Maps in iOS 6 take a whole new turn

昨日、WWDCで発表されたiOS 6の新しい機能の中で大きな関心を集めているのが、音声と画像によるナビゲーション機能を持つMaps。Cult of Macの記事によれば、地図データはGoogleではなくAppleが提携?するTomTomが提供するかもしれないそうです。音声案内にはSiriが採用されるので、Siriに対応していないiPhone 4や初代iPad Wi-Fi+3Gなどは音声によるナビゲーション機能が使えないことになります。

日本では対応するiOS機器でMapsのナビ機能が使えるのかどうか、気になるところですが、Cult of Macがリンクを張っているMaps appのlist of acknowledgementsに©INCREMENT P CORPの名称がリストに載っています。INCREMENT P CORPORATIONと言えば、リルートと地点検索以外、オフラインで機能するMapFan for iPhoneを販売する会社です。新しいiPadのRetinaディスプレイにいち早く対応したあのMapFan for iPhoneの地図は鮮明で見易いことに定評があります。徒歩や自転車でも使えるMapFan for iPhoneは3/11直後に帰宅困難者に役立つよう、無料で配布されていました。

iOS 6標準添付の新しいMaps appは渋滞情報も提供するそうですが、MapFanは現時点でVICS (Vehicle Information and Communication System)に対応していないので、もしMapFan for iPhoneのデータがMaps appに組み込まれるのであれば、現在、¥2,300で販売されているMapFan for iPhoneよりも(オンラインになるけれども)さらに使い易くなり、無料になるとすれば…

6月17日追記:Appleの日本のサイトでiOS 6先行告知が日本語に訳されました。MapsのTurn-by-Turn Navigationの部分が省かれているのでナビとしての機能は残念ながら日本では当分、使用できない可能性が大きいかと思います。

iPad in Subaru R1

 

Sanwa Supply 200-CAR010をSubaru R1に移設してみました。今日はこの小さな軽自動車にiPad Wi-Fi + 3Gを大きなカーナビとして利用しました。

iPad in Subaru R1

ダッシュボード中央部にはエアコン吹き出し口があるので、設置できそうな場所は助手席側エアバッグが取り付けてある所。本来はここは何も取り付けては行けない所ですが、他に平面がないので仕方なく。

iPad in Subaru R1

何も取り付けては行けない所にiPadを車載したので、当然ながら、エアバッグ以外のものとは干渉しません。しかし、こういう時に限って怖い思いをしました。いつものようにiPadにはMapFan、iPhone 4にはnavico。

岐阜羽島から名神高速道路に合流したSuzukiの4駆普通車と大型トラックの間に挟まれて、あわや大事故が起きてエアバッグが開きそうになりました。走行車線を走っていた我々の小さな車が、恐らく死角に入っていたのでしょう。右後方を確認することなく、走行車線に合流しようとした普通車がR1に急接近。数センチ近くまで寄って来たように思います。慌てて警笛を鳴らしながらブレーキを踏みつつ、それでも間に合いそうにないので、ハンドルを大きく右に切ったら、追い越し車線には後方から大型トラックが。間一髪でした。小さな軽自動車は高速道路で他車の死角に入りやすいので特に昼間は注意が必要です。夜ならヘッドライトの光で存在を気付いてもらえる可能性が高い。

iPhone 4 in Subaru R1

目的地(Toki Premium Outlets)に近付いてケーブルを外したiPhone 4は宙に浮いています。

Toki Premium Outlets

駐車場で隣の車のハザードランプが点滅したままになっていました。教えてあげようと思ったら、すでに放送で呼び出した後のようでした。バッテリーが上がって始動できなくなった場合、バッテリーチャージのお手伝いも可能とか書いてあります。アメリカンな本物アウトレットはこんなサービスまであるとは知りませんでした。

Apple Store Ginza — Part 1

DSCN3160

足柄SAでiPadとiPhone双方のナビソフトで目的地を再設定。東京ICを降りてすぐ環八沿いにある適当なファミレスを目的地にしました。最終目的地へのおすすめのルートを引くと首都高速経由になり、出口を間違えば厄介なことになるので、東京ICから先は下道を利用するつもりです。

