Building Otsu Matsuri Yutate-Yama — Part 2

大津祭湯立山の山建ての様子はNikon D7000三脚固定によるインターバル撮影の他にiPhone 12 miniでも同行者が静止画及び4K動画を撮影していました。その静止画と動画をPhotosとiMovieで編集したものが上の長編動画。4KからHDに画質を落としてYouTubeにアップロードしました。

私にとって、この大作とも言える長編動画は合計で50分34秒、容量が5.74GB。(上の動画はどちらかといえば、大津祭の関係者やコアなファン、あるいは軸組工法に興味がある人を対象としています。それ以外の人にとっては退屈なだけかもしれません。)

金属製の釘やビスなどの金物を基本的に使わず、金物の代わりに木製のダボや込み栓、枘、縄を使った軸組工法で建てる大津祭の曳山。400年近くに渡る日本の伝統技術を後世に伝承するための資料映像の一部となれば良いと思っています。車輪が三つの三輪車である大津祭の曳山は現在、13基ありますが、その建て方は大体同じ。

画質を4Kに設定した動画撮影時に同行者のiPhoneが容量不足となり、急遽、私のiPhoneで続きを撮影する事態に陥りました。大きな動画ファイルをMacに取り込んでiMovieで編集していると、今度はMac miniの容量が不足しているという警告が現れて先に進むことができずに困りました。iMovie Libraryの容量を確認すると、いつの間にか容量が140GBとかになっている。

iMovie Settings > Render Files

調べた結果、Mac miniの容量を必要以上に食っているのはiMovieの編集時に使われるRender Files(レンダーファイル)でした。このファイルをSettingsで削除(Delete)することにより、容量を解放することができました。編集にレンダーファイルが必要になれば、また自動的に読み込まれるので、大事な動画ファイルが消失するわけではない。

上のiMovie Settingsで”Photo Placement”が”Crop to Fill”になっていますが、これはタイムラプス(微速度撮影)用の設定。

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Building Otsu Matsuri Yutate-Yama — Part 1

大津祭本祭のちょうど1週間前の10月6日は山建ての日。湯立山の山建ての様子をタイムラプス(微速度撮影)で記録したいと思い、湯立山を所有する旧玉屋町に実家がある囃子方のK氏(同居人の元同僚)に相談しました。山建てが始まる朝の6時に来てくださいとのことで、K氏実家宅に6時頃に到着しました。

私が三脚固定のNikon D7000によるインターバル撮影を担当し、同行者がiPhone 12 miniによる静止画と動画を手持ち撮影することになりました。最初はちょっと遠慮して少し離れた場所にカメラを設置しました。ピントがオートフォーカスではなく、マニュアルになっていたことに気づかずに1分間隔で数十枚も撮影しました。

結果、玉(車輪)を蔵から出して車台の部分を組み立てる段階の画像はすべてiPhone 12 miniで撮影したことになります。

私は幼い頃からずっと大津祭に携わっていますが、大津祭に特徴的な三つの車輪を組み立てる過程を見るのも撮影するのも初めてです。

こういう画像を見るのも初めて。嘗て玉屋町の責任者を務めていたK氏お父さんによると、車輪とシャシー(車台)に使われている材は赤樫だそうです。曳山を所有する各町内で、彦根の某所に植っている、将来交換時に伐採するであろう赤樫の木に札を付けて予約しているとのこと。木材博物館によると、アカガシは気乾比重が0.87の「非常に硬い」木。中には気乾比重が1.0を超えるものもあるそうで、伐採予約している彦根の赤樫もそうした非常に硬い木かもしれません。

黒地に白の「湯」を着用した人は町内の関係者。白地に黒の「湯」を着用した人は山方と呼ばれる大工さん。

一階フレーム部分の材は桧。

桧のフレームは釘やビスを使わない軸組による在来工法で組み立てられます。

それぞれの部材を組み立てる際に重要なのが部材の向き。湯立山は東が曳山の後方、西が前方になるようにして組み立てられます。南北に関しては北が「琵琶湖側」、南が「山側」という表現が使われます。どっちの方向に琵琶湖があるのか、地元の人なら絶えず意識しているということです。

四隅の柱4本は通し柱。

縄が使われる部位は意外と少ない。車台の上に載せた4本の通し柱をフレームに固定するために縄で縛ってある。

屋根に登って作業するのは工務店の若い棟梁。

一気に大屋根の組み立てまで進みました。

湯立山に特徴的な小屋根が取り付けられます。この「小屋根」と呼ばれる部位は天孫神社(四宮神社)の回廊を模したものだそうです。

車台の上に載せる柵状のこの部材、物凄く重そうでした。樹種は何だろう?

