Nissen Oil Heater IS-3DX — Part 3

入手困難だったNissen IS-3用の燃料調節装置パッキンをメルカリで購入し、本日、届いたので取り付けました。この石油ストーブにはパッキンが二つあり、今回、取り付けるのは薄くて安い方ですが、それでも購入価格は¥1,550と高額でした。廃盤製品のパーツだから致し方ない。

ガラス芯を交換する時ぐらいしかここまで分解しません。新しいパッキンは上下がわからなかったので取り敢えず、こんな風にタンクの上に置きました。

点火してみました。しばらく燃料調節装置パッキンなしで使っていましたが、パッキンを取り付けると、炎が規定の10ミリ以上は出るようになりました。パッキンの置き方は問題なかったということにしておきます。

ガレージのシャッターを閉めて、しばらく点火した状態を維持しました。まあまあ暖かくなりますが、灯油の嫌な匂いが充満するので、定期的な換気は必要です。

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Nissen Oil Heater IS-3DX — Part 2

創業1936年の日本船燈が製造していた自然通気形開放式石油ストーブ、IS-3DXはガレージ屋根裏スペースに長期間、保管してありましたが、ガラス芯を新調してガレージ内で使用することにしました。

純正部品は入手困難なので、芯は社外品をメルカリShopsから購入しました。社外品ですが高品質だそうです。先週金曜の午後に発注して本日、木曜の昼に替芯が届きました。数年前に屋根裏に片付けた際に古い芯は取り除いていたようです。

届いた芯を取り付ける前に、分解クリーニングを行いました。主にフレーム部分を半日かけてサンドペーパーとピカールで磨き倒しました。

ほぼ全ての部品が真鍮製なので、磨けば新品時の輝きが蘇りますが、タンク等は敢えて磨かずに埃を取り除いただけ。この方が風格があります。

新しい芯を取り付けて、灯油をタンクに入れ、芯に灯油が行き届くまで1時間ほど待ってから点火しました。数年前に片付けた際に燃料調節装置パッキンが劣化していたので、取っ払いました。あった方が良いとは思いますが、なくても点火は可能でした。パッキンが入手できるようであれば、注文しようかと考えています。

今回、芯を交換したこのストーブは1997年製。メルカリで1998年製のIS-3DXを20万円近くで出品している方がおられます。コメント欄を見ると、98年製のものだけが全真鍮なのかと尋ねている人がいます。その返答を見ると、

98年のものだけ、火力調整ダイヤルとホヤ上げつまみが金メッキではなく真鍮メッキです。金メッキの場合、他が酸化してもそこだけ金ピカとなりますが、真鍮メッキの場合周りと同じようにエイジングされます。(他のモデルで出品されている方の写真を見るとわかります)

97年製のものも「火力調整ダイヤルとホヤ上げつまみが金ピカではない」ような気がします。

2013年11月にやって来たCat ISONはこのストーブを見るのが初めてなのか、ちょっと警戒気味。

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Coleman Lantern 200B795 on Sale

1995年8月製造のColeman製ランタン(200B795)の元箱をずっと探していて、やっとガレージ屋根裏にあるのを見つけたので、メルカリで出品することにしました。購入したのは確か1996年、デトロイト郊外の大型スーパーマーケット。売れ残っていたものを信じがたいほど安いクリアランス価格で購入したのを覚えています。

200Aの復刻版ではありますが、この200B795は1995年8月のみに製造され、米国内のみで販売された希少モデルです。そのためか、コレクターの間では取引価格が跳ね上がっており、200Aよりも高値が付くこともあるようです。

帰国後にキャンプ及び自宅で数回は使用しましたが、今世紀になってからはガレージの装飾品になっていました。

メルカリ出品に当たり、マントルを取り付けて点火してみたところ、どうも暗い。(上の一枚目の画像参照)以前はもっと明るかったはず。暗いこと以外に症状としてはポンピングを繰り返してもタンク内に圧が十分にかかった気がしないこと。火力調整のノブを回してもシューという音が小さい気がする。

