栗の板材に幅3ミリ、深さ5ミリの溝を切ってみました。
幅3ミリの溝切りカッターをHITACHI C-6BAに装着して溝を切るのは初めてですが、問題なさそうです。
Making A Cupboard — Part 4へと続く。
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栗の板材に幅3ミリ、深さ5ミリの溝を切ってみました。
幅3ミリの溝切りカッターをHITACHI C-6BAに装着して溝を切るのは初めてですが、問題なさそうです。
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反りが少ない方の天板から電気鉋で削る作業に取り掛かりました。
割れ止めの蝋が塗ってある中央部分が高くなっている。
以前は刃の出し方が今一つわからず、押し当てる力が強すぎたように思います。ノブを時計回りに回転させると台の前方部分が下がり、結果として刃が出る状態になります。
電気鉋は同じサイズのものを二台所有しています。これまでに二度、ケーブルを挟んでしまって、HITACHI製の一台はまだ修理できていません。同じミスを繰り返さないよう、木工師匠の助言に従い、ケーブルは肩の上を通すようにしています。
刃の出し方を調整しながら何度も繰り返し、行ったり来たり。
木工師匠から連絡があり、大型の電気鉋が倉庫で見つかったとのことで、お借りすることにしました。
この標準サイズの電気鉋も。いずれもマキタ製。
切れ味が良くない鉋の刃を出しすぎると、大きな段差ができます。初めのうちは段差ができても気にしない。
大型の電気鉋に交換しました。押さえる必要がないほどの重さ。効率が飛躍的に向上しました。
ある程度の平面が出た時点で、長辺方向の余分を大型の丸鋸で切り落とします。
加工中の天板は厚みが75ミリほどありますが、この大型丸鋸であれば、一回で切断できます。
丸鋸用の定規、作った方が良いです。
切断面が綺麗。
加工中の板は右側。
天板の長さは2,020ミリになるよう、余分を切り落とします。
師匠のアドバイスに従い、節の部分を切り落とします。
こちらは根本に近い方でしかも節がある。
芯に近い部分は硬くてなかなか前進できない。ガレージ内に煙が立ち込めました。
長さが2,020ミリになりました。
電気鉋でできた段差は平鉋で滑らかにして消します。
目で見て気付かない小さな段差は指先で感知。
平鉋をかけると表面はツルツル。
一目でわかる今日の成果。木屑は一日でこの二、三倍は出ました。反りが少ない方の天板片面をほぼ平面にするのに一日は要しました。しばらく車はガレージ外に駐車。
腰痛が治ったと思い、浄化槽上に仮置きした細めの幹と長めの枝を切断していたら腰痛が再発しました。それでも卓上スライド丸鋸を使って薪切断作業を続けていると、今度は左手の小指を怪我する事態に。
18年ぐらい前に義父から譲り受けたこの日立卓上スライド丸鋸(C 8FB2)は、最近では木工作業で毎日のように使っており、薪にする細めの幹や小枝の切断にも活躍しています。これまでに天然木を切断していて幾度か左手に怪我をした経験があり、天然木の切断時は慎重になっています。
今回は一度で切断できないほど口径が太い(多分、90ミリぐらい)の幹を、向きを変えて切断しようとしたところ、幹が跳ねて左手小指がフェンスに取り付けたバイスと幹の間に挟まれ、小指の第一関節の辺りを強打する事態になりました。革製手袋を着用していたので、皮膚は保護されており、出血はないものの、内出血している様子がわかるほど。骨がどうなっているのかはわかりませんが、そんなに痛くはなかったので、マスキングテープでテーピングして、作業を続けました。
さらに慎重に切断作業を続けていると、同様の事態がもう一度、起こりました。二回目も同じ左手の小指を強打。冷や汗は出るし、長年使い慣れたはずの卓上スライド丸鋸が凶器に見える。天然木を切断する際は、古い刃を使うようにしているのが丸太や枝が跳ねる原因かと思い、比較的新しい刃に交換しました。それでも木は跳ねる。
今後の対策を考えました。太めの天然木はチェンソーで、細い枝は鋸で切断しよう。平面がないのでバイスで固定できない天然木の切断には卓上スライド丸鋸は使用すべきではないという結論に達しました。
細めの丸太をチェンソーで安全且つ効率的に切断するにはやはり、こういうのが必要になりそうなので、画像を参考にしながら製作する予定です。
Firewood Collection 2024 — Part 18へと続く。
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5ヶ月ぶりに北野天満宮天神市に出かけました。Google Mapsが案内するルートは途中越え。今日は雨が降ったり止んだりの天候となりました。
