Jun 202017
 

IMG_2494

左手に持っているのが「五郎謹製」の平鉋、右手に持っているのが細長い作里鉋。いずれも義父から頂いた年代物の鉋。

IMG_2495

作里鉋は桁や梁を繋ぐ相欠き部分の仕上げに重宝します。

IMG_2320

相欠きは本来、柱の真上ではなく少しずらせた位置で継ぐそうです。上の画像は在来工法で職人さんが建てたご近所さんの木製ガレージ内部。(車庫ではありません。)相欠きの重なる部分の長さが短いのは、強度を考慮してのことだと思います。物置兼ガレージの内部を見せていただき、参考にさせていただきました。

IMG_2543

当初の計画では相欠き部分の幅は柱の幅と同じ90mmでした。この部分を50mmに短くすることで、桁の全長を5,950mmとし、全長3,000mmの杉角材を無駄なく有効利用することができ、同時に柱から突き出た部分を東西で125mm分、確保できます。

IMG_2544

柱Bと柱Cの間に桁Bを渡しました。二次元で想像していた以上に背が高くて大きな「パーゴラ」になりそうです。

相欠き継ぎ作業の難易度:5段階で4

Pergola Carport — Part 15へと続く。
Pergola Carport — Part 13に戻る。

Jun 192017
 

IMG_2480

3本目の柱Cを沓石の上に立てます。2本目の柱Bを立てた時に採用した独自の方法で柱Cの高さを確認し、水平を出しました。今回は脚立を使用して水準器で水平を出し、柱BC間に水糸を張りました。

IMG_2481

脚立の上に置いた水準器と平行になるように水糸を張って、二本の柱の高低差を測定しています。端材に打った釘の数が微調整した痕跡。水糸が釘の上か下かで3ミリほど高さが変わり、その違いが水準器に現れます。高低差は76mmでした。

South Revised

3本の柱の高さが決まった時点で地面の傾斜角度が判明したので、南側から見た(北側の)図面を修正しました。地面の勾配はおよそ2.7ºとなり、基準となる柱Aの高さ2,200mmに対して、地表に出ている部分の高さが低い沓石Bの上に立てた柱Bの高さは2,388mm、柱Cは2,464mmとなりました。

IMG_2482

作業場と化したガレージ内で柱Cを卓上丸ノコで切断。ほぞの高さ35mm分を加えた2,499mmの位置で、二回に分けて直角に注意しながら切断しました。一回目におよそ85mmの深さまで切断し、裏返して残り5mm分を少し長めに切断します。意図した段差は作里鉋で削り落とせば、切断面が平らになります。(残り5mm分が短くなってしまった場合は、85mm分を削り落とさなければなりません。)

IMG_2483

柱を立てる前にほぞの刻みと羽子板ボルト用の穴空けを実施。梁(上の画像で垂直に立っている端材)との接合部に使うのは腰高羽子板ボルト。ボルトを貫通させる穴の位置を柱Cの切り欠き部分からオフセットさせるために腰高タイプの羽子板ボルトが必要になります。

IMG_2489

穴を垂直に木材の中心に空けるには米国で購入したダボ穴用の治具(Dowl-it Model 1000)を使います。この治具、ダボの穴を空けるという本来の用途以外でも工夫次第で色々な場面で重宝します。細めのドリルビットで小さな下穴を途中まで空けてから、ジグを外して太いドリルビット(13mm径)で穴を貫通させます。この治具が対応する最大穴径は1/2″(12.7mm)なので、13mm径のドリルビットは残念ながら入らない。いきなり大きな穴を生木に空けようとすると、割れが入るので下穴用にこの治具を利用しています。

IMG_2485

13mm径のドリルビットの先端が裏側に貫通したら、木材を裏返して残りの部分を貫通させれば木材に傷を付けずに綺麗な穴を空けることができます。

IMG_2487

梁を受ける切り欠きとほぞ、(腰高)羽子板ボルト用の穴空け作業が完了しました。

Pergola Carport — Part 14へと続く。
Pergola Carport — Part 12に戻る。

Jun 182017
 

IMG_2466

柱Aと柱Bの上に桁Aを載せます。柱Aの上に載る桁Aにはほぞ穴を掘る必要があります。Wikipediaによると、桁(建築)とは構造物において柱間に架ける水平部材。短辺方向に渡された横架材を梁といい、その直交方向(長辺)に渡される部材を桁といいます。切妻屋根であれば、桁の上に垂木が載り、屋根からの荷重を受ける重要な部材。

