C/2023 A3 (Tsuchinshan–ATLAS) — Part 14

10月20日(日)は義父母宅で水道屋さんになって、ウォッシュレットの給水を止める作業をした後、平安神宮前岡崎公園で開催されたフリーマーケットに立ち寄ってから、琵琶湖東側の湖岸緑地公園に行き、彗星撮影を試みました。昼間はこんなに晴れていても、夕方になると雲が広がる、残念な天候条件だったため、期待していたような写真が撮れずじまいでした。

今日、10月21日(月)は朝から晴れている。カメラやLED赤色灯、赤道儀のバッテリーを充電して、SDカードの残量を確認し、必要に応じてカードを初期化。今夜は流星群や天の川の撮影をする自宅近くのいつもの撮影地で彗星撮影に再チャレンジすることにしました。

この地は空が比較的開けていて、西の山は稜線の高度がおよそ20º。日没後の彗星を撮影するには決して最適な場所ではありませんが、19時過ぎ頃までなら彗星の頭が稜線の上なので、天候条件さえ良ければ、長い立派な尻尾をなびかせるこの大彗星の全体像が撮れるかもしれない。輝度およそ80%の月が東の空から昇るのは19:56であり、太陽が17:13に沈んで空が完全に暗くなってから30分ぐらいの時間はあるだろう。

18:24:21, OLYMPUS E-P5 M.60mm F2.8 Macro, ISO 1250, 120mm, f2.8, 4.0s

北極星が目視で確認できるようになってから急いで赤道儀の極軸を合わせて、iOptron SkyTrackerに取り付けた雲台に、M.60mm F2.8 Macroを装着したOlympus PEN E-P5を載せて、明るい星でピント合わせ。iPhoneの方位磁石を頼りに西の空(経度250ºぐらい)、高度30ºぐらいにレンズを向けて、試し撮りした一枚に彗星C/2023 A3 (Tuchinshan-ATLAS) が写りました。全体像が捉えられないほどまだ、尻尾がこんなに長い!

18:24:41, OLYMPUS E-P5 M.60mm F2.8 Macro, ISO 1250, 120mm, f2.8, 4.0s

彗星のコマが中央に来るようにレンズの向きを調整しましたが、長い尻尾は全部収まらない。赤道儀で追尾しているのだからシャッタースピードをもっと長くすべき。

18:27:21, OLYMPUS E-P5 M.60mm F2.8 Macro, ISO 1250, 120mm, f2.8, 8.0s

立派な尻尾の全体像が捉えられるように、レンズの向きをさらに上方向に修正しました。そして、ISO設定値は変更せずにそのままで、露光時間を二倍の8.0秒としました。これでインターバル撮影ができる状態に。仕事から帰宅しているはずの同居人も呼び寄せた方が後悔しなくて良いだろう。

18:33:36 Nikon D7000, Tokina AT-X 116 PRO DX (AF 11-16mm ƒ2.8), ISO 1250, 24mm, f2.8, 8.0s

放ったらかしになっていた三脚固定のNikon D7000でもインターバル撮影を開始。タイムラプス動画にする予定だったので、Nikon D7000には超広角ズームレンズ、Tokina AT-X 116 PRO DXを装着。左の方にうっすらと天の川が見えていたので、レンズはもっと左に振れば良かったとちょっと後悔。

こちらが広角レンズで撮影し、YouTubeにアップロードした47秒の動画。

18:51:37, OLYMPUS E-P5 M.60mm F2.8 Macro, ISO 1250, 120mm, f2.8, 8.0s

流星が写っているこの画像を撮影した頃、Nikon双眼鏡(7×50 7.3º IF WP Tropical) でも容易く彗星が目視で確認できたので、ご近所のK氏をお誘いすることに。