DSCN3156

iPadにMapFan、iPhoneにはnavicoを立ち上げて同時にルート案内。ルートの引き方はnavicoが信頼できます。案内開始もnavicoの方が早目。まだそこは曲がっていないのに、もう次の案内を始めています。MapFanは音声案内は遅れがちになるけれど、iPadの大きな画面なら先読みができます。navicoの欠点は、ここで落ちたら困るという時に限って落ちること。対してMapFanは安定しており、片道500kmの道のりで一度も落ちることなくルートを案内してくれました。これら二つのナビを使えば、道に迷うこともないでしょう。

Hotel Monterey Ginza

Apple Store Ginzaから徒歩数分の立地にあるHotel Monterey Ginzaに夕方5時前にチェックイン。車はホテル建物に隣接する立体駐車場に駐車。

R0013812

暫し、休憩後、Apple Storeがある中央通りへ。ガードレールや違法駐車の自転車、自動販売機など、道端には何もありません。電柱もないので、どこか外国の街にやって来たような感じ。元日の夜、銀座には人もいません。いるとすれば、Apple Storeの前?

DSCN3175

CHANELの前まで伸びる列の先頭はApple Storeのはず。

DSCN3171

午後7時前でこの有様。Apple Storeがオープンするのは二日の朝8時です。

Apple Store Ginza

列の先頭に並んでいた男性は元日の午前8時ぐらいから待ち続けているそうです。

DSCN3207

夕食後に銀座に戻って来ると、長蛇の列最後尾は3ブロック先の銀座通り口を越えて、首都高速道路高架下の辺りまで後退している。(元日午後9時半頃)何人並んでいるのだろう?

DSC_1021

翌朝8時過ぎ、すでに店は開店し、先頭の人から順にラックーバッグを購入しています。

Apple Store Ginza

路上で夜を明かした人たち。

Apple Store Ginza

赤いシャツを着たスタッフに拍手で迎えられて入店する人。

Apple Store Lucky Bag 2012

MacBook Airが当たった人にバッグの中身を見せてもらいました。この方は大当たり。

Apple Store Lucky Bag 2012

この方のPorterバッグにはiPod touchなど。各ストア限定のバッジも見えます。

Apple Store Lucky Bag 2012

iPad 2が当たり、流通ジャーナリストの取材を受ける外国の方。この日、銀座では800個、渋谷では150個のラッキーバッグが販売されたそうです。

追記:流通ジャーナリストの金子哲雄さんは2012年10月2日、41歳の若さで亡くなられました。ご冥福をお祈りします。

iPad in Mazda RX-8 (Beat-Sonic QBF1 and QBA29)

iPad in Mazda RX-8

iPadを運転中にもフルに活用しようといろいろと作戦を練っていた頃に、MapFan for iPhoneがiPadの解像度に対応し、大きな画面でカーナビが使えるようになりました。iPhone 4でいつも使用しているnavicoは時々落ちる(これ重大な問題)ことを除いて、完全オフラインに対応したカーナビとしては特に不満はないのですが、iPadに対応したMapFan for iPhoneならiPadも活用できます。リアルタイムで渋滞情報を表示するようになったGoogle MapsをiPadで立ち上げて、常時、現在地表示にしておき、iPhone 4で表示させたnavicoを補完するような使い方も考えられます。

iPad in Mazda RX-8

iPadを車載する方法としては、ダッシュボードに強力な吸盤を取り付けてホルダーをぶら下げたり、助手席のレール部分にバーを固定する方法、助手席または運転席後方にぶら下げる方法(後部座席用)など、いろいろとあるみたいです。同じMazda RX-8マミュアルミッション車を所有されている方のブログで、エアコンルーバーに取り付けるタイプのものが純正品のようにぴったり車に合うという情報を仕入れて、参考にさせていただくことにしました。その方が使用されているのがBeat-Sonicの製品。品名まで書かれていなかったので、自分で探し出しました。

