Okazaki Koen Flea Market — Part 2

Times粟田口第2駐車場に行ったら大幅に値上げされていたので、Times駐車場検索Appを使って、現地で別の駐車場を探しました。岡崎公園から少し離れたTimes総本山知恩院源光院前が嘗ての粟田口第2駐車場と駐車料金がほぼ同等で比較的安いのでここに停めることにしました。

岡崎公園までは、晴れているので散歩するにもちょうど良い距離。

ごみ減量を目的としたリサイクル品を素人が販売するフリーマケットなので、私が興味がある古道具の出品は少ないけれど、時々掘り出し物が見つかることもあります。

この未使用のおでん専用鍋は2,000円で譲っていただきました。

銅製のカバーは保温が目的だそうです。

早速、おでんを作ったら土鍋で作るよりも美味しく感じる。

シンプルなコーヒーカップは、100円。

この状態が良い作里鉋は1,000円。

駐車場への帰路に青蓮院門跡の前を通ったら大きなクスノキが四本も植えられているのに気付きまいた。植えられたのは12世紀だそうなので、樹齢は800年を超えていることになります。

今回、入手した古道具。KTCの眼鏡レンチと作里鉋。

Okazaki Koen Flea Market — Part 3へと続く。
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Shitennoji Flea Market

四天王寺で毎月22日に開催される骨董市、太子会を初訪問しました。

四天王寺に近い駐車場は最大料金が1,000円を超えるところが多い中、四天王寺の北東方向にある大阪警察病院前のTimes駐車場は4台しか停められませんが、土日祝日のみ最大料金が990円と格安でした。

東大門から入ってすぐの露店で使い捨てライターを一袋、100円で入手。50個ぐらいは入ってそうです。露天商が言うにはこのライターは関空で没収されたものとのことです。

同じ店で古道具3点を500円で入手。左手に持つ古びた、しの付きラチェットレンチはソケットサイズが17ミリと21ミリ。ラチェット機構は問題なく、回転方向を切り替えることができます。中央の10ミリと12ミリのオフセットメガネレンチはKTCの刻印があります。C型クランプはいくつあっても多過ぎることはない。

四天王寺境内に入ってすぐに4点入手して、Barbourのショルダーバッグがすでに重い。東寺の弘法市やがらくた市と似て、参拝者や来客者の年齢層が高い。

フィルムカメラや双眼鏡などの光学機器を扱うお店で、外国人観光客がポラロイドカメラを買おうとしていました。可動品であるかどうかをスマホの通訳appで尋ねていました。なんで、今時ポラロイドなのか?と不思議に思ったので調べると、可動品なら価格が1万円以上もする。

このテーブルの商品、すべて100円均一のお店で、刃は錆びているけれどほとんど使った形跡がない追入鑿を見つけました。「こんなん100円で売ったらあかんで!」と言いながら100円で入手。

義隆の銘があり、阪急百貨店の値札(¥1,300)も残っている。砥石で研いだらピカピカになりました。

同じ店で猫用の皿を2点、入手。

午前の部が終わり、四天王寺の南東、谷町筋に面する「うどんの前田 四天王寺本店」で昼食。

同行者はざるうどん(800円)、私はもちカレーうどん(1,100円)を注文。ボリュームたっぷりでお腹いっぱい。カレーうどんが人気メニューだそうで、美味しさから人気があるのが納得できます。

店員さんが二人いる広めの区画で古道具などを販売されている店で、砥石を見つけました。数枚ある砥石の中で一際、すべすべする小さな砥石がありました。

この砥石は天然砥石だそうですが、表面を触るとツルツルなので、粒度8,000番以上の仕上げ砥石だろうと思いながら品定めしていると、どこからともなく店員さんがやって来て、価格は700円だと言う。仕上げ用の天然砥石がこんな価格であるはずはないだろうと思いながら店員さんに千円札を渡し、「お釣りは500円でもええで」と言ったら、本当に500円のお釣りとなりました。

自宅に持ち帰ってこの砥石をじっくりと観察しました。直線的な模様がどうも不自然に見える。

どちらが表か裏かがよくわかりませんが、こちらの面の模様も擦れた後の汚れのようにも見える。

専用の砥石台を製作して、面直しで擦り合わせると、最も簡単に天然砥石風の模様が消えて、白っぽい人造砥石のようになりました。ツルツルだった表面がざらざらになり、研ぎ汁がほとんど出ないというか、面直しの方から研ぎ汁が出ているのではないかと思うほど、硬い。これはひょっとしてバッタもん?

