SD Card Data Recovery

9月20日(金)と9月22日(日)にメインカメラであるNikon D7000で撮影し、SDカードに記録した1,000枚を軽く超える画像ファイルが読み込めなくなりました。その日の撮影を終えて、宿泊先のホテルに戻り、妊娠したバッテリーを取り外して使っているAluminum MacBook (Late 2008)にカードリーダーを介して画像ファイルを読み込んでいる時に、SDカードリーダーを取り外したとの警告があり、それ以降、ファイルはカメラで見ることもApertureで確認することもできなくなったのです。数種類のデータ復旧アプリケーションを用いて、現地で壊れたSDカードの復旧を試みましたが、どれも失敗。

金曜のP1、P2、日曜のドライバーズパレードと決勝、それに出待ちして撮影したF1ドライバーや関係者の画像ファイルがどこかに飛んで行ってしまったのです。決勝レース直後にMark Webberをサイドポットに乗せてやって来たFernando Alonsoのマシンを撮影した貴重な画像が見れないという不運に見舞われました。

帰国後、他の復旧ソフトを使って四苦八苦していると、一日がかりでようやく、消えてなくなったはずのRAW画像ファイルのほぼすべてをiMacの内蔵HDDに復元させることができました。壊れたSDカードの容量を調べると、満杯状態なので、ファイルが見えていないだけで実際には消えていないだろうとは思っていたのですが、それでも不安な状態が先週の金曜から続いていました。

cardrescue

消失したデータの復旧手順を備忘録として記録しておきます。使用した画像、動画ファイル専用復旧ソフトはCardRescue。MacでもWindowsでも機能します。

  1. 試用版をダウンロードしてApplicationフォルダーにインストール。
  2. CardRescueをダブルクリックしてソフトウェアを立ち上げ、Welcomの画面を確認後、Next >をクリック。
  3. iMacのSDカードスロットに壊れたSDカードを挿入。
  4. Driveプルダウンメニューから壊れたSDカードを選択。
  5. File Types to RetrieveのChangeボタンをクリックし、復元させたいファイル種別にチェック。(私の場合はNikon D7000で撮影したRAWファイルが復元対象となるので、PhotoはNEFとRAWをチェック。)Video、Audio、Otherの項目はすべてチェックを外しました。
  6. Destination Folderで復元させる場所を指定。(デフォルトのUser/Pictures/CardRescue/日時を指定)
  7. Next >をクリック。
  8. フルスキャンを実行し、見つかったファイルを選択してSaveをクリックして保存。(保存するにはCardRescueを購入して登録キー番号を入力する必要があります。)

私の場合はフルスキャンするのに45分ほど時間を要しました。修復したファイルを復元するのは一瞬で終わりました。フルスキャンをかけた時点で指定のフォルダーに復元されているものと思われます。5.で余計なファイル種別にチェックを入れると、NEF(NikonのRAWファイル)が復元されず、画像サイズが小さなTIFFファイルだけが復元されてしまうようです。

Singapore GP 2013 — Qualifying

Singapore GP 2013 Qualifying at Turn 9

午後9時からいよいよシングテル・シンガポールGPの予選が始まりました。

Singapore GP 2013 Qualifying at Turn 9

ドライバーは赤いタイヤ(スーパーソフト)で真剣勝負ですが、私はレンズをAF-S VR Zoom-Nikkor 70-300mm f/4.5-5.6G IF-EDに付け替えて遊んでいます。広角端の70mm(換算105mm)でも近過ぎる距離。

Singapore GP 2013 Qualifying at Turn 9

この距離でフレームからマシンがはみ出すほどの望遠レンズで流し撮りはちょっと無理がありますが、ぶれずに撮れたら満足感が得られます。

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Alonsoはちょっと上を向くような角度だけれども、Massaはそれほどでもない。マシンは被写体ブレしていないのに、ヘルメットが少しブレているのは路面がバンピーで、ヘルメットが上下に揺れているため。

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Force Indiaのドイツ人ドライバー、Adrian Sutil。

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初めてQ1へと進んだSauberのEsteban Gutierrez。

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Q2止まりのKimi Räikkönen。相棒のRomain Grosjeanは3番グリッド。