最近、買ったばかりのNikon製双眼鏡持参で来られました。10分後には山の稜線に差し掛かって見えなくなると急かしたものだから、なぜか仕事に行く時の靴を履いて。

OLYMPUS E-P5 M.60mm F2.8 Macro, ISO 1250, 120mm, f2.8, 8.0s x 25

StarStaxで25枚の画像を比較明合成(露出+0.8)したのが上の画像。

18:55:41 OLYMPUS E-P5 M.60mm F2.8 Macro, ISO 1250, 120mm, f2.8, 8.0s

全体像を捉えたこんな大彗星の写真が撮れるのは人生で最初で最後のような気がします。今後は急激に減光するので、迫力がある写真を撮影するには望遠レンズが必須になるかもしれません。

追記:

18:51:15 Apple iPhone 12 mini, ISO 8000, 26mm, f1.6 3.2

iPhone 12 miniで撮影した画像にも彗星が写っていました。中央のもっこりしたのは私の頭、そのすぐ右に沈もうとしている。

C/2023 A3 (Tsuchinshan–ATLAS) — Part 15へと続く。
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Gion Matsuri Latter Procession 2022 — Part 1

3年ぶりに開催された祇園祭山鉾巡行、今年は後祭山鉾巡行のみ、撮影に出かけました。後祭山鉾巡行の撮影と言えば、前回は2016年になります。すっかり忘れていましたが、後祭は烏丸御池が出発点で、時計回りに河原町通を南下して四条烏丸が終着点。

前回の2016年は御池地下駐車場に車を停めましたが、今年は道を挟んだお向かいさんの本宅マンションの地下駐車場をお借りすることができました。居住者用駐車場にはFerrariなどの大型高級車がずらりと並んでいるのを横目に見ながら、小さなSubaru R1を来客用の立体駐車場に停車させていただきました。

マンション地下駐車場から御池通までは、目と鼻の先。9時半頃には御池堺町通で撮影開始しました。

青空背景の山鉾巡行は撮影日和。静止画のほとんどは同行者がiPhone 12 miniで撮影しました。

焦点距離13ミリの超広角レンズ、迫力あります。最前列一つ手前から撮影したそうです。

今回の山鉾巡行の撮影で目指していたのは、北観音山、南観音山、鷹山が狭い新町通を北上して各町内に戻るシーンでした。予定よりも早くに到着したので、御池通でも撮影することになりました。

196年ぶりに巡行復帰した鷹山。

混雑する河原町通を避けるように、新京極を南下して四条通に出て、四条河原町での辻廻しをと思いましたが、近付けないほどの人混み。

南観音山を追いかけるようにして四条通を西へ。

Olympus PEN E-P5で撮影した数少ない写真の一枚。このカメラ、小さな純正グリップが加水分解していて、シャッターを切るたびに右手親指がベトベトします。iPhoneで撮影した画像と比べると、鮮やかさが不足していてどことなく眠い印象があって、撮影意欲が湧きません。

この辺りまで来て思いつきました。前回の祇園祭山鉾巡行の開催は2019年で、その時は宵山のみ訪れたので、Apple Kyotoグランドオープニング後に山鉾巡行にやって来たのは今日が初めてだということ。

四条通を横断することができなかったので、大丸地下を経由して四条通の南側に移動しました。

Steve JobsとApple製品信奉者としては、大いに満足できる写真がiPhoneで撮れました。

記念にもう一枚。

烏丸通を横断して、新町通を少し北に上がったところで、北観音山と南観音山を待ち伏せることにしました。四条新町での辻廻しにも期待しましたが、新町通交差点付近での歩行者規制のため、やむなく少し北へ移動しました。

当初は鷹山が新町通を北上することは知りませんでした。しかも北観音山よりも先に鷹山がやって来ることを地元の人から聞きました。通りの幅が狭くて、追い越すことができないので、より北へと戻る山が先に通る。なるほど、山のサイズが小さな大津祭ではあり得ない。

Gion Matsuri Latter Procession 2022 — Part 2へと続く。

Making A Glass Door Cabinet — Part 6

取って付けたような取手を取り外しました。扉の開閉に問題ないのであれば、確かにこっちの方がスッキリしている。現役のNikkorレンズとOlympusレンズ、Nikon D7000とOlympus PEN E-P5ボディーを全て収納できました。ガラスの扉なので、収納物は一目瞭然。無垢の木材には調湿効果があるので、簡易防湿庫代わりにもなります。

