4月2日に申し込んで、4日後の本日、IIJmioからタイプD(docomo回線)の物理SIMとXiaomi Redmi 9Tが宅配便で届きました。貯まったmineoのパケットはほぼ全部、しばらくmineoを使い続ける予定の同居人にパケットギフトしました。王国コイン4枚を使っておみくじで当たった12GB分のパケットも。
iPhone 11にインストールしてあったmineoの構成プロファイルを削除し、代わりにIIJmioのiOS用APN構成プロファイルをインストール。IIJmio SIMカードの高速/低速を切り替えるAppである「みおぽん」(IIJmio Coupon Switch)にもAPNプロファイルをインストールする機能があるそうです。
IIJmioの物理SIMを挿す前のこの時点では、私のiPhone 11には楽天モバイルのeSIMのみをインストールした状態ですが、なぜか楽天モバイルの回線が圏外になっていました。Wi-Fiをオフにしたら、ネットに繋がらない状態です。
IIJmioから110円で購入したXiaomi Redmi 9Tは、Android端末とWindows PCを好む兄が使用することになりました。
IIJmioの物理SIMをiPhone 11に挿してもネットに繋がらず、電話の受信すらできない。MNPできていないことを察した私は、SIMと中華スマホに同梱されていた紙切れ、「必ずお読みください おうちでナンバーポータビリティ開通手続きのご案内」に気づきました。はい、私は最近の流行語である「おうち」という表現を毛嫌いしております。だから、読まなかったのです。
開通させるには、0120-711-122に電話して、SIMカードのICCID(識別番号)下4桁を入力する必要があったのです。
「おうち」で開通手続きを完了したら、IIJmioの回線で電話が使えるようになりました。しかしながら、楽天モバイルは圏外のままだし、IIJmioの回線でもデータ通信できません。ここから悪戦苦闘すること5時間、辿り着いた一時的な解決策は、IIJmioのAPN構成プロファイルを削除する方法。これで楽天モバイルは圏内に戻り、データ通信もできるようになりましたが、プロファイルを削除したIIJmioの回線は当然ながら、データ通信不可。
途方に暮れたら、相談するのはminority 318さんということで、iMessageで状況を説明し、解決策を尋ねてみました。すぐに返信がありました。
楽天をオフにして、IIJmio単独なら通信できる!
助言に従い、楽天モバイルのデータ通信をオフにして、IIJmioのAPN構成プロファイルを再インストールしたら、IIjmioの回線でネットに繋がりました。その後、楽天モバイルのデータ通信をオンに戻しました。これで解決。
問題の原因は何だろう。楽天モバイルのデータ通信がオンの状態で、IIJmioなど、他社回線用のAPN構成プロファイルをインストールすると、楽天モバイルのAPN設定が上書きされるということです。結果としてどちらの回線もネットに繋がらない事態に陥ります。
思い起こせば、数週間前に同居人のiPhone SE (2020)でも同じようなことが発生しました。楽天モバイルのeSIMのみをインストールした状態のiPhone SEにmineoの物理SIMを挿してmineoのプロファイルをインストールした瞬間に、いずれの回線でもモバイルデータ通信ができなくなりました。この時も、楽天モバイルのAPN設定がmineoの設定で上書きされたものと思われます。原因不明ではありましたが、あの時もminority 318さんに助けてもらいました。
備忘録として、楽天モバイルのeSIM(SIM)を挿した状態のiPhoneで、他社のeSIM(SIM)を追加して両方のeSIM(SIM)で確実にネットに繋がる、正しい手順をまとめておきます。
- Settings > Cellular > Cellular Plan “Rakuten” > Turn On This Lineで”Rakuten”モバイルデータ通信をオフにする。
- iPhoneの電源を切って、追加する物理SIMを挿す。(eSIMの場合は電源を切らずにインストールする。)
- iPhoneの電源をオンにしたら、追加する物理SIM(eSIM)をどのように使用するか、iOSが聞いてくるので、モバイルデータ通信SIM(eSIM)として使用する設定にする。
- 追加する物理SIM(eSIM)のAPN構成プロファイルをインストールする。
- “Rakuten”モバイルデータ通信をオンに戻す。
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