この日は幕張海浜公園沖で開催されるRed Bull Air Race Chiba 2016のマスタークラス予選が午後に行われる予定でした。昼前に、当ブログを介してF1シンガポールGPで知り合いになり、親しくさせていただいているラリードライバーご夫婦に再会し、幕張で一緒に昼食をと計画していました。幕張までは空港からバスで向かう予定でした。そのご夫婦から朝一に連絡があり、成田のホテルまでこれから車で迎えに行くのでロビーで待っていてとの親切なお誘いを受けました。
昼食前に案内していただいたのがA滑走路の着陸側にある「さくらの山」という公園。航空機の写真撮影地としてマニアの方達の間では有名な場所のようです。
朝から続々と伊丹空港では見れなくなったジャンボ機が着陸します。換算90mmのレンズでこんなに大きく捉えられるほど近い。
聞いたこともない航空会社の貨物便。
輸送機には乗客用の窓がありません。
先日、羽田空港から離陸直前に火災を起こした機体と同型機のB777でしょうか。Nikon AF-S VR Zoom-Nikkor 70-300mm f/4.5 – 5.6G IF-EDをマウントアダプターを介してOlympus PEN E-P5に装着し、マニュアルフォーカスで撮影。マイクロフォーサーズ用の望遠ズームレンズは持ち合わせていないので、手動でAF-Cしましたが、高速で移動する被写体にピントを合わせ続けるのは至難の技。この組み合わせでエアレースを撮影するのはちょっと無理があります。パイロンで置きピンにするしかないようが気がしました。
少し早めの昼食は酒々井プレミアムアウトレット内の回転寿司、「銚子丸」で。何を食べても美味しいお店でした。特にあら汁が絶品。
デザートは成田ゆめ牧場の牛判焼き「ゆめこちゃん」、新鮮なチーズとあんこ入り。お土産で持ち帰りたいと思わせるほどの絶品でした。本物アウトレットでは何も買い物せずにひたすら食べただけでした。
Bエリアのゲートに最も近いエレベーター付き陸橋のあるところまでラリードライバーご夫婦に送っていただきました。午前中は晴れていましたが、天気予報通りに午後から曇り。
海浜大通りを検見川方面に東へ進むとBエリアのゲートがあるようです。この辺りは防風林に守られているので、それほどの強風ではなかったのですが。
反対側の歩道にはチケットなしで観戦しようとしている人が場所取りしています。機体が上昇する垂直ターンの時しか見えないと思いますが。
右が一日券、左が二日券所持者向け。ご覧のように一日券を購入した人の方が多い。チケットを見せて入場するとすぐにセキュリティーチェックというか、飲食物チェックがあります。今年は600mlまでのペットボトル1本を持ち込むことができました。会場内で販売される飲料は去年の¥500ではなく¥300になっていました。それでもまだ、HONDAの創業者、本田宗一郎の耳に入るとお叱りを受けそうな価格ではあります。
ゲートを入ってすぐに何やら特別なエリアが設けてありました。この場所は少し高い位置にあって、写真撮影に適していそうですが、スタッフに尋ねるとここは「飲食物を没収される前に食べてしまおうエリア」とのことでした。ここまで来ると、砂混じりの強風が吹き荒れていて、飲食するには不適切な場所ではあります。
サーフィンができそうな高波と強風の影響でパイロンが倒れています。この状況では安全にエアレース競技を行うことはできません。
パイロンの高さが25メートルで砂浜からの距離は近いところでも200〜300メートルはあるということを事前に知り、朝から場所取りしても無駄かと思いました。傾斜がないので最前列を確保できなければ写真撮影は無理だろうと考えました。
空のF1と言われるRed Bull Air Raceですが、この光景はF1ではない。有料エリアは仮設スタンドを設置すべきかと思いますが、しっかりとしたものでなければ強風で倒れる恐れがあります。
最前列に陣取っていた人たちが立ち上がっています。パイロンは風と高波に流されそう。この時点で、マスタークラス予選を含む土曜午後のプログラムはすべて中止になったと場内放送で案内がありました。
この日の来場者数は約4万人とのことでした。(翌日曜は約5万人)土曜一日券の人は後日、チケットの払い戻しが行われるそうです。
強風の中、海浜幕張駅まで歩き、駅前の三井アウトレットパークで幕張在住のMちゃんに一年ぶりに再会。バスでイオンモール幕張新都心店まで行き、すぐ隣のCostco幕張倉庫店へ。
フードコートが倉庫店建物の外側にあるので会員でなくても利用することができます。早めの夕食はアメリカンなピザとお寿司。お寿司は会員証を提示して食品売場で買う必要があります。
成田の宿泊先ホテルへは海浜幕張駅からバスに乗車して空港ターミナルまで行き、そこから無料シャトルバスでホテルへ。