Single Dish Dining Table for Cats — Part 1

先日、大西製材所で入手したクリの端材を使って、猫用一枚皿食卓テーブルを製作します。まずは、自作の平面出し治具を用いて木裏の凸部を平らにします。

次は木表。

左側が12.7ミリのビットを装着したトリマーで削った部分。トリマーで少し削っただけで、クリ材らしい綺麗な木目が現れました。

両面を削って大体、平面になりました。

次に神沢の自由錐を使って穴空け。実はこれは二枚目。一枚目は穴空け作業に失敗し、没になりました。失敗した原因はドリルに取り付けた自由錐が緩んでいたことで、平面出しをした板に傷が付きました。

天板の薄さに合わせて脚も細い。これ以上、板が薄くなると力を入れたら割れそうになります。クリ材はまあまあ硬い材ですが、薄く、細くすると耐えきれずに破損しそうになります。同じクリの端材を使って箸を加工してみましたが、今にも折れそうなので、没としました。箸には向いていない。

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Single Dish Drinking Table for Cat ISON — Part 1

水飲み専用のテーブルを桧の端材を使って加工します。

穴空けは神沢の自由錐。両側から均等に穴を空けようとすると段差が生じるようです。中心の穴が貫通したら、裏返して1〜2ミリぐらいの浅い切り込みだけにしておいて、元に戻して最後まで貫通させた方が良いのかもしれません。

先日、弘法市で100円で買って来たガラスの器専用とします。

かなり低めのテーブルとなりますが、飲んだ水を吐き戻すことはないので、このぐらいの高さの方が飲みやすいでしょう。

枘穴を貫通させる位置を裏表両面に印しました。桧の天板なので、コーナーぎりぎりに穴を空けると割れが発生するかもしれないので、少し内側に。

枘を通しました。

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Single Dish Dining Table for Cat ISON — Part 3

自作のトリマーテーブルを使って縁取りしました。

枘に楔を打ち込んで、桟を二本の脚の間に入れて垂直を調整。

小さな楔を鋸と鑿を使って加工する新たな方法を見つけました。

全体に亜麻仁油を塗布。桧よりも桜の方が濃くなる。今回、製作した一枚皿用のテーブルはウリンの楔以外、すべて桜材を使用しました。

脚部を組み立てた後、脚の長さを調整しなくても安定している。

二枚皿用のテーブルと大体同じ高さになるようにしましたが、水飲み用のテーブルとしてはちょっと高いかもしれない。

水飲み用テーブルは別に製作しよう。

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Single Dish Dining Table for Cat ISON — Part 1

平面出し治具を使って削った桜の一枚板は厚みが13ミリとなり、スツールの座面としては薄すぎて使えないので、Cat ISON用食卓テーブルに加工することにしました。今回は皿が一枚だけのテーブルとします。

脚は20ミリ角に加工した桜の端材を使用。

前回と同様に神沢製の自由錐を使って桜の板に穴を貫通させました。今回は皿の径に合わせて縁まで十分に沈む穴を空けました。桧よりも材が硬い。

こんなに小さい通し枘を加工するのは久しぶりというか初めてかもしれません。脚は適切な高さになるよう、後で短く切断する予定です。

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Leveling Jig — Part 3

ある程度の平面が出たと思っていましたが、よく見るとまだまだ反っている。こんなんでは満足できないのでさらに桜一枚板の平面出し作業を続けます。

二日も要してやっと満足できる程度の平面が出ました。元々、厚みが30ミリあった板がほぼ平面になる頃には厚みが13ミリになりました。スツールの座面にしようかと考えていましたが、これは薄すぎる。

治具自体はこれで良しとします。幅450ミリぐらいまでの板を削ることができます。

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Leveling Jig — Part 2

平面出し治具の足とレールを木工接着剤とビスで固定しました。

手元にあるストレートビットで最も幅が広い12.7ミリのビットが通るような深めの切り欠きを足に入れました。切り込みの深さは足が折れない程度に。

中央部分が盛り上がる面(木裏)から削り始めました。

最初は削る対象である捻れた桜の一枚板を簡易作業台に固定し、治具を10ミリずつぐらい移動させて削っていましたが、切削深さが3ミリを超えるような使い方をすると、治具が動いてこんなことに。

