FUJIFILM XF1 — Lens Control Error

FUJIFILM XF1 Black

しばらく前から盛大な白飛びが起こるようになり、意図せず何かの設定を変えてしまったのかと思い、カメラを触っていると、Lens Control Error(レンズ制御エラー)の警告表示がありました。マニュアルを読むと、「ズームリングを回して電源オンオフを繰り返してもエラー表示が消えない場合は、カメラの故障であると考えられるので、販売店に持ち込め」と言った内容のことが書かれていました。

白飛びが起こるのも原因は同じでしょうから、修理を依頼することにしました。このカメラは購入後、もうすぐ一年が経過します。手動沈胴式レンズでズームと電源オンオフも手動という、クラシックで珍しい機構とデザインが気に入り、購入したのですが、このカメラは構造的な問題を抱えていそうな気がします。部品交換、あるいは製品丸ごと交換しても根本的な問題解決には至らないでしょうから、無償修理後に某電気店で買い取ってもらった方が賢明かもしれません。

上述の白飛び、レンズ制御エラー以外に不便この上ないこともあります。Aperture / iPhotoがRAWに対応していないので、Lightroomで現像後にファイルを書き出して、Apertureで読み込むという面倒な手順が必要でした。流し撮りもできるし、なかなか優れた発色の画像が撮れるので、お気に入りのコンデジではありましたが。

Japanese GP 2013 — Friday

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初めてiPhoneの目覚まし機能を使用し、午前4時40分起床。スヌーズ機能がオンになっていました。スライドしてアンロックすれば、スヌーズ(うたた寝)できなくなるようです。自宅を出発したのが5時15分頃、新名神土山サービスエリアに到着したのが約一時間後。出発した時は小雨が降っていましたが、サービスエリアでは天気予報に反して晴れています。

鈴鹿に向かうであろう、お隣の車のドライバーは仮眠中。毎年、鈴鹿サーキットでは観戦せずに爆音の中、昼寝している人が多くおられます。金曜か土曜に国際映像に映し出されるグランドスタンドにあくびをする人がいるのも日本グランプリではよくあることです。

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渋滞するであろう、鈴鹿ICには向かわず、亀山ICへ。この天気ならポンチョは不要かもしれないけれど、天気予報では夕方以降に雷を伴う雨とのことだったので、やはりポンチョは持って行こう。長袖シャツも。

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鈴鹿サーキット直営の「みそのモータープール」に予約なしで駐車。去年と比べて駐車料金は1,000円値上げになり、午後9時まで¥3,000でした。

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駐車場に到着したのは午前7時過ぎ。「みそのモータープール」は臨時駐車場なのでGoogle Mapsには載っていません。向かいに見える黒っぽい建物は(株)タチエス鈴鹿工場。ここから逆バンクゲートまで歩いておよそ15分。

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ゲートオープン30分前(午前8時前)でこれだけ人が並んでいます。今年は到着が早過ぎました。いつもは8時半頃にゲートに到着するので、ゲート前で並ぶのは初めて。

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10時から始まるP1は、ヘアピンで観戦する予定。P2はシケインか最終コーナーを考えています。

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今年は日本人ドライバーは出場しないし、コンストラクターとしても日本の自動車メーカーは参戦していないので、観客数は去年と比べて大幅に減るのではないかと予想する人もいましたが、雨が予報されていた金曜P1でヘアピンはこれだけの人。今年はヘアピンに仮設スタンドがないので、常設スタンドに集中したからかもしれません。金曜はメインストレートV1、V2席以外は自由席になります。

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P1開始直前にマーシャル達が何やら慌ただしく仮設トイレのようなものをクレーンで移動させているなあと思って見ていたら、そういうことではなく、直前の練習でした。運んでいたのは仮設トイレではなく、トラック上に停車したマシンを想定したものでした。

FUJIFILM XF1で流し撮り。ヘアピン立ち上がりでシャッタースピード1/400秒ですから背景はそれほど流れていませんが、コンデジでこれだけ撮れれば上等。黒、赤、金のLotusのマシンを操るドライバーは、最近調子が良いRomain Grosjean。

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サーキットビジョンが大きく且つ見易くなっている。

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「130Rオアシス」で昼食後、P2の観戦場所へ移動。この細くて急な階段を下り…