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望遠に飽きると今度は元のレンズに戻して広角端で。

予選の結果は以下の通り。

  1. Sebastian Vettel
  2. Nico Rosberg
  3. Romain Grosjean
  4. Mark Webber
  5. Lewis Hamilton
  6. Felipe Massa
  7. Fernando Alonso
  8. Jenson Button
  9. Daniel Ricciardo
  10. Esteban Gutierrez
  11. Nico Hulkenberg
  12. Jean-Eric Vergne
  13. Kimi Räikkönen
  14. Sergio Perez
  15. Adrian Sutil
  16. Valtteri Bottas
  17. Paul di Resta
  18. Pastor Maldonado
  19. Charles Pic
  20. Giedo van der Garde
  21. Jules Bianchi
  22. Max Chilton

Singapore GP 2013 — Practice 3

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Bay Grandstandの自席に大人しくすわっていたのは金曜P1開始前の僅か3分ほど。P2以降はT9内側の施設に通いました。施設のスタッフや警備スタッフに顔を覚えてもらったので、自由に往来できるようになりました。P3は6時から1時間だけ。

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まずは同行者がFUJIFILMの小さなコンデジ、XF1で撮影したこの写真。シャッタースピードを私が1/320秒に設定したはずですが、いつの間にか1/500秒になっています。このスピードでは背景が流れませんが、それでもピントが合ったF1マシンが被写体ブレすることなく綺麗に写っています。流し撮り性能に関してはNikon Coolpix P300と同程度かと思います。高感度耐性に関してはXF1の方がより高性能。

Singapore GP 2013 P3 at Turn 9

コンデジで撮影した画像と一眼レフで撮影した画像、同じように見えるかもしれません。こちらは一眼レフのNikon D7000でシャッタースピード1/200秒で流し撮り。ISOは360。

Singapore GP 2013 P3 at Turn 9

腰痛に苦しむKimi Räikkönenの画像は限界に近いシャッタースピード1/125秒。

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同じ場所、同じ角度から同じような写真ばかり撮っていると飽きてきます。フレームから外してしまった写真が新鮮に感じます。

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ここは耳栓必須。

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P3のFlickrセットはこちら。同じような写真ばかりですが、お好きな方はどうぞ。

Katsura Imperial Palace Revisited

Nakamura Ken Shaved Ice
Shot with iPhone 5 (Blux Pro)

宮内庁が管理する桂離宮を再訪問しました。当選した2時半の見学ツアーまで少し時間があったので、桂離宮南の八条通にある創業明治16年の中村軒で休憩。

Bamboo Grass Hedge
Shot with Sony DSC-RX100

長さ250メートルの笹垣は世界でもここだけだそうです。前回訪問時はSony DSC-RX100にSDカードが入っておらず、空シャッターを何枚も切っただけでした。今回は32GBのカードを挿入していることを確認。

Katsura Imperial Villa
Shot with Sony DSC-RX100

春に訪れた時と比べると緑の量が桁違いに多い。池に反射する橋、今日は特別に綺麗に反射しているそうです。

Katsura Imperial Villa
Shot with Nikon D7000 and Tamron AF18-250mm F/3.5-6.3 (Model A18N)

Nikon D7000にTamron AF18-250mm F/3.5-6.3 (Model A18N)を初めて装着。このズームレンズは動体の撮影には向いていませんが、風景写真では使えます。

Katsura Imperial Villa
Shot with Nikon D7000 and Tamron AF18-250mm F/3.5-6.3 (Model A18N)

手前でぼかした緑は萩。シャッタースピードが1/5000秒になっている。何故にそんなに高速シャッターなのか?Nikon D7000は星の撮影に使ったのが最後で、ISOが2000のままになっていました。ISOオートをオンにしたのですが…

Katsura Imperial Villa
Shot with Nikon D7000 and Tamron AF18-250mm F/3.5-6.3 (Model A18N)

窓越しの景色が綺麗な笑意軒。絞り優先f/7.1ですが、シャッタースピード1/1000秒なので、全く手ブレしていません。(Tamron AF18-250mm F/3.5-6.3には手ブレ補正機構が搭載されていません。)

