RYOBI MTR-41

RYOBIのトリマー用ビット24本セットに付いてきたトリマー本体。このカテゴリーの製品を入手したのはドレメルのミニルーター以来。RYOBIブランドの電動工具を購入したのは記憶にないので初めてのことかもしれません。尚、トリマー(trimmer)という工具の名称は、英語では不要な低木や生け垣を伐採する、チェーンソーに似た工具を表します。日本では小型のルーターをトリマーと呼んでおり、英語ではそうした工具はmini routerでしょうか。

円筒状の本体に被せてある透明のプラスチック製部品は「ベース」と呼ぶそうで、ノブボルトを緩めてベース部を上下させることで、切削の深さを調整します。(少し、使ってみて、ベース部を上下させながらの微調整は慣れが必要との印象を持ちました。)切削対象物と接する四角い透明プレートは「ベースプレート」と言うそうですが、定規シールの0の辺りに目立つ傷があり、指で触れると少し凹んでいる。新品時から傷が付いている製品は、私としては受け入れられないので、購入先のホームセンターに連絡すると、交換するということだったので、トリマー本体は交換してもらいました。

上のトリマーは交換後のもの。この製品にも同じ位置に傷がありますが、凹みはありません。工具市で販売していた人(多分、RYOBIの社員)の説明によると、この傷は成形時にできたバリを削り取った時にできるそうで、凹んでいたのは削り過ぎが原因だそうです。他の製品の透明なベースプレートにも同じ位置に削り痕があるとのことです。

本体上部にあるトグルスイッチ。ビット交換時やベースの高さを調整する時は、誤ってオンにならないよう、電源ケーブルをコンセントから抜いておく方がより安全。無負荷時の回転数が30,000 rpmと高速回転する工具なので取り扱いには細心の注意が必要です。このトリマーには電子制御機能がないので、モーター回転数を調整することはできません。また、「ソフトスタート」の機能も省かれているので、電源オン時は切削面に触れない無負荷状態でなければなりません。誤った使い方をすると、キックバックなどが発生し、たいへん危険です。今は完治しておりますが、私は嘗てインパクトドライバーで左手親指に浅い穴を空けたことがあります。

 ベース後方にあるノブボルトは付属のストレートガイドを装着する時に使います。

こちらが製品に付属するストレートガイド。長尺物の面取りや溝切りなどの直線加工時にベース後方のノブボルトで固定して使用します。このストレートガイドは上下逆に付け替えて、ノブナットを外して、釘を回転軸とすれば、円切り加工も可能。但し、半径100〜200mmの円で、150〜165mmの円切り加工は不可。直径100mm程度の円切りができれば、小さなスピーカーボックスが自作できるのですが。

付属する集塵プレート組立部品。溝切り加工をすれば、大量の木屑が発生します。円筒状の部分に別売の集塵ホースを繋げるそうです。

ビット交換時に使用する17mm片口スパナと9、10mmの両口スパナ、そして6mmの超硬ストレートビットも付属します。付属のスパナを使ったとしても、ビット交換時はベースを取り外す必要があります。

Leave a Reply

This site uses Akismet to reduce spam. Learn how your comment data is processed.