Beat-Sonicでは車に直接取り付ける部分を「スタンド」と呼んでいるようです。iPadなどを固定する部分が「ホルダー」のようです。「スタンド」と「ホルダー」は別の製品になっています。上の画像は、「L型フック」に対応したQBF1スタンド(エアコンルーバーに取り付ける部分)とQBA29ホルダー(iPadなどを固定する部分)をはめ込んであります。

iPad in Mazda RX-8

こちらがQBF1スタンド。最上部突起部分がL型フック。中央にあるのがL型フック調整固定リング。スタンドのパッケージに「重量物は取り付けないでください」と注意書きがあるので、このスタンドはiPadには本来、対応していないと思われます。見た目よりも丈夫そうなので、たぶんすぐに壊れることはないと思います。万一、破損した場合は¥840のスタンドだけをダッシュボードに取り付ける吸盤タイプのスタンドなどに変更できます。(12月20日追記:すぐに壊れそうにないのはこのQBF1スタンドです。車のエアコンルーバーが破損する恐れがあります。)

iPad in Mazda RX-8

こちらがiPadなどを固定する「ホルダー」の方。こちらの方が構造がシンプルなのになぜか「スタンド」よりも高くて¥2,730でした。(購入はSAB京都WOOWワンダーシティ)四角い穴の部分がL型フック。スタンドの突起状L型フックをホルダーの穴型L型フックにはめ込んで向かって左手の方向にスライドさせるとロックされます。

iPad in Mazda RX-8

iPadに接触する部分はスポンジで傷防止。

iPad in Mazda RX-8

こちらにもゴムのようなスポンジがホルダーに取り付けてあります。iPadなど、長さが212mmを超えるものは、縦方向に取り付けることはできません。

iPad in Mazda RX-8

助手席側のエアコンルーバーに取り付けてみました。上から二段目のフィンに固定。フィンが水平方向のエアコンルーバーにのみ取り付け可能です。スタンドの3点で重いiPadを支えることになりますが、案外、大丈夫そうです。(12月20日追記:大丈夫そうなのは「スタンド」の方。このような使い方ではフィン一枚にiPadのような重量物を引っ掛けることになり、この荷重にエアコンルーバーが耐えられずに車のパーツが破損する恐れがあります。)

iPad in Mazda RX-8

ダッシュボードの操作ボタンの一部が隠れてしまいます。RX-8の場合は時計合わせ用のボタンとかオーディオ用の操作ボタンがこの辺りにあります。時計合わせ用操作ボタンは滅多に使わないし、オーディオ用の操作ボタンはステアリングにもあるので、特に不便になることはないだろうと思います。

iPad in Mazda RX-8

運転席側後部座席から撮影した上の画像、ダッシュボード上にJust Mobile® Xtand Go for iPhone 4が半分見えています。運転席から見れば、iPadと干渉することなく、問題なく全部見えます。

自宅周辺を少し、走らせてみました。振動でiPadが若干、揺れますが、取り付け方に問題があるわけではないと思います。足回りが硬い車なので、車内のものがすべて振動で揺れます。

12月20日追記:下のサンワサプライの「亀を連想させる」新製品200-CAR010の方が車のパーツを破損させる恐れがなさそうなのでより優れているかもしれません。

iMac Self-Repair — Part 1

IMG_0554先週木曜の夜に局所的に発生した原因不明の停電後に電源が入らなくなった、27″ iMac (Mid 2010) 2.8 GHz Intel Core i5 (Quad Core)をApple Store, ShinsaibashiのGenius Barに持って行き、修理に関して相談することにしました。

先ず、連絡したのはApple Careサポートライン。故障発生時の状況とSMCのリセット、別の電源ケーブルの使用など、自分で試みたことを説明すると、ハードウェアの問題であることは確実であり、一年間の保証期間が過ぎているので(僅か2週間ほど)残念ながら有償修理になるとのこと。安くて¥49,350、最悪の場合は¥214,900で事実上、修理不能であるとか。

故障の原因となった停電を発生させたかもしれない電力会社に連絡し、対応してくれるのかどうかも問い合わせました。(現在、回答待ち)自然災害ではなく、電力会社の設備が原因で発生した停電による電化製品の故障に関しては、電力会社が補償するとのことでした。(これは予想外で、少々驚きました。)仮に電力会社が補償してくれるとしてもいつになるかわからないので、早急に対応してくれそうなGenius Barに製品を持ち込むことにしたという次第です。