IMG_2467

ほぞ穴を掘るのは練習した通り。深さは35mmに変更しました。節があっても使用する鑿の切れ味がよければ特に問題はないようです。

IMG_2468

柱Bとの接合は羽子板ボルトのみですが、桁Aと桁Bは相欠きで継ぎます。相欠きは継手としては単純で、一見簡単そうですが、重なる部分の長さや高さ、切断面の角度など、高い精度が要求されます。決めた寸法通りに刻まないと、隙間や段差ができます。直角に削る時に役に立つのがこのちょっと変わった細長い鉋。「作里鉋」といい、鉋台の幅と鉋刃の幅が同じになっているので隅の部分が際まで削れます。

IMG_2469

羽子板ボルト用の穴を空けて、座金用の座掘りをします。

IMG_2470

柱Aと柱Bの上に桁Aを載せました。

IMG_2471

柱Aと桁Aとはほぞ組みと羽子板ボルトで接合。

IMG_2472

桁Aに使用した杉の角材は反りがありました。山の部分が上になるように使用しています。積雪時の重みで下がってくるのではないかと期待しています。桁の中央部分に水準器を置いたら水平が出ていました。上下逆に渡すと撓むかもしれません。

IMG_2475

柱Aと桁A接合部を下から見たところ。

IMG_2476

羽子板ボルトは西側のみ仮固定。

IMG_2474

我々、施工してもらう側からみると、晴れているのになぜ大工さんは来ないのか?他の現場に行っていて後回しにされているのではないか?と疑うことがよくあります。ほぞ組み加工を実際に自分でやってみて気付いたことが一つあります。現場で組み立てるよりも、刻み作業の方がずっと難易度が高く、手間もかかるということです。大工さんは他の現場に行っているのではなく、工務店の工場で刻み作業をしているのかもしれません。

柱と桁の接合作業の難易度:5段階で4

Pergola Carport — Part 13へと続く。
Pergola Carport — Part 11に戻る。

Jun 062017
 

Japanese Hand Plane

義父から譲り受けた年代物の和鉋を紹介します。恐らく少なくとも50年以上前に製作された和鉋です。

Japanese Hand Plane

鉋身の表に「剣」、裏に「五郎謹製」の刻印入り。調べてみると新潟県の田中鉋製作所先代、田中五郎次の作品のようです。息子の昭吾作の鉋に関してはある程度の情報が得られましたが、先代が製作した鉋に関してはほとんど情報がありません。極めて貴重なものであることは確かだと思います。

IMG_2200

刃の長さがおよそ70mmなので「寸八」と呼ばれるサイズです。私の手には大き過ぎますが、90mmの角材を削るにはこのぐらいあった方が効率的です。

IMG_2204

我流でおよそ30ºの角度で刃を研いでみたものの切れ味はこんなもん?

IMG_2205

樫の木でできた鉋台の頭の部分に割れがあったので、木工ボンドで接着しました。

IMG_2329

試しに廃材を削ってみましたが切れ味は今一つ。どちらかと言えば、替え刃式の鉋の方が良く切れる。刃の研ぎ方が間違っているかもしれないと思い、ネットで検索すると富山大学の研究資料用ビデオがヒットしました。

鉋刃を研ぐという行為の奥の深さが感じられる素晴らしい動画だと思います。

IMG_2339

この動画に触発され、私も三種類の砥石を使って五郎謹製鉋刃を研ぎ直しました。

IMG_2334

切れ味がかなり改善されましたが、私としてはこの切れ味で完全に満足できていないので、鉋刃をさらに研いでみます。鉋刃を研ぐという行為に嵌りそうな予感がします。

May 302017
 

Subaru R1のエキゾーストパイプアセンブリー交換時にSuzukiディーラーの担当整備士にお借りしたWAKOSの浸透防錆潤滑剤を返しに行き、同時に交換作業が成功したことを報告してきました。

IMG_2264

折れてスタッドボルト状態になったフランジボルトを緩めて取り外すのにVISE-GRIPロッキングプライヤーが役に立ったという話をしたら、担当整備士さんも、Mac ToolsにOEM供給されているVISE-GRIPのセット品をお持ちだということで見せていただきました。ジョーの部分がストレートのものやサイズが異なるロッキングプライヤーが揃っていました。いざという時に使用するそうです。

