C/2023 A3 (Tsuchinshan–ATLAS) — Part 7

彗星(C/2023 A3)撮影の後半戦、天候条件が良かったので、予定していた日の前日からロケハンしておいた撮影地で彗星撮影を試みました。この地はペルセウス座流星群の際に撮影を試みた、自宅から徒歩でも行ける場所です。意外と西の空が開けていて日没後の西の低空に彗星が見えるであろう後半戦の撮影地に適している。

自宅から近いので撮影予定地に行ったり来たりできます。上の画像を撮影したのは10月11日15:21頃。太陽のすぐ上の方にC/2023 A3はいるはず。

Screenshot

iPhoneにインストールしたVixen Comet BookでC/2023 A3を選択し、現在時刻の彗星の位置を確認すれば、Azimuth(方位角)とAltitude(高度/仰角)がわかります。iPhoneでCompass Appを立ち上げ、カメラや双眼鏡の真上にiPhoneを置いて、レンズの向きを方位角に合わせれば彗星が視野に入るはず。高度に関しては今の時期なら地平線のすぐ上あたりに向ければ良い。意外とCompass Appが使えることをこの前、発見しました。iPhoneを撮影補助デバイスとして活用する場合、契約している携帯回線(私の場合は楽天モバイルとpovo)の電波が届いていることが前提ですが。地上の携帯電波が届かない、山頂付近でライブ配信されている天リフさんはスターリンクを利用されているそうです。

結局、彗星の写真は撮れず。太陽に近すぎて双眼鏡でも確認できずに終わりました。

近地点を迎える明日は、大津祭宵宮の撮影をお休みして、伊吹山に登ってみようかと考えています。伊吹山ドライブウェイでは10月12日〜10月14日は彗星観察のために営業時間を21時まで延長するそうです。

C/2023 A3 (Tsuchinshan–ATLAS) — Part 8へと続く。
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