Making A Handle For DOGYU Sledgehammer

去年の終い弘法で一千円で入手した、柄が異常に短い土牛ブランドの両口ハンマー用に適度に長い柄を製作します。

柄として使用する材は未乾燥の樫。反り台鉋とサンダーを装着したディスクグラインダーで、樹皮と節の部分を削り取りました。

さらに平べったい形になるよう、自作のテーブルソーを使い、少しずつ縦挽きして形を整えました。

ヘッドの下端に墨線を引き、ヘッドの穴の形状に合わせて鋸で切り込みを入れました。

続いて鑿を使い、少しずつ削って行きました。

サンダーも併用してヘッドが入る大きさと形状にするのに半日は要しました。

ヘッドと平行するように切り込みを入れてから、楔の形状に加工したウリンの端材を叩き入れました。木製楔の先端に木工接着剤を塗布。

余分を鋸で切断。この時点ではまだ隙間があります。

さらに丸型の鉄製楔を中心に打ち込みます。

丸型の楔を打ち込んだら小さな割れが何本か入りましたが、ヘッド下には届かない割れなので、問題ありません。

ヘッドが外れないか、恐る恐る試し割りしましたが、問題なさそうです。頭上にハンマーを振り上げた時にヘッドが外れて頭の上に落下したら…

樫は縦に裂けやすい木ですが、横からの力がかかって柄が折れることはないだろうと思います。ヘッドも抜けそうにありません。

Toji Kobo Flea Market — Part 5

本日の東寺は終い弘法、前進するのも容易ではないほど多くの人で賑わっています。外国人観光客の比率が少ない。

久しぶりに紅生姜を買ってからいつものように主に古道具を見て回りました。土牛(DOGYU)というブランドの工具メーカーは、KOMASOさんに教えてもらうまで意識してなかったのですが、この会社も三木市に本社があるようです。

調理器具からハンドツール、電動工具など、品揃えが物凄く豊富ないつものお店で今回、目に付いたのがこの石頭。

石頭の部分だけで3.5キロほど。

今日は久しぶりにBarbourのBedaleワックスジャケットにショルダーバッグ。

金継ぎの技法を利用して、陶器の破片を加工したアクセサリーを販売する店に目が留まりました。ピアスやイアリング、ペンダントなど、セットで三千円台。ステンドグラスの技法を利用したアクセサリーを20台の頃に製作した経験がありますが、似たものがあります。

一千円で入手したこの両口ハンマー、ヘッド部の重さと肢の長さが釣り合わない。

使用しているうちに柄が折れたのでしょう。

ヘッド部に漢字で「土牛」の刻印があります。短い柄では使いにくいので、堅木で柄を新調しよう。

Toji Kobo Flea Market — Part 6へと続く。
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