タイムズ千本今出川西駐車場が満車だったので、ランチを予定している傳七の近くの駐車場、タイムズ北野白梅町駅前駐車場に車を停めることにしました。
あり得ないほど安く古道具を販売するいつもの店を目指して歩いたら道に迷い込み、天神川沿いを北に進み、平野神社の方に出ました。道に迷ったおかげで天神川沿いの紅葉を堪能することができました。
デジカメを持ち歩かなくなってから写真撮影といえば、iPhone。
今回、いつものお店で目に留まったのはホールソー。口径が大きいもの、2点でわずか300円で良いという。
HITACHIと書かれた大きなケースを開けてみると、Makitaの振動ドリルが入っていました。口径が少し小さいホールソーとセットで2,000円にしてもらいました。帰宅後、製品ラベルを確認すると、Makita 16mm震動ドリル、モデル8416の刻印がありました。30年近く前の製品だと思いますが、当時は「振動」ドリルではなく「震動」ドリルという表記だったようです。
買った荷物が重くなったので、一旦、駐車場に戻って荷物を車内に置いてから、再度、北野天満宮正門から入場。
ロン毛のお兄さん、「又吉」のお店で見つけたMitutoyo製150ミリのノギスを1,000円で入手。
金継ぎした骨董のお皿に3,000円の値札が付いている。金継ぎは雑な仕上がりですが…
雨が降ったり止んだりの天神さんを満喫した後、いつもの傳七に。私は串カツ定食を注文。
同行者はミニ天丼とうどんのセットメニュー。いずれも1,000円ほどでこのボリュームにこの美味しさ。高くて美味しいのは当たり前ですが、このお店は安くて美味しく、ボリュームもある。京都市内でこんなお店は珍しい。
今回入手したもの。合計、4,300円。
Kitano Tenmangu Tenjin Flea Market — Part 4へと続く。
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5ヶ月ぶりに東寺で毎月21日に開催される弘法市を再訪問しました。英語タイトルは前回と同じで良いでしょう。相変わらず年配者と外国人観光客が多いですが、5ヶ月前の前回と比べるとマスク着用者が大幅に減っている印象を受けました。
鉋台に椿油を塗布する露天商のお店で、今回も鉋を入手しました。このミニ平鉋、切れ味が悪いので、天然砥石で刃を研ぎましたが、なぜか切れ味は改善されません。
先客が品定めしていた左勝手の際鉋が売れ残ったので、迷わず入手。先客は右勝手の際鉋を購入したようです。入手価格はこのサイズと状態の際鉋としては破格値の¥2,000。左勝手のものは数が少ないので希少品です。
同じお店で鑿も入手。
いつもの紅生姜も買ったので、Barbourのバッグがすでにいっぱい。
電気部品が詰まったこのカゴのものはすべて一つ、100円。
このトグルスイッチも。
このレトロ感が漂うスイッチも。
オリジナル箱入りHITACHI製カーボンブラシは新品未使用。
別のお店で買ったパン切り用ナイフも100円でした。
たこ焼きを販売するこのお店に並んでいた大半の人が外国人観光客。たこ焼きの具はトッピングとして客が好きなだけ盛ることができるシステム。これは外国人に受けるはず。
今回、購入したもの。(食品を除く)今回もminority318さん宅に車を停めさせていただきました。
Toji Kobo Flea Market — Part 4へと続く。
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12ミリ厚の合板と杉板を使って、回覧板と小包用の郵便受けを製作します。電気丸鋸用溝切りカッターを使って深さ5ミリの溝を二回に分けて切削しました。幅がおよそ12ミリになります。
仕上げは作里鉋で。
側板と背板は12ミリ厚の合板、底板は同じ厚みの杉板を使用。木工ボンドを接合面に塗布し、エアネイラーを打ってからクランプで締めて、隙間がないように。
屋根(蓋)勾配はおよそ8ºとしました。蓋は蝶番を使って開閉式とします。
我楽多市で破格値で入手した電気丸鋸用ミゾ切カッターが手持ちの丸鋸(HITACHI C-6BA)に装着して使用可能かどうか調べてみました。この未使用の年代物溝切りカッターは、当時の値札を見ると2,950円。この手の道具は高価です。我楽多市としては高額な500円でしたが、同じメーカー製のものと思われる、3ミリ幅のカッターも300円でしたのでこちらも入手しました。ひょっとして我楽多市を利用する人は私しかいないのだろうかと思うほど、こんなお宝が破格値でも売れずに残っている。
