MNP (Mobile Number Portability) Switching Tactics — Part 7

今月上旬に通信事業者の見直しを始めてから2週間以上が経過し、ようやく4台の端末で使用するキャリアがほぼ確定したのでまとめておきます。


iPhone 12 mini (MG)
主回線SIM:BIC SIM (IIJmio) 2GB/mo.
副回線eSIM:Rakuten(解約予定)

iPhone 12 mini (CI)
主回線eSIM:povo 2.0
副回線SIM:Rakuten(BIC SIMは解約予定)

iPad mini 4 (CI)
BIC SIM (IIJmio) 利用者登録 5GB/mo.

iPhone SE 3(スタンバイ)
主回線eSIM:povo 2.0

*IIJmio 2回線でデータシェア合計7GB/mo.


BIC SIM (IIJmio) へのMNP転入で28,000ビックポイントを貰ったので、毎月の通信費(850 + 990 = ¥1,840) をビックポイントで支払えば、1年と3ヶ月間は実質無料で維持できます。必要な月額は二人分5回線で10GB(BIC 7GB + 楽天3GB)のデータを消費したとしても、楽天モバイルの税込1,078円で済みます。

通話が多いiPhone 12 mini (CI) の楽天モバイルLinkで発信すれば、国内通話24時間カケホーダイですが、注意すべき点は、「モバイルデータ通信」と「デフォルトの音声回線」を共に楽天モバイルの回線に設定しておかないと非通知になること。

私(MG)は以前から実質0円運用ですが、同居人(CI)は今回の見直しでiPad mini 4で使っていたmineo回線を解約し、povo 2.0とBIC SIM (IIJmio)の通話オプションを解約した結果、大幅に節約することができそうです。

携帯古事記にとってはこれが現時点の最安最善策だと思いますが、光固定回線で毎月、eo光に5,314円以上も支払い続けている状況を何とかしたい。これが今後の課題です。

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MNP (Mobile Number Portability) Switching Tactics — Part 3

iPhone 12 mini (CI) iPad mini 4 (CI) で戦略を一部、変更しました。

iPhone 12 mini (CI)
Rakuten(紹介キャンペーンeSIM新規)
BIC(物理SIMデータ主回線)>>> 解約
povo 2.0(eSIM音声主回線)>>> BIC(店頭キャンペーン物理SIMデータ主回線)

iPad mini 4 (CI)
mineo(物理SIMデータ専用)>>> BIC(店頭キャンペーン物理SIMデータ専用)

MNP (Mobile Number Portability) Switching Tactics — Part 4へと続く。
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MNP (Mobile Number Portability) Switching Tactics — Part 1

契約する複数の通信事業者を定期的に変更しながら毎月の通信費を極力節約する、我々にとってそんな季節が到来しており、あれこれ模索中です。現在、考えている戦略は、

iPhone 12 mini (MG)
povo 2.0(eSIM音声主回線)>>> BIC(物理SIMデータ主回線)
BIC(物理SIMデータ主回線)>>> povo 2.0(eSIM音声主回線)

iPhone SE 3 (MG)
OCN(物理SIM スタンバイ)>>> povo 2.0 (eSIM スタンバイ)


iPhone 12 mini (CI)
BIC(物理SIMデータ主回線)>>> Rakuten(eSIM音声主回線)
povo 2.0(eSIM音声主回線)>>> BIC(物理SIMデータ主回線)

iPad mini 4 (CI)
mineo(物理SIMデータ専用)>>> NO SIM(テザリング運用)


私(MG)はiPhone 12 miniでpovo 2.0とBICを入れ換え(店頭でBIC 14,000ポイント入手)、iPhone SE 3はOCNから2回線目となるpovo 2.0に乗り換えし、2台のiPhoneを実質0円運用。

