DIY Mailbox for Small Packages — Part 1

12ミリ厚の合板と杉板を使って、回覧板と小包用の郵便受けを製作します。電気丸鋸用溝切りカッターを使って深さ5ミリの溝を二回に分けて切削しました。幅がおよそ12ミリになります。

仕上げは作里鉋で。

側板と背板は12ミリ厚の合板、底板は同じ厚みの杉板を使用。木工ボンドを接合面に塗布し、エアネイラーを打ってからクランプで締めて、隙間がないように。

屋根(蓋)勾配はおよそ8ºとしました。蓋は蝶番を使って開閉式とします。

DIY Mailbox for Small Packages — Part 2へと続く。

Groove Cutting Blade 6mm

我楽多市で破格値で入手した電気丸鋸用ミゾ切カッターが手持ちの丸鋸(HITACHI C-6BA)に装着して使用可能かどうか調べてみました。この未使用の年代物溝切りカッターは、当時の値札を見ると2,950円。この手の道具は高価です。我楽多市としては高額な500円でしたが、同じメーカー製のものと思われる、3ミリ幅のカッターも300円でしたのでこちらも入手しました。ひょっとして我楽多市を利用する人は私しかいないのだろうかと思うほど、こんなお宝が破格値でも売れずに残っている。

刻印の打ってある方を外側に、インナーフランジとアウターフランジの間に溝切りを挟むようにして取り付けると、裏面の説明書に書いてありました。HITACHI C-6BAは対応モデルだそうで、説明書の通りに取り付けることができました。

幅6ミリ、深さ5ミリの綺麗な溝を切ることができました。トリマーを使う場合は材の硬さにもよりますが、一度に5ミリの深さを綺麗に切削できないので、複数回に分ける必要があります。丸鋸に装着する溝切りカッターであれば、もっと深い溝を一回で綺麗に切削することが可能。

Neighbor’s junk is my treasure

捨てる神あれば拾う神あり。金属や電化製品の無料回収でお向かいさんが捨てようとしていた年代物の丸鋸を貰ってきました。前の人が置いていたものだそうで、要らないので捨てるということでした。

刻印を見ると、1990年12月製造の日立工機ブレーキ付き丸鋸、C 6BAとあります。恐らく当時の製品はDIY用とプロ用の区別がなかったものと思われます。いつも使っている日立の卓上スライド丸鋸、C 8FBが1989年9月製なので同じ頃に製造されたものになります。モーターの無負荷回転数が4,800m/min、最大切り込み深さ55mmとあります。品番の末尾に3が付いているものならHikokiのサイトから取扱説明書をダウンロードすることができました。C 6BA3は最大切り込み深さが57mmで、無負荷回転数が4,700/minであり、若干仕様が異なる。

2×4材を試し切りしました。King Cut製160ミリのチップソーが付いていました。切れ味抜群。本体がずっしりと重い分、安定して真っ直ぐに切れる。やはりHITACHIブランドの製品は古くても信頼できます。160ミリのチップソーでは最大切り込み深さが52ミリぐらいでしたが、縦挽き用の165ミリのチップソーに交換したら55ミリまで切り込みできそうなことがわかりました。但し、保護カバーと干渉しそうになります。

Air Conditioner Filters Cleaned

3台あるルームエアコン室内機のフィルター、前回掃除したのがいつなのか忘れるほど前のことだったので、すべて掃除しました。先ずは1階リビングルームの200Vのエアコン、三菱ルームエアコン霧ヶ峰2013年モデルのHS403S。ログウォールの上方に取り付けてあるので、脚立では届かない。

次に南側屋根裏部屋に2014年に設置した三菱のエアコン(MSZ-GM254-W-IN)、こちらが最も汚れていました。

最後に北側屋根裏部屋に2019年に設置した最も新しいHITACHIのRAS-D25J。フィルターの掃除は多分、初めてですが、まあまあ汚れていました。このルームエアコンは「みはっておやすみ運転機能」と静音であることが特徴の一つですが、フィルターを掃除した後、本来の静音運転が戻りました。

Garden Benches — Part 6

左右の脚部が逆になっていた、L字型設置の小さい方のベンチ脚部を修正しました。

卓上スライド丸鋸(日立 C8FB)のブレーキの効き具合がまた悪くなりました。今年の2月に交換したカーボンブラシが原因とは考えられず、トリガースイッチを分解したら、接点が焼き付いていました。サンドペーパーで接点を磨いて綺麗にすると、元通りになりました。