Genius Barの予約はApple Store Appを用いて行いました。心斎橋のGenius Barは夕方午後4時が空いていたので、コメント(「27″ iMac Mid 2010が停電後に起動しなくなりました。」)を入力して予約。Apple IDが自動的に送信されるので、こちらの連絡先を入力する手間も不要で便利なAppです。直後に予約を受け付けたことを知らせる確認のメールが届きます。さらに、iCalにも自動的に予定を入れることも可能。

iMac 27" in Mazda RX-8

4人乗りのスポーツカーにはトランクに入らないので、助手席が窮屈になりますが、後部座席に大きな27″ iMacを強引に押し込みました。余裕をみて予約時刻3時間前の午後1時に出発。

DSCN2662

スポーツカーに車種別専用カーナビは似合わないと思う私は、今年の春からiPhone用のカーナビを使用しています。iPhone 4にはnavico、iPad Wi-Fi+3GにはMapFan for iPhoneを表示させてみました。いずれもオフラインで使用できるiOS用Appです。MapFan for iPhoneはiPadにも対応したので、専用カーナビよりも大きな画面で見易くなりました。12月9日まで確か、¥900でダウンロードできます。(特別セールは12月20日までに延長になっています。)音声案内とルート引き、UIはnavico、地図データの美しさは”MapFan for iPhone” for iPadが優れていると思います。(注意:MapFan for iPhoneはオフラインだと地点検索やリルートの機能は使えません。)

DSCN2673

Apple Storeから500メートルほど離れた所にある長堀駐車場に駐車。御堂筋に最も近いエレベーターの近くに車を停車。土日最大料金¥1,500と安いのですが、重くて大きなiMacを0.5キロも運搬しなければなりません。

DSCN2684

街の中を大きな荷物を転がすのは慣れています。(シンガポールのリッツ・カールトン?)銀杏並木の御堂筋を東から西へ横断中。

DSCN2689

撮影する方も慣れています。撮影される方も、当然の如くACTUSショールームがフレーム内に収まる所で立ち止まって撮影に協力しています。

DSCN2691

ここは立ち止まらなくても撮影するだろうと思いながら、頭の中では何とか無償修理してもらうための交渉術をまとめています。Barbourのジャケットの下にはIssey Miyakeではなくユニクロの黒いタートルネックを着用していますが、入店後すぐにジャケットを脱ぐかどうか思案中。交渉に向かう時は外見による第一印象、非常に重要です。

DSCN2695

IKEAのカートがなかったら、5メートル進む度に休憩が必要なほど重くて大きく、持ち運びにくい27″ iMacの個装箱。黒いタートルネックの人は、店頭にiMacを置いたまま、御堂筋から離れた所で一服しながら時間調整中。

DSCN2699

ガラス製螺旋階段を二階のGenius Barへと軽々とiMacを運ぶ、スペシャリスト。被写体ブレするほど駆け足です。

DSCN2712

銀杏の落ち葉が階段に。予約した時刻に名前を呼ばれ、少し待った後にコンシエルジュのカウンターへ。

DSCN2702

持参した電源ケーブルが故障していないかどうか、担当したGeniusが本体よりも先にテスターでケーブルを検査。店内は半袖でも快適なほど、気温が高めでした。ジャケットを脱いでも置く所がないので、私はジャケットを着たまま。しかし、若いGeniusは黒いタートルネックに気付いておられるみたい。初歩的な説明や質問は一切ありません。

DSCN2703

電源ケーブルに問題がないことがわかると、iMac本体にケーブルを繋いで通電し、スイッチオン。起動しました!一体どういうことでしょう。SMCのリセットは自宅で何度も試みたのに、電源が入らなかったiMacが、Geniusマジックか何かで動いています。

以下はIntelベースのiMacのSMC(システム管理コントローラ)のリセット方法。

  1. コンピュータを終了します。
  2. コンピュータの電源コードを抜きます。
  3. 15 秒間待ちます。
  4. コンピュータの電源コードを接続します。
  5. 5秒間待ってから、電源ボタンを押してコンピュータを起動します。