黒檀や紫檀のようにも見えます。

昼前に山建てがほぼ完成しました。

5時間以上の間にインターバル撮影した300枚以上の静止画をタイムラプス動画に加工する際にiMovieを使いました。以前はちょっと複雑な設定が必要でしたが、現在の最新バージョンであるiMovie 10.4.2では最も簡単に動画に加工することができます。Photosから読み込んだ静止画像のクリップをタイムラインにドラッグして、それぞれのクリップの長さを0.1秒とか0.5秒とかの好みの長さに指定するだけでタイムラプス動画が完成します。

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Japanese White-Eyes — Part 2

ISO 320, 450mm, f5.6, 1/160s

今日は犯人のメジロがアオハダの赤い実を食べている現場を捉えることに成功しました。

ISO 200, 450mm, f13, 1/160s

カメラはシャッタースピード優先に設定。

ISO 200, 450mm, f13, 1/160s
ISO 200, 450mm, f13, 1/160s

RAWで撮影した上の画像はすべてPhotosでクロップし、逆光気味だったので大幅に補正してあります。

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Japanese White-Eyes — Part 1

数週間前からガレージの近くから聞き慣れない音が聞こえるようになりました。

文字で表現するのは容易ではありません。脳内ではこんな感じの音、「キン、コロロ」が早朝から夕方まで続きます。

斜めお向かいさんが別荘宅に来られた際にそんな話をしている時に、「キン、コロロ」の正体を突き止めました。

お隣さん敷地内に植っている樹木(アオハダ?)に小さな赤い実がなっており、鳥が食べようとして落とした実が薪小屋の屋根(ガルバリウム波板)上に落下した際に発生する金属音です。

同じ小枝に3羽のメジロが…

3羽のメジロをよく観察すると、実際は仲が良さそうな2羽と少し離れたところに1羽。この前、メジロが1羽、ポーチの下で息絶えて横たわっていました。穴を掘って埋葬しましたが、そのメジロの残された相棒かもしれません。

自宅敷地内でお手軽撮影となりましたが、まだ葉が茂るこの時期の撮影はなかなか難しい。被写体である鳥に焦点を合わせるのに苦労します。

今回、使用したカメラとレンズはNikon D7000とAF-S VR Zoom-Nikkor 70-300mm ƒ4.5-5.6G IF-ED。

シャッタースピード優先、1/125s、換算450mm。

この大きな鳥はヒヨドリ?

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Biwako Great Fireworks 2024 — Part 3

202 mm, f9, 5.0s

びわ湖大花火大会で撮影したNikon Rawの画像ファイルをMac miniに取り込むのに苦労しました。180枚ぐらいの画像ファイルを収めたSDカードが読めないので初期化するか?とかおかしな警告が表示されました。Mac miniに直接、読み込むのは無理そうだったので、先にiPhone 12 miniに画像ファイルを読み込ませてから、Air DropでMac miniにファイルを転送し、Photosで読み込むようにしました。

Mac miniに直接、画像ファイルを読み込めなかったのは、MacOS 15 Sequoia Public Betaに原因があると思われます。

142 mm, f9, 5.0s

持参した二本のレンズのうち、最初は長い方の望遠ズームレンズ(AF-S VR Zoom-Nikkor 70-300mm ƒ4.5-5.6G)を装着したので、二カ所から打ち上げられる花火の全体像を捉えることができません。5年前の教訓、「二兎を追う者は一兎をも得ず」を思い出し、右側(北側)の打ち上げ地点が中心になるようにレンズの向きを設定しました。