帰り間際に古道具を扱う露店をもう一軒見つけました。

KEIBAの刻印がある錆びたペンチを入手。店主は「扇風機はどや?千円やで!なんなら十万円でもええけど」と繰り返す。あまりにひつこく言うので、負けずに私も難波風に返しました。「今日は風強いし、扇風機は要らんわ!」店主は笑いながら「来月も来てや!」

初めて行った大阪の骨董市での戦利品。京都の骨董市とはまるで違う面白い雰囲気を満喫しました。

Toyota AQUA — Changing Engine Oil and Filter

前回交換時から随分と経ちました。ahiruさんのToyota Aquaのエンジンオイルとフィルターを同時交換しました。今回、使用したエンジンオイルはMOLY GREEN 0W-20 SP/GF-6A。フィルターはAP製。

交換に要した工具は14ミリのソケット、短めのスピンナーハンドル、35N•mで締めれるトルクレンチ、64ミリのカップ型オイルフィルターレンチ、短めのエクステンションバー、ラチェットレンチ。他にガレージジャッキと馬2頭、そして自作の木製スロープと木製スリーパー。

エンジンオイルとフィルター交換後、oberton_cafeで冷たいお薬と夏季限定デザートをいただきました。Cassata(カッサータ)とは「イタリアのアイスケーキ。クリームチーズと生クリームの生地に洋酒に漬け込んだドライフルーツ、ローストしたナッツ、チョコレートを混ぜ込んだアイス。」だそうです。

総走行距離:71,371km(前回からの走行距離:6,915km)

Toyota AQUA — Changing Tires, Engine Oil, and Filter

昨日は朝からCOSTCO京都八幡倉庫店 > 帰宅後にToyota Aqua洗車 > タイヤ交換 > エンジンオイルとフィルター同時交換と慌ただしい一日でした。

二回目の車検を終えたAquaの冬用タイヤは、Toyotaディーラーの整備士が物凄いトルク値でナットを締めていたためか、16本のナットを緩めるのに苦労しました。差込角1/2″の長いスピンナーハンドルを使用しても大きな力が必要でした。

ホイールキャップは大胆かつ慎重に手で叩いて嵌めました。

今回もまた古いフィルターを取り外すのに苦労しました。最初、カップ型フィルターレンチ(KTC AVSA-064)を使用したら滑って空転しました。フィルターレンチのサイズが若干大きいことが原因かと思い、Astro Products製の3JAWオイルフィルターレンチに取り替えて、古いフィルターを破壊しながら外しました。空転した原因はサイズだけの問題ではないかもしれません。不十分なリフトアップで寝板を使ったので両手で作業できる空間がなく、片手でラチェットを回転させようとしてレンチが斜めになったことも滑った原因であると思われます。

午前中に訪れたCOSTCO京都八幡倉庫店のフードコート。

アメリカ本部から指示があったのか、テーブル席はすべて撤去され、列に並ぶ人の間隔を示す枠が床にありました。これ、英語で”Social Distancing”と言います。

総走行距離:51,667km

Toyota Aqua — Replacing Engine Oil and Filter

ahiruさん所有のToyota Aquaのエンジンオイルとフィルターを同時交換しました。作業の最大の難所はガレージジャッキを用いたフロント側のジャッキアップ。取扱書293ページに掲載の図によれば、フロント側のジャッキアップポイントはかなり奥まった所にあり、ボルトがある位置が中心になっているように見えます。

しかし、ボルト位置が中心になるようにガレージジャッキのお皿を当てると、ボルトの山が変形しそうなので、少し後方にずらせました。赤い丸で囲んだ位置はメーカー指定位置だと思われます。

上の画像では左が前方。この位置でも問題なくジャッキアップできましたが、メーカー指定の位置ではないのでお勧めはできません。

使用したエンジンオイルは前回と同じGSP 全合成0W-20 SN, GF-5。フィルターと同時交換する際の規定エンジンオイル量は3.7Lですが、3.5Lぐらいしか入ってないと思われます。ドレンプラグとフィルターを取り外した状態を30分以上、維持しましたが、エンジンオイルは全部、抜けていないのかもしれません。