同居人(CI)はBICからRakutenに乗り換えて、Rakuten eSIMをRakuten Linkで音声発信専用として使用し、povo 2.0からBICに乗り換えた(店頭でBIC 14,000ポイント入手)物理SIMはデータ主回線として使用。iPad mini 4はmineoを解約してテザリング運用。

2023年8月5日追記:

楽天モバイルのサイトを見ていて気になったキャンペーンがあります。「楽天モバイル紹介キャンペーン第2弾」では「被紹介者が過去に回線契約を解約し、本キャンペーン適用がなく今回新たに回線を申し込みする人も本キャンペーンの対象になる」とのことです。楽天最強プランを契約している紹介者が身近におられるので、紹介をお願いしよう。

MNP (Mobile Number Portability) Switching Tactics — Part 2へと続く。

mineo Single 1GB — Part 3

mineoの「お試し200MBコース」に申し込んだら審査に落ち、納得できない結果となったので、しばらく放置していましたが、別のクレジットカードを使って、「お試し200MBコース」ではなく、シングル1GBのコースに変更して再度申し込みました。しばらくして審査に通ったことを知らせるメールを受信し、2日後に物理SIMが届きました。審査に落ちた原因は不明のまま。

届いた物理SIMはiPad mini 4に挿して使用中ですが、iPhone SE 2ndで使用中のBIGLOBEのSIMと挿し替える予定です。iPhone SE 2ndで使用する回線を楽天モバイルのeSIMとmineoの物理SIMにすることで、通話もデータも料金や容量を気にせず消費できます。発信通話はRakuten Link Appを使えば無料、データ通信に使用できるmineoのパケットは70GB以上もあります。

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mineo Single 1GB — Part 2

mineoを運営するオプテージから「mineoサービスお申し込み審査結果のお知らせ」メールが届きました。ユーザーにとって失礼な内容は以下の通り。

「このたびはmineoサービスをお申し込みいただき、誠にありがとうございます。弊社審査基準に基づいて検討した結果、今回は残念ながらお申し込みをお断りさせていただきますので、何とぞご了承願います。なお、契約申込書・お電話でのお申し込みの際、ご指定いただいたエントリーコードは、再度ご利用いただけます。」

審査結果に納得できないので、mineo申込相談センター(0120-988-486)に連絡すると、この失礼極まりない審査結果に至った理由は開示できないの一点張り。mineoがMVNOサービスの提供を開始した頃からずっと何年もmineoのサービスを使い続けている古参ユーザーに対してこの仕打ちはないだろうと思いました。紹介コードを使ってmineoを勧めた人も数え切れないほどです。

相談センターの人は、理由は開示できないけれど、別のクレジットカードを使って再度、申し込んだら審査に通ることがあるので、試してくださいと言う。音声回線の解約前と同じクレジットカードを使おうとしているのにも関わらず、そのクレジットカードが使えないとはどういうことでしょう。登録したメールアドレスが問題なのではないかと思い、その辺りのことを尋ねても、専門的なことはわかりませんと…

申し込んだ「お試し200MBコース」は古参ユーザーが利用してはいけないのか?しかし、そのような但し書きはありません。

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mineo Single 1GB — Part 1

BIGLOBEの家族割3ギガコースでは容量が心許ない同居人は、iPad mini 4で使用することを目的にmineoの「お試し200MBコース」を申し込もうとしました。解約する前に貯めていたパケットが70GBを超えており、パケットギフトの制度を利用してahiruさんに一時的に預けてありました。mineoの回線を再契約することで、貯まったパケットを有効利用することができます。

解約後も生きているはずのeo IDと連絡先メールアドレスを入力して申し込もうとしたら、eo IDは退会済みなので使えないと言われ、新たにeo IDを作成しようとしたら、今度は連絡先のメールアドレスが使えない?Apple以外のメールアドレスは使いたくなかったので、@以降のドメイン名を変えたAppleのアドレスに変更すると、申し込むことができました。