60 mm, f9, 5.0s

右側にレンズを向けた理由は、右側から打ち上げられる花火全体が湖面に反射するからです。5年前は湖面に反射する様子が一枚も撮れなかったのは、撮影場所が少し違ったからでしょう。上の画像からレンズをAF-S DX VR Zoom-Nikkor 18-105mm ƒ3.5-5.に変更。ISOはすべて200に固定。

72 mm, f9, 5.0s

これまでの撮影でこんな横並びの花火は撮影した記憶がない。

72 mm, f9, 5.0s

静止画像はすべてアスペクト比を16:9に変更し、クロップしてあります。実際には肉眼でこんなに大きくは見えません。

72 mm, f9, 5.0s

右下の方に湖面から突き出る杭のようなものが写っています。ここに水鳥がずっと休んでいました。多分、ここがねぐらなのでしょう。

72 mm, f9, 5.0s

見える花火の大きさもそうですが、音も少し遅れて届き、かなり小さいです。背後に陣取っているタープの家族は複数の犬を連れておられました。花火の音に怯えるほど大きくはないということです。

72 mm, f9, 5.0s

今回はリモートコード持参なので、チェアに座ったまま、シャッターを切っています。

72 mm, f9, 5.0s

右も左の花火も湖面に反射して良い感じ。

72 mm, f9, 5.0s

ぼちぼち、カメラの設定値を変えてフィナーレの準備をする必要があります。しかし、なんで花火は最後の部分をフィナーレというのでしょう?

72 mm, f9, 5.0s

カメラの設定値、まとめておきます。三脚固定撮影なので、レンズのVRはオフでマニュアル撮影。オートフォーカスせずに明るいうちに対岸の被写体で焦点を合わせておきます。絞り値はf9ぐらい、シャッタースピードは5.0s.

72 mm, f9, 5.0s
72 mm, f9, 5.0s

最後は設定を変更しなかったので、やはり白飛びになっている。

iPhone 12 miniで同行者が撮影した動画は後日、編集後にアップする予定です。

Biwako Great Fireworks 2024 — Part 4へと続く。
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Otsu-Shiga Fireworks 2024 — Part 1

Safariでの日本語入力に致命的な不具合があるので、オープンソースのブラウザー、Arc for Macで当ポストを入力しています。

本日は久しぶりにデジイチを持ち出して、花火大会の静止画を撮影することにしました。大津志賀花火大会は今年で22回目だそうです。当地に引っ越してから今年で23年になるので、恐らく第1回目の花火大会から見ていることになります。最初の頃は琵琶湖岸に来ることはなく、遠くから見ていたのを記憶しています。

朝早くに下見しておいた北浜に初めてやって来ました。ここ最近は中浜で陣取ることが多い。

左の方に台船が見えています。正面が混雑する中浜の方なので、少し北寄りから撮影することになります。

この辺りは月見浜と言われるそうで、東から昇る満月を撮影するにはうってつけかもしれない。花火を月に見立てれば、こんなふうに月が湖面に反射するのだろう。

主として動画撮影担当のiPhone 12 mini、静止画撮影担当のNikon D7000、共に三脚固定撮影。D7000に装着したレンズはTokina AT-X 116 PRO DX (AF 11-16mm ƒ2.8)のみ。

上のこの画像がわかりやすい。花火打ち上げ方向から斜め左横で撮影すると、右の方に打ち上げられた花火が重なって見える。

混雑するけれども正面に陣取った方が良かったかもしれない。

斜め横から撮影する場合はカメラを縦置きにしても良かったかな。

カメラの設定は星空撮影と大して変わらない。大きく異なるのはISOの値。後日、動画もアップロードする予定です。

Otsu-Shiga Fireworks 2024 — Part 2へと続く。

Blue Impulse Demo Flight

今日は幸いにも持病の目眩(BPPV)が発症しそうにないので、予定通り、高島市で開催される自衛隊フェスタ50・70に登場するブルーインパルス展示飛行を撮影しに行くことにしました。

当初、箱館山ゴンドラの駐車場か中腹にある見晴らしが良い所かいずれかを撮影地点にする予定で、出かけました。が、自宅を出てすぐ近くの県道に差し掛かった時点で大渋滞。高島市のサイトで調べると、林道は通行止め。

