Making Another Hatchet Handle — Part 4

サンデーペイントの合成速乾ニス「とうめい」を塗布しました。

着色したように見えますが、ニスは透明。指が短い私の手に馴染むように、参考にしたKelly Axe & Tool Co.製の柄よりもグリップ部分を薄くしました。

試し割りしましたが、ヘッド部が抜けるようなことはなさそうです。

破損した手斧の柄修復作業の難易度:5段階で3

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Making Another Hatchet Handle — Part 3

ヘッドを押し込む部分を鑿を使って慎重に少しずつ削りました。鑿を使って縦方向に削る前に鋸で繊維を断つ必要があります。

微調整しながらヘッド部を挿入。ヘッド部の穴は下が小さく、上が大きくなっている。楔を打ち込んで上の方を広げるため。

どこが当たっているか、確認しながら削る量を微調整。

楔を打ち込む部分に鋸で切り込みを入れます。楔を打ち込んだ際に必要以上に裂けないように穴を貫通させました。この穴の大きさが小さ過ぎたかもしれません。穴の位置ももっと下の方が良かった。

ヘッド部を挿入しました。左右に隙間がありますが、楔を打ち込むと隙間はなくなるはずです。

位置を調整しながら少しずつ。

隙間がほぼなくなりました。

これ以上、楔を叩き込むと柄の部分に割れが入ります。

ほぼ面一になりました。

鉄板の端材を使ってプロテクターを取り付けました。

左が参考にしたKelly Axe & Tools Co.製の手斧。右が今回、柄の部分を新たに製作した手斧。後は塗装するだけ。

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Making Another Hatchet Handle — Part 2

桧のテンプレートを元に欅の角材を加工し、Kelly Axe & Tool Co.製の手斧の柄と大体同じ形状になるようにしました。桧と比べるとより硬い材なので、手斧の柄としては適していると思われます。

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Making Another Hatchet Handle — Part 1

AMERICAN FORK & HOE CO. 製の折れた手斧の柄を新たに製作して交換します。American Fork & Hoe Co.が1930年に買収したKelly Axe & Tool Co.製の手斧も同時に義父から譲り受けて手元にあるので、そちらの柄の形状を参考にしました。

使用した材は桧。同じ形状と大きさで作りましたが、手斧として使用したら今にも折れそうなほど軽くて弱そうなので、このハンドルは没というか、テンプレートにします。

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Firewood Collection 2024 — Part 19

斜めお向かいさん別荘宅の敷地内に玉切りして保管していた樹種不明の常緑広葉樹を自宅敷地内に運び、薪割りをしました。先日、製作した薪棚のガラス屋根の仕様を一部変更しました。

この樹種不明の常緑広葉樹は伐倒後、3ヶ月以上が経過しています。幹のどの部分も捻れていたので、斧で薪割りするのに難儀しました。

間違った使い方をしたら、義父から譲り受けた年代物の手斧の柄がこんなことに。

AMERICAN FORK & HOE CO. 1944の刻印があります。調べると、この会社は創業が1902年とのこと。1944は製造年かもしれません。義父が戦後にアメ横で購入したと聞いています。折れてしまった柄の代わりとなる新しい柄を製作しようと計画中。

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