ガラス扉の光学器材用キャビネットの製作難易度:5段階で4

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Kiyomizu Tour — Part 1

FUJIFILM XQ1

4台のカメラ(内、2台はiPhone)を携えて、新型コロナウィルス蔓延による影響を受けて、観光客が激減しているという噂の京都清水を散策しました。

iPhone 11 広角4.25mm

午前10時過ぎは噂通りに空いていました。

iPhone 11 超広角1.54mm

建物と風景が主な被写体の場合はiPhone 11の(超)広角レンズが活躍します。

iPhone 8 3.99mm

単眼カメラ搭載のiPhone 8の焦点距離は3.99mmの広角レンズ。iPhone 11の広角レンズ(4.25mm)よりも広角より。

iPhone 11 広角

iPhone 11は次世代スマートHDRが効いているのか、黒つぶれや白飛びがない。Retinaディスプレイに表示される画像をそのまま撮影できます。

Olympus PEN E-P5 換算50mm

青空のはずが白飛びするOlympus PEN E-P5の出番は、流し撮りや星空撮影、マクロ撮影、そして望遠レンズが必要な時だけになってしまう。

iPhone 11 超広角

補正不可能なほど、魚眼レンズに近い120ºの視野角ですが、被写体によっては面白い写真が撮れます。

iPhone 11 広角

こういうところ(清水寺本堂舞台)につい目が行きます。

Olympus PEN E-P5 換算50mm

中国本土からの団体観光客が渡航制限中であるためか、団体用入口は誰も人がいません。

iPhone 11 広角

マスク着用の人が多い。

iPhone 11 広角

視野角による違いがわかるよう、撮り比べました。

iPhone 8
iPhone 11 超広角

超広角レンズがやはり迫力あります。

FUJIFILM XQ1 6.4mm

E-P5よりもコンデジのXQ1の方が綺麗に写るのはなぜだろう。

iPhone 8

うっかり、手摺を触ってしまいました。

iPhone 8

HDRが効いています。

iPhone 11 広角

この後、茶碗坂を下ります。

Kiyomizu Tour — Part 2へと続く。

Comet 46/P Wirtanen — Part 3

Single Exposure f/2.5, 45mm ISO 1600, 40s

Nikon D7000とTokinaの超広角ズームレンズでふたご座流星群の三脚固定撮影中に、Olympus PEN E-P5はiOptron SkyTrackerに載せて、45mm(換算90mm)のレンズで彗星46/P Wirtanenを追尾撮影しました。この画角で思惑通りにプレアデス星団とアルデバラン、そして増光中の彗星を捉えることができました。露出40秒でインターバル撮影している時に、運良く、ふたご座流星群に属すると思われる流星が写りました。

f/2.5, 45mm ISO 1600, 40s x 20, Stacked with StarStaX, Tracked on iOptron SkyTracker

iOptron Polar Scopeを参考にした極軸合わせが成功し、換算90ミリのレンズで20枚の画像(およそ14分)を比較明合成しても星はほぼ点像に写っています。Photosで編集して緑に輝く彗星がより際立つようにしました。この日は肉眼でも位置さえ把握していれば、彗星を確認することができました。肉眼ではぼんやりとした白っぽい雲状に見えます。

Comet 46/P Wirtanen — Part 2に戻る。

Geminids 2018 — Part 2

f/2.8, 20s, 16mm, ISO 1600

ふたご座流星群極大時刻(12月14日21時頃)のおよそ23時間前の昨夜22時頃からいつもの撮影地で流星群の観察と撮影を開始しました。間もなく近地点を通過する彗星46P/Wirtanenも同時に撮影します。流星群の撮影にはNikon D7000と超広角ズームレンズ、Tokina AT-X 116 PRO DXを三脚に載せて固定撮影。