しかし…

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Porting From mineo To Rakuten Mobile

ヨドバシカメラマルチメディア京都で引き続き、mineoから楽天モバイルに主回線として使用している電話番号を移しました。三角トレードを実施したことにより、同日に解約→再契約した楽天モバイルのeSIMが通話主回線となります。iPhone SE 2ndのデータ通信はBIGLOBEの物理SIMとなります。この移行過程でAPN設定プロファイルを外したり入れたり。

その後、実家に行った同居人から不具合を知らせる連絡がありました。Rakuten Linkからの受発信ができない。楽天モバイルの仕様変更で、受信はLink Appではなく、標準電話Appになったことを知らなかったということではないらしい。こちらから電話をかけると、留守番電話に接続され、発信ができないという。

困った時はminority318さんということで、相談するとすぐに原因がわかりました。楽天モバイル解約(MNP転出)→再契約(MNP転入)の一連の流れの中で、Link Appを一度もログアウトしなかったので、解約前のデータが残っていたことが不具合の原因でした。一旦、ログアウトして再度ログインしたら、電話番号の入力を求める認証があり、正常に受信と発信ができるようになりました。

次回はmineoのシングル(データ通信専用)回線を再契約します。ここでも問題が発生しました。

Porting From mineo To IIJmio — Part 3

4月2日に申し込んで、4日後の本日、IIJmioからタイプD(docomo回線)の物理SIMとXiaomi Redmi 9Tが宅配便で届きました。貯まったmineoのパケットはほぼ全部、しばらくmineoを使い続ける予定の同居人にパケットギフトしました。王国コイン4枚を使っておみくじで当たった12GB分のパケットも。

iPhone 11にインストールしてあったmineoの構成プロファイルを削除し、代わりにIIJmioのiOS用APN構成プロファイルをインストール。IIJmio SIMカードの高速/低速を切り替えるAppである「みおぽん」(IIJmio Coupon Switch)にもAPNプロファイルをインストールする機能があるそうです。

IIJmioの物理SIMを挿す前のこの時点では、私のiPhone 11には楽天モバイルのeSIMのみをインストールした状態ですが、なぜか楽天モバイルの回線が圏外になっていました。Wi-Fiをオフにしたら、ネットに繋がらない状態です。

IIJmioから110円で購入したXiaomi Redmi 9Tは、Android端末とWindows PCを好む兄が使用することになりました。

IIJmioの物理SIMをiPhone 11に挿してもネットに繋がらず、電話の受信すらできない。MNPできていないことを察した私は、SIMと中華スマホに同梱されていた紙切れ、「必ずお読みください おうちでナンバーポータビリティ開通手続きのご案内」に気づきました。はい、私は最近の流行語である「おうち」という表現を毛嫌いしております。だから、読まなかったのです。

開通させるには、0120-711-122に電話して、SIMカードのICCID(識別番号)下4桁を入力する必要があったのです。

「おうち」で開通手続きを完了したら、IIJmioの回線で電話が使えるようになりました。しかしながら、楽天モバイルは圏外のままだし、IIJmioの回線でもデータ通信できません。ここから悪戦苦闘すること5時間、辿り着いた一時的な解決策は、IIJmioのAPN構成プロファイルを削除する方法。これで楽天モバイルは圏内に戻り、データ通信もできるようになりましたが、プロファイルを削除したIIJmioの回線は当然ながら、データ通信不可。

途方に暮れたら、相談するのはminority 318さんということで、iMessageで状況を説明し、解決策を尋ねてみました。すぐに返信がありました。

楽天をオフにして、IIJmio単独なら通信できる!