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この狭いトンネルを潜って…

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また階段を登って…

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辿り着いたのはJ仮設スタンド。

J Stand

こんなに眺望が良いスタンドがあることを今回、初めて知りました。Jスタンドは高速コーナーの200Rに面しています。右はヘアピン、左はスプーンへと向かうストレートを見渡すことができ、背後から西ストレートを左から右へと高速で走り抜けるマシンのエンジン音が聞こえてきます。3日間通しのチケットが¥22,000。この価格は決して高くはなく、どちらかと言えば、お得な方だと思います。

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Jスタンドの少しヘアピン寄り、最上段に陣取ってManfrottoの一脚を試してみました。Nikon D7000を一脚に載せるのは初めて。

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Sony DSC-RX100は動画専用機と化しています。遠くに先ほどまでいたヘアピンが見えています。

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気温がどんどん上昇し、軽く30度を超えています。10月の日本グランプリでかき氷?3週間前のシンガポール、ナイトレースよりも暑い一日でした。

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Jスタンドからも正面に大きなサーキットビジョンが見えます。

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P2の途中で観戦場所を移動。P1でコースオフ、クラッシュが相次いだデグナーがこのエキストラビューエリアからどんな風に見えるのか確認するために同行者が階段を登りました。

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ここはおまけの観戦エリア。

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遠いし、金網はあるし…

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シンガポールの3日分よりも歩いた距離は長い。季節外れの真夏日の昼間。8耐の観戦に来たわけではないのですが。

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人気のQ1、Q2スタンドもほぼ満席。ライコネンファンの大きな垂れ幕は確か、ライコネンが出場しなかった2010〜2011年度もあの同じ場所に見えていました。

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メインストレートが下り坂になっている様子がよくわかります。

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P2終了後にレーシングシアター前広場で行われた「レーシングカーのひみつ」教室。講師の小倉茂徳氏がSauber C31風洞実験モデルを使って空力の秘密を解説されています。熱を入れたスリックタイヤが掃除に使う粘着テープと同じという説明は特にわかりやすく感じました。コースオフしてゴミが付着するとグリップしなくなるということです。

Singapore GP 2013 — Practice 3

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Bay Grandstandの自席に大人しくすわっていたのは金曜P1開始前の僅か3分ほど。P2以降はT9内側の施設に通いました。施設のスタッフや警備スタッフに顔を覚えてもらったので、自由に往来できるようになりました。P3は6時から1時間だけ。

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まずは同行者がFUJIFILMの小さなコンデジ、XF1で撮影したこの写真。シャッタースピードを私が1/320秒に設定したはずですが、いつの間にか1/500秒になっています。このスピードでは背景が流れませんが、それでもピントが合ったF1マシンが被写体ブレすることなく綺麗に写っています。流し撮り性能に関してはNikon Coolpix P300と同程度かと思います。高感度耐性に関してはXF1の方がより高性能。

Singapore GP 2013 P3 at Turn 9

コンデジで撮影した画像と一眼レフで撮影した画像、同じように見えるかもしれません。こちらは一眼レフのNikon D7000でシャッタースピード1/200秒で流し撮り。ISOは360。

Singapore GP 2013 P3 at Turn 9

腰痛に苦しむKimi Räikkönenの画像は限界に近いシャッタースピード1/125秒。

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同じ場所、同じ角度から同じような写真ばかり撮っていると飽きてきます。フレームから外してしまった写真が新鮮に感じます。

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ここは耳栓必須。

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P3のFlickrセットはこちら。同じような写真ばかりですが、お好きな方はどうぞ。

Singapore GP 2013 — Practice 2

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いつでも戻っておいでと特別に許可をいただいたので、P2は自席に行かずにT9内側の施設で観戦、写真撮影することにしました。施設の宿泊客は3階の共用バルコニー、敷地内にいるのは現地のクラブ会員やコネがある人。ストリートサーキットなので目の前に金網があるのは仕方ありませんが、マシンは直線距離でわずか3メートルぐらいのところを右から左に3速で疾走します。耳栓必須の爆音。

ご覧のように人は少ないし、理想に極めて近い撮影場所です。P2は90分間、続きますが、ここにいる人はそれほど熱心ではない人が多く、一時間もすれば見飽きてどこかに行ってしまいます。

