Canceled “au” Contract for iPad mini 2 Wi-Fi + Cellular

更新月の12月1日、iPad mini Retinaの回線契約をauショップで解約しました。更新月の解約になるので、契約解除手数料と解約月(12月)の通信費は発生しません。日割りの通信費は解約した日の前日までの分が請求される仕組みです。したがって、11月分が最後の請求になります。その11月分ですが、10月末で2年間の無料特典が付いたテザリングオプションの期限が切れていたのを忘れていて、迂闊にも10月にテザリングオプションを外さなかったので、普段よりも11月分の通信費は540円高くなりました。

auのSIMを持参しましたが、返却する必要はないとのことでしたので、そのまま持ち帰りました。先月からmineoのdocomo SIMを挿してiPad mini 2を利用しています。Apple StoreのGenius Barで修理交換となった時に幸いなことにSIMフリー端末にすり替わったおかげで、テザリングが可能なmineoのdocomo SIMを挿して通信することができます。

本当にSIMフリーにすり替わったのか?au以外のSIMを挿しても通信できるということはこの端末がSIMフリーであることを示していますが、それでも100%、確信しているわけではありません。そこで、auの「ネットワーク利用制限携帯電話機照会」のサイトで、交換前後のIMEIを入力して調べてみました。結果、交換前のiPad mini Retinaは状態が ○、交換後のiPad mini 2は _ でした。交換前の端末は「ネットワーク利用制限の対象外」(= auのロックがかかっている)、交換後の端末は「IMEIもしくはMEIDが確認できません」(= auのロックがかかっていない)ことを表しています。やはり、SIMフリーということになります。製品交換時にIMEI紐付け情報が引き継がれなかったものと思われます。

キャリアとの回線契約時に端末を一括で支払う人は契約時に、分割払いの人は分割払い終了時に、そもそもロックは解除すべきだと私は思います。

iOS 9.2 Public Beta 4 (13C75)

本日、容量1.4GBのiOS 9.2 PB4 (13C75) がパブリックベータ・プログラム参加者に公開されたので、iPhone 6とiPad mini 4及びiPad mini 2にインストールしました。今回のアップデートで気付いた点があれば、以下に列記します。

  • パスコードの設定がない状態のiPad mini 4及びiPad mini 2に装着したSmart Cover/Smart Caseの蓋を開けてスリープを解除し、音量調節ボタンを操作した時、ボリュームのアイコンが表示されない不具合は依然として修正されていない。

Unlocked iPad mini 2 Wi-Fi + Cellular?

先月、心斎橋のApple Storeで製品交換となったau版iPad mini 2 (Retina) がSIMフリー版のiPad mini 2にすりかわっていたかもしれません。去年の7月から、Apple Storeで販売されるセルラーモデルのiPadはすべて、国内ではロックがかかっていない状態であることは知っていました。

ひょっとしたらと思い、iPad mini 4で使用しているmineoのdocomo SIMをiPad mini 2に挿してみたら、Wi-Fiを切断した状態でもネットに繋がりました。docomo LTEのアンテナも正常に見えています。試しにPersonal Hotspot(インターネット共有)をオンにしたら、iPhone 6からもネットに接続できました。

mineoのau SIMはiOS端末でテザリング不可であり、docomo SIMのみテザリング対応です。iPad mini 2がSIMフリーにすりかわったのであれば、来月から外出時は通話専用として使用する予定のiPhone 6の用途が大きく変わってきます。今月からmineoのdocomo SIMはiPad mini 4に挿して使用していましたが、来月からは外出時に携帯することがより多いiPad mini 2に挿せば、Personal Hotspot(テザリング)の機能が利用でき、iPhone 6は外出時もデータ通信可能になります。