地元民しか知らないような側道に迂回するよう、Google Mapsのナビが案内したので、その抜け道を通り、安曇川で昼食。

地元で知り尽くした道を進む場合も、渋滞時は特にナビの指示に従う方が早く目的地に到着します。

隠れたお好み焼きの名店、「神威」でお好み焼きと焼きそば、それと絶品中の絶品、出汁巻きを注文しながら、店主にブルーインパルスの撮影地についてアドバイスをいただきました。店主は飛行機の撮影に関心があるようで、前日の練習飛行の際にスマホで撮影した映像を見せていただきました。

主会場となる今津総合運動公園周辺は昨夜から人が集まっていて近づけないから湖周道路経由で新旭風車村の辺りが良い、車を停めれそうな場所があれば先に進まずに停めた方が良いとのアドバイス。

神威店主の助言に従い、駐車場がある湖畔の公園に車を停めました。先に来た家族がわざわざテントを移動させて、軽自動車一台分を開けてくれました。大きな木の下なので日陰になっていて駐車場としては最適。

朝は曇っていましたが、昼からは低い位置に入道雲のみの晴天。琵琶湖の水が透き通っている。タオルを水で濡らして、熱中症対策として首の周りに巻きました。

iPhone 12 mini

湖周道路(風車街道)を横断して視界が開けた畦道へ。周囲には多くの人がブルーインパルスの展示飛行を待っていました。妙に詳しい方がすぐ近くにおられ、その方が真っ先に見つけました。

iPhone 12 mini

私は久しぶりにAF-S VR Zoom-Nikkor 70-300mm ƒ4.5-5.6Gを装着したNikon D7000を持参。湖畔でボートを撮影しながら練習しましたが、オートフォーカスに設定したのが間違いでした。被写体が小さいのでオートフォーカスがうまく機能しない。

Nikon D7000

RAWで撮影してPhotosで補正しましたが、綺麗な青空にならない。

Nikon D7000

換算450ミリでこの程度にしか写らない。調べると、ブルーインパルスのアクロバット飛行は有視界飛行となるので雲の最低高度や課目によって飛行高度が異なるそうです。曲芸飛行の場合は、半径5海里以内の最も高い障害物から500メートル以上を確保する必要があるそうです。主会場の今津総合運動公園は箱館山の麓にあり、箱館山の標高が546.8mなので、プラス500メートルして最低でも1,046.8mの高度になるはず。

iPhone 12 mini

新旭の風車村周辺も今津総合運動公園も、被写体からの距離を考えると、そんなに大差ないのかもしれません。

iPhone 12 mini

動画撮影においてもNikonデジイチよりもiPhoneの方が綺麗に撮影できています。

Making A Glass Door Cabinet — Part 6

取って付けたような取手を取り外しました。扉の開閉に問題ないのであれば、確かにこっちの方がスッキリしている。現役のNikkorレンズとOlympusレンズ、Nikon D7000とOlympus PEN E-P5ボディーを全て収納できました。ガラスの扉なので、収納物は一目瞭然。無垢の木材には調湿効果があるので、簡易防湿庫代わりにもなります。

ガラス扉の光学器材用キャビネットの製作難易度:5段階で4

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Geminids 2018 — Part 2

f/2.8, 20s, 16mm, ISO 1600

ふたご座流星群極大時刻(12月14日21時頃)のおよそ23時間前の昨夜22時頃からいつもの撮影地で流星群の観察と撮影を開始しました。間もなく近地点を通過する彗星46P/Wirtanenも同時に撮影します。流星群の撮影にはNikon D7000と超広角ズームレンズ、Tokina AT-X 116 PRO DXを三脚に載せて固定撮影。

f/2.8, 20s, 16mm, ISO 1600

撮影開始1時間後に意図した通りの構図にシリウスよりも明るい火球クラスの流星がオリオン座の方に流れました。広角レンズでこれだけの大きさの流星を撮影したのは久しぶり。上の画像に写っているカメラはポータブル赤道儀、iOptron SkyTrackerに載せて彗星を追尾撮影中のOlympus PEN E-P5。今回は自作のレンズヒーターを二つ、使用しましたが、片方の電源として使っていたモバイルバッテリーが充電不足が原因で、電池切れとなりました。直後にレンズが曇ったので、早めに撤収しました。