3脚目の製作に取り掛かりました。3脚目と4脚目は脚部も座面もすべて30×105ミリの板を使用します。

Garden Benches — Part 7へと続く。
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HITACHI C 8FB Circular Saw Break Failure — Part 2

「ここクーポン」が満額使える中小規模店を検索していて、ヒットした金物と工具の専門店、イトーカを初訪問しました。高島市安曇川駅の近くにある金物屋さんですが、こんなに品揃え豊富なお店だとは知りませんでした。

シルキーの剪定用ノコギリ、めばえがあるかもしれないと思い、訪れたら、予想通りに在庫がありました。

HITACHIのカーボンブラシが置いてあり、1989年製の年代物、卓上スライド丸鋸(C 8FB)に適合するカーボンブラシ(下二桁50)の在庫があるかどうか、愛想良い店員さんに尋ねてみました。50の在庫はなかったけれど、店員さんがHITACHI (HIKOKI) に電話して聞いてくれました。

50番のカーボンブラシは2003年頃に製造中止となったが、43番のカーボンブラシが適合するとのことで、「ここクーポン」を使って入手しました。

上が50番の古いカーボンブラシ、下が43番の新しいカーボンブラシ。

ブレーキが効いたり、効かなかったり、効く場合でもワンテンポ遅れる症状だったのが、正常にブレーキが効くようになりました。原因はトリガースイッチの接触不良ではなかったことになります。

2022年6月29日追記:ブレーキ不良は複合的な問題が原因となっていると思われます。枘加工時などに連続使用すると、トリガースイッチの接点が焼き付いてブレーキの効きが悪くなることがあります。

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Making A Shop Stool — Part 1

厚みがある杉の幅広板を座面に、杉の角材を脚部に使った木製スツールを製作します。David Stantonさんが解説する上のYouTube動画は製作後に見つけたものです。この動画を着手前に観ていれば脚部の開き具合をもう少し広げて90+6ºにしていたかもしれません。

日立卓上丸鋸(C 8FB)で複合切断するのは初めて。脚が開く椅子やスツールの製作では、脚部に使用する角材の長辺と短辺の両方向で角度を付けて傾斜切断する必要があります。

ヘッド部とターンテーブルは共に5ºの角度と傾斜に設定しました。この設定で90+5ºの角度になります。

複合切断で試し切りしています。二次元であっても向きを間違えて逆にする傾向がある私にとって、三次元での向きとなれば、元々ないに等しい空間把握能力の限界を超えます。墨線をできるだけ多く付けて、試し切りしないと、使用する材の長さがどんどん短くなります。

お手本とした木製椅子に複合切断した脚部を並べて切断した向きと角度が正しいことを確認中。お手本の椅子の脚は動画と同じ90+7ºぐらいの傾斜になっています。脚部の角度調整時に脚が短くなっても良いように長めに切断しました。

Making A Shop Stool — Part 2へと続く。

Making A Glass Top Coffee Table — Part 4

天板フレームのウレタン塗装は最初、オービタルサンダーで削り落とそうとしたら、極めて非効率的だったので、ディスク型のサンドペーパーを装着したディスクグラインダーを使用しました。

オービタルサンダーでは歯が立たなかったウレタン塗装を容易に削り落とすことができました。しかし、

高速回転のディスクグラインダーで塗膜を削り落とせば、焦げた痕や削り痕が残り、ノギスで削った面の厚みを測定すると、表面が凸凹。ノギスを使わなくても指先で表面に触れると凸凹した状態がわかります。表面が均一でなくても無垢材の自然な感じがして、却ってこちらの方が良いと考えました。

トリマーで溝加工したフレームに板硝子を載せてみると、ガタガタする。原因はコーナー部分の処理が均一ではないことです。

トリマーがオーバーランした部分は、端まで深さ5ミリの溝切り加工を施して埋め木することにしました。

表面に隙間が出ないよう、埋め木を斜めに削ったら当然ではありますが、木口側で隙間が… 許容できない隙間だったので、やり直しました。

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Wood Wheel Chocks

45×105ミリの端材を使って輪止めを製作しました。およそ40ºの角度で斜めに切断した2枚の杉材を重ねて木工ボンドとビス4本で接着。

同じ大きさの木製輪止めが2個、完成し、実際に使用してみました。

40ºの角度では上の方にタイヤが接触し、輪止めとして機能しそうにない。

金属製の既製品と比べると角度が若干、急だったので、既製品と大体同じ38ºの傾斜に変更し、不要な部分を切断し、ビス2本留めとしました。

Wood Wheel Chock

扁平率65の14インチタイヤで輪止めの傾斜角度が38ºであれば、斜めに切断した面のほぼ中央部分で接触することがわかりました。これなら輪止めとして適切に機能しそうです。