前回は右のカップ型フィルターレンチ(KTC AVSA-064)を使用して純正フィルターを取り外そうとしたところ、フィルターレンチのサイズが微妙に大きくて、滑って空転したので、フィルター交換を断念しました。今回は左のAstro Products製の3JAWオイルフィルターレンチを使用してフィルターを取り外しました。

差込角3/8″のラチェットとエクステンダーをレンチに取り付けて、反時計回りに回転させると、3本の爪がフィルターに食い込むようにしてしっかりと掴みます。

当初は使い方がわからず、少々戸惑いました。古い純正フィルターは、必要以上に大きな力で締め付けてあったので、緩めるのに難儀しました。フィルターは破損しましたが、どうせ廃棄するので問題ありません。

対応サイズ60〜100ミリのこのレンチは時計方向にも回転させることが可能だそうですが、AP製の新しいフィルターを締め付ける際はKTCのカップ型フィルターレンチを使用しました。次回は内径64ミリのカップ型フィルターレンチで取り外すことができるでしょう。

エンジンオイルとフィルター交換後、ahiruさんは洗車とコーティング、私はお向かいさんのムラサキシキブの切り株撤去と大きな岩を移動させる作業を手伝いました。

KTC Combination Pliers (PJ-150)

KTC Combination Pliers PJ-150

Astro Productsの初売りでKTCのコンビネーションプライヤを入手しました。チラシをチェックしていて、デザインが優れていると思った製品です。KTCのサイトを見ると、「グッドデザイン賞受賞商品」とのことです。サイズが3種類あり、セール価格(税別¥980)で販売されていたこの製品は最も小さな呼び寸法150mmのプライヤ。重量200g、全長163mmで扱いやすいサイズ。

KTC Combination Pliers PJ-150

ソフトグリップの部分に「この商品ははさみ類としての機能をより一層発揮させるために、表面処理されておりません。使用後は油の塗布などのお手入れをしてください」と書かれたシールが貼ってありました。PJ-150は鉄線最大径2ミリまでの切断能力があるそうです。

Subaru R1 Exhaust Pipe Assembly — Part 3

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Subaru R1のセンターパイプとマフラーを自分で交換する際に必要となるであろう10 x 12mmのメガネレンチをAstro Productsで入手しました。センターパイプのエキマニ側(12mm)とマフラー側(14mm)のボルト4本は錆びて固着していますが、防錆潤滑浸透剤をボルト周辺に浸透させてから作業すれば、外れるだろうとの見解です。マフラー側の錆び付いたボルト2本は最悪の場合、ディスクグラインダーで切断します。

上:10 x 12のAPメガネレンチ 下:12mmのSnap-onコンビネーションレンチ

プロの整備士ならほぼ必ず持っているであろうメガネレンチをサンデーメカニック兼工具コレクターの私はこれまで一本も所有していなかったのです。 それほど大きな力を必要としない場合はコンビネーションレンチ、大きな力をかける時はスピンナーハンドルとソケットの組み合わせで済ませていました。

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今回、入手したストレートタイプのメガネレンチは使用時の全長がKTC 9.5sq.スピンナーハンドルとほぼ同じ285~290mmなので、テコの原理を利用した力の大きさは大体同じになります。

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柄の長いストレートのメガネレンチはスピンナーハンドルのような駆動部がなく、オフセットもないので、より大きなトルクを掛けてボルトを確実に緩めることができそうです。

Subaru R1 Exhaust Pipe Assembly — Part 4へと続く。
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Mazda RX-8 Excessive Cranking Time — Part 4

ARD Rebuilt Starter for Mazda RX-8 (MT)

取り外し時とは逆の順でリビルド品のスターター(MITSUBISHI M001TA0271)をRX-8に取り付けました。まずは取り外すのに苦労したナットサイズ14mmの長い方のボルトを通しておき、次に同じ14mnmの短い方のボルトを仮り締め。短い方のボルトを規定トルク値38~51N•mで本締めし、長い方も同じ規定トルク値で本締め。トルク管理には、差込角3/8″の東日製作所モータースポーツ用プリセット型トルクレンチMTQL70Nを使用しました。

スターターは取り外すよりも取り付ける方がずっと簡単でした。リビルド品スターターはピニオンギアが露出していて少々心配でしたが、フライホイールのハウジング内にすっぽりと収まりました。取り付けると外からギアは見えないので、露出しなくなります。

ARD Rebuilt Starter for Mazda RX-8 (MT)