刻印の打ってある方を外側に、インナーフランジとアウターフランジの間に溝切りを挟むようにして取り付けると、裏面の説明書に書いてありました。HITACHI C-6BAは対応モデルだそうで、説明書の通りに取り付けることができました。
幅6ミリ、深さ5ミリの綺麗な溝を切ることができました。トリマーを使う場合は材の硬さにもよりますが、一度に5ミリの深さを綺麗に切削できないので、複数回に分ける必要があります。丸鋸に装着する溝切りカッターであれば、もっと深い溝を一回で綺麗に切削することが可能。
捨てる神あれば拾う神あり。金属や電化製品の無料回収でお向かいさんが捨てようとしていた年代物の丸鋸を貰ってきました。前の人が置いていたものだそうで、要らないので捨てるということでした。
刻印を見ると、1990年12月製造の日立工機ブレーキ付き丸鋸、C 6BAとあります。恐らく当時の製品はDIY用とプロ用の区別がなかったものと思われます。いつも使っている日立の卓上スライド丸鋸、C 8FBが1989年9月製なので同じ頃に製造されたものになります。モーターの無負荷回転数が4,800m/min、最大切り込み深さ55mmとあります。品番の末尾に3が付いているものならHikokiのサイトから取扱説明書をダウンロードすることができました。C 6BA3は最大切り込み深さが57mmで、無負荷回転数が4,700/minであり、若干仕様が異なる。
2×4材を試し切りしました。King Cut製160ミリのチップソーが付いていました。切れ味抜群。本体がずっしりと重い分、安定して真っ直ぐに切れる。やはりHITACHIブランドの製品は古くても信頼できます。160ミリのチップソーでは最大切り込み深さが52ミリぐらいでしたが、縦挽き用の165ミリのチップソーに交換したら55ミリまで切り込みできそうなことがわかりました。但し、保護カバーと干渉しそうになります。
3台あるルームエアコン室内機のフィルター、前回掃除したのがいつなのか忘れるほど前のことだったので、すべて掃除しました。先ずは1階リビングルームの200Vのエアコン、三菱ルームエアコン霧ヶ峰2013年モデルのHS403S。ログウォールの上方に取り付けてあるので、脚立では届かない。
次に南側屋根裏部屋に2014年に設置した三菱のエアコン(MSZ-GM254-W-IN)、こちらが最も汚れていました。
最後に北側屋根裏部屋に2019年に設置した最も新しいHITACHIのRAS-D25J。フィルターの掃除は多分、初めてですが、まあまあ汚れていました。このルームエアコンは「みはっておやすみ運転機能」と静音であることが特徴の一つですが、フィルターを掃除した後、本来の静音運転が戻りました。
左右の脚部が逆になっていた、L字型設置の小さい方のベンチ脚部を修正しました。
卓上スライド丸鋸(日立 C8FB)のブレーキの効き具合がまた悪くなりました。今年の2月に交換したカーボンブラシが原因とは考えられず、トリガースイッチを分解したら、接点が焼き付いていました。サンドペーパーで接点を磨いて綺麗にすると、元通りになりました。
3脚目の製作に取り掛かりました。3脚目と4脚目は脚部も座面もすべて30×105ミリの板を使用します。
「ここクーポン」が満額使える中小規模店を検索していて、ヒットした金物と工具の専門店、イトーカを初訪問しました。高島市安曇川駅の近くにある金物屋さんですが、こんなに品揃え豊富なお店だとは知りませんでした。
シルキーの剪定用ノコギリ、めばえがあるかもしれないと思い、訪れたら、予想通りに在庫がありました。
HITACHIのカーボンブラシが置いてあり、1989年製の年代物、卓上スライド丸鋸(C 8FB)に適合するカーボンブラシ(下二桁50)の在庫があるかどうか、愛想良い店員さんに尋ねてみました。50の在庫はなかったけれど、店員さんがHITACHI (HIKOKI) に電話して聞いてくれました。
50番のカーボンブラシは2003年頃に製造中止となったが、43番のカーボンブラシが適合するとのことで、「ここクーポン」を使って入手しました。
上が50番の古いカーボンブラシ、下が43番の新しいカーボンブラシ。
ブレーキが効いたり、効かなかったり、効く場合でもワンテンポ遅れる症状だったのが、正常にブレーキが効くようになりました。原因はトリガースイッチの接触不良ではなかったことになります。
2022年6月29日追記:ブレーキ不良は複合的な問題が原因となっていると思われます。枘加工時などに連続使用すると、トリガースイッチの接点が焼き付いてブレーキの効きが悪くなることがあります。
厚みがある杉の幅広板を座面に、杉の角材を脚部に使った木製スツールを製作します。David Stantonさんが解説する上のYouTube動画は製作後に見つけたものです。この動画を着手前に観ていれば脚部の開き具合をもう少し広げて90+6ºにしていたかもしれません。