f/2.8, 20s, 16mm, ISO 1600

撮影開始1時間後に意図した通りの構図にシリウスよりも明るい火球クラスの流星がオリオン座の方に流れました。広角レンズでこれだけの大きさの流星を撮影したのは久しぶり。上の画像に写っているカメラはポータブル赤道儀、iOptron SkyTrackerに載せて彗星を追尾撮影中のOlympus PEN E-P5。今回は自作のレンズヒーターを二つ、使用しましたが、片方の電源として使っていたモバイルバッテリーが充電不足が原因で、電池切れとなりました。直後にレンズが曇ったので、早めに撤収しました。

f/2.8, 20s, 15mm, ISO 1600

天気予報通りに日が変わる頃までは空は晴れて澄んでいました。帰宅後に天候が急変して雨が降り出しました。

Geminids 2018 — Part 1に戻る。

Hydrangea 2018

Hydrangea
 

去年はほとんど開花しなかった裏庭の紫陽花が今年は梅雨前から満開。iPhone 7のバックカメラでここまで綺麗に撮れるとミラーレス一眼や一眼レフカメラの出番がずっと少なくなります。

マクロと超広角レンズを用いた撮影や流し撮り、星空の撮影以外はiPhoneで事足りるようになりました。

それでも久しぶりにM.60mm F2.8 Macroレンズを装着したミラーレス一眼(Olympus PEN E-P5)を持ち出して、近所を散歩しながら花の撮影。

アザミのマクロ撮影は、シャッタースピード優先オートで。

お隣さんが植えられたユリは、「箱館山ゆり園」のものと同じ品種だそうです。

Biwako Great Fireworks 2017 — Part 2

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予定通り、JR湖西線大津京駅前に車を駐車させていただき、徒歩で陸上自衛隊大津駐屯地に向かいました。去年、一昨年よりも他府県ナンバーの車が増えていました。

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台風5号の影響で午前中は雨が降ったり止んだりの天候でしたが、夕方から晴れてきました。

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国道161号線に出て北に向かうとすぐに写真撮影に適していそうな場所があったので立ち寄りました。昔、水泳場があったところですが、現在は柳が崎湖畔公園として綺麗に整備されています。海と湖の区別がつかなかった幼い私は、絵本を読んでもらい、対岸の街はアメリカだと思っていました。

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時刻は5時半ごろですが、岬の先端部分にはすでに場所取りしている人がおられました。駐屯地よりも花火の撮影はこちらの方が良いかもしれないと思いましたが、今年こそ駐屯地から撮影するとブログで予告しているので、しばらく休憩してから北へと向かいました。

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午後6時に駐屯地が一般開放されるまでしばし待機中。小さな子供を含む家族連れの人が多いということは、近所の住民が多いということでしょうか。

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駐屯地らしく戦車や戦闘機が展示されています。この戦車を前景に花火も良いかもしれないと思いながら、模擬売店が並ぶ琵琶湖岸へと進みました。

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去年のF1シンガポールGP観戦時にお土産として買った公式グッズで2列目の端っこの方を確保。

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花火は2ヶ所から打ち上げられますが、浜大津の方から打ち上げられる花火は、先ほど立ち寄った柳が崎が視界を遮るかもしれません。

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それでも湖面に反射する様子は撮れそうです。

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イカの串焼き一本150円、焼きそば300円、よく冷えた生茶が100円とか…

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波打際ぎりぎりの所にこの先立ち入り禁止のテープが張ってありました。

Biwako Great Fireworks 2017

Olympus E-P5 w/OLYMPUS M.60mm F2.8 Macro
f/6.3, 60mm, 8s, ISO200

Biwako Great Fireworks 2017

Olympus E-P5 w/OLYMPUS M.60mm F2.8 Macro
f/7.1, 60mm, 4s, ISO200

柳が崎が視界を遮っているとは言え、花火が湖面に反射しています。

Biwako Great Fireworks 2017

Olympus E-P5 w/OLYMPUS M.60mm F2.8 Macro
f/9, 60mm, 6s, ISO200

60mmマクロがこの地からは適しているようです。

Biwako Great Fireworks 2017

Olympus E-P5 w/OLYMPUS M.60mm F2.8 Macro
f/9, 60mm, 6s, ISO200

今年のベストショット。

Biwako Great Fireworks 2017

Olympus E-P5 w/OLYMPUS M.60mm F2.8 Macro
f/10.0, 60mm, 4s, ISO200

2013年に比叡山ドライブウェイ夢見が丘駐車場展望台から撮影した時に匹敵する、満足できる写真が撮影できました。

Biwako Great Fireworks 2017 — Part 1に戻る。

The Senri Riverbank — Part 4

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Googleで絶賛CM中の「千里川土手」に久しぶりに行ったら、家族連れとかカップルとか大勢おられました。常連カメラマンが少ないように感じました。