整備マニュアル通りに次にS端子コネクターとB端子ケーブルを接続し、12mmのナットを標準ソケットで締めました。規定トルク値は9.8~11.7N•m。ケーブルが端子に半田付けしてあります。この部分は露出しています。

車を馬から下ろし、バッテリーのマイナス端子を元通りに接続して取り付け作業完了。

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スターター脱着交換作業に使用した工具。

  • 2T超低床ガレージジャッキ
  • AP 3-Tonリジッドラック4脚
  • Astro Products Plastic Creeper Black(寝板)
  • AP @3/8DRスピンナーハンドル245mm
  • Snap-onコンビネーションレンチSOEXM14
  • Snap-onコンビネーションレンチSOEXM12
  • 東日製作所モータースポーツ用プリセット型トルクレンチMTQL70N
  • Snap-on FXK4 9.5sq.エクステンションバー100mm
  • Snap-on FSM14(3/8″dr.14mmのソケット)
  • Snap-on FSM12(3/8″dr.12mmのソケット)
  • KTC BJ3(差込角3/8″のユニバーサルジョイント)
  • Koken 3763-150(150mmのエクステンションバー)
  • KTC 9.5sq. Deep Socket B3L-14
  • Snap-on F936(3/8″シールドラチェット)

取付作業の難易度:5段階で2

クランキング時のキュルキュルキュル音がスターター交換前と比べて甲高くなり、まるで別の車のようです。これまではエンジンが始動するかどうか、冷や冷やしていましたが、これなら確実に始動できそうなので安心。点火プラグが若干、被り気味かもしれないので、完全に乾くとキュルキュル、ボンになるかもしれません。

今回のスターター交換作業はリビルド品をオークションで落札し、自分で取り付けたので工賃はただ。スターター(セルモーター)の構造や働きに関して勉強になりました。

総走行距離:44,802 km

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Mazda RX-8 Excessive Cranking Time — Part 3

Panasonic Blue Battery “caos” 125D26L

エンジン始動に不具合がある前期型マニュアルトランスミッションのMazda RX-8 Type Sのスターター(セルモーター)を取り外しました。整備マニュアルに従い、まずはエンジンカバーとバッテリーカバーを取り外し、バッテリーのマイナス側端子に接続してあるケーブルをSnap-on 10mmのコンビネーションレンチを用いて緩めてから端子を切り離して電源を遮断しました。

作業時の安全を確保し、無理な体勢にならないように作業スペースを確保するため、車前方をガレージジャッキで持ち上げて、前方左右のサイドシルに耐荷重3-Tonのリジッドラックを架けました。そして、ガレージドアを開けて、車後方に回り、ガレージジャッキをデフの位置に当てがい、後輪を持ち上げてから後方左右のサイドシルにリジッドラックを架けました。スターターは車前方の助手席側にあるので、前方は2段目、後方は1段目にリジッドラックのピンをセットしました。(後から気付きましたが、後方もピンを2段目にセットした方が作業しやすかったと思います。)4輪とも車を馬に載せるのは触媒を交換した2014年の春以来。

Mazda RX-8 Starter

問題を抱えていると思われる前期未対策品のスターター。上の画像は車体後方から撮影。

Mazda RX-8 Starter

B端子ケーブルとS端子コネクターを取り外しました。バッテリーのマイナス端子を先に外してあるので、火花が飛ぶこともありません。ナットのサイズは12mm。

Mazda RX-8 Starter

三角の頂点にある14mmのナット(画像の右下)は容易に取り外せましたが、もう一方の14mmのボルトとナット(上の画像には写っていない)を取り外すのに一苦労。

Mazda RX-8 Starter

長いボルトが突き出ており、標準サイズのソケットは干渉して使えないし、レンチを入れるスペースもありません。

Mazda RX-8 Starter

この長いボルトは貫通しており、両側からエクステンションバーを付けたシールドラチェット+ボールジョイント+ディープソケットとスピンナーハンドル+標準ソケットで緩める必要がありました。

KTC 9.5sq. Deep Socket B3L-14

整備マニュアルを読んで準備万端のはずが、手元に14mmのディープソケットがなかったので、作業を中断して近くのホームセンターに高価なKTC 9.5sq B3L-14を買いに行きました。遠くのAstro Productsまで行けば、同様のディープソケットがおよそ1/3の価格で手に入りますが、交通費を考慮すると…

Mazda RX-8 Starter

スターター(セルモーター)取り外し作業完了。丸い穴の内部に見えているのはフライホイールのリングギア。

ARD Rebuilt Starter for Mazda RX-8 (MT)