Katsura Imperial Villa
Shot with Sony DSC-RX100

Sony DSC-RX100で撮影した同じ笑意軒の別の部屋。窓が大きな絵画のように見えます。

Katsura Imperial Villa
Shot with Nikon D7000 and Tamron AF18-250mm F/3.5-6.3 (Model A18N)

松琴亭へと向かう白川橋。大きな一枚岩を削ってある石橋。

Katsura Imperial Villa
Shot with Sony DSC-RX100

熱中症対策に保冷機能がある水筒を持参しました。雲の隙間に見える青空が今一つ青くありません。光化学スモッグでしょうか。

Katsura Imperial Villa

桂離宮訪問前ではなく訪問後に中村軒でかき氷を食べれば良かったと後悔するほど蒸し暑い日でした。

Perseids 2013 — Part 2

Occulation of Spica by the Moon

スピカが月の背後から出て来たところを捉えていますが、これでは見えないかもしれません。

Occulation of Spica by the Moon - Version 2

ここまで拡大すると粗が見えますが、三日月の外側右上にスピカが確認できます。双眼鏡ではもっと鮮明に見えていました。去年の金星日面通過と似たものがありました。

現在、空は晴れています。昨夜と同程度の好条件です。午後11時頃から出陣します。

Perseids 2013

極大を迎えた8月12日深夜から13日未明にかけては前日よりもさらに天候条件に恵まれました。上の流星は放射点から南へ向けてアンドロメダ座を縦断するように流れた流星。

Perseids 2013

露光25秒でインターバル撮影した一枚に明るい流星が2個、写っています。この2本の光跡を延長して交差する点がペルセウス座流星群の放射点です。撮影時刻は8月13日午前0時33分。ポータブル赤道儀(ポラリエ)で追尾しながらインターバル撮影した複数の画像をスタック(合成)して、放射点から天の川方向に放射状に飛ぶ流星を撮影したいと意図しましたが、この一枚の画像でその目的が達成できています。

Perseids 2013

超広角ズームレンズの広角端11mm(換算16mm)でこれだけの長さと明るさですから、この一本は火球クラスと言っても良い流星。撮影時刻は8月13日午前1時20分。

今回はカメラ2台で合計496枚の写真を撮影しました。(同行者がさらに数百枚)そのうちの何枚に流星が写っているのか未確認です。これからスタッキングしながら確認する予定です。

Biwako Great Fireworks 2013 — Part 2

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7時半頃から小さな花火が2ヶ所から打ち上げられました。カメラマンにとっては本格的な花火が打ち上げられる前にカメラのセッティングを確認し、レンズの向きと画角を調整する絶好の機会となります。2ヶ所から打ち上げられる花火を同じフレームに収めようと思えば焦点距離は換算187mmぐらいでしょうか。

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7時45分花火大会開始でいきなりこれ。上の一枚目の写真を撮影してからもう少し、望遠よりに焦点距離を変更(換算247mm)したら大きな花火はフレーム内に収まらない。大きな花火の最初の一発目は、前の花火の煙の影響を受けないので最も綺麗に撮影できるのですが…

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慌てて焦点距離を広角よりに少し戻しました。上の写真で換算202mm。

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水に濡れたカメラボディーとレンズは問題ないようです。不幸中の幸い。

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夢見が丘駐車場展望台から見るとちょうど目の高さぐらいに花火が打ち上げられます。山から見ると花火がより立体的に見えます。

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カラフルで小さな花火がたくさん。

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仕掛け花火も全部見えます。花火開始時には人がいなかった場所ですが、いつの間にか私の背後に若いカップルが。

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これは大きい、2年ぶりの20号(二尺玉)でしょうか。すかさずリモードコード(MC-DC2)を用いてシャッターリリース。連続して撮影できるよう、長秒時ノイズリダクションはオフに設定しています。

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大き過ぎて半分ほどしか写っていません。

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湖面すれすれに斜めに打上げられた花火。

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前の花火の煙が残っていますが、これがまた幻想的な絵を創ってくれます。

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フィナーレは露出オーバー気味。

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RAWで記録し、これでも目一杯補正していますが、限界があります。この写真でf/16.0、露出5秒。

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山の上からでなければ撮れない写真が数多く撮れました。雨に打たれながら5時間近くも待機した甲斐がありました。花火を撮影した静止画はすべてNikon D7000 + AF-S NIKKOR 70-300 f/4.5-5.6 G ED、花火以外の静止画はSony DSC-RX100で撮影しました。