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この地は被写体が頭上をかすめるように滑走路へと侵入する至近距離にあるので、 昼間は広角寄りのレンズを使って、集まった人を視野に入れると面白い写真が撮れると思います。

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背景に月が写っています。

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この季節になれば金網につる性の雑草が覆い茂り、離着陸する被写体を捉えるのが困難になるので、ベストシーズンは冬かもしれません。

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対岸にはカメラマンが多い。

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近くの駐車場が満車でした。スーパーカーが路上駐車?

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Sakura 2017

Olympus PEN E-P5 with OLYMPUS M.12-50mm F3.5-6.3. Shot on April 13, 2017

例年と比べて1〜2週間も開花が遅れた桜の撮影画像をまとめておきます。まずは近所の公園で、Olympus PEN E-P5を用いて広角端で撮影した画像。OLYMPUS M.12-50mm F3.5-6.3の簡易マクロ機能を利用しました。

Olympus PEN E-P5 with OLYMPUS M.12-50mm F3.5-6.3. Shot on April 13, 2017

こちらも広角端の12.0mm(換算24.0mm)で撮影した、水平方向に伸びる桜の老木。穴場なので、桜は満開なのにほとんど人がいません。

iPhone SE back camera 4.15mm f/2.2. Shot on April 16, 2017

上の画像は琵琶湖が眺望できるびわ湖バレイ駐車場で、iPhone SEを用いて撮影しました。桜が満開のこの時期にここを訪れるのは初めて。

FUJIFILM XQ1. Shot on April 16, 2017

FUJIFILM XQ1はバッテリー残量が少なくなり、赤い警告ランプが表示されていました。しかし、iPhoneで気軽に綺麗に撮れるので、望遠撮影でなければコンデジはなくても構わない。

iPhone 7 back camera 3.99mm f/1.8. Shot on April 16, 2017.

私は偏屈なので、脇役のスイセンを主役に。

iPhone 7 back camera 3.99mm f/1.8. Shot on April 16, 2017.

花見渋滞で混雑する海津大崎よりもこちらの方が空いていてしかも背景が素晴らしい。

iPhone 7 back camera 3.99mm f/1.8. Shot on April 16, 2017.

桜は山の麓にある1,700台収容の有料駐車場エリアから標高300m辺りにあるロープウェイ山麓駅までのエリアに1,000本も植えられているそうです。

iPhone 7 back camera 3.99mm f/1.8. Shot on April 16, 2017.

標高差がおよそ300mあるので、より長い期間、満開の桜を楽しめます。

ドローンで撮影された動画にリンクを張っておきます。

iPhone 7 back camera 3.99mm f/1.8. Shot on April 16, 2017.

f/1.8のiPhone 7なら背景をぼかすのも容易です。

iPhone 7 back camera 3.99mm f/1.8. Shot on April 16, 2017.

パノラマモードで一枚。

iPhone 7 back camera 3.99mm f/1.8. Shot on April 16, 2017.桜満開のこの時期に初めてびわ湖バレイ山麓駐車場を訪れて、身近な景色の素晴らしさに気付きました。「灯台下暗し」とは正にこのようなことを言うのでしょう。

ECLIPSEドライブレコーダーDREC 200で撮影した動画も。音声はカットしてあります。

Quadrantids 2017

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年間三大流星群の一つ、しぶんぎ座流星群の観察、撮影を行いました。日が変わって午前1時前からおよそ1時間半ほどの三脚固定撮影でしたが、確認できた流星は眼視で一つのみ。