f/2.8, 20s, 15mm, ISO 1600

天気予報通りに日が変わる頃までは空は晴れて澄んでいました。帰宅後に天候が急変して雨が降り出しました。

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Orionids 2018 — Part 2

午前2時に起床し、天体撮影用カメラ機材一式を車に載せて、近くの山へ。空は快晴、三脚固定撮影を開始する頃には輝度92%の月はすでに山の下。オリオン座流星群輻射点が中央になるよう、カメラの向きを変えた時、結露防止用の自作レンズヒーターが動いたのか、視界に入ってしまいました。

焦点距離を望遠端の16.0mm (換算24mm) に変更してインターバル撮影を続けましたが、捉えた流星はオリオン座流星群に属するものではないようです。速度が速いので、瞬きしている間に見逃す流星もあったかもしれませんが、およそ一時間と少しで、目視で確認した流星は4個。大体、大方の予想通りの数値です。

薄明が始まる頃まで撮影を続ける予定でしたが、雲の量が増え、気温が一気に下がり、寒さに負けて、午前4時過ぎには機材をかたずけて退散することにしました。

画像はすべて、Photosで現像及び加工しました。天体写真もApertureと同様の加工ができるようになり、Photosの利便性が高まりました。

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The 18th Otsu-Shiga Fireworks

DSCF7140

COSTCOで入手したCAMP CHEFの鋳鉄製スキレットを使用して、海鮮焼きそばを作りました。当初の計画では木製カーポート内で調理する予定でしたが、Toyota Aquaのエンジンオイル交換に時間を要したので、手っ取り早く、キッチンのガスコンロで調理することになりました。鉄の厚みが分厚いためか、同じものを普通のフライパンで調理するよりも、美味しく感じました。

f/10.0, 10s,16mm, ISO 200

契約している駅前の月極め駐車場に車を停めて、歩いてすぐの浜辺に向かいました。花火打ち上げ前にカメラの露出とピントを合わせて試写しました。使用したカメラ機材はNikon D7000とTokina AT-X 116 PRO DX (AF 11-16mm f/2.8。ピントはライブビューにして、画像右に写っている火星で無限遠に合わせました。

f/10.0, 10s,11mm, ISO 200

ズームレンズは広角端の11mmにセット。

f/11.0, 10s,11mm, ISO 200

絞り値を10.0から11.0に若干、絞りましたが、それでも月が露出オーバーになります。

f/11.0, 13s,11mm, ISO 200水際から撮影できる大津志賀花火大会は、湖面に反射する花火が綺麗に撮影できます。

f/11.0, 13s,11mm, ISO 200打ち上げ本数は45分で2,000発だそうですが、例年よりも多く感じました。

f/11.0, 13s,11mm, ISO 200

沖合250メートルから打ち上げられる花火を水際で撮影するにはやはり広角レンズ必須。

iPhone 7による動画撮影は、ahiruさん。

The Senri Riverbank — Part 3

Landing at Osaka (Itami) International Airport
Olympus E-P5 with OLYMPUS M.45mm F1.8

10日ぶりに伊丹空港千里川堤防にやって来ました。この日は新たに入手したOlympus PEN E-P5ボディーとM. Zuiko単焦点レンズ3本も持参しました。

Landing at Osaka (Itami) International Airport
Nikon D7000 with AF-S VR Zoom-Nikkor 70-300mm f/4.5-5.6G IF-ED

上の2枚はほぼ同じ場所から同じプロペラ機を2台のカメラで撮影しましたが、背景の空の色が随分と異なります。実際の色はNikon D7000で撮影したものに近いと思います。しかし、私の好みの色はOlympus E-P5のブルー。

Landing at Osaka (Itami) International Airport
Nikon D7000 with AF-S VR Zoom-Nikkor 70-300mm f/4.5-5.6G IF-ED

