微妙に直角が出ていない天板を修正する前にプッシュスティックを製作しました。材を送る際に使用するものであり、怪我を未然に防ぎます。プッシュスティックはもう一本、あった方がさらに安全です。
天板のフレームを新たに製作したものと交換し、フェンスも作り直しました。新しいフェンスには合板ではなく、真っ直ぐで厚みのある無垢材を使用しました。
天板フレームを調整することにより、どちら側からも直角になりました。
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微妙に直角が出ていない天板を修正する前にプッシュスティックを製作しました。材を送る際に使用するものであり、怪我を未然に防ぎます。プッシュスティックはもう一本、あった方がさらに安全です。
天板のフレームを新たに製作したものと交換し、フェンスも作り直しました。新しいフェンスには合板ではなく、真っ直ぐで厚みのある無垢材を使用しました。
天板フレームを調整することにより、どちら側からも直角になりました。
テーブルソー用のフェンスを製作し、試し切りしましたが…
丸鋸の刃とフェンスが完全に平行ではないのか、指矩を当てると直角が出ていない。原因は直角ではなかったトリマーテーブルの天板を延長したことにあります。それでも大体、真っ直ぐに切れるので、これで妥協するかどうか思案中。
刃の周囲にあった大きな隙間をなくすため、インサート方式に仕様変更します。
天板裏側に受け材を取り付けました。
丸鋸本体を取り付けるとモーター部分が新たに取り付けた受け材と干渉したので、干渉する部分をカット。
それでも目一杯、刃を出して45ミリぐらいで、角度調整不可ではありますが、これで十分。ゼロクリアランスではありませんが、刃の周囲にあった隙間がなくなり、小さな木片が隙間から落下することがなくなりました。切削粉は落下します。
丸鋸本体をベースに取り付けて、試し切りしました。
材を送る手前側でベースと天板が面一になっていない。
丸鋸本体の電源スイッチはオンの状態でロックし、手元で電源オンオフの操作ができるよう、スイッチを取り付けます。左のスイッチから右のスイッチに変更します。
上がオン、下がオフ。
手前に立って操作します。
刃の周囲に大きな開口部があり、切断した小さな材がここから落下して、丸鋸の回転部に挟まると極めて危険。仕様変更する必要がありそうです。
トリマーで切削した開口部は二段構造になっており、外周部に丸鋸のベースの厚み分、彫り下げています。
開口部の形状を微調整しやすいように丸鋸本体からベースを取り外しました。
ベースと天板が面一になるよう、1ミリ未満の精度で微調整中。完全に面一にしておかないと、切断する材を送る際に材が引っ掛かります。
開口部を微調整している際に二枚重ねの天板がしっかりと密着されていないことに気づいたので、再度、接着中。
丸鋸ベースと天板がほぼ面一になっています。手前から切断する材を送ります。
裏側から見るとこんな感じ。
取り外した丸鋸本体を元通りにベースに取り付けようとすると、ビスを締めるスペースがないことに気付いたので、テーブルフレームの2×4材にドライバー用の穴を貫通させました。
切削角度を調整する蝶ナットが干渉したので、六角ボルトに変更しました。
テーブルソーに使用する丸鋸は20年近く前に初めて買ったSHINKO製電気丸ノコSCS-165Kに決定しました。モーターは決して丈夫とは言えませんが、最大切り込み深さが55mmあり、厚みのある材を切断可能なことがこの丸鋸を選ぶ主な理由です。それと、Makitaの丸鋸2台を入手してから出番がなかったことも選択理由です。
天板表側からベースの寸法を描き写しました。内側の墨線に沿ってトリマーで切削して開口部を作ります。
丸鋸のベース表面とテーブル天板を面一にしようと計画しています。ぴったりサイズの開口部にすれば、丸鋸を固定する必要はないかと考えています。(完成後に試し切りして問題が生じたので、この方式はやめて別の固定方法に変更しました。)
コンパネを天板にしようとしましたが、厚みが不足してトリマーテーブル側の天板と高さが合わない。
天板の下にスペーサーを挟みましたが…
それでも高さが合わないので、スペーサーを取り外して薄い合板を重ねることにしました。天板の縁にフレームを取り付けて、木工ボンドで接着中。乾燥後にフレームの厚みを調整して直角が出るよう、釘やビスは使わない。
延長部分の天板フレームもクランプを使いやすくするために2×4材を二重にしました。