スターターのスイッチが入るとスターターのピニオンギアがスライドして、フライホイールのリングギアに噛み合う仕組みです。イグニションスイッチを戻すと、ピニオンギアがスターターユニット側に戻り、エンジン始動の役目完了となります。エンジンがかかっている状態で、誤ってイグニションスイッチをオンにすると大きな異音がするのは、回転しているフライホイールのリングギアにスターターのピニオンギアが衝突する音です。アイドリング時の低回転であれば壊れることはないでしょうけれど、走行中の高回転時であればギアが摩耗するかもしれません。

Mazda RX-8 Starter

親亀の上に子亀が載っているスターターユニット。地面側はところどころに錆が出ています。

Mazda RX-8 Starter

取り外したこのスターター(N3H1 MITSUBISHI M000T87981)はギアが露出していないのに対し、これから取り付ける予定のリビルド品はスターター(MITSUBISHI M001TA0271)のギアが露出しています。この件に関して、リビルド品製造元のARDに問い合わせると、以下のような返答をいただきました。

ARD Rebuilt Starter for Mazda RX-8 (MT)

このたびは誠にありがとうございました。
ご質問いただいている件ですが、初期型と後期型では出力の違いだけでなく回転速度を挙げるためギヤ形状の変更もされております。そのため、外観も大きく異なります。
機構が異なるため、スターター本体の形状も変化しております。もともとスターターにはギヤ部分がむき出しになっているタイプとカバーで覆われているタイプが存在します。ギヤが見えていること自体、全く問題は無く、スターターとして正規に存在する形状ですのでご安心ください。また、こちらのスターターはメーカーが対策品として出しているものですのでご安心ください。

迅速で丁寧な回答をいただきました。露出した部分はフライホイールを収納するハウジングの大きな丸い穴に突っ込むようにして取り付けるので、何ら問題はないということでしょう。ギアの枚数も異なりますが、フライホイールのリングギアと噛み合うように設計してあるようです。これで安心してリビルド品の取り付け作業ができます。尚、コアの返却は不要とのことなので、取り外した未対策品のスターターをばらして、ケースを別の用途で使えないか、考えます。

作業の難易度:5段階で3

Mazda RX-8 Excessive Cranking Time — Part 4へと続く。
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Replacing Engine Oil and Oil Filter

およそ11ヶ月ぶりにMazda RX-8のエンジンオイルとオイルフィルターを交換しました。前輪のみ馬に載せましたが、今回は馬をサイドシルに架けています。

リジッドラックに元から付いていた薄いゴムが前回の作業で裂けたので、AP 3-Tonリジッドラック専用の溝付きゴムを入手しました。これならサイドシルに馬を架けても大丈夫。

オイルパンのドレンプラグは19mmのコンビネーションレンチで取り外します。エンジンオイルフィルターはエンジンルームの奥まった所にあるので、カップ式のKTCフィルターレンチ + ボールジョイント + Snap-on FXK4 100mmのエクステンションバー + AP 3/8DR T型ハンドルの組み合わせを使って緩めました。

廃油はAPオイルパンスクエア6Lネット付きで回収しました。サイズはW367 x D367 x H130mmと大きく、これなら廃油を床にこぼすことなく回収できます。

ドレンプラグの締め付けはSnap-on 19mmの標準ソケットと東日製作所モータースポーツ用プリセット型トルクレンチMTQL70Nの組み合わせで、締付トルク値は35.0 N•mにセット。

filterwrench

整備マニュアルによるとオイルパンのドレンプラグ締付トルク値は29.4〜39.2 N•m。オイルフィルターの締付トルク値(N•m)に関しては特に規定がないようであり、手で回して締め付ける時の程度がフィルターのメーカーにより、異なるようです。Tokyo Rokiのフィルターの場合は、オイルフィルター取付面にOリングが接触してから1回転、Densoのフィルターの場合は、Oリング接触後、3/4回転、さらに手で締めるのが正しい取り付け方のようです。

エンジンオイルは今回も前回と同じREPSOL ELITE Brio 5W30を使用しました。オイルフィルターはAPブランドの廉価品。

作業の難易度:5段階で3

総走行距離:40,314 km

Mazda RX-8 Type S — Replacing Tires

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今季、二台目となるMazda RX-8のタイヤをスタッドレスに交換しました。 純正の夏用タイヤを外す際に工具市で買ったTONEのディープソケットを初めて使用しました。