調べると、ポンププランジャーのゴム製パッキンが硬化している可能性が高いことがわかりました。プランジャーにオイル穴があり、そこから定期的に注油する必要があるらしい。購入後、一度も注油した記憶がないので、ゴム製部品が硬化しているのだろう。

穴から注油したら、タンク内に圧がかかるようになり、点火したら以前のように明るくなりました。(上の二枚目の画像参照)

Greco EG-800R on Sale — Part 2

メルカリに出品しておよそ8ヶ月後の昨夜、Greco EG-800Rが突然、売れました。一生、売れないかもしれないと揶揄されて、自作した木製の専用外箱はこの半年ほど小屋の隅っこに置いてありました。慌てて、雨の中、外箱を小屋から出して、音出しチェック後、厳重に梱包しました。

購入していただいたのは、台湾からの代理購入サービスを運営している方でした。発送先は東京にある倉庫のようです。そこで受取評価された後、台湾の購入者に輸出されるようです。国内ではなかなか希望価格では売れない、”Japan Vintage”のギターなので、国外に輸出されるかもしれないことは出品時に想定していました。

早速、元ボーイスカウト団員のM氏に来ていただいて、外装箱を持ちやすくするよう、紐で縛っていただきました。私はロープワークが大の苦手なので、助かりました。

ヤマト運輸での配送料は2,500円でした。

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Handmade Chopsticks on Sale

一日一膳で箸の製作を続けて半年は経過したでしょうか。数種類の異なる天然木を使って、これまでに100膳以上の箸を製作し、手つきが職人のようになりました。満を持して自作の箸をメルカリで販売することにしました。

記念すべき一膳目と二膳目のセットは、長さが235ミリと225ミリのセット。一膳の箸を製作するのに一時間は要します。製材の過程を含めるともっと。初めて出品したのは桜天然木から加工した箸。ヤマザクラの気乾比重は約0.60とまあまあ硬くて加工性が良く、テーブルソーでの加工時に発する甘い香りが特徴的。

歩留まりのことを考えると、製作に最低一時間は要するので、最低賃金も考慮して一膳、一千円ぐらい。二膳セットで送料込み1,680円の値を付けましたが、果たして売れるかどうか?

11月12日追記
二膳セット送料込み1,680円で買ってくれる方がおられました。今後順次、出品する予定です。

Greco EG-800R on Sale — Part 1

満を持して、1976年に入手したエレキギター、Greco EG-800Rをメルカリに出品することになりました。

出品前にネックの反りや打痕ヶ所の修復塗装について相談するため、ギターの修理に詳しいご近所のMさんに来ていただきました。

入手後48年が経過しているわりに状態は非常に良いギターですが、クリア塗装が剥がれた部分が数ヶ所あります。上の画像は最も大きな傷。この部分を修復塗装しようとすると、塗装面積を広げてぼかしながら一体化させなければならず、車の塗装と同様に職人レベルの技量が必要だそうです。素人が下手に塗装するより、この状態で出品してみてはどうかという判断になりました。売却せずに手元に置いておき、半世紀ぶりにギター演奏を再開するのなら修復塗装にチャレンジする価値はありそうですが。

ネックの反りを調整するために、ギターのネック部分にはトラスロッドと呼ばれる金属の板?が埋め込まれているようです。カバーを開けてみることにしました。

カバーを開けると六角ボルトが顔を出しました。ネックはそもそもほとんど反っていないので、調整する必要がないことがわかりました。48年もの時を経てもネックは反っていないということは、それだけ良材が使われているということでしょうか。

楽器の売買を専門に扱うサイト、Reverbでは私が所有するモデルと同様のギター(Greco EG-800R Shigeru Narumo Model)が送料別で¥236,998で”Sold”になっています。この価格を参考にメルカリでは送料込み¥219,800で出品することにしました。