こちらは木表で、周辺部分が盛り上がっている。

治具を簡易作業台に固定し、切削対象の捻れた一枚板を少しずつ移動させる方法に変更しました。

手前にある切削前の一枚板は厚みがおよそ30ミリでしたが、かなり削ってやっとほぼ平面になりました。ここまで削るのに一日は要しています。桜の甘い香りと同時に大量の大鋸屑が出ました。

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Leveling Jig — Part 1

トリマーを使って板の平面出しをするための治具を製作します。先日、製作したナイトテーブルの脚部に使った材は主に桜であり、その出来栄えに満足して、今度は同様の桜材を使ってスツールか小さなテーブルを製作しようかと考えています。手元にある桜の一枚板はどれも反りがひどくて大抵の場合、捻れている。そのような材をトリマーを使って平らな座面や天板にするには治具が必須となります

治具はこのような形状のものを考えています。一辺が90ミリのトリマー(KYOCERA MTR-42)の四角いベースプレートをレールの溝に入れて、前後に動かせて板が一定の高さになるように削るための治具です。

溝を切削する材は0.1ミリ単位の精度で加工できる桧の端材。足の部分はSPFの端材を使用。

溝の高さ(幅)は9ミリ、深さは4ミリ。溝の下端から床までの高さは53ミリになるよう、足に切り欠きを入れました。

レールと足はまだ固定していません。

トリマーのベースプレートの一辺が90ミリに対し、レールの幅は93ミリとしましたが、ちょっと遊びが大きすぎるので92ミリが良いだろう。

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Dining Table for Cat ISON — Part 3

同居人と共に木工師匠宅を訪問した時に、猫用の木製食卓テーブルが置いてありました。自宅にあるCat ISON用のものは必要以上に大きくて、手作り感満載。師匠が製作したものは正に作品であり、コンパクトで良い感じ。

同居人に作り直せとの指令を受けました。手作り感ができるだけないコンパクトで軽量な食卓テーブルを製作することになりました。

がらくた市で入手した神沢製の自由錐をMakitaの電動ドリルに取り付けて、桧の端材に大きな穴を貫通させました。

神沢製の自由錐、綺麗に切れる。

コロ付きボーズ面のビットを装着したトリマーで内周側面を面取り。

脚部も桧の端材を使って加工しました。ビスや釘は使わずに枘組みする予定です。

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Toji Garakuta Flea Market — Part 7

第一日曜の5月4日、お留守中のminority318さん宅に車を停めさせていただき、徒歩数分の東寺西門からガラクタ市開催中の境内に。すぐにこまそうさん親子を見つけました。鳶口を扱っているかもしれない露店を案内していただきましたが、鳶口は見つからず。

いつものおじさんのところでMAX製エアネイラ(TA-225LU/4J)を見つけました。

ディスクグラインダーに装着するレンガ切削用砥石二点とDOGYUブランドのモンキーレンチと合わせて2,500円でした。内訳としてはエアネイラが2,000円でしょうか。

別の店で細くて短めの試験管を2本100円で販売されていました。これは一輪挿しで使えそうだと思い、

10本を500円で入手。

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Broken Hatchet Handle — Part 2

折れた斧(柄)の修復に使用する材は樫の原木を予定していましたが、丸い原木から加工するのは困難なので、代わりに年末に入手した碁盤を加工することにしました。

Kelly Axe & Tool Co.製の柄を参考にして切り出します。

分厚い碁盤から切り出すのに一苦労。上下から丸鋸で切り込みを入れてから、届かなかった30ミリほどを手鋸で縦挽きしました。碁盤の材は硬い榧であると思われますが、ヒシカ工業(別所次郎作)の鋸、良く切れます。

曲線はジグソーで。

ここまで半日は要しました。

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Fixing A Pruning Saw

大きな刃こぼれができた、ヒシカ工業の剪定用鋸の刃を職人さんの助言に従い、短くして修正します。

ディスクグラインダーで先端部分を簡単に切削できました。

尖った部分をサンディングして先端を丸くしました。

錆びる間もないぐらい使っていますが、錆止めに椿油を塗布。

170ミリぐらいの鋸になりました。元は210ミリの鋸ですが、180ミリの短いものも販売されているぐらいですからこの長さでも特に問題はありません。

TACLIFE Air Nailer Broken

中華ブランド、TACLIFEのエアネイラーが故障しました。コンプレッサーに繋がるエアホース接続部周辺から空気漏れが発生するという症状です。カプラーを取り外してテフロンテープを巻いてみましたが、空気はカプラーから漏れているのではない。もう少し上の方から漏れているようです。

カプラーを緩める際に、フリーマーケットで入手したLobsterのモンキーレンチとAKASENのメガネレンチが役立ちましたが、空気漏れの修理は諦めました。

中華ブランドの格安製品ではよくあることですが、エアネイラーを入手した4年ほど前にはあったサイトが今では検索しても見つからない。格安だったので4年も使えれば元は取れたと考えるべきかもしれません。

RYOBI W-652APS Fixed?