TONE 4D 21L

こちらがその全長83mmのディープソケット。品番は4D 21L。 差込角1/2″(12.7mm)、12角のソケット。外径が29mmあり、純正アルミホイールの場合は問題なく使えますが、DUNLOPのスタッドレスタイヤを装着した私のアルミホイールの場合は遊びがほとんどない状態なので、使い辛く感じます。

KTC B30-21H

そこで登場してもらうのが上のKTC製21mmの6角標準ソケット。品番はB30-21H。こちらも差込角は1/2″(12.7mm)ですが、外径が実測で28mmと、TONE 4D 21Lと比べて1mm小さくなっています。この1mmの差が大きく、これならスタッドレスのアルミホイールにも問題なく使えます。全長が40mmと短いので、エクステンションバーは別途、必要になります。

DSC02722

外した夏用タイヤにはタイヤカスが所々に付着していました。たぶん、先月の富士スピードウェイ体験走行時に付着したものと思われます。

上の画像は、できるだけ見ないようにしていた右フロントのマッドカバー。御殿場のホテル駐車場で傷を付けたあれです。先日の車検時に点検してもらった結果、走行には何ら問題はありませんとのことでした。実際に傷が付いているのはマッドカバーのみのようなので、安心しました。下から見上げた時だけ目立つ傷なので、このままにしておこうかと思います。樹脂製パーツなので錆びることもないので。

使用した工具類

  • ジャッキアダプター付きフロアジャッキ
  • 1/2″ DRIVEの21mmディープソケットと標準ソケット
  • 1/2″ DRIVEのエクステンションバー
  • 1/2″ DRIVEのスピンナーハンドル
  • 1/2″ DRIVEのセパレート型クロスレンチ
  • 1/2″ DRIVEのプリセット型トルクレンチ(110N•mに設定)

作業の難易度;5段階で2

Suzuki Jimny Changing Engine Oil and Oil Filter

elf Molygraphite ALLEZ K ECO 5W30

Suzuki Jimny JB23Wのエンジンオイルとフィルターを交換。ブログの過去ポストを検索すると、前回交換したのは去年の10月12日。前回交換時からの走行距離は3,302km。使用するエンジンオイルはフランスのブランドelfの部分合成油ALLEZ K ECO 5W30。こんな高級なエンジンオイルを現在のジムニーに使用するのは初めて。

Suzuki Jimny JB23W Engine Oil Filter

フィルターはチープなAstro Products製のもの。エンジンオイル交換時は毎回、フィルターも交換しています。先ずは力一杯、手で回してから、

Suzuki Jimny JB23W Engine Oil Filter

KTCのカップ型フィルターレンチを使ってさらに半回転ほど回しました。

elf Molygraphite ALLEZ K ECO 5W30

抹茶のような緑のエンジンオイル。かなりどぎつい色。この緑はモリグラファイトの色だそうです。

elf Molygraphite ALLEZ K ECO 5W30

フィルター同時交換時のオイル規定量は3.0L。画像の時点では0.1Lほど余ってましたが、後から全部入れて、3.0L缶を使い切りました。

Suzuki Jimny JB23W

elfのステッカーがないので、代わりにSpeed Heartのステッカーを凹んでいる所に貼っておきました。この後、往復でおよそ30kmほどのガソリンスタンドで給油。低速時は緑のオイルの効果が感じられないけれど、中高速域でトルク感が増したように思います。エンジン音も静かになりました。Mazda RX-8で使っているエステルベースのSpeed Heartほど、劇的な変化はないと思います。

Lotus 100T

Jimny取扱説明書からエンジンオイルに関するサービスデータを転記しておきます。

グレード スズキエクスターオイル10W-30 (SH/CD、SM/GF-4)、5W-30 (SG/CD)
規定量 オイル交換時2.8L、オイルフィルター同時交換時3.0L

総走行距離 50,548km

Mazda RX-8 Changing Engine Oil and Oil Filter — Part 2

BAL Floor Jack Adapter

チープなフロアジャッキを車載パンタグラフジャッキ用ジャッキアップポイントに当てて、フロント側のみを左右、一カ所ずつジャッキアップして、耐荷重2トンの馬二頭をジャッキアップポイントに入れました。フロアジャッキにはBALのジャッキアダプターを装着してあります。

