設備も国際的な標準が採用されているだろうと甘く見ていました。空港やホテル、他の近代的な大型商業施設の場合は国際標準のトイレ設備だったのですが。

トイレットペーパーが常備されていないことを確認した私は、同行者にマクドナルドかどこかのチェーン店で余分にもらった紙ナプキンをもらい、再び、マレーシア式イスラム教のトイレへ。隣のトイレを利用している現地の人がホースの水を使用して清める作業をしているのか、私の足元に大量の水が流れて来る。便器後方に蛇口があるこのホースはどのようにして使うのか疑問に思っていました。どうやら、手動式ウォッシュレットのように使うようです。大量の水で洗った後、どのようにして乾かすのかは不明。

郷に入っては郷に従う私もトイレットパーパーがないマレーシア式イスラム教のトイレには馴染めそうにありません。

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深夜便なので、すぐに眠れるだろうと思っていましたが、あの切なそうな運転手の顔が脳裏に焼きついていてなかなか眠れない。それに窓側の隣の席に搭乗した関西弁の女の子二人が恐ろしく行儀が悪く、その姿勢が気になる。席に着くとすぐに二人は「機内で眠れるかどうかは体勢によって決まる」とか話していました。前の席が空席だったとはいえ、二人は両足を広げて前の席の背もたれに押し当てながら寝ている。眠い目を疑いました。格安航空だからこんな乗客がいるのは仕方がないのかと思いながら、うとうとしていると窓から朝日が見え、間もなく飛行機は関空に着陸。


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