Subaru R1 Exhaust Pipe Assembly — Part 11に戻る。

May 242017
 

DSCF3620

6個の沓石(束石)を設置する際におよそ200mm四方、深さ240mmの穴を掘る必要がありますが、穴を掘る道具はサイズや形状が異なる複数のスコップがあった方が良いだろうと思い、Astro Products製のステンレススコップを入手しました。 革紐が付属しますが、炎天下にしばらく放置していたら切れてしまいました。

IMG_2185

先ずは義父から譲り受けたタケノコ掘り用の鍬で掘り下げながら、

DSCF3624

APステンレススコップで砂利や土を取り除きました。200mmほど掘ると、粘土質になります。タケノコ掘り用の鍬は柄が短めなので、座った状態で掘ることができます。炎天下で立った状態で作業するのと座った状態で作業するのとでは体力の消耗度が全然違います。

DSCF3631

沓石の上端がGLになるぐらいまでおよそ240mmの深さの穴を掘りました。北西側は水糸を頼りに難なく図面通りの位置に穴を掘ることができました。

DSCF3633

水糸は遣り方に打った短い釘に結びました。作業中に水糸が緩めば釘に巻くことで張り具合を調整できます。1360mmは母屋布基礎からの距離。

IMG_2182

ブロック積みした蒸発散設備が地中深くに埋まっており、鉄筋は補強用として使われていたようです。このコンクリートブロックは破壊して撤去しなければなりません。

IMG_2181

タガネを使ってブロックを破壊し、沓石が設置できるようにしました。

IMG_2183

深さ240mmの穴を掘った後、突き固めながら粒の大きさが異なる二種類の砕石(バラス)を穴に入れました。

IMG_2186

沓石の高さが一定になるよう、幅150mmぐらい(本来は沓石底部の一辺の長さである200mmが理想)の板にGLの線を引き、簡易定規としました。2年前に細長いウッドデッキを製作した時も沓石を設置しましたが、高さが170mmの小さな沓石だったので、定規は不要でした。

手持ちの水準器が穴に入らなかったのですが、この簡易定規の上に水準器を載せると水平を確認することができます。しかし、この段階では厳密に水平を出す必要はありません。砕石の上にモルタルを敷く時に水平、垂直を出します。

Pergola Carport Layout 2

道路に面した母屋南側で作業していると、犬やヤギの散歩をする近所の人が「何ができるのですか?」「ウッドデッキですか?」と声をかけてこられます。知っている人には「カーポートです。」と答えますが、知らない人には「ウッドデッキですか?」と尋ねられたら、「はい、そうです、暑いですね。」とか「いいえ、パーゴラです。」と答えるようにしています。

そんな会話をしながら作業していて、「パーゴラ」にしては大き過ぎるかなと思いながら、公共下水道に接続してからは使用していない合併浄化槽の上に駐車したSuzuki HUSTLER Aを見て気付きました。すでに大きな「パーゴラ」を南北方向にさらに700mmほど延長し、母屋とウッドデッキが後ろまたは前になるように車を停めれば、軽自動車が余裕で2台駐車できるということです。早速、iWork Numbersで図面を引き直して、全長を5,000mmから5,700mmに変更することにしました。

IMG_2193

南の方に700mm延長するので穴を掘り直して遣り方と沓石を移動させました。仮りに固定した杉90mm角の柱は細長いウッドデッキのフェンスに使用していたもの。柱を取り付けた方が位置調整しやすくなります。

IMG_2196

このナンテンも移植しなければなりません。

Pergola Carport — Part 5へと続く。
Pergola Carport — Part 3に戻る。

May 072017
 

DSCF3342

錆びたセンターパイプとマフラーを漸く取り外すことができたので、新しいものに交換する作業を始めます。

DSCF3358

ラバーハンガーを再利用して新しいマフラーをぶら下げました。

DSCF3373

センターパイプもラバーハンガーを再利用してぶら下げました。工具は特に必要ありません。

DSCF3369

重くはないのでお腹の上に落下しても大丈夫。

DSCF3375

何年も前にホームセンターで買った台ちゃんがこういう時に活躍しています。

DSCF3402

マフラーとセンターパイプの接続にはHST製マフラーに付属するガスケットとボルトを使用します。

DSCF3412

ガスケットに表と裏はないようでした。14mmのボルトが前側、ナットが後ろ側。

DSCF3418

前後両側からメガネレンチとコンビネーションレンチを使ってボルトを仮り締めしました。この部分の規定トルク値は60N•mもあるので強めに仮り締めして大丈夫。

DSCF3425

東日製作所のトルクレンチで本締め。このトルクレンチの測定範囲は10〜70N•mなので、限界に近い締付トルク値になります。こんなに固く締めると、ちょっとした錆びでも取り外せなくなると思います。

