C/2023 A3 (Tsuchinshan–ATLAS) — Part 11

18:13:12, Apple iPhone 12 mini, ISO 800, 26mm, f1.6, 3.2s

翌朝に気付いたのですが、三脚固定のiPhone 12 miniで撮影した画像のほぼすべてに彗星、C/2023 A3 (Tuchinshan-ATLAS) がうっすらと写っていました。準備中に確認した通り、彗星は金星とArcturusのちょうど中間辺りにありました。

18:14:54, Apple iPhone 12 mini, ISO 1250, 26mm, f1.6, 4.8s

頭の部分が厚い雲の中ですがこの画像にも極めて長い尻尾がうっすらと写っています。

18:15:52, Nikon D7000, AF Nikkor 50mm ƒ1.8D, ISO 800, 75mm, f2.8, 2.0s

側で彗星撮影をしていた、徳島からやって来たという青年二人が真っ先に彗星を捉えました。往路途中の大鳴門橋で大きな交通事故を目撃したそうで、下りが通行止めになっていたとか。どうやって徳島に帰るかを気にしながらフルサイズのカメラで撮影されていました。

18:51:57, OLYMPUS E-P5 M.60mm F2.8 Macro, ISO 640, 60mm, f2.8, 6.0s

西の低空は厚い雲ですが、北の方は晴れていて北極星が見えていたので、赤道儀の極軸を合わせました。6.0秒の露出で、換算120ミリの望遠レンズでも星が流れていない。

19:02:48, Nikon D7000, AF Nikkor 50mm ƒ1.8D, ISO 1250, 75mm, f2.8, 5.0s

Nikon D7000ではインターバル撮影ができずに結果として撮影枚数が少なくなりました。原因はライブビューで撮影していたからだと思われます。

飛行機雲のように長くて立派な尻尾。実際には空はこんなに明るくないので間違えることはありませんが。厚い雲に邪魔されましたが、それなりに大彗星を画像に記録することができました。

今夜の宿泊先は東海岸のFairfield BY MARRIOTTホテル。

オープンしてそれほど時間が経っていないそうで、こぢんまりとしたロビーに設置された大きなテーブルと椅子が快適そのもの。

何杯でもお代わり無料の最新型コーヒーマシーンでカップ麺にお湯を注いで、

テラスで夜食。

2階の部屋も快適でした。

浴槽がないバスルームには脱衣場がなく、ベッドの方から丸見えなんやと思いながらシャワーを浴びた後に気づきました。寝室とバスルームの間に大きな引き戸があることに。

C/2023 A3 (Tsuchinshan–ATLAS) — Part 12へと続く。
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