向かって左側から吹く強い西風に煽られて機体が傾いています。体感温度はマイナス。

Osaka (Itami) International Airport
Olympus E-P5 with OLYMPUS M.45mm F1.8

滑走路の誘導灯に火が灯りました。M.45mm F1.8を装着したOlympus PEN-E-P5、なかなかシャープです。撮影はこれからが勝負どころになります。

P2210049
Olympus E-P5 with OLYMPUS M.45mm F1.8

東の空には満月に近い月。

Landing at Osaka (Itami) International Airport
Nikon D7000 with AF-S VR Zoom-Nikkor 70-300mm f/4.5-5.6G IF-ED

2台のカメラ共にシャッタースピード優先モードに設定しました。上の画像でシャッタースピードは1/125秒ですが、被写体ブレがないのでもっと落としても良かったかもしれません。シャッタースピードをどの程度まで落とせるかについては、至近距離から撮影するモータースポーツの場合とは条件が違う。

Osaka (Itami) International Airport
Nikon D7000 with AF-S VR Zoom-Nikkor 70-300mm f/4.5-5.6G IF-ED

目標とする写真は、離陸準備中のこれではなく、夜の空港に着陸する飛行機です。この日は強風の影響で、三脚に固定したカメラが揺れるので、望遠端(換算450mm)ならシャッタースピードをこれ以上、落とすことができません。通常、三脚固定撮影時は手ブレ補正をオフにしますが、この時はオンに戻しました。5軸手ブレ補正機構を搭載したOlympus PEN E-P5は終始、手持ち撮影。

Landing at Osaka (Itami) International Airport
Olympus E-P5 with OLYMPUS M.45mm F1.8

刻々と光量が変化する夕暮れ時は、頻繁にカメラの露出設定を調整しなければならず、薄明時の彗星撮影に似たものがあります。絞り開放(f/1.8)でもシャープです。ピントが甘いのはオートフォーカスのため。(指先が寒さでかじかんだので、マニュアルフォーカスを断念しました。)

Landing at Osaka (Itami) International Airport
Olympus E-P5 with OLYMPUS M.45mm F1.8

航空機撮影の聖地、千里川堤防に通い始めてこの日が三度目ですが、目標とする写真に少し近づいた気がします。あまりに寒い日だったので、持参した単焦点M. Zuikoレンズは結局、45mm F1.8を付けっぱなしになりました。次回はマウントアダプターを装着してAF Nikkor 50mm f/1.8Dを使おうと計画しています。このレンズだと絞りは一段、絞る必要がありますが、35mm換算で100mmの焦点距離になります。

The Senri Riverbank — Part 4へと続く。
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The Senri Riverbank — Part 2

大阪国際空港(伊丹空港)に着陸する航空機を間近で見れる千里川堤防を再訪問しました。今回は夕暮時から夜にかけての時間帯を狙っていましたが、現地に到着したらすでに暗闇でした。昼間とはまるで状況が異なるので、撮影の難易度が大幅に上がります。

DSC_3701

F1では唯一の公道ナイトレースを開催するシンガポールGPでの撮影条件と比べても、光量が圧倒的に少なく、オートフォーカスが機能しません。ISOオートで上限を3200に設定しましたが、持参した超広角と標準ズーム、望遠ズームではF値が暗いので、全然光量不足の写真になります。

DSC_3681

被写体が何なのか説明しなければわからないレベルの写真になってしまいました。本来は公開できるレベルではありませんが、難易度の高さを説明するには良いだろうと思い、公開することにしました。暗いズームレンズよりも明るい単焦点レンズを持参すべきでした。

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高感度ノイズはDxO OpticsPro for PhotosのPRIMEを適用すれば除去できるので、ISO感度は6400まで上げても大丈夫かもしれません。この日は三脚を持参するのを忘れたので、軽く流しながら高速連写しました。シャッタースピードは上の写真で1/125秒ですが、さらに落とすべきかもしれません。課題は航空機や滑走路照明灯の明るい部分でしかオートフォーカスできないことです。マニュアルフォーカス、置きピンに設定すべきかもしれません。また、シャッタースピード優先ではなく、露出もマニュアルにすべきなのか?試行錯誤が必要です。F1ナイトレースの撮影よりも、星空の撮影に近い気がします。

次回は明るい単焦点レンズと三脚と一脚を忘れずに持参して、夜間撮影に再チャレンジします。

Part 3へと続く。

Nikon D7000 — Dust Speck Inside Focusing Screen?