日立卓上丸鋸(C 8FB)で複合切断するのは初めて。脚が開く椅子やスツールの製作では、脚部に使用する角材の長辺と短辺の両方向で角度を付けて傾斜切断する必要があります。
ヘッド部とターンテーブルは共に5ºの角度と傾斜に設定しました。この設定で90+5ºの角度になります。
複合切断で試し切りしています。二次元であっても向きを間違えて逆にする傾向がある私にとって、三次元での向きとなれば、元々ないに等しい空間把握能力の限界を超えます。墨線をできるだけ多く付けて、試し切りしないと、使用する材の長さがどんどん短くなります。
お手本とした木製椅子に複合切断した脚部を並べて切断した向きと角度が正しいことを確認中。お手本の椅子の脚は動画と同じ90+7ºぐらいの傾斜になっています。脚部の角度調整時に脚が短くなっても良いように長めに切断しました。
天板フレームのウレタン塗装は最初、オービタルサンダーで削り落とそうとしたら、極めて非効率的だったので、ディスク型のサンドペーパーを装着したディスクグラインダーを使用しました。
オービタルサンダーでは歯が立たなかったウレタン塗装を容易に削り落とすことができました。しかし、
高速回転のディスクグラインダーで塗膜を削り落とせば、焦げた痕や削り痕が残り、ノギスで削った面の厚みを測定すると、表面が凸凹。ノギスを使わなくても指先で表面に触れると凸凹した状態がわかります。表面が均一でなくても無垢材の自然な感じがして、却ってこちらの方が良いと考えました。
トリマーで溝加工したフレームに板硝子を載せてみると、ガタガタする。原因はコーナー部分の処理が均一ではないことです。
トリマーがオーバーランした部分は、端まで深さ5ミリの溝切り加工を施して埋め木することにしました。
表面に隙間が出ないよう、埋め木を斜めに削ったら当然ではありますが、木口側で隙間が… 許容できない隙間だったので、やり直しました。
Making A Glass Top Coffee Table — Part 5へと続く。
Making A Glass Top Coffee Table — Part 3に戻る。
45×105ミリの端材を使って輪止めを製作しました。およそ40ºの角度で斜めに切断した2枚の杉材を重ねて木工ボンドとビス4本で接着。
同じ大きさの木製輪止めが2個、完成し、実際に使用してみました。
40ºの角度では上の方にタイヤが接触し、輪止めとして機能しそうにない。
金属製の既製品と比べると角度が若干、急だったので、既製品と大体同じ38ºの傾斜に変更し、不要な部分を切断し、ビス2本留めとしました。
扁平率65の14インチタイヤで輪止めの傾斜角度が38ºであれば、斜めに切断した面のほぼ中央部分で接触することがわかりました。これなら輪止めとして適切に機能しそうです。
今回の作業では砥石の代わりにサンディングディスクを取り付けたHITACHI製ディスクグラインダー(G10B2)を使用しました。
昨年末の浴室リフォームに伴い、洗濯機置き場を階段下のスペースから脱衣場に変更したので、階段下のスペースに空きが出ました。今は、空いたスペースに灯油のポリ容器などを置いていますが、その上にも物が置けるよう、階段下のスペースに収納棚を製作することにしました。
棚のフレームに使用する材は20年以上もウッドデッキの柵として使われていたウェスタンレッドシダー36ミリ角の角材。
4本の脚は、同じ高さで同じ位置に切り欠き加工ができるよう、4本まとめて切断しました。このような加工には業務用の大型卓上スライド丸鋸(Hitachi C 8FB)が役立ちます。普段は滅多に使わないノコ刃の下限位置調整用の8ミリの蝶ナットを調整し、切り欠き部分の深さを5ミリに設定。
この業務用卓上スライド丸鋸は、20年近く前に義父から譲り受けたもので、細かな調整方法を自分で調べることなく、使っていました。最近、YouTubeで各社のスライド丸鋸の使い勝手をレビューしている人の動画を観て、直角を調整する方法を知りました。指矩を当ててみると、ターンテーブルを0ºに設定しても直角ではないことに気付きました。Hitachi C 8FBも左右のフェンスの角度が調整できるようになっており、直角切断ができるよう、フェンスの角度を調整しました。
フェンスが微妙に動いた原因に心当たりがあります。昨年、大量の薪を切断しているときに、キックバックが発生し、左手薬指の爪を怪我した際にフェンスが動いたと思われます。
建具や家具を製作する際は許容誤差は1ミリ未満になるので、工具の微調整は極めて重要になります。
使用する前に研いだ鑿はよく切れます。針葉樹のWRCは柔らかい材なので、容易に加工できます。
次回は加工した材でフレームを組み立てます。