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一週間ほど前に買ったばかりのコンデジ、FUJIFILM XF1で流し撮りした記念すべき一枚目の写真。私がカメラの設定をして、同行者がカメラを右から左に振りながら撮影しました。シャッタースピード優先(1/320秒)でISOはAUTO1600、ブレ防止モードは「撮影時+動き認識」に設定しました。RAWで撮影してLightroom 5で現像後、Apertureに読み込んでさらに少しだけ補正してあります。

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この小さなカメラで流し撮りがそもそもできるのかどうか、ヨドバシカメラの店員さんもわからないと言っていたので、全く期待していませんでした。マニュアルフォーカスが使い辛いので、オートフォーカスに設定しましたが、不思議と被写体である動体を感知して、金網ではなくMark Webberのマシンにピントが合っています。ISOが1600でもノイズはそれほど気になりません。

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私の方はレンズをAF-S DX Nikkor 18-105mm f/3.5-5.6G ED VRに付け替えて、38mm(換算57mm)の焦点距離で1/250秒で流し撮り。ISOは上限を3200に設定しましたが、距離が近いのでレンズは広角寄り、F値が4.5と比較的明るいので、ISOは1250になっています。

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被写体が近いと流し撮りの成功率はうんと下がりますが、広角寄りの絞り開放であれば、より多くの光を取り入れることができるのでISOを限界近くまで上げる必要がない。結果として高感度ノイズがより少ない綺麗な写真が撮れます。

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焦点距離42mm(換算63mm)でこんなに大きく写ります。手を伸ばせば届きそうなぐらい、危険を感じるほどに近い。

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マニュアルフォーカス、置きピンでヘルメットにピントを合わせるのは至難の業というより、高速連写して偶然に頼るしかありません。それにしてもナイトレース仕様のSebastian Vettelのヘルメットは派手。

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スーパーソフトのタイヤを試しているようです。

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P2開始直後にいた人達はどこに行ったのでしょう。見飽きて家に帰ったのか、それともBIGBABGのコンサート会場で席取りをしているのか?

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ジェシカも6年連続でシンガポールに来ています。

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この辺り、路面がバンピーなのでドライバーのヘルメットが上下に揺れています。Fernando Alonsoは少し上を向いているように見えます。シートの角度がドライバーによって様々。タイヤはソフト。

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レコードラインを大きく外したEsteban Gutierrez。インラップかアウトラップでしょうか。

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Force Indiaのマシンは白飛びするので大幅に補正してあります。

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フィンランド人ドライバー、Valtteri Bottas。

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イタリアンレッドのマシンに乗るFelipe Massaも今年が見納め。完全に暗くなってから始まるP2、予選、決勝での写真撮影はこれまで半分諦めていましたが、被写体が近くて比較的低速走行のこの場所からならそれほどISOを上げることなくノイズを抑えた写真が撮れることがわかりました。

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P2が終わると一旦、ホテルに戻り、ドライバーの出待ちをすることに。

FUJIFILM Soft Case for XF1 BSC-XF B

FUJIFILM Soft Case for XF1 BSC-XF B

シンガポールGP観戦旅行出発の直前に購入したFUJIFILM XF1用にPU(合成皮革)純正ソフトケースを入手しました。速写ケースとも呼ばれるこの専用カメラケースはカメラ操作部がすべて露出していて、即座にスナップ写真が撮れることが特徴です。裸の状態だとグリップがありませんが、速写ケースには右指を掛けるグリップがあります。また、ストラップ取り付け部が一カ所のみだったのが、速写ケースを装着することで、左右二カ所になるので、ケースに付属するストラップを両吊りで使用できます。ストラップは斜め掛けにも対応。

FUJIFILM Soft Case for XF1 BSC-XF B

そしてこの速写ケース最大の特徴は、バッテリーとSDカード収納部にケースを装着した状態でアクセスできること。

FUJIFILM Soft Case for XF1 BSC-XF B

他のカメラケースはこの機能がなかったので、頻繁にSDカードを出し入れする私には非常に便利です。

FUJIFILM Soft Case for XF1 BSC-XF B

背面の操作部や液晶モニターを覆うこともありません。三脚取付部が右の方にあるのでカメラを立てると少し傾きます。撮影時は左にコインを敷いて傾きを調整しています。

FUJIFILM Soft Case for XF1 BSC-XF B

カメラボディーと速写ケースの色の組み合わせを変えることもできますが、ブラックボディーにはブラックのケースが似合います。店頭で試着させましたが、レッドは似合いません。合皮ですが、カメラの高級感を損なわない質感です。