久しぶりにOlympus PEN E-P5でインターバル撮影しました。撮影間隔は2秒に設定して、30枚を連続撮影しています。撮影間隔2秒でのインターバル撮影時はモニターのバックライトを消灯することができないので、モニター調整機能を使って明るさが最も暗くなるように設定。

極大時刻は1月3日午後11時頃でしたが、放射点が低いので、月齢と天候条件が良くても見れる流星の数は限られます。三大流星群のレッテルは、北半球でも緯度が高くはない地域では適切ではないような気がします。次の主要流星群は4月のこと座流星群。三大流星群に属する8月のペルセウス座流星群と12月のふたご座流星群は、今年も月明かりが干渉するので期待できそうにありません。

Macro Photography with M.Zuiko Digital ED 60mm F2.8 Macro

PA240005

レンズ(M.Zuiko Digital ED 60mm F2.8 Macro)本来の用途でマクロ撮影してみました。

PA240008

体色が赤ければ赤とんぼで赤くなければ別種だと思い込んでいましたが、そうでもないようです。同じ時期に同じ場所で翅を休めているので、上の二種類は体色が違っても同じ赤とんぼなのかもしれません。シャッタースピードが速め(1/640)になるように、絞りをf/3.5に設定。F値が小さいと被写界深度が浅くなるのでピント調節は容易ではありません。手持ち撮影で失敗写真を量産してしまったので、一脚を使用しています。

PA240008

クロップして拡大すると、被写界深度が10mmもないことがわかります。動体のマクロ撮影では被写体ブレを防げるだけのシャッタースピードを維持するために十分な光量が必要です。

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空は快晴でも日陰なら光量不足になりがちなので、フラッシュは自動かオンにした方が良かったかもしれません。屋外の植物は風に揺られてつねに動いているので動体と考えるべきでしょう。ヨウシュヤマゴボウは有毒なので危険な植物です。

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紫のコスモスが開花していました。

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例年と比べて10日から2週間ほど遅れて満開のキンモクセイ。

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今年は義父に代わって干し柿を作ってみたいと考えています。マクロ撮影、奥が深そうです。本格的に取り組むのなら一脚や三脚が必須であることがよくわかりました。

Japanese GP 2016 — Friday P1

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2年ぶりにF1日本グランプリ金曜日券をLAWSONで購入しました。大人一枚税込¥4,200。

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午前6時過ぎに自宅を出発し、新名神高速道路土山サービスエリアで休憩。駐車中の車の半分ぐらいが鈴鹿サーキットに向かうようです。

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二年前と同じように御薗工業団地前交差点にある御薗駐車場を利用しました。二年前は一日¥2,000でしたが、今年は値上げになっていて¥3,000でした。

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今日はOlympus PEN E-P5にOLYMPUS M.60mm F2.8 Macroを装着しています。

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コーナーの外側が内側よりも低い逆バンク。

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シャッタースピード1/125秒で流し撮り。

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カメラマン、多いです。

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トンネルを潜って最終コーナー付近に移動。チームウェアに被り物、日本グランプリ特有の光景かと思います。

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常設スタンドの最下段から置きピンで。

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金曜日の人出は去年よりも3千人少ない27,000人だったそうですが、東コースに集中していたのか、そんなに少ない印象はなかったです。

Japanese GP 2016 — Friday P2へと続く。

Singapore GP 2016 — Wednesday (Kuala Lumpur)

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Hotel Mayaでは朝食付きのプランで2泊しました。ペトロナス・ツインタワーが目の前にそびえ立つスカイラウンジを売りにしていたであろうこのホテルは、通りを挟んで向かい側に視界を遮る別の高層ビルが建ち、そのためか五つ星ながら朝食付きでも宿泊料金が安くなっていました。

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建物内装が若干、老朽化しており、客室稼動率の低さが原因で改装できないのではないかと推測できます。

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立地は決して悪くはないので、安く泊まれる五つ星と考えればまた利用しても良いかなと思います。

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英語教室も運営するBritish Councilを左手に見ながら、昨夜、M君に連れて行ってもらった交差点へ。