Biwako Great Fireworks 2013 — Part 1

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去年は5時頃に来たら比叡山ドライブウェイのゲートが閉まっていました。今年は3時前に来たら夢見が丘駐車場は満車で、山頂駐車場へ迂回するように案内されました。山頂往復までの通行料金が1,620円→820円になり、夢見が丘駐車場往復までの料金と同じにするので是非とも山頂駐車場へとのこと。

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しかし、山頂まで登れば花火は小さくなるし、困ったなあと思いながら、満車の夢見が丘駐車場を通過してロテル・ド・比叡すぐ下の登仙台駐車場に何とか一台分の駐車スペースを確保。段々雲が多くなりました。直前に見た天気予報では花火大会が開催される6時から9時頃までは雨。

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MinnetteアルミケースにManfrottoのカーボン製三脚、Snow Peak Low Chair 30を両手に持ち、夢見が丘駐車場まで徒歩で下ることにしました。駐車場から溢れた車が片側車線を占拠しています。案内係の人に尋ねると、カーブ以外は路上駐車しても良いとのことでした。それならもっと下の方で路上駐車すれば良かった。

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夢見が丘駐車場展望台はまるで三脚売場のよう。ひと際目立つ背の高い三脚(右の方)が設置してある辺りが最も花火の撮影に適した場所です。この近くに何とか(ちょっと強引に)同行者がカメラ一台分のスペースを借り押さえしました。

午後3時半頃からこの有り様であれば、この地は琵琶湖花火大会の穴場スポットとは言えません。車のナンバープレートを見るとほとんどが他府県からやって来られた車。浜大津まで行けば車を停める場所がないし、帰宅時に大渋滞します。ここなら比較的、混雑しないし、花火が終わって帰る時もそれほど大きな渋滞はないので、他府県から車でやって来る人には人気があるのでしょう。地元の人は公共交通機関を利用することが多いと思います。

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この後、天気予報通りに強い雨が降ったり止んだり。雲台が雨で濡れないようにビニールを被せました。傘は遠く離れた車の中。自動販売機が設置してあるところで雨宿りすることにしました。

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この時、ビニールの屋根に何カ所か、大きな穴が空いていて、大事なカメラボディーとレンズを入れたMinnetteのアルミケースが浸水しました。気付けば、底の方に5ミリほど水が溜まっている。普段はこのアルミケースにはポータブル赤道儀ポラリエとアクセサリーを入れています。持ち出す時は晴れている時に限られますから浸水するとは思いもしないこと。迂闊でした。

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私はLow Chair 30に腰掛けて待機中。花火待機時間を利用してシンガポールGPのフォトコンテストに応募する写真を撮影しようと計画していましたが、雨が降ったり止んだりの状況だったので、そちらの写真撮影は断念しました。帰宅後に上の画像を見て、アイデアを一つ思い付きました。Low Chair 30の背もたれに”Leave Me Alone!”(「放っといてくれ!」)のメッセージを貼り、首の背後に被ったベネチアンマスクの目の部分にフィンランドとフランスの国旗。シンガポールGPのビーチタオルを足下に拡げておく。さらにLotus F1チームのキャップを前後逆に被る、というアイデア。

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直前まで降っていた雨が止みました。花火の開始を前にカメラのセッティングを再確認。私は仮り押さえしておいた場所から数十メートル、左の方に人がいない場所を見つけ、そちらで静止画を撮影することにしました。浜大津港の噴水少し左方向から花火は打ち上げられます。

Dust On The Image Sensor

Nikon D7000 Image Sensor

箱館山ゆり園で撮影した写真を整理していて、Nikon D7000で撮影した複数の画像の同じ位置にシミのような汚れが写っていることに気付きました。使用した二種類のレンズで同じ位置に汚れが写っているということは、シミの原因はイメージセンサーにある。正確にはローパスフィルター上にシミの原因が存在するということで、意を決して自分で掃除してみることにしました。ローパスフィルターの掃除に必要な道具、クリーニング液はレンズを掃除する時に使う道具とクリーニング液(無水エタノール)と基本的に同じだそうで、それなら道具は揃っています。