今回の作業では砥石の代わりにサンディングディスクを取り付けたHITACHI製ディスクグラインダー(G10B2)を使用しました。

Under Stairs Storage — Part 1

昨年末の浴室リフォームに伴い、洗濯機置き場を階段下のスペースから脱衣場に変更したので、階段下のスペースに空きが出ました。今は、空いたスペースに灯油のポリ容器などを置いていますが、その上にも物が置けるよう、階段下のスペースに収納棚を製作することにしました。

棚のフレームに使用する材は20年以上もウッドデッキの柵として使われていたウェスタンレッドシダー36ミリ角の角材。

4本の脚は、同じ高さで同じ位置に切り欠き加工ができるよう、4本まとめて切断しました。このような加工には業務用の大型卓上スライド丸鋸(Hitachi C 8FB)が役立ちます。普段は滅多に使わないノコ刃の下限位置調整用の8ミリの蝶ナットを調整し、切り欠き部分の深さを5ミリに設定。

この業務用卓上スライド丸鋸は、20年近く前に義父から譲り受けたもので、細かな調整方法を自分で調べることなく、使っていました。最近、YouTubeで各社のスライド丸鋸の使い勝手をレビューしている人の動画を観て、直角を調整する方法を知りました。指矩を当ててみると、ターンテーブルを0ºに設定しても直角ではないことに気付きました。Hitachi C 8FBも左右のフェンスの角度が調整できるようになっており、直角切断ができるよう、フェンスの角度を調整しました。

フェンスが微妙に動いた原因に心当たりがあります。昨年、大量の薪を切断しているときに、キックバックが発生し、左手薬指の爪を怪我した際にフェンスが動いたと思われます。

建具や家具を製作する際は許容誤差は1ミリ未満になるので、工具の微調整は極めて重要になります。

使用する前に研いだ鑿はよく切れます。針葉樹のWRCは柔らかい材なので、容易に加工できます。

次回は加工した材でフレームを組み立てます。

Under Stairs Storage — Part 2へと続く。

HITACHI C 8FB Circular Saw Break Failure — Part 1

1989年製日立工機の卓上スライド丸鋸、C 8FBのブレーキが効かない故障を自力で修理しようと、モーター部を取り外しました。

先ずは左右に二つあるカーボンブラシを点検。下2桁が50のようですが、摩耗限界には達しておらず、問題なさそうです。このスライド丸鋸が私の手元に来てきら19年近くになりますが、一度も交換していません。義父が使っていた頃に交換しているのかもしれません。

ネットで調べると、ブレーキが効かない原因はカーボンブラシの摩耗以外にトリガースイッチの焼き付きによる接点の接触不良が考えられるそうなので、スイッチも本体から取り外して分解しました。

マイナスドライバーを隙間に入れてこじ開けました。トリガー用の大きなバネとスイッチオンとオフ切り替え用の小さなバネがあり、紛失しないように注意が必要です。

4つある接点がいずれも焦げたように黒ずんでました。サンドペーパーできれいに磨いて接点復活スプレーを散布しました。

トリガースイッチを元に戻して、モーター部を元通りに取り付けました。

ブレーキが効き始めるのが少し遅いものの、全く効かないという不具合は解消されました。新しい部品(トリガースイッチ)が入手できるようであれば、いずれ交換する予定です。若しくは新しい卓上丸鋸の入手を検討します。

HITACHI C 8FB Circular Saw Break Failure — Part 2へと続く。

Firewood Collection 2020 — Part 8

漸く薪小屋が完成したので、ログハウスにお住まいのご近所さんに予約していた薪をもらいに行きました。夏に庭の樹木の伐採、枝打ちをされて、大量の薪が庭に山積みされていました。日立製卓上スライド丸鋸(C 8FB)とチェンソーを持参して、現地で薪ストーブのサイズになるよう、私が枝や幹を切断し、ご近所さんには切断した木を一輪車で運び、薪小屋で積み上げ作業を手伝っていただきました。