DSCN2709

Genius Bar専用のハードウェアテスト・プログラムを実行してくれました。このプログラム、僅か1、2分でハードウェアの検証を行います。パワーサプライ(電源ユニット)は二段目の左から二つ目のアイコン。どこにも異常はないそうです。

Geniusの説明によれば、停電(復帰)時に流れた電気が電源ユニットかどこかに残っていて、電源ケーブルを外してiMacを運搬している途中(およそ4時間)に、その電気が消えて、…(この辺り、専門的過ぎてよく覚えていません。)つまり、適切にSMC (System Management Controller) がリセットされたとか。自宅で30分近くは電源ケーブルを抜いた状態でSMCリセットを試みていたのですが、その時間が短かったようです。

追記:前のポストにJimさんからいただいたコメントとよく似たことをGeniusが言われていたので、そのコメントの一部をコピーしておきます。

よかったですね。多分、スタンバイモード中に停電が発生したので、ラッチ(エナジー・スター規格により、スタンバイ中に電力を消費しないモード)が掛かったままで停電し自己復帰しなかったのでしょう(タイミング的に)。電源コードを外し放置しておくことで、筆者様がおっしゃる所の「放電」が十分行えたので、自動的にラッチ回路が開放されたのでしょう。

担当したGeniusによれば、停電は自然災害とみなされるので、停電が原因でApple製品が故障した場合、有償のApple Careに加入していたとしても、無償での修理はできないとのことです。停電が原因かどうかわからないと言えば、その限りではありません。また、地震などの自然災害が原因で製品が故障した場合、Appleは特例措置として無償での製品交換や修理に対応した例は過去にあります。

DSCN2717

高価な有償修理になるようだったら、新しいMacを購入する覚悟もありました。運搬中にiMacが自己修理してくれていたとは…

駐車場への帰路は御堂筋東側を北上し、大丸の前を通過しながら、自分で修理もするiMacの動く広告塔になりました。

DSCN2740

心斎橋で夕食を済ませ、東急ハンズとカメラのナニワでウィンドウショッピングしてから帰宅。iMacの箱を開けてみたら、ケーブルが丁寧に指定の位置?に収まっていました。持って行った時は空いたスペースに突っ込んでおいたのですが。

DSCN1444

丁寧に収納してあったiMacのケーブルを見て思い出したのが、上の画像。シンガポールのリッツ・カールトンでハウスキーピングの後に片付けてあったデジカメ充電器用のケーブル。Genius Barのコンセプト開発時に5名のApple社員がリッツ・カールトンの研修を受講したそうですが、その成果が今も現場のGenius Barで生かされているのかもしれません。

DSCN2747

モニターのガラス内側にあった「曇り」をきれいに取り除くと、新品のようになりました。このiMacを購入したのはApple Store, Shinsaibashiではないけれど、今回の体験の結果、SMCはリセットできなかったけれど、私の記憶の中で購入体験がリセットされたように思います。

ご心配をおかけしましたが、iMacが無事に復旧しました。iMacを購入したApple Premium Resellerのスタッフ、担当したGenius、Apple Careサポートラインのスタッフ、コメントを下さった方、長いポストを読んでくださった方に感謝申し上げます。

OZAKI iCarry™ Unicorn for iPhone

いつものApple Premium Resellerで今回、入手したのはiPhoneを自動車内で利用する際に充電しながら固定するOZAKI iCarry™ Unicorn。オンラインストアで¥3,470に対し、リアルストアではなぜか¥3,980でした。(いつものことですが、オンラインストアの場合は送料を合計するとリアルストアの販売価格と同じぐらいになります。)Made in Germanyの製品としては決して高くはないと思います。

iCarry™ Unicorn for iPhone

早速、Suzuki JimnyにiPhone 4を仮に取り付けてみました。付属の吸盤はフロントウィンドーなどのガラス面に取り付けるようになっています。ジムニーJB23Wの場合は、フロントウィンドーに取り付けざるを得ないかもしれません。