竹製の割り箸を用いて製作したへらとクリーニングペーパー(dusper)、ブロアー、それと無水エタノールを用意。へらは、APS-Cサイズのセンサーに合わせて先端の幅が4mm程度になるようにナイフで削りました。

カメラの電源をオフにしてからレンズを取り外し、セットアップメニューで「クリーニングミラーアップ」を選び、OKボタンを押して、シャッターボタンを全押し。これでミラーアップの状態になります。カメラを下に向けながら、ブロアーで大きなホコリを吹き飛ばしました。この時点で、f/20ぐらいに絞って、空を試験的に撮影。シミの原因はブロアーでは取り除けていないことを確認。

先端を細くしたへらにクリーニングペーパーを巻き、無水エタノールをペーパーに染み込ませて、螺旋を描くように中心から外側に向けてローパスフィルターをクリーニング。シミの原因はローパスフィルターに付着した小さなホコリのようです。ホコリが除去できるまでクリーニングと試写を繰り返しました。クリーニング液が不足気味であると、拭きムラが残るようです。レンズの拭きムラは試写しても写っているのかどうかわからないことが多々ありますが、ローパスフィルターの拭きムラは確実に写ります。微細なホコリであっても拡大されて黒い斑点として写ってしまいます。クリーニング液をペーパーに多めに染み込ませて、一回で拭き取るのがコツのようです。

シミの原因は取り除かれ、拭きムラもほぼなくなりました。が、一つ気になる筋状のキズ?がローパスフィルター上に残っていることに気付きました。空を写しても、白い紙を撮影しても写っていることが確認できないので、そのキズ?は気付かなかったことにします。清掃時についたキズなのか元からあったキズなのか不明です。少し強めに擦れば取り除けるゴミかもしれません。

購入後、まだ一年経過していないので、ローパスフィルターの汚れはNikonサービスセンターに持参すれば、無償で掃除してくれるようです。(自分でつけたキズは有償)私は何でも自分でやりたいと思う方なので、ローパスフィルターのクリーニングを実行しました。いつの間にか汚れたローパスフィルターをきれいにすることができたので、レンズの汚れを取り除くのは簡単に思えて来ました。

Mt. Hakodate Lily Garden

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8人乗りのゴンドラに乗り、およそ8分で山麓駅から標高680mの山頂まで。カメラ(Nikon D7000)はシャッタースピード優先モードに設定し、1/80秒で流し撮り。

やって来たのは箱館山スキー場。7月5日から9月1日までは「びわこ箱館山ゆり園」として、スキーゲレンデが250万輪のユリで埋まります。関西最大規模だそうです。レンズはTokina AT-X 116 PRO DX (AF 11-16mm f/2.8)に交換し、広角端11mm(換算16mm)でカサブランカを接写。

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もっと接近して背景をぼかしました。f/4.5で露出は1/5000秒。このカメラは最速1/8000秒なのでまだゆとりがあります。なぜかAF-Cになっています。ゴンドラ撮影時の流し撮りモードから設定を戻したはずが…

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琵琶湖東岸には伊吹山。11月頃から大彗星、ISON C/2012 S1がここから日の出前に見えそうです。が、この場所はその頃になると関係者以外立入禁止でしょうか。

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標高はそれほど高くはないのに雲が近くに感じます。

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遠くに見えるダートコースは、デューンバギーパーク。1周¥1,500は高いような。カメラはSony DSC-RX100。

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ペアリフトの下にもユリ。今、咲いているのは中咲きのユリの花。

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左に海津大崎。琵琶湖に浮かぶ小さな島は竹生島。

iPhone 5でパノラマ撮影。

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三角屋根のヒュッテを視野に入れるとヨーロッパの高原のように写ります。

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ゆりを眺めながら「涼」を体感できる「森のゆり道」にも来ました。

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ここから望む琵琶湖も絶景の一言。

森の中に咲くユリの花は不自然な感じがしますが、ちょっと幻想的。

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マクロ撮影が不得意なSony DSC-RX100、遠くの景色はシャープに写ります。

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夏の間はライトグリーンのコキア、秋になると真紅に染まるそうです。

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2時間近く山頂でユリを満喫した後、再びゴンドラで一気に下山。ゴンドラ搭乗前に記念撮影してもらった写真が出来上がっていました。どんな人が買うのだろうと思っていたら、同行者が一枚¥1,000の写真を買っていました。