FUJIFILM デジタルカメラケース ブラウン F BSC-XF BW

First Shots with FUJIFILM XF1

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金曜の午後に行われたFlickrサイトの定期メンテナンス後、新しい画像ファイルをFlickrにアップロードできたりできなかったりとユーザーをいらいらさせる状況が続いていましたが、今日は問題なくアップロードできました。FUJIFILM XF1のRAWファイルはAperture/iPhotoが対応していないので、代替となるアプリケーション、Adobe Photoshop Lightroom 5を試用中であり、現像した画像ファイルをFlickrにアップロードできないのはLR 5の使い方が間違っているのか、それともFlickrサイトの方に問題があるのかを見極めるのに時間を要しました。昨夜はApertureからもFlickrへのファイルのアップロードや同期ができなかったので、原因はFlickrサイトの方であると特定することができました。

コンデジとしてはセンサーサイズが2/3″と大きいXF1での 初撮りを行いました。Sony DSC-RX100との使い分けを考えて、マクロモードで撮影してみました。(RX100はマクロ撮影が苦手)モードは絞り優先オート。このコンデジを使うのは初めてであり、RAWで撮影した画像ファイルをAdobe Photoshop Lightroom 5で現像するのも初めての体験です。LR 5は露出をオートで補正した後に、ハイライトを微調節していますが、このカメラはRX100と比べて白飛びが少ないように思います。FUJIFILMのカメラは自然な発色が特徴とのことを聞いていましたが、確かに色が自然な感じがします。

EDIFICE Red Bull Racing Limited Edition Chronograph

当ブログに掲載する室内で撮影した画像のほとんどは、Olympus PEN E-P1にフォーサーズアダプターを装着し、35mm(換算70mm)単焦点のマクロレンズ(Zuiko Digital 35mm F3.5 Macro)を使い、マニュアルフォーカスで撮影しています。今回はFUJIFILM XF1を三脚に固定し、ISO100固定の低速シャッターで室内での物撮りを行いました。光源は昼光色の蛍光灯と電球色のクリプトン電球が混ざった光。いつもはApertureでホワイトバランスをオートにすると大きく色合いが変わりますが、XF1でRAW撮影した画像をLR 5でホワイトバランスをAutoで補正してもそれほど色合いは変わりません。元の発色がもともと自然な感じだから、補正する必要もないということでしょうか。前述の通り、白飛びも少ないのでハイライトもそれほど触らなくても良いようです。

屋外と屋内でマクロモードで撮影してみた印象は予想していたよりも良好です。一枚目の秋の到来を感じさせるススキの写真は手持ちで撮影しています。測光方法の設定変更方法がわからず、初期設定の「マルチ」で測光しました。使用説明書を読むと、顔キレイナビがオンになっていると、設定できないようです。帰宅してすぐにオフにしました。

上のいずれの画像もオートフォーカスで撮影しています。一枚目はAFをシャッターボタン半押しでロックして少し、構図を変えています。液晶モニターは視野率約100%なので、モニターで見えるものはすべて写るので要注意。撮影メニュー > カスタム撮影画面 > 電子水準器をオンにすれば、水平を確認しながら撮影可能です。DISP/BACKボタンを何度か押して、カスタムを選べば「画面のカスタマイズ」で選んだ項目が表示されます。但し、モードがEXRになっていると、電子水準器は表示されないようです。

二枚目の画像は被写体を意図的に中央からずらしています。三脚固定撮影の場合、シャッターボタン半押しによるAFロックは使い辛いので、AFエリア選択機能を使い、腕時計の文字盤にピントが合うようにしています。AFエリアの選択は撮影メニューから行うのが基本ですが、E-Fn(拡張ファンクション)ボタンを押して表示された拡張ファンクション画面から設定することも可能です。初期設定では動画撮影ボタンでAFエリア選択設定画面を呼び出せるようになっています。