iCarry™ Unicorn for iPhone

視界を大きく遮ることはなさそうなので、この位置で良いことにしましょう。(この状態で走行すると道路交通法違反になるかもしれないので、注意してください。)iPhoneを横置きにすることも可能であり、ちょっと面白い使い方を思い付きました。(オンボードカメラによるビデオ撮影)

iCarry™ Unicorn for iPhone

iPhone 4を取り外すとこんな感じになります。iPhone 4用ホルダーを取り付けた状態です。

iCarry™ Unicorn for iPhone

iPhone 4用ホルダーを取り外すと、iPhone 3G/3GSを装着させることができます。iPhone 3Gの方が脱着がスムーズ。

iCarry™ Unicorn for iPhone

本体下部にあるホーンは音量を10デシベルほど増幅させる効果があるそうです。確かに若干、音が大きくなり、カーナビの音声案内が聞こえ易くなります。このホーンはハンズフリー通話時に音を拾いやすくする機能もあるそうです。

去年の9月にiPhone 4を入手してから、iPhone 3Gはほとんど使っていない状態でした。GPSとカメラ撮影機能が使えるiPod touchとして使用する計画でした。今後は、ジムニー車載専用として使おうかと考えています。Wi-Fiがあるところでルート設定すれば、カーナビとして使えます。Wi-Fi電波が届かない所では、オフラインでも地図データが利用できるMapFan for iPhoneなら、現在地の表示、追従が可能です。

4月2日追記:iPhone 3Gは電子コンパスが搭載されていないので、MapFan for iPhoneを本格的なカーナビとして利用するには、難ありかもしれません。iPhone 4なら問題なく、ナビ機能が働きますが、iPhone 3Gは反応が遅かったり、進行方向を即座に把握することができないようなので、残念ながらカーナビとしては使用できないと考えた方が良いかもしれません。

Amazonでも販売しています。
OZAKI 車載用に設計されたiPhone 4 / iPhone 3GS / iPhone 3G専用スタンド IH919A

MapFan for iPhone

INCREMENT P CORPORATIONがオフライン地図、ナビゲーションアプリケーション、MapFan for iPhone(¥2,300)をiTunes Storeで期間限定(2011年3月18日〜2011年3月31日)で無償配布されています。「災害時における通信不通の際に、帰宅支援および地図確認などでお役立てください。」とのことです。私が住む地域は被災地、計画停電地域ではありませんが、常時、iPhone 4を3Gデータ通信不通に設定しているので、試用させてもらおうと思い、1.49GBのMapFan for iPhoneをダウンロードしました。

3Gデータ通信遮断時でもナビゲーションが可能かどうか、試してみました。結果、リルートはできないけれど目的地までナビゲーション可能でした。出発前に自宅ガレージでiPhoneのGPSとWi-Fiを使って、出発地点とキーワード検索で目的地を探し出し、ルートを設定。車専用のカーナビとは異なり、徒歩/自転車を指定することもできるので、自転車で通行可能なルートも設定可能。

音声案内がわかり易く、これなら道に迷うこともないと思います。交差点は700m、300mと、間もなく(100mぐらい)の案内があります。3Gデータ通信不通時はリルート不可ということだったので、途中で意図的にルートを外れてみました。「ルートから外れました。リルートを行います」の案内後、確かに現在地追尾機能だけが働き、案内は終了したかのようでした。再び、出発時に設定したルートに戻ると、「ルートに復帰しました」の案内があり、少々驚きました。後は、目的地まで確実に案内がありました。

UIがわかり易く、地点検索時の入力も簡単です。(車で使っているSonyのカーナビは未だにカタカナ入力のやり方がわかりません。)アドレスブックから即座に目的地を選ぶこともできます。地図の向きは二本指で回転させれば進行方向を上にすることも可能。現在地ボタンを何回かタップすると、地図の自動スクロールとヘディングアップ(進行方向が上)で案内するようです。iPadにも対応していますが、二倍表示で文字が若干、読み辛くなります。

無償で提供されているINCREMENT P CORPORATIONに感謝します。

4月1日追記:「ルート探索等のオンライン機能については、ご購入後最低1年間はご利用いただけます。」とのことで、カーナビとして使用する場合は、来年、たぶん有料で更新しなければならないようです。