薪の積み方を見れば、几帳面な性格であることが一目瞭然。朝から夕方までの作業になりました。敷地内にあった薪はほぼすべて運搬し終えました。

製造後、31年が経過した日立工機の卓上スライド丸のこは今尚、現役であり、これが使えないと困ったことになります。

以前からブレーキの効き具合に問題ありでしたが、この日、完全にブレーキが効かなくなりました。消耗品であるカーボンブラシの摩耗が原因かと思われます。

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HITACHI Air Conditioner (RAS-D25J + RAC-D25J) — Part 3 Public

エアコン配管を通す穴を壁に空けます。必要な専用工具はお向かいさんにお借りしました。HILTIの業務用ハンマードリルとホールソー。お向かいさんもちょうど同時期にルームエアコンを屋根裏部屋に設置したそうで、ハンマードリルとホールソー、真空ポンプなどの専用工具を入手されました。

ドーマー部分は2×4工法で、屋根はトラス組みが採用されているので、この辺りには小屋束のような垂直の材はないはずです。念のため、直径65ミリの内側に小さな穴を4ヶ所に空けて、中が空洞であることを確認しました。

私が所有するBOSCHのインパクトドリルと比べて遥かに重いけれど、安定して65ミリ径の穴を容易に空けることができます。ホールソーも切れ味が良い。

外側から穴の中心に印をつけてから、屋内側からもドリルで穴を貫通させました。HITACHIのサイトからダウンロードした「日立ルームエアコン据付説明書」によると、配管は6方向に引き出すことが可能。室内で配管が見えない「後直引き」が可能なように貫通させる穴の位置を決めました。

HITACHI Air Conditioner (RAS-D25J + RAC-D25J) — Part 4へと続く。
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HITACHI Air Conditioner (RAS-D25J + RAC-D25J) — Part 1

3年前にセントラルエアコンを撤去して以来、寝室として使用している北側の屋根裏部屋には空調設備がなく、寝苦しい夜はルームエアコンが設置してあるリビングルームに布団を敷いて寝ていました。猛暑日が続くと、毎日、布団を出したり片付けたりするのが面倒なので、北側の屋根裏部屋にもルームエアコンを設置することにしました。京都駅前の家電量販店で、週間特価になっていた日立のルームエアコン(RAS-D25J W)を予約購入しました。主に8畳用のエアコンが標準工事費込み、10%ポイント還元でこの価格はお買い得だと思います。

分電盤に100Vの空きがあるかどうかも調べず、取り敢えず、エアコンを買って満足しながら、いつもの天ぷら屋さんで夕食。家電量販店と契約する下請けの電気屋さんは月曜に取り付けに来られることになりました。店員さんには「専用コンセントあり、壁の穴は貫通可能、ベランダを改造した屋根上に室外機設置」と伝えてあります。追加料金なしの標準工事になるかどうかは現場を確認しないと不明とのことでした。

HITACHI Air Conditioner (RAS-D25J + RAC-D25J) — Part 2へと続く。

Circular Saw Storage

丸鋸を追加購入したら丸鋸を適切に保管する場所がなくなり、急遽、専用の棚を卓上丸鋸専用作業台の下に製作することにしました。これまでキャスター付きの作業台下には端材を収納し、重石代わりにしていました。

厚み15ミリの合板(これも手元にあった端材)を棚として使用します。二枚の棚板の間に溝を設けて刃を下に出し、丸鋸のベースが棚板に水平に載るようにしました。これまでは溝がない棚板に置いていたので、傾いた状態で保管していました。刃に負担がかかりそうで、これは何とかしたいと考えていました。

当初は棚板の下にコードを垂らしておこうと考えましたが、2台あるとコードが絡まりそうなので仕様を変更しました。

縦列はやめて横並びにし、コードは本体に巻いておくことにしました。刃の出方を必要最低限にすれば、長いコードを丸鋸のモーター回りに巻くことが可能です。

端材は1/3ほど減らして、卓上丸鋸テーブル兼丸鋸収納棚兼端材置き場が完成しました。新たに替え刃とブラシをぶら下げるためのビスを取り付けました。

今回の卓上丸鋸専用作業台の改造作業で、最も時間を要した作業は、使用した端材の合板を直角、平行に切断することでした。直角が取れておらず、真っ直ぐではない合板を修正することほど、厄介なことはありません。