助言に従い、楽天モバイルのデータ通信をオフにして、IIJmioのAPN構成プロファイルを再インストールしたら、IIjmioの回線でネットに繋がりました。その後、楽天モバイルのデータ通信をオンに戻しました。これで解決。

問題の原因は何だろう。楽天モバイルのデータ通信がオンの状態で、IIJmioなど、他社回線用のAPN構成プロファイルをインストールすると、楽天モバイルのAPN設定が上書きされるということです。結果としてどちらの回線もネットに繋がらない事態に陥ります。

思い起こせば、数週間前に同居人のiPhone SE (2020)でも同じようなことが発生しました。楽天モバイルのeSIMのみをインストールした状態のiPhone SEにmineoの物理SIMを挿してmineoのプロファイルをインストールした瞬間に、いずれの回線でもモバイルデータ通信ができなくなりました。この時も、楽天モバイルのAPN設定がmineoの設定で上書きされたものと思われます。原因不明ではありましたが、あの時もminority 318さんに助けてもらいました。

備忘録として、楽天モバイルのeSIM(SIM)を挿した状態のiPhoneで、他社のeSIM(SIM)を追加して両方のeSIM(SIM)で確実にネットに繋がる、正しい手順をまとめておきます。

  1. Settings > Cellular > Cellular Plan “Rakuten” > Turn On This Lineで”Rakuten”モバイルデータ通信をオフにする。
  2. iPhoneの電源を切って、追加する物理SIMを挿す。(eSIMの場合は電源を切らずにインストールする。)
  3. iPhoneの電源をオンにしたら、追加する物理SIM(eSIM)をどのように使用するか、iOSが聞いてくるので、モバイルデータ通信SIM(eSIM)として使用する設定にする。
  4. 追加する物理SIM(eSIM)のAPN構成プロファイルをインストールする。
  5. “Rakuten”モバイルデータ通信をオンに戻す。

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Porting From mineo To IIJmio — Part 2

Part 1で示した手順を実行し、先月末にmineoのパケットシェアグループを解散し、昨日、mineoからMNP予約番号を発行してもらいました。発行した予約番号の有効期限は4月15日。

昨日、午前10時にIIJmioのサイトを開き、「ギガプラン登場記念キャンペーン」を利用して、110円のスマホセット且つ、タイプDでSIM発行手数料433.4円+初期費用1円でMNP転入の申し込みをしようとしました。Redmi 9Tとmoto e7 powerの在庫があったので、先ずはRedmi 9Tで申し込みしようと、必要事項を入力し、本人確認書類(運転免許証)をアップロードしました。そして最終確認の画面が表示され、申し込みを確定しようとしたら、Redmi 9Tは完売したとの表示。仕方なく、moto e7 powerで再度、申し込みの手続きを進めたら、今度は「契約者情報登録に失敗しました」との怪しげな表示が出ました。どうやらアクセスが集中したサーバーがダウンしている。

サーバーがダウンしたIIJmioは断念し、午前11時から始まったOCNモバイルONEの「新料金発表記念!大特価セール」の会場に移行しました。こちらでもRedmi 9TがMNPなしでも1円で販売されていました。但し、スマホセットの場合はエントリーパッケージが使用できず、SIM発行手数料433.4円に加えて初期費用3,300円が必要です。

OCNモバイルで必要事項を入力し、goo simsellerでRedmi 9Tを申し込もうとしたら、こちらもサーバーがダウン。

ただいまアクセス集中により、サイトが大変混雑しております。
順次閲覧できるようになりますので、恐れ入りますがしばらくたってから再度お試しください。

今日は諦めて明日、再チャレンジという運びになり、本日、午前10時にIIJmioのサイトにアクセスし、MNPでRedmi 9Tをやっと申し込むことができました。申し込み手続きが完了したことを知らせるメールが届いたので一安心。

Porting From mineo To IIJmio — Part 3へと続く。
Porting From mineo To IIJmio — Part 1に戻る。

OCN Mobile One Announces New Pricing

基本データ容量mineo デュアルOCN音声対応IIJmio(音声+データ)
1GB¥1,298¥770
2GB¥858
3GB¥990
4GB¥1,078
5GB¥1,518
6GB¥1,320
8GB¥1,518
10GB¥1,958¥1,760
15GB¥1,848
20GB¥2,178¥2,068