IMG_2098

この後、触媒側のフランジボルト二本を先に締めてしまったら、O2センサー専用ソケットが入らなくなりました。フランジボルトを緩めて作業スペースを確保してから正しい順でO2センサーを規定トルク値の44N•mで本締めしました。

DSCF3431

フランジボルトの規定トルク値は意外と小さい25N•m。

DSCF3389

ガスケットは左の新品を使用しました。

DSCF3428

Subaru R1のセンターパイプとマフラーの交換作業が完了しました。折れたボルトが取り外せなくなり、一時は触媒も取り外さなければならないかと危惧しましたが、およそ一日半をかけて無事に新品と交換することができました。

総走行距離:58,815km

センターパイプとマフラー取り付け作業の難易度:5段階で3

Subaru R1 Exhaust Pipe Assembly — Part 11へと続く。
Subaru R1 Exhaust Pipe Assembly — Part 9に戻る。

May 042017
 

IMG_2089

O2センサーの取り外しにも難儀しました。六角ボルトの径が22mmと大きく、専用のソケットを所有していなかったのです。モンキーレンチで緩めようとしても固着しているので緩まない。Mazda RX-8の触媒側O2センサーはBAHCOのモンキーレンチで緩めることができたので、専用工具は不要と思っていたのです。

やはり専用工具は必要なので、アストロプロダクツ京都山科店で、ハーネスを逃すスリット入りのO2センサーソケットを入手しました。この専用ソケットとスピンナーハンドルの組み合わせでO2センサーを取り外しました。上の画像でスリット入りの黒いソケットがO2センサー専用ソケット。

IMG_2091

折れたフランジボルトの取り外し方法を、ネットで収集した情報を参考にしながら一晩かけて考えました。手持ちの工具でまだ使用していないものが一つありました。それはガレージの工具収納壁にずっとぶら下がっているVISE-GRIPロッキングプライヤーです。使い方を今一つ理解していなかったこともあり、一度たりとも使った記憶がありません。正に宝の持ち腐れでした。しかも、私が所有するVISE-GRIPは75周年記念モデルの刻印まで入っています。

IMG_2095

滑り止め加工が施されたジョーの部分で対象物を咥えさせた状態で、ハンドル部分を閉じてロックさせることができます。ジョーの開口幅はハンドル部底部にあるネジで調整します。

IMG_2116

VISE-GRIPロッキングプライヤーの特徴は対象物を咥えた状態でロックさせることができることでしょうか。対象物のネジ山は潰れるかもしれませんが、再利用しないので問題ありません。ロックさせた状態で対象物を緩める事に集中できるので、レンチのような使い方が可能です。

DSCF3379

今回はこのVISE-GRIPロッキングプライヤーが活躍してくれたので、スタッドボルトリムーバーやエキストラクターは不要でした。

DSCF3366

折れて頭の部分がなくなったボルトの取り外し手順をまとめておきます。

  1. ボルト周囲に行き渡るように浸透潤滑剤ラスペネをたっぷりと散布する。
  2. 釘締めとハンマーを用いて折れたボルトの下から叩き、衝撃を加える。
  3. 一晩放置する。
  4. VISE-GRIPロッキングプライヤーでボルトの軸を咥えさせて時計回りにゆっくりと力を入れながら回す。(締める方向に回して上から抜く。)

DSCF3303

O2センサーと触媒側の固着したフランジボルトを取り外すことができたので、後はラバーハンガーごと車体からセンターパイプとマフラーを取り外すだけです。

DSCF3316

マフラーをぶら下げているステーは錆びの進行具合が激しく、今にも落下しそうでした。

DSCF3329

ラバーハンガーは再利用可能なので、新しいセンターパイプとマフラーのステーに取り付けます。

DSCF3331

次回は新しいセンターパイプとマフラーを取り付けます。

Subaru R1 Exhaust Pipe Assembly — Part 10へと続く。
Subaru R1 Exhaust Pipe Assembly — Part 8に戻る。