JR湖西線今津駅にある観光案内所や高島市内のコンビニに置いてある入園割引券を利用すれば、入園料+ゴンドラ往復運賃が大人¥1,800が¥1,000、こども¥900が¥500になります。遅咲きの見頃は8月中旬までだそうです。

Fireworks On The Lake

Fireworks On The Lake
Nikon D7000 w/Tokina AT-X 116 PRO DX

ちょうど2年ぶりに同じ湖岸で二台のカメラを用いて花火を撮影しました。2年前に使用したカメラと比べて二台ともスペックアップ、撮影者の技量も少しスキルアップしているかもしれません。打ち上げられた花火の数も増えている気がします。(今年は2,000発)打ち上げ地点から300メートルぐらいの至近距離から撮影しているのでレンズを広角端(換算16mm)にセットしていても、視野からはみ出すほどの迫力でした。

D7000はマニュアルモード(ISO 200固定、f/11.0、露光10秒ぐらい)に設定し、リモートコード(MC-DC2)を用いてシャッターリリース。

Fireworks On The Lake
Sony DSC-RX100

三脚に固定したSony DSC-RX100はシーンモードで「打ち上げ花火」を選んでいます。Exifデータを見ると、ISO 125、f/5.6、露光2秒になっています。三脚に固定しているのだから、もっと絞って露光時間を長くした方がよりシャープに撮れると思います。マニュアルモードで自分で設定した方が良さそうです。

フィナーレはSony DSC-RX100で動画撮影。湖面に反射する様子が写っていないのが残念ですが、周囲の人が盛り上げてくれています。次回(8月8日)は山の上から望遠レンズで狙う予定です。

Eta Aquariid Meteor and The Milky Way

Eta Aquariid Meteor and The Milky Way

Nikon D7000でISO3200に感度を上げて20秒の露出で天の川の試写をしている時に、みずがめ座η流星群に属すると思われる明るい流星が視野に入りました。この日は流星の撮影ではなく、春の天の川を撮影することが目的でした。今年のみずがめ座η流星群は予想されていた以上に多くの流星が世界各地で観察されたようです。関東では5月6日早朝に大火球が目撃されました。

上の画像はISO3200ですが、高感度ノイズはそれほど気になりません。長秒時ノイズ低減は「しない」に設定していますが、露出20秒ですから目立ったノイズはほとんどありません。

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ISO1600で露出1分半でも長秒時ノイズはほとんどありません。Vixen POLARIEで追尾していますが、換算16mmの焦点距離で、星は点像に写っています。

A Meteor?

Sony DSC RX-100で撮影した一枚に明るい流星のような光が写っていました。人工衛星のフレアかもしれません。Heavens-Aboveで軌道をチェックしてみたところ、イリジウムフレアではなさそうです。今日はDSC-RX100のピントが合っています。(5月10日追記:光跡を調べたところ、どうやらこの光はこと座η流星群に属する流星のようです。)

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ISOを640に落とし、光害の影響が少ない天頂付近にレンズを向けて、思い切って3分の露光に挑戦してみました。ポータブル赤道儀で追尾しながらこんなにも露光を続けたのは初めての体験ですが、長秒時ノイズは気になりません。絞りはf/3.2に絞りました。本来は天の川が濃くなっている南のいて座方向にレンズを向けたいのですが、光害の影響があるので断念しました。

Suzuka 2&4 Races — F3 Round 2 Race

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日曜午前に開催されたF3 Round 2決勝はB2席の最も1コーナーに近い所から観戦+撮影することにしました。ホームストレートからS字カーブまで見渡せるB2、B1席は人気があります。特に1コーナー寄りのB2席は大勢の観客が集まっていました。

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1コーナーは減速するけれどもほぼノーブレーキで飛び込むものなのかと言うことに、初めてこの席から観戦して気付きました。

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ここは2コーナーへと斜め方向に向かうマシンを撮影するのが面白い。レンズ(AF-S NIKKOR 70-300 f/4.5-5.6 G ED)の手ブレ補正はオンにしています。カメラが流し撮りを感知して、横方向の振れに対する補正はキャンセルし、縦方向の手ブレ補正だけ機能します。