4月1日から始まる新料金プランOCN Mobile ONEから発表されました。音声対応プランをmineoデュアルとIIJmio(音声+データ)と比較する表を作成しました。価格はすべて税込。

mineoからのMNP転出先として、IIJmioの2GB(¥858)を検討中ですが、OCNの1GB(¥770)、3GB(¥990)も魅力あります。OCNはIIJmioと真っ向から競合しないよう、基本データ容量を設定しているように見えます。

Porting From mineo To IIJmio — Part 1

mineo初期の頃から使い続けたモバイル回線契約の一つをMNP (Mobile Number Portability)でIIJmioに移行しようとしています。mineoとの現在の契約は音声+データ1GBで税込¥1,298/月です。MNP転出手数料が無料となる来月からは、IIJmioの音声+データ2GBに移行し、¥858/月とする計画です。1年間、無料で利用した楽天モバイル(Rakuten UN-LIMIT VI)が5月末に有料になるので、その頃にデータ通信の主回線は楽天モバイルのeSIMからIIJmioの物理SIMに変更する予定です。mineoの1GBよりもIIJmioの2GBの方が安心できるということです。万一、IIJmioの2GBで不足して4GBのプランに変更したとしても¥1,078/月なので、mineoの1GB、¥1,298/月よりも安い。(IIJmioとmineoの新料金プランの比較はこちらを参照)

mineoからIIJmioへのMNPの手順を以下にまとめておきます。現在、同居人が契約するmineo回線とパケットシェアを組んでいるので、パケットシェアのリーダーである私がMNP予約番号をmineoから取得する前にグループを解散する必要があります。

  1. mineoマイページにeoIDでログイン。
  2. 緑の「契約内容照会」ボタンをタップ。
  3. パケットシェア変更ボタンをタップ。
  4. 「パケットシェアメンバーお申し込み情報」の「全メンバー解散」ボタンをタップ。(メンバーに解散の通知が発信されるので承認されるのを待つ)
  5. mineoマイページに戻り、下の方にある「各種サポート」の「解約・MNP予約番号発行」をタップ。
  6. 解約を引き止める案内を無視して、MNP予約番号を発行してもらう。

現時点で同居人はmineoに留まると言っていますが、楽天モバイルが有料化する5月末にはデータ主回線を楽天モバイルからmineoに変更する必要があり、そうなれば1GBのプランでは確実に不足する。mineoで5GBのプランに変更すると、¥1,518/月となり、同じ料金でIIJmioなら8GBのプランが利用できる。現在のパケット消費状況を考えると、5GBでも不足しそうなので、やはり、IIJmioの8GBのプランが最適なように思えます。取り敢えずはmineoで貯まったパケットを消費してからMNP転出しても問題ないでしょう。

Porting From mineo To IIJmio — Part 2へと続く。

mineo Announces “No Charges for MNP” (Mobile Number Portability)

MVNOのmineoも来月よりMNP転出手数料が無料になるとの情報をminority 318さん経由で知りました。現行では2021年3月31日までにMNP転出した場合は、手数料として税込3,300円が発生します。改定後は4月1日以降にMNP転出した場合は手数料が無料になるとのこと。詳しくはこちら

注意点:MNP予約番号を2021年3月31日までに発行されていても、転出が2021年4月1日以降となる場合は、手数料が無料ということです。予約番号は15日間有効なので、今すぐ予約番号を発行してもらって、来月1日以降に転出手続きをすれば、手数料が無料。(転出先によってMNP予約番号の有効期限に関して制限があります。IIJmioの場合は申込時にMNP予約番号の有効期限が7日以上残っている必要があるそうです。従って、4月1日にIIJmioでMNP転入を申し込むのであれば、mineoでのMNP予約番号の発行は3月25日以降でなければならない。)