夏に安曇川藤樹の里「がらくた市」で僅か1,000円で入手した丸鋸(RYOBI W-652APS)を自作テーブルソーとして使っていますが、最近、スイッチをオンにしてもチップソーが回転しないという症状が現れました。チップソーを手で少し回すと、スイッチオンになることもありました。それが、今日、全く動かなくなりました。

お隣さんに手伝ってもらいながら、重いテーブルを上下逆にして丸鋸を天板から取り外しました。接触不良として先ず、疑うべきはカーボンブラシかスイッチでしょう。カーボンブラシの片方が固着していて引っ張り出すのに少し力を入れる必要がありました。エアブローでカーボンブラシ周辺のホコリを吹き飛ばして、KURE 5-56を(浸透潤滑剤)を吹き付けたところ、スイッチが入るようになりました。

カーボンブラシはまだ使えるようだったので交換はしていません。必要となれば、交換します。

Kawasaki TF22 Engine Failure Fixed

お隣さんが畑で農機具を洗う高圧洗浄機として使用している2ストロークエンジン、Kawasaki TF22を持参されました。エンジンがかからないという症状です。

私の手に負えないのは明らかだったので、エンジンの構造や修理に詳しいBBさんに、仕事帰りに二日連続で来ていただきました。初日はキャブレターを分解クリーニングしたところで作業を終えました。

翌日の午前中にお隣さんと二人でキャブレターを組み立てましたが、エンジンは一向にかからない。古い点火プラグが原因かもしれないと思い、新しいプラグをお隣さんが調達されましたが…

BBさんが昨日と同じように仕事帰りに寄ってくれました。キャブレターを再度、分解し、ガソリンを供給するスロットル周辺のパーツに詰まったゴミを徹底的に取り除いて綺麗にクリーニングしたら、エンジンがかかりました。

エンジンが始動しなかった原因は、燃料のガソリンが点火プラグまで供給されずにスロットル周辺で詰まっていたことです。

取扱説明書が手元になく、サイトからダウンロードもできない状態で、修理を完了するBBさん。機械修理の先生と呼ぼう。

Sawing Japanese Cherry — Part 2

用途は考えずにフリーマーケットで買って来た一枚500円の桜。厚み100ミリの板の中央部分で大きな割れがあり、このままの状態で天板にはできないだろうと思い、鉈を使って取り敢えず、二つに割りました。その片割れがこれ。耳付きでしたが樹皮はできる限り取り除きました。

当初、自作のテーブルソーで二回に分けて縦挽きしようかと思いましたが、片割れでも重くて材を動かすのに難儀しそうだったので、丸鋸を使って縦挽きすることにしました。

丸鋸で縦挽きする場合は裏表合計4回で切削。丸鋸で切削すると桜の甘い香りが漂います。これまでに伐倒したヤマザクラはチェンソーで何本も玉切りして、斧で薪割りもしています。また、薪としてストーブで燃やしていますが、こんな香りを嗅ぐのは初めて。

ヤマザクラは気乾比重が0.60のまあまあ硬い木のためか、切削した部分が摩擦熱で焦げている。

100 x 120ミリ、長さがおよそ910ミリの角材になりました。ここまで製材すれば、いろんな用途に加工しやすくなるので、木材としての価値は跳ね上がるでしょう。

耳付きの部分をテーブルソーでさらに細く、縦挽きした後、平鉋(五郎謹製の寸八)で削ってみました。鉋は天然砥石を含む三種の砥石で研いだばかり。

手前はまだ鉋を掛けていない部分。適正に研いだ鉋刃はよく切れる。

サンドペーパーを使わなくてもこんなにすべすべの綺麗な木目。鉋が良いのか木材が良いのか?角材の寸法は34 x 31 x 900ミリ。テーブルや椅子の脚や桟に使えそう。

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