Nikon D7000 — Dust Speck Inside Focusing Screen?

Nikon D7000のビューファインダーを覗くと小さなゴミが見えることに気付きました。ローパスフィルター上に付着したゴミではないので、画像に写ることはありません。気にしなければ良いことですが、気になり始めると、とことん気になる性格なので、これでは撮影しようとする意欲が失せてしまいます。iPhone 6のレンズをD7000のビューファインダーに接触させるように近付けて撮影したのが上の画像です。青字で書いた吹き出し部分に気になるゴミが付着しています。

どこからこのゴミが侵入したのか?可能性の一つとして考えられるのは、元からあったメカニカルダストがペンタプリズムとフォーカシングスクリーンの間に落下したことでしょうか。スクリーンの内側に落下したゴミだとすれば、分解掃除必須となります。しかし、メーカーの製品保証期間はとっくに過ぎています。Nikonのサービスセンターに持ち込むと修理代金はいくらになるのか、Nikonのサイトで調べてみると、D7000の「ファインダーゴミ清掃」あるいは「ファインダー汚れ清掃」であれば、技術料¥13,200に部品代¥4,000を加えて合計は税別¥17,200!保証期間内であれば無料だそうで、どうも腑に落ちない。

このゴミがスクリーン上に落下して付着したものであり、フォーカシングスクリーンを取り出すことができると仮定すれば、自分で清掃可能であると思います。YouTubeを検索すると、寝巻きを着てフォーカシングスクリーンを社外品に交換している人の動画がヒットしました。金属製と樹脂製の二種類のピンセットと器用な手先があれば取り出せそうではあります。

YouTubeに投稿された動画を参考に、フォーカシングスクリーンを取り出してみました。しかし、ゴミはスクリーン内側ではなく、ファインダー・アセンブリーのもっと奥にあるようでした。恐らく、SI表示板内側よりもさらに奥に付着していると思われます。別の方法でもっと奥深くにアクセスする方法を探りましたが、そうした情報をネットで見つけることができなかったので、これ以上のクリーニングは断念します。

The Senri Riverbank — Part 1

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トルク感はないけれどもゆったり5人乗りのMazda Axela Sedanをレンタルして、千里川沿いの路駐可能道路に駐車しました。この辺りに駐車中の車両はほぼすべて、伊丹空港に着陸する飛行機を見に来た人たちの車です。

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大阪国際空港着陸側に近い千里川堤防と言えば、着陸する飛行機を真下から撮影できるスポットとして、知る人ぞ知る場所。上の画像の左側が滑走路、右側に千里川が流れています。

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この日は一眼レフカメラ(Nikon D7000)を持参しました。この前は、F値を上げると、センサー(正しくはローパスフィルター)上に付着したゴミが写りました。無水エタノールとダスパー、加工した割り箸3点セットでクリーニングしたら、ゴミを取り除くことができました。

今回は、ファインダーを覗くと別のゴミが見えることに気付きました。ローパスフィルター上のゴミは、シミのように画像に写りますが、今回のゴミはかなりシャープに見えます。ミラー上かファインダースクリーン(フォーカシングスクリーン)上に付着したものだと思い、ブロアーで吹いた後に同じ3点セットでクリーニングしてみましたが、ゴミは取り除くことができません。フォーカシングスクリーンの内側に付着したゴミだと思われます。撮影した画像には写らないので気にしなければ良いのですが… 神経質な私には気になるゴミです。

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焦点距離70mm(35mm換算で105mm)でこの迫力。機体に書かれたBoeing 777のマークが読み取れます。

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滑走路中央から少しだけ(数メートルほど)離れると斜め横から機体を捉えることができます。上の画像はFUJIFILM XQ1で撮影。

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次回は難易度が上がる夕方から夜間にかけての撮影に挑みたいと考えています。

Part 2へと続く。