FUJIFILM XF1で初めての試写を行った今回はマクロ撮影を試してみました。広角端25mm設定時にレンズ先端から3cmまで被写体に寄ることができるこのカメラは、特に室内での三脚固定撮影にも積極的に使えそうであることがわかりました。

次回はシャッタースピード優先で流し撮りを試してみます。カメラ購入時に店頭で試した結果、流し撮りは不可能ではないと感じたので、設定次第ではNikon Coolpix P300シリーズと同様に綺麗に流せるかもしれません。

FUJIFILM XF1 — Unpacking

FUJIFILM XF1 Black

2年前の秋にFUJIFILM X10が発売された時、そのデザインを絶賛しておきながら、実際に入手することはなかったのですが、その同じXシリーズで去年の秋に発売されたXF1は当ブログのポストで話題にもしなかったのに、発売後およそ一年が経過して買い求めやすくなり、Nikon Coolpix P330と比較検討の結果、XF1を入手することになりました。

パッケージ(特に外箱)がJust MobileやAppleの製品と似たものを感じます。

FUJIFILM XF1 Black

こういう写真を撮影しておくと、下取りに出す時に何かと役に立ちます。梱包方法についてはApple製品ほどの拘りは感じられません。

FUJIFILM BATTERY CHARGER BC-50B

バッテリーは専用の充電アダプター(BC-50B)を使用して充電します。USBケーブルで充電するタイプよりもこちらの方が使い勝手が良いと思います。

FUJIFILM XF1 Black

箱から取り出したカメラボディーをテーブルの上に置き、斜めから撮影するだけでアートになるシンプルデザイン。クラシックだけれどもモダンな感じもします。沈胴式Fujinonレンズは3つのステップで電源をオンにします。上の状態は電源オフの収納モード。このままiPhoneのようにポケットに入れることも不可能ではありません。

FUJIFILM XF1 Black

そしてこれが電源オフのスタンバイモード。ズームリングを少し左に回してからレンズを引き出した状態。首からぶら下げる時はこの状態で。

FUJIFILM XF1 Black

さらにズームリングを左に回すと電源オンで撮影可能モード。これで広角端の換算25mmの状態。起動時間は最短で0.55秒、オートフォーカスは最短0.16秒の高速レスポンス。この沈胴式のレンズはフィルム時代の愛機Rollei 35Tを思い出します。

FUJIFILM XF1 Black

光学機器メーカーとして定評があるFUJINONレンズは広角端でF1.8の明るさ。オールガラス6群7枚だそうです。

FUJIFILM XF1 Black

光学4倍(25mm~100mm)マニュアルズームレンズ。コンデジでマニュアルズームは珍しい。

FUJIFILM XF1 Black

液晶モニターは3.0型TFTカラー、約46万ドット(視野率約100%)の固定式。XF1専用のKenko液晶プロテクターが貼ってあります。(ヨドバシカメラの店員さんに無料で貼ってもらいました。)

FUJIFILM XF1 Black

モードダイヤルが埋め込み式になっている。モードダイヤル左の大きなボタンがシャッターボタン、小さなボタンはファンクションボタン。ストラップ取り付け部は一カ所のみ。

FUJIFILM XF1 Black

大きさの割にずしっと高級感のある重さを感じます。カメラの心臓部、センサーはコンデジとしては大きな2/3型EXR CMOSセンサーを搭載。有効画素数は約1200万画素。Nikon Coolpix P330やRicoh GR Digital IIIの1/1.7インチよりは大きく、Sony DSC-RX100で採用された1インチよりも小さいセンサー。高感度にもそこそこ強そうです。

Finepix Digital Camera Pouch

購入先はマルチメディア京都ヨドバシカメラ。ポイントなしでちょっと値引きしてもらい、Kenkoの液晶プロテクターと合わせて合計¥28,800でした。最近、ヨドバシカメラではAmazonの最安価格とほぼ同じ価格にしてくれます。おまけにFINEPIX専用カメラケース(非売品)を貰いました。その時、どちらの色が良いか迷っていたら、二つとも差し上げますとのことでしたので貰ってきました。

記録方式としてRAW(RAF独自フォーマット)にも対応していますが、Apple ApertureやiPhotoではRAWは残念ながら未対応のようです。