売却できれば、Part 2で報告する予定です。

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PAT NGK GRIP 1TON

タイトルからして怪しげなNAGAKI製カムラー類似品がMERCARI出品者から届きました。ワイヤー径2.5~16ミリ、引張強度1tに対応したカムラー(掴線器/張線器)だそうです。

大きな輪っかに太めのロープを接続してその太めのロープを右方向に引っ張って使用する予定です。左側の細めのロープは束にした枝や太い幹に繋げて、土手上に引き揚げます。この特殊工具が便利な点は、二本のロープを結んだり、緩めて外したりする必要がないことです。レバーを操作して溝にロープを通せばしっかりと掴むことが可能。

Amazonにリンクを張ったこちらの方は本物でしょう。

こちらは類似品。

Fake Natural Whetstones?

メルカリで「!注意!偽物天然砥石!注意!」と書かれた画像等3点を「天然砥石」のタイトルで販売されている方がおられます。画像3点を見ると、正に私が今にも買いそうになった天然砥石を販売する方のページであることがわかりました。

私が購入しようとしていた砥石は、タイトルが「天然砥石 正本山 蓮華合わせ黄板 超仕上げ砥石 軟質 希少」と書かれたもので、相場と比べて非常に安い4,000円で販売されていました。

注意喚起している方は天然砥石の高額商品(80万円とか)を販売されています。この方からしたら標準的な大きさで1万円未満の天然合砥(仕上げ砥石)はあり得ないので、そうした商品はバッタモンであり、偽物ということになるのでしょう。しかしながら、どちらの主張が正しいのか、買ってみないとわからないのかもしれません。

天然砥石の良し悪しを画像で判断するのはほぼ不可能。手に取ってじっくりと観察しても、本物かどうかを判別するには経験が必要。私のように経験が浅いと、実際に研いでみて初めてある程度の良し悪しがわかる。天然砥石はこういう世界なので、信頼できる人からのみ購入するのが鉄則なのでしょう。

Honyama Awasedo (Finishing) Natural Whetstone

砥石表

メルカリに出品されている五代目山本石衛門さんから「正本山合砥」の刻印がある仕上げ用砥石を購入しました。大きさは最大で幅約5cm、長さ17.5cm、厚さ3cm、重量は548g。取引価格は送料込み6,120円でした。砥石を手にした最初の印象は、思っていたよりも一回りほど小さいこと。記載の寸法に間違いはありません。

砥石裏

指先で触れた感触から判断すると、この石は間違いなく合砥であると思われます。商品の状態が、「新品、未使用」とのことでしたが、表面の中央部分に窪みがあり、明らかに使用した痕跡がありました。刻印を押した時点で製品化されると見做せば、確かに新品、未使用かもしれません。

えび茶のカシューで養生する前に赤っぽい模様があります。これが赤蓮華と呼ばれる模様だろうか。

面直ししてから試しに研いでみると、表面の刻印はすぐに消えて使用済み状態になりました。

早速、カシューで側面を養生して、専用の砥石台を作りました。

他の天然砥石と比べて柔らかめであり、白っぽい泥(研磨粒子)が出て、研ぎ易い合砥であると思います。これまでに苦戦していた小刀をこの砥石で研いだら、そこそこの切れ味となりました。

iPhone SE 2nd 64GB Product Red on Sale

諸事情によりスマホが使えなくなった叔母がdocomoのガラホに機種変更しました。しばらくは、Wi-Fi専用端末としてiPhone SE 2ndは叔母宅に置いてあり、FaceTime audioで私と連絡する際に使っていましたが、楽天ひかり回線を解約したので、Wi-Fiも繋がらない状態になりました。

