MNP (Mobile Number Portability) Switching Tactics — Part 7

今月上旬に通信事業者の見直しを始めてから2週間以上が経過し、ようやく4台の端末で使用するキャリアがほぼ確定したのでまとめておきます。


iPhone 12 mini (MG)
主回線SIM:BIC SIM (IIJmio) 2GB/mo.
副回線eSIM:Rakuten(解約予定)

iPhone 12 mini (CI)
主回線eSIM:povo 2.0
副回線SIM:Rakuten(BIC SIMは解約予定)

iPad mini 4 (CI)
BIC SIM (IIJmio) 利用者登録 5GB/mo.

iPhone SE 3(スタンバイ)
主回線eSIM:povo 2.0

*IIJmio 2回線でデータシェア合計7GB/mo.


BIC SIM (IIJmio) へのMNP転入で28,000ビックポイントを貰ったので、毎月の通信費(850 + 990 = ¥1,840) をビックポイントで支払えば、1年と3ヶ月間は実質無料で維持できます。必要な月額は二人分5回線で10GB(BIC 7GB + 楽天3GB)のデータを消費したとしても、楽天モバイルの税込1,078円で済みます。

通話が多いiPhone 12 mini (CI) の楽天モバイルLinkで発信すれば、国内通話24時間カケホーダイですが、注意すべき点は、「モバイルデータ通信」と「デフォルトの音声回線」を共に楽天モバイルの回線に設定しておかないと非通知になること。

私(MG)は以前から実質0円運用ですが、同居人(CI)は今回の見直しでiPad mini 4で使っていたmineo回線を解約し、povo 2.0とBIC SIM (IIJmio)の通話オプションを解約した結果、大幅に節約することができそうです。

携帯古事記にとってはこれが現時点の最安最善策だと思いますが、光固定回線で毎月、eo光に5,314円以上も支払い続けている状況を何とかしたい。これが今後の課題です。

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Rakuten Link for macOS (beta)

Rakuten Linkデスクトップ版(ベータ版)がダウンロード可となったので、試してみました。このAppはAppleが承認していないのか、楽天モバイルのサイトからのみダウンロード可能です。デスクトップ版を試用するにはRakuten Linkスマートフォン版が必要であり、楽天モバイルの回線を契約したSIMがスマートフォンに入っていることが前提で、しかも同じアカウントでログインしたスマートフォンとMacまたはPCが同じネットワークに繋がっていなければなりません。

さらに面倒なことに、デスクトップ版から発信した直後にiPhoneに通知が届き、タップしないと通話を開始することができないという仕様。(スマートフォン版Rakuten LinkがAndroid端末にインストールしてあり、同期してある場合は、通知は届かないようです。)結局、iPhoneに届く通知をタップしなければならないのであれば、始めからiPhoneのLink Appで発信すれば良いと言うことになります。詐欺電話や迷惑電話防止対策のためと思われますが、ちょっとやり過ぎのような気がします。

SIMがオンになっていても楽天モバイルの電波が届かないような場所ではMacから発信することは不可能でした。

Rakuten Mobile — No Caller ID

デュアルSIM対応のiPhone 12 miniにインストールしたRakuten Linkから通話発信したら、No Caller ID(非通知)になりました。

調べると、通話の相手がRakuten Linkを利用していない場合で、且つ、「デュアルSIM対応製品にて、モバイルデータ通信、通話/音声回線に利用するSIMを楽天モバイル以外のSIMに設定している場合」に非通知で発信するとあります。

上の画像で示した設定のように、非通知を避けるには「モバイルデータ通信」と「デフォルトの音声回線」を共に”Rakuten”に指定する必要があると言うことです。これではデュアルSIM対応製品を有効利用できません。

Porting From mineo To Rakuten Mobile

ヨドバシカメラマルチメディア京都で引き続き、mineoから楽天モバイルに主回線として使用している電話番号を移しました。三角トレードを実施したことにより、同日に解約→再契約した楽天モバイルのeSIMが通話主回線となります。iPhone SE 2ndのデータ通信はBIGLOBEの物理SIMとなります。この移行過程でAPN設定プロファイルを外したり入れたり。

その後、実家に行った同居人から不具合を知らせる連絡がありました。Rakuten Linkからの受発信ができない。楽天モバイルの仕様変更で、受信はLink Appではなく、標準電話Appになったことを知らなかったということではないらしい。こちらから電話をかけると、留守番電話に接続され、発信ができないという。

困った時はminority318さんということで、相談するとすぐに原因がわかりました。楽天モバイル解約(MNP転出)→再契約(MNP転入)の一連の流れの中で、Link Appを一度もログアウトしなかったので、解約前のデータが残っていたことが不具合の原因でした。一旦、ログアウトして再度ログインしたら、電話番号の入力を求める認証があり、正常に受信と発信ができるようになりました。

次回はmineoのシングル(データ通信専用)回線を再契約します。ここでも問題が発生しました。

iPhone SE (2020) and Rakuten Link Keypad

同居人のiPhone SE (2020)でRakuten Link(楽天通話app)を立ち上げて、キーパッドのアイコンに触れた瞬間、Link appがフリーズするという不具合の解決方法が判明しました。同じ不具合が、先日楽天モバイルを契約し、開通した旧友奥さん所有のiPhone SE (2020)でも発生し、困った状態になっていました。

同じiPhone SE (2020)とRakuten Linkを使う、minority 318さんの場合はこのような不具合が発生していません。Rakuten LinkやiOSのバージョンが違うのか、何らかの設定が異なるのか?途方に暮れつつ、次のバージョンが公開されるまで、待つしかないかと半ば、諦めていました。

そんな折り、minority 318さんからTwitterでiPhone SEとRakuten Linkの組み合わせで障害が発生していると報告する人が多数いるとの情報を入手しました。「Rakuten Link、iPhone SE、キーパッド」のキーワードでTwitterを検索すると、不具合が解決したと報告する人の投稿が見つかりました。

不具合が発生する原因は、iPhone SE (2020)の設定内容にありました。同居人と旧友奥さんが所有するiPhone SE (2020)は共に、Settings > Display & Brightness > Viewでの設定が”Zoomed”(拡大表示)になっていました。この設定を初期設定の”Standard”(標準)に戻すと、不具合が解消しました。

ディスプレイサイズが比較的小さい4.7″のiPhone SE (2020)で「拡大表示」した場合に、レイアウトが崩れて、Rakuten Linkの表示が対応しないという不具合だったようです。遠視(老眼)の人が画面表示を見やすくしようと設定した「拡大表示」が原因だったということです。

標準表示に戻したことにより、見づらくなる場合は、文字サイズを大きくすると良いでしょう。