Mazda RX-8 Front Jack Stand Point

折り畳み式の馬は3つある穴の二段目にロックピンを挿入して高さを固定。(二段目で固定した馬の高さは実測で323mm)オイルパン運転席側にドレンボルトが見えています。このチープなフロアジャッキと馬二頭はEunos Roadsterのオイル交換で使用していたものなので、10年以上の年季が入っています。

ジャッキアップして馬に車を載せ、車の下に潜ることができれば、後に続く作業はそれほど難易度が高くはないと思います。

Mazda RX-8 Replacing Engine Oil

運転席側のフロントタイヤを外して横からアクセスすることも考えましたが、開口部がより大きいフロント側から車の下に潜りました。容量4.5Lのポイパックを運転席側を支える馬のすぐ横に置き、19mmのSnap-onコンビネーションレンチを用いてドレンボルトを緩めました。最後はドレンプラグをゆっくりと手で回し、一旦、回転を止めてからプラグを外すと、真っ黒な廃油が滝のように一気に流れ出しました。オイルが高温の場合は火傷に注意。初めて車の下に潜る人、勇気と自信が必要。

Mazda RX-8 Engine Oil Filter

次はこの純正フィルターを取り外します。2003年式初期型RX-8の場合、オイルフィルターはエンジンフード側からアクセスできます。フィルターは斜め上向きに取り付けてあります。

Mazda RX-8 Replacing Engine Oil Filter

オイルフィルターは奥まった所にあるので手が届いたとしても、かなりのトルク値で締めてあるので手で緩めることはできません。フィルターは66.5mmのカップ型フィルターレンチを使用して緩めますが、ハンドルをどこに伸ばせば良いのか、暫し考えました。

Mazda RX-8 Replacing Engine Oil Filter

横ではなく上に伸ばせば良い。先日、点火プラグ交換作業を実施した時に入手したT型ハンドルが役に立ちそうです。

Mazda RX-8 Replacing Engine Oil Filter

オイルフィルター脱着作業に使用した工具はこの4点セット。KTC 66.5mmのカップ型フィルターレンチ、KTCユニバーサルジョイント、Snap-on製短めのエクステンションバー、それとAP製T型ハンドル。

Mazda RX-8 Replacing Engine Oil Filter

4点セットを繋ぐとこんな感じ。オイルフィルターは横から覗くと見えます。

Mazda RX-8 Replacing Engine Oil Filter

オイルフィルターを取り外したところ。フィルターの回りにウエスを敷いた方が良いです。フィルター真下のコンクリート床にも新聞紙を敷いておいた方が賢明。私はいずれも実行しなかったので、廃油がコンクリート床に漏れてしまいました。たぶん、アンダーカバーの内側にも。(もうすぐ停電?)

この段階でオイルキャップを外せば、古いオイルが抜けやすくなります。この後、休憩中に近所で原因不明の停電が起こります。もし、エンジンオイル交換作業中に停電が起こっていれば、パニックになっていたかもしれません。長い休憩中(3時間ほど)に、古いエンジンオイルはほぼ完全に抜けていました。

Mazda RX-8 Changing Engine Oil and Oil Filter — Part 3へと続く。
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TONE BJ30 & BJ40 Ball Joints

TONE BJ30 and BJ40

半期に一度の工具市で今回、入手したTONE(前田金属工業株式会社)のボールジョイント。こんなに安くして良いの?と思ってしまう価格(各¥400)でした。左のBJ30は差込角3/8″、右のBJ40は差込角1/2″。

KTC BJ3 (9.5sq. Universal Joint)

こちらはKTC BJ3(差込角3/8″のユニバーサルジョイント)工具専門店で2,000円近くしたような記憶があります。この種のハンドツールは大きさに比べて価格が高いのが常。

TONE BJ40 (12.7sq. Ball Joint)

工具マニアである私は、主に観賞用として、機能美が美しい工具を集めています。時折、車の整備に使用することもあります。

TONE BJ40 (12.7sq. Ball Joint)

差込角1/2″のボールジョイントをスピンナーハンドルに装着した状態。高価なディープソケットを使わずに標準的なソケットでタイヤホイールのボルトを緩めることも不可能ではありません。

Engine Oil Changed

前回交換時から走行距離が伸びているにも関わらず、この前のジムニー車検時にエンジンオイルとフィルターを交換しなかったので、いつものように自分で交換しました。今回はオイル交換の作業をしながら、たくさん写真撮影したので、エンジンオイルとフィルターの交換手順をまとめてみました。