残念なことに化粧箱を廃棄してしまったようなので、docomo selectブランドの手帳型ケースを装着した状態で、メルカリで売却することにしました。iPhone SE 2ndのばら撒きが終了して中古市場では価格が高騰しているようなので、ちょっと強気な価格設定で出品しました。

iPhone SE 2nd Sold

義母が使用するiPhone SE 2nd (2020) 64GB Product Redに何らかの問題が発生した時に遠隔からの指示を容易にするために、バックアップ用端末として手元で保管していたiPhone SE 2nd (2020) 64GB WhiteをMERCARIで売却しました。最近は外出時にナビとしてGoogle Mapsを立ち上げて車内で使用することもありましたが、それでもバッテリー最大容量が100%のままで、Apple製品愛好者が所有する端末らしく、一見したら新品のように綺麗な状態でした。

MERCARIでの閲覧数が700を超えた時点で今にも売れそうと期待していた日曜の午後に価格交渉なく、購入する方が現れました。売却価格は29,800円。10%の手数料と送料を差し引いた金額が、受取評価完了時に売り手のアカウントに入金されます。

POLITOYS EXPORT No. 580 BRE Hino SAMURAI Sold

POLITOYS EXPORT No. 580 BRE Hino SAMURAI

3年以上前にMERCARIに出品し、放置していたミニカーが8,980円で売れました。売れたミニカーは50年以上前に製造されたイタリア製POLITOYSダイキャストミニカー、BRE Hino SAMURAI No.580。富士スピードウェイで開催された1967年の日本グランプリに出場し、失格となったモデル。名称からして外国人が興味を持ちそうなので、購入した人は転売屋さんかもしれません。

Pfaltzgraff Pizza Stone — Part 1

メルカリで購入した年代物のPfaltzgraff製ピザストーンが届きました。出品者はキッチン用品を取り扱うWilliams-Sonomaで購入したそうです。

アメリカで購入されたそうで、英文の取扱説明書が付属。調べると、この取扱説明書がリコール対象となっています。米国消費者製品安全委員会(CPSC)のページによると、

If consumers use oil on the stones and clean them using a 550 degrees Fahrenheit oven or using the oven’s self-cleaning cycle, as currently recommended in the instruction booklets accompanying the stones, the stones can catch on fire.

取扱説明書に従い、油を使ったピザストーンを550ºFに加熱したオーブンで洗浄またはオーブンの自動洗浄サイクルを使用して洗浄すると、ピザストーンが発火して火災が発生する恐れがあるとのことです。

新しい取扱説明書には、

  • ピザストーンはピザまたはパンを焼く目的以外で使用しないこと。
  • 425ºFを超える温度で調理しないこと。
  • 425ºFに加熱したオーブンのボトムラックに置いて4時間、洗浄する。冷ましてからベーキングソーダを用いて汚れを除去すること。

と修正されているそうです。リコールの発効日は1997年7月14日、付属の取扱説明書には©The Pfaltzgraff Co. 1997と書いてあり、多分、新しい説明書だと思います。

実際に使用する際はロゴがある方を下にする。

オーブンが壊れているので、このピザストーンはWeber Smokey Joe® Silverチャコールグリルで使用する予定です。ピザストーンの直径34cmに対して、チャコールグリルの直径が37cmなので、ぴったり収まります。ピザストーン取扱説明書には一つ、気になる注意書きがあります。

Because the stone is unglazed and can absorb cooking oils, we recommend that you use your stone only for baking pizza, breads, and other “low-fat” baked items. Avoid recipes calling for shortening (butter, lard, or margarine) or oil.

ピザストーンは素焼きの石でできており、油を吸収するので、ピザやパン、低脂肪食品のみを焼くようにとのことです。規定の温度(425ºF)よりも高温で加熱すると、染み込んだ油に着火する恐れがあるということでしょう。オーブンで加熱する場合は火災の危険性が考えられますが、チャコールグリルならその心配は不要だと思われます。

近日中にCOSTCOで買って来た冷蔵ピザで試し焼きする予定です。COSTCOの冷蔵ピザは直径40センチなので、ピザストーンから6センチ、チャコールグリルの蓋から3センチ、はみ出すことになります。

温度管理が重要となりそうなので、薪ストーブ用の温度計を取り付けました。

Pfaltzgraff Pizza Stone — Part 2へと続く。