重いテーブルを上下逆に裏返して、キャスターをコーナー部分に取り付けました。キャスター二個はロック機構付き。
この時点ではどの丸鋸をどのようにして天板に取り付けるか未定です。
3枚の1×4材を貼り合わせてから長さを揃えました。
幅5ミリ、深さ9ミリの溝をトリマーで長辺側に刻みます。3回に分けて徐々に深さが9ミリになるように。
トリマー付属のガイドを使用しましたが、3回に分けたことで、思っていたよりも綺麗な溝が切れました。
Making Wood Cabinets — Part 5へと続く。
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自作したトリマーテーブルの可動式フェンスを使って、端材を試し切りしました。
自作したトリマーテーブルですが、正しい使い方がわかっていないお見本になりました。端材の加工材を10ミリ近くの高さに設定したストレートビットとフェンスの間に置いて、右から左に加工材を送りました。軟質の針葉樹でも1回の切削加工で3ミリまでが基本だそうですが、そんなことも知らずに一気に深さ10ミリ近くの溝を切ろうとして、加工材を少し押したら、弾丸のように加工材が左方向に発射し、ガレージ壁面に向かって飛んで行きました。高速で回転するビットとフェンスの間に加工材を挟んだので、トリマーテーブルが発射台のように機能したものと思われます。
正しい使い方はこちら。堅い広葉樹の場合は一度に切削できる深さは2ミリまで。
2回に分けて切削したら、安全かつ綺麗に溝を切ることができました。
合板の端材を使って、トリマーテーブル用のフェンスを製作します。
IKEAの35ミリホールソーを使って合板に直径35ミリの円形の穴を空け、丸鋸で開口形に加工しました。
もう一枚の合板にも同じ大きさの穴を空け、直角を維持しながら木工ボンドとエアネイラーで二枚の合板を接着し、さらに直角三角形の補強材4枚を接着固定しました。
フェンス側面に小さな端材を取り付けてほぼ完成。フェンスを天板の上で平行移動させることが可能ですが、動きは決して滑らかとは言えません。
集塵機がセットできるようにしてありますが、今のところ、集塵機は不要なのでこの状態でほぼ完成とします。
厚み15+2ミリのテーブル天板の中央に直径90ミリの穴を貫通させます。RYOBIのトリマーMTR-41はストレートガイドを組み変えることにより、円切り加工が可能ですが、加工する円の半径は100〜200ミリとなっています。ストレートガイドが使えないので、墨線に沿ってフリーハンドで切断しました。厚みが17ミリと分厚いので、ストレートビットを装着したトリマーで3回に分けて切断。
貫通させる穴は円形のベースが入る大きさであれば、多少の隙間があっても構わない。
一辺が90ミリの正方形のベースプレートはテーブルの天板に埋め込みます。
ベースプレートの厚み8ミリ分を彫り下げました。この部分は許容誤差1ミリ未満の高い精度が要求されます。
少しずつ彫り下げながら天板と面一に。
上の画像は微調整前。テーブル天板とベースプレートを完全な面一にしておかないと、切断する材が引っ掛かります。
下から見るとこんな感じ。ベースプレートは重力で下の方に押さえる力が加わり、プレートを天板にビス留めしなくてもこの状態で安定します。
フェンスがない状態で試し切りしました。ルーターを動かすより切断する材を動かす方が容易に安定して切断できます。
2年前に製作した補助ワークベンチを改造してトリマーテーブルとしても使用できるようにします。
まずはF型クランプを使いやすくするために2×4材の端材をフレーム上方の内側に固定しました。
フレームの厚みがおよそ76ミリになります。
これでフェンスが固定しやすくなります。
45×105ミリの端材を使って輪止めを製作しました。およそ40ºの角度で斜めに切断した2枚の杉材を重ねて木工ボンドとビス4本で接着。
同じ大きさの木製輪止めが2個、完成し、実際に使用してみました。
40ºの角度では上の方にタイヤが接触し、輪止めとして機能しそうにない。
金属製の既製品と比べると角度が若干、急だったので、既製品と大体同じ38ºの傾斜に変更し、不要な部分を切断し、ビス2本留めとしました。
扁平率65の14インチタイヤで輪止めの傾斜角度が38ºであれば、斜めに切断した面のほぼ中央部分で接触することがわかりました。これなら輪止めとして適切に機能しそうです。
今回の作業では砥石の代わりにサンディングディスクを取り付けたHITACHI製ディスクグラインダー(G10B2)を使用しました。