センターパイプとマフラーの取り外し作業の難易度:5段階で4

May 032017
 

DSCF3258

Subaru R1センターパイプ触媒側のフランジボルト2本を10×12のストレートメガネレンチを用いて取り外しました。 Suzukiの担当整備士にお借りしたWAKO’Sの業務用浸透潤滑剤ラスペネを固着したボルト周辺に散布してからの作業になりました。10×12のストレートメガネレンチは今回の作業で初めて使用しましたが、整備士が推奨する理由がよくわかりました。

固着したボルトを緩めるにはテコの原理で大きな力をかけることができる、一体成型の柄の長いレンチが必要です。ソケットとスピンナーハンドルやT型レンチとの組み合わせでは、接合部で力が逃げるように思います。一体成型のストレートメガネレンチであれば、撓みながらも力を直接、ボルトの頭に伝えることができるので、より効率的に力を伝達させることができるのではないかと私は考えています。

DSCF3252

固着したボルトが緩んだ後はシールドラチェットとエクステンションバー、ソケットの組み合わせで効率よく回転させて緩めることができます。

DSCF3291

ラスペネとストレートメガネレンチを用いて難なく緩めることができたと思っていたら、実は取り外した二本のフランジボルトの一本が折れていました。

IMG_2083

長いボルトのフランジ側の部分だけが外れて、ネジ山がある軸の部分が触媒側に残ってしまうという最悪の事態です。頼りになる担当整備士に連絡できれば良いのですが、大型連休中でディーラーは閉店しています。

作業を中断し、残ったボルトをどのようにして取り出すか、ネットで情報収集しながら色々と考えました。フランジの部分が折れてしまったボルトは、スタッドボルト状態なので、スタッドボルトを取り外す際に使用するツールがあれば良いだろうと考えました。折れたボルトを持参し、Astro Products京都山科店へ向かいました。

IMG_2096

そこでこんな工具を紹介していただきました。大きな穴の部分に緩める対象のスタッドボルトを通し、滑り止め(ローレット)加工が施されたリングをボルトに押し付けながら、19mmの六角ボルトの部分にレンチを当てがって緩む方向に回すというものです。この工具(スタッドボルトリムーバー)が機能しない場合は、折れたボルトの中心にドリルで下穴を空けて、エキストラクターなるドリルビットのような工具を反時計回りにねじ込んでボルトを取り外す方法もあるとのことでした。

DSCF3350

スタッドボルトと化した折れたフランジボルトと格闘です。スタッドボルトリムーバーに折れたボルトを通して緩めようとしましたが、私の使い方が間違っているのか空転するだけでした。触媒がすぐ近くにあり、作業スペースの確保が困難だったことも、この工具を活用できなかった原因だと思われます。他にもKNIPEX Cobra(ウォーターポンププライヤー)などを使って、折れたボルトを何とかして取り外そうとしましたが取り外せない。さらにダブルナットの手法も試そうとしましたがナットを回すのに十分なスペースがない。

センターパイプとマフラーの取り外し作業の難易度:5段階で4

Subaru R1 Exhaust Pipe Assembly — Part 9へと続く。
Subaru R1 Exhaust Pipe Assembly — Part 7に戻る。

Apr 302017
 

DSCF3191

鈴鹿サーキットで開催されたSuper Formula開幕戦でスポンサーのNGKのブースを訪れてちょっと変わったツールを見つけました。点火プラグのギャップを測定するゲージとのことでした。

DSCF3196

どのようにしてギャップを測定するのか不明だったので、尋ねてみるとNGKの社員と思しき人が使い方を示してくれました。左の方で目盛りを読み取るそうです。

NGK Spark Plug Gap Gauge

目盛りの部分が傾斜していて右から左に行くほど厚みがあります。去年の秋に交換したHusqvarna 141チェーンソーの古い点火プラグ(チャンピオンRCJ7Y)のギャップを調べてみると、主要諸元の0.5mmに対して0.75mmと少し開いていました。チェーンソーのプラグは劣化するとギャップは開くそうで、ちょうど交換時期だったのかもしれません。