私は来月、主回線をIIJmioにMNP転出する予定です。minority 318さんから届いたiMessageに張られたリンク元がminority 318さんのツイートであると勘違いした私は、そのツイートに返信しました。来月、IIJmioに転出する予定で、この情報を待っていたという内容。しかし、実際はmineoサポート公式アカウントが発信したツイートでした。公式アカウントからすぐに次のような返信がありました。

ご連絡恐れ入ります。また機会がございましたら、弊社サービスのご利用をよろしくお願いいたします。ありがとうございました。

@mineosupport replying to @monomaniac12

こんな丁寧な返信をされると、MNP転出予定を変更し、mineoに止まろうかと考えを改めるかもしれない。

mineoの強みはなんといっても、ユーザー同士が情報交換する「マイネ王」の存在とパケットシェア、パケットギフトなど、ユーザー本意に考え抜かれたシステムではないかと思います。マイネ王の掲示板では他社のお得情報が飛び交い、MNP転出手数料が無料となれば、そうした情報を元に気軽に転出、転入ができます。

IIJmio New Pricing

基本データ容量mineoシングル
(データ通信)
mineo デュアル
(音声+データ)
IIJmio eSIM
(docomoデータ)
IIJmio(音声+データ)
1GB¥880¥1,298
2GB¥440¥858
4GB¥660¥1,078
5GB¥1,265¥1,518
8GB¥1,100¥1,518
10GB¥1,705¥1,958
15GB¥1,430¥1,848
20GB¥1,925¥2,178¥1,650¥2,068

4月1日から受付開始となる魅力的な料金プラン(ギガプラン)がIIJmioより発表されました。eSIMの2GBプラン、税込¥440は際立つ安さですが、docomo回線のみで使用できるデータ専用プランであることに要注意。

現在、mineoの1GBを主回線として、また楽天モバイルのeSIMを副回線として契約する私が比較対象として検討すべきなのはIIJmio(音声+データ)2GBの物理SIM(月額¥858)ではないかと思われます。1GBのmineoデュアルよりも2GBで¥440も安い。4GBでも¥220安いことを考えると、mineoからIIJmioに乗り換えない理由はないに等しい。一つあるとすれば、貯め込んだ60GBほどのパケット。しかし、この持て余しているパケットはmineoを契約している誰かに譲れば良い。

いずれにしてもmineoからIIJmioに乗り換えるのは4月1日以降となります。その際にmineoでMNP転出手数料3,300円が必要になりますが、IIJmioでMNP新規契約時特典としてただのように安く購入できる端末をセットで購入してすぐに売却すれば、MNP転出手数料の元は取れる。

Rakuten Mobile New Pricing (UN-LIMIT VI)

データ利用量1回線目2〜5回線目
0GB~1GBまで無料(0円)980円(税込1,078円)
1GB~3GBまで980円(税込1,078円)980円(税込1,078円)
3GB〜20GBまで1,980円(税込2,178円)1,980円(税込2,178円)
20GB〜(無制限)2,980円(税込3,278円)2,980円(税込3,278円)

データ利用量が1GBまで無料であるのは、5年前にSo-netが展開した0SIMを思い出します。0SIMはデータ通信専用SIMで、通信量が500MBまでなら無料で利用できましたが、楽天モバイルのeSIM/SIMは通話も可能で、1GBまでなら無料。iOS版も用意されているRakuten Link appを利用した音声通話/SMSなら発信先が固定電話、他社携帯電話であってもかけ放題で無料。(標準通話appを使用した場合は20円/30秒)

大手MNO3社と対抗する特徴は、データ利用量20GBまでで1,980円(税込2,178円)であることと、Rakuten Link appを使用するという前提条件はあるものの、音声通話が時間無制限で無料であること。