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オートフォーカスのモードはAF-Cに設定していますが、このモードではファインダー内のピント表示が点灯してもフォーカスロックされず、シャッターを切るまでカメラがピントを合わせ続けます。さらに被写体までの距離が変化し続ける(被写体が撮影者の方に向かって来る、あるいは撮影者から遠ざかる)場合に効果的なのが予測駆動フォーカス。予測駆動フォーカスが作動すると、シャッターリリース時での被写体の到達位置を予測しながらカメラがピントを合わせ続けてくれます。

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AF-Cに設定しておけば、高速で動く被写体をファインダー内に捉えた時点でシャッターを半押ししてもフォーカスロックされません。被写体がずっと遠く(この席なら1コーナーに差し掛かる前)にある時点で半押ししておいて、カメラを左方向に振り、あらかじめ決めておいたシャッターリリース位置にマシンが到達した時点でシャッターを切り、そのままマシンの進行方向にカメラを振り続けることが大事。

Suzuka 2&4 Races — F3 Round 1 Race

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ヘアピンに向かう日本のF3マシン。クラシックなフォルムのF3マシンを見るのも撮るのも初めての体験です。F1を頂点とするピラミッドの3段目に位置するF3カテゴリーは若手ドライバーの育成カテゴリーだそうです。元F1ドライバーの片山右京、鈴木亜久里、佐藤琢磨、中嶋一貴もかつてはこのカテゴリーでモータースポーツを学んでいます。

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ヘアピン手前の観客席がないこんな場所からも撮影できます。ワックスを塗布したDOMKE F-6は無造作に地面に置いても汚れません。Manfrottoの小型三脚は動画撮影用に持参しました。

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130Rに移動しました。アクセルほぼ全開のマシンを被写体ブレなしに撮るのは至難の業。SS:1/320秒でもフレームの中心にマシンを捉えるのは困難です。

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若手ドライバー育成カテゴリーのF3には年配者も参戦しておられるようです。Car #30を操るのは46歳のDRAGON選手。#13 TODA RACINGの吉田基良選手は56歳。最年少のドライバーは18歳なので、親子ほどの年齢差がある。

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鈴鹿サーキットのランドマークとなっている観覧車はサーキットホイールと言います。少しだけ残っていた桜の花を前景にSony DSC-RX100で一枚。

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この後、観戦券所持者に無料開放されていたレーシングシアターを体験。目眩持ちの私は最初、危うい状態になりましたが、すぐに身体が慣れ、ドライバー視点でサーキット走行を楽しむことができました。

Suzuka 2&4 Races — JSB 1000 Qualifying

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鈴鹿サーキットに到着すると、JSB 1000 Aグループの予選が始まっていました。シケインから最終コーナーへと向かう久保山正朗選手。マシンはHonda CBR1000RR。カメラの画質は、ファイルサイズが大きくなるRAWに設定していました。SSは控えめな1/400秒で、カメラを左方向に振っています。

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今日は朝からモータースポーツ観戦日和の快晴。

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SSを1/250秒に落とすと難易度は上がります。BMW S1000RRの乗るライダーはTEAM VITAL SPIRIT、滋賀県所属の辻本範行選手。

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最終コーナー寄りのシケインQ席に移動しました。高台にある鈴鹿サーキットは見晴らしが良く、遠くに太平洋が見えています。

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Q席上方なら傾かせたマシンとライダーをほぼ真上から捉えることになります。二輪の撮影にはこの場所は適していないように思いました。

Nikon D7000 Firmware Updated To A: Ver.1.03/B: Ver.1.04

Nikon D7000のファームウェア更新があったので、NikonのサポートサイトからMacintosh用のファイルをダウンロードして適用しました。バージョンはA: Ver.1.02がVer.1.03に、B: Ver.1.03がVer.1.04になりました。

変更内容は、「AF-S NIKKOR 800mm f/5.6E FL ED VR に対応しました。」と言うことです。こんな高級な超望遠レンズをこのカメラに装着することはありませんが、不具合をこっそりと修正しているかもしれないと期待しながら更新しました。動作環境はMac OS X 10.1.5 ~ 10.8.2となっていますが、最新OSの10.8.3でも問題なくアップデートできました。