Castrol GTX DC-TURBO 10W-30

先ずはエンジンオイルですが、ホームセンターで鉱物油のCastrol GTX DC-TURBO 10W-30(4L缶)を入手。ターボエンジン用オイルで最も安いものを選んでいます。フィルター同時交換時に必要なオイル量は3.0Lなので1.0L、余りますが、残ったオイルは次回交換時に使用します。写真、右側に写っているのは前回使用したオイルの残り。ホームセンターでは廃油を処理するための4.5Lポイパックも購入。

Astro Products Oil Filters C-932

次に向かったのが、サンデーメカニックに人気があるアストロプロダクツ滋賀店。安いエンジンオイル用フィルターを売っています。1個¥340と信じられない価格なので、2個まとめて買いました。フィルターがあまりに安いのでオイル交換時は毎回、フィルターを交換するようにしています。3,000円毎にスタンプを押してもらっていた紙のメンバーズカードが7月で終了するということで、新たにプラスチックのメンバーズカードを申し込みました。なかなか格好良いカードです。新しいカードはシルバーランクの場合、現金決済100円毎に1ポイント貯まるそうです。

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ジャッキアップしなくてもオイル交換の作業ができるジムニーですが、自作寝板の最低地上高が高いこともあり、アストロプロダクツのプラスチックラダーレールを利用しています。車高が低いスポーツカーもこれがあれば、標準的なフロアジャッキが使えます。

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ドレンプラグを17mmディープソケットを取り付けたKTC BS3E(9.5sq.スピンナーハンドル)を用いて緩め、廃油処理用ポイパックを真下に置いて、手でプラグを取り外します。廃油は一気に流れ出るので、エンジンが熱い時は火傷に注意。

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エンジンオイルフィルターも下から容易に手が届きます。前回も同じアストロプロダクツのフィルターを使っています。

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写真はSnap-on F936(3/8″シールドラチェット)にKTC AVSA-064(64mmのカップ型オイルフィルターレンチ)を取り付けたところ。実際に古いフィルター取り外しの作業を行う際は、エクステンションバーを間に入れた方が作業が容易になります。

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ドレンプラグ真下で廃油をほぼすべて受け止めれば、ポイパックの位置を少しずらして、今度はフィルター取り付け位置の下でフィルターから流れ落ちる廃油を受けれるようにします。フィルターレンチを用いて、フィルターを緩めてから、手で取り外します。走行距離6,600km近く分のポイパックに集めた廃油は、かなり汚れています。

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ドレンボルトのアルミ製ワッシャーは前回も再使用しましたが、今回も潰れていないので再使用します。

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ドレンプラグの締め付けトルクは規定値の35.0N·mに設定。写真のトルクレンチはTOHNICHI MTQL70N。(消耗品は安物使いですが、使用する工具にはモノマニアックな拘りがあります。)プロの整備士は勘を頼りに「テルクレンチ」でドレンプラグを締め付けると聞きますが、サンデーメカニックは正しい規定値で締め付けられるよう、トルクレンチを使用した方が良いと私は考えます。規定値で締め付ければドレンプラグのワッシャーを押し潰すことがないので、再利用できます。

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新しいフィルターはゴムの部分にエンジンオイルを指で塗っておきます。手でこれ以上回らないところまで締めれば、後はフィルターレンチで半回転ぐらいさせれば大丈夫。

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フィルター同時交換時のオイル容量は3L。廃油が完全に抜けていれば、一気に流し入れても問題はないでしょう。

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しかし、オイルの量が多過ぎると困ったことになるので、慎重な私は、0.5Lぐらい残したところで、オイルレベルゲージを何度も確認しながら少しずつオイルを入れるようにしています。新しいオイルは汚れていないので、レベルゲージが見辛いです。エンジンスタートして少しアイドリングさせれば、オイルに色が付くので見易くなります。

ジャッキアップしなくてもオイル交換ができるジムニーは、自分ですれば工賃は無料だし、何よりも作業が楽しいと思います。普段は見ない車の下側も自分の目で確かめれば防錆塗装が必要かどうかも自分で判断できます。今回、ジムニー伝統のラダーフレーム継ぎ目辺りに錆が少し進行しているのを確認しました。「直ちに車の健康状態に影響する」わけではなさそうですが、次回の車検までには防錆塗装を実施した方が良いと思いました。