Two iOS Devices and One Galakei — Part 1

来月12月1日から同居人携帯端末の利用状況が変わるので、各端末の通信料金と外出時(Wi-Fi電波が届かないところ)の主な用途を備忘録としてまとめておきます。

11月17日追記:先日、Genius Barで不具合?があったau版iPad mini Retinaを新品交換してもらった時、SIMフリー版のiPad mini 2にすりかわっていた可能性があることが判明しました。mineoのdocomo SIMを挿してテザリング可能であるかどうかを検証したら、問題なくネットに接続し、テザリングも可能でした。ということはやはりSIMロックが解除されたiPad mini 2にすりかわったと考えるのが妥当かと思います。mineoのdocomo SIMが挿せるとなると、au iPhone 6とiPad mini 2の用途が大幅に変わります。Instant Hotspotの機能を活用すれば、通話する時にEarPods with Remote and Micも不要になります。

携帯端末 通信料金プラン 月額料金下限 外出時の主な用途
au iPhone 6 LTEプラン ¥1,010
  • au端末間での無料通話
  • Mail送受信(テザリング)
  • iMessage送受信(テザリング)
  • Viber Outを利用した固定電話への無料通話発信(テザリング)
  • LaLa Callを利用したau以外の携帯端末への発信(テザリング)
  • FaceTime audioを利用したiOS端末への発信(テザリング)
iPad mini 2 mineo docomoプラン
1GBデータ通信のみ
2016年7月
まで無料
2016年8月からは¥810(複数回線割適用)
  • Web閲覧などデータ通信全般
  • Mail送受信
  • iMessage送受信
  • Instant Hotspotオンでテザリング親機
docomo
SH-03E
タイプシンプルバリュー + iモード ¥802+¥305
eビリング割適用
  • 指定した家族間無料通話
  • docomoキャリアメール送受信
合計 ¥2,117 2016年8月からは¥2,927

 

来月から携帯端末3台持ちで通信料月額料金の下限が¥2,117になる予定です。同じ3台持ちで現在の月額が¥6,120ぐらいなのでおよそ¥4,000の節約になります。

これまではau電話カケ放題プランに加入していたので、通話先のことは何も考えずにiPhoneで電話していましたが、今後は通話先に応じて利用する端末やiOS Appを選ばなければなりません。mineo auプランではテザリングができないので、屋外ではiPhoneをIP電話として使用することができません。iPad mini 2で通話することになりますが、その際はEarPods with Remote and Micも必要になります。

倹約家はできるだけお金を使わない代わりに思いっきり頭、使います。足して引いて機種代金が実質いくらと言われても、ユーザーは複雑怪奇な料金設定に困惑するだけです。適正価格の通信料金でSIMだけ販売するMVNOという選択肢ができた今、ユーザーを困惑させ続ける大手キャリアにこれ以上投資したくはありません。Apple製品に対しては快く投資しても、通信費に対する支出はできる限り抑えたいと思うものです。

iOS 9.2 Public Beta 3 (13C71)

本日、容量1.4GBのiOS 9.2 PB3 (13C71) がパブリックベータ・プログラム参加者に公開されたので、iPhone 6とiPad mini 4にインストールしました。(iPad mini 2にもiOS 9.2 PB3をインストールしましたが、こちらは容量がもっと少ないアップデートでした。)今回のアップデートで気付いた点があれば、以下に列記します。

  • パスコードの設定がない状態のiPad mini 4に装着したSmart Coverの蓋を開けてスリープを解除し、音量調節ボタンを操作した時、ボリュームのアイコンが表示されない不具合は依然として修正されていない。同様の事象は、iPad mini 2ではiOS 9.2 PB2で修正済み。(本日、発売されたiPad Proも専用のSmart Coverが用意されているそうですが、同じ不具合が発生しないのか?興味津々)

iOS 9.2 Public Beta 2 (13C5060d)

本日、容量1.4GBのiOS 9.2 PB2 (13C5060d) がパブリックベータ・プログラム参加者に(一時的に)公開されたので、iPad mini 2にインストールしました。今回のアップデートで気付いた点があれば、以下に列記します。(11月5日追記:iPhone 6とiPad mini 4にもiOS 9.2 PB2をインストールしました。)

  • iPad mini 2に装着したSmart Caseの蓋を開けてスリープを解除し、音量調節ボタンを操作した時、ボリュームのアイコンが表示されない不具合が修正されている