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OLYMPUS M.12-50mm F3.5-6.3を装着したPen E-P5で広角端(35mm換算で24mm)で撮影しましたが、道路を視野に入れるとスカイブリッジの少し上までしか視界に入りません。この場所からカメラ横置きでは魚眼レンズでも使わない限り、全体像を写すことができません。

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カメラ縦置きでなんとか二つのタワーの全体像が視界に収まります。

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この日は特に予定を決めていなかったので、ペトロナス・ツインタワーに登ってみることにしました。パリに行ってもエッフェル塔には近寄らず、ニューヨークに行っても自由の女神像には興味を示さず、シンガポールのマーライオンは毛嫌いする観光地嫌いの私ですが…

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予約していないので、どうせチケットは買えないだろうと思っていたら買えてしまった。展望台までのチケットは一枚RM85.0。

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タワーに登れば気になるのはあの建設中の建物。背後に見える白い建物がHotel Maya。

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撮影スポットの交差点が中央少し上の方に写っています。

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特徴的な頂上部はBatmanのゴッサムシティーに登場する高層ビルを連想します。

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展望台にNikonの双眼鏡が設置してありました。覗いて見ましたが、眼幅が調節できないので、かなり見づらく感じました。

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iPad mini 4のGoogle Mapsを立ち上げて、ホテルまでの道のりを案内中。

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ホテルで暫し休憩後、Bukit Nanasからモノレールに乗って、KL Sentralへ。そこからKTM Komuterに乗り換えて、すぐ隣の駅、Mid Valleyへ。

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目的地はアメリカの金物チェーン店であるACE Hardware。間口は狭いけれど奥行きがある店舗で、アメリカのホームセンターで売っていそうなものは大体、揃っていました。

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中でも興味があったのは水洗トイレの修理キット。Fluidmasterブランドのものが置いてありました。

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価格はRM197.05(およそ¥4,838)と少々高め。日本から最も近いアメリカであるグアムならUS$20ぐらいで売っているので二倍以上の価格になります。それでも個人輸入するよりも安いかもしれません。クアラルンプールで入手できることがわかっただけでもよかったと思います。

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PavilionのDin Tai Fungで夕食を済ませて一旦、ホテルに戻り、三脚持参で撮影スポットの交差点へ。上の画像はFujifilm XQ1で手持ち撮影。

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こちらはPen E-P5を三脚に載せて露出5秒、f/13.0。

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同じ設定値で横置き撮影。

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British Councilのビルに反射するペトロナス・ツインタワー。

Singapore GP 2016 — Thursday (Singapore) へと続く。
Singapore GP 2016 — Tuesday (Kuala Lumpur) に戻る。

Perseids 2016 — Part 1

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今年のペルセウス座流星群は例年の極大(JST 8月12日午後9時〜8月13日午前0時半頃)とは別に突発出現(JST 8月12日午前9時過ぎ頃)が予想されていました。今朝、輝度62%の月が午前0時頃に沈む頃から自宅近くで三脚固定によるインターバル撮影を行いました。Olympus PEN E-P5のインターバル撮影で設定できる最大撮影枚数は99枚。撮影間隔が2秒で、露光時間20秒ならおよそ36分間の連続撮影になります。

全天で雲がほとんどない快晴でしたが、例年の極大一日前でZHR 5~10個ぐらいだったように思います。突発出現予想時刻よりも6時間以上前なので、例年よりも多い印象はありませんでした。IMOが集計したデータによると突発出現が確認されているようです。

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目視でも確認したイリジウムフレア(太陽の光を反射する人工衛星)。

StarStaX_P8120274-P8120372_lighten

StarStax比較明合成を用いて星の軌跡を記録するグルグルも作成しました。97枚の画像をスタックしてあります。合成する元画像にDxO OpticsPro for Photosで補正した画像が含まれていると、円弧を描く光跡からずれるので、スタックする前にチェックを外してあります。

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今夜0時頃から明日の天文薄明までの極大時間帯も月齢と天候条件が3年ぶりに良さそうで、期待できます。今夜はポータブル赤道儀を用いた追尾撮影を予定しています。

Part 2へと続く。