下のmineoの新料金プランと照らし合わせながら、私の楽天モバイルとの契約が有料になる今年5月以降に、利便性を維持しながらどのように利用したら最もお得になるのか考えてみました。

基本データ容量デュアルタイプ月額料金
(音声通話+データ通信)
シングルタイプ月額料金
(データ通信のみ)
1GB¥1,180(税込¥1,298)¥800(税込¥880)
5GB¥1,380(税込¥1,518)¥1,150(税込¥1,265)
10GB¥1,780(税込¥1,958)¥1,550(税込¥1,705)
20GB¥1,980(税込¥2,178)¥1,750(税込¥1,925)

前世紀から主にフリーランス在宅勤務で、一日の多くの時間帯でWi-Fi環境下にある私の場合、毎月のモバイルデータ利用量は1GBにも満たないので、楽天との一年無料契約が終了したとしても、そのまま無料になる可能性が高い。モバイルデータ利用量が3GBを超えることはほぼないに等しいだろうから、楽天モバイルで利用料金が発生したとしても980円(税込1,078円)で済みます。

mineoとの回線契約は、来月から1GBまで1,180円(税込1,298円)に値下げになりますが、現在、無限繰越で貯め込んだ残容量が60GBを超えており、私にとっては5年分のパケット残容量です。

現在、私のiPhone 11はモバイルデータ通信を副回線の楽天モバイルeSIMを使う設定にしてあります。楽天モバイルの無料期間終了後は保険をかける意味も含めて、モバイルデータ通信を主回線のmineo SIMに変更し、楽天モバイルのeSIM回線はRakuten Link利用による音声通話発信専用に使うのが最もお得ではないかという結論に達しました。毎月の費用は税込1,298円で、Link通話カケホーダイ、モバイルデータ通信は楽天回線と比べて速度は落ちますが、当面の間、60GBぐらいまで使えるということになります。

毎月の平均データ通信量が1GBに満たない私の場合、mineoを解約してお気に入りの電話番号をMNPで新たに契約する楽天モバイルのeSIMで、(一年無料の楽天モバイル回線は有料になる時点で一旦、解約)楽天モバイルに一本化すれば、ずっと無料で使えそうではあります、←ここまで書いた時点で大事なことに気付きました。楽天モバイルの新料金プランをまとめた上の表をよく見ると、2〜5回線目はデータ利用量が0GB〜1GBまでであったとしても、無料ではなく、980円(税込1,078円)です。(2月25日追記:楽天モバイルを一旦、解約して再契約した場合、1回線目はデータ利用量が0GB〜1GBであれば、無料とのことです。)

楽天モバイルが、これまでに獲得したユーザーが無料期間終了時に解約するのを極力避けようと考えた料金プランであることが見て取れます。また、MVNO大手のmineo等とお互いに解約を避けようと、練り上げた料金プランであるようにも思います。

mineo mypita

mineoの新料金プラン(マイピタ)が発表されたようです。我々が現在、契約しているのは旧プランのdocomo 1GB音声通話付き(税込¥1,650)ですが、新料金プランでは、同じ1GB音声通話付きで税別¥1,180(税込¥1,298)になるようです。

基本データ容量デュアルタイプ月額料金
(音声通話+データ通信)
シングルタイプ月額料金
(データ通信のみ)
1GB¥1,180(税込¥1,298)¥800(税込¥880)
5GB¥1,380(税込¥1,518)¥1,150(税込¥1,265)
10GB¥1,780(税込¥1,958)¥1,550(税込¥1,705)
20GB¥1,980(税込¥2,178)¥1,750(税込¥1,925)

1GBを契約している私は手続き不要で2021年2月1日より、新料金プランが適用される予定です。現在、無料で利用している楽天モバイル(Rakuten UN-LIMIT V)が有料になる時点で、見直しを考えている我々のようなユーザーを引き止めることができるかどうかは、1月29日に発表される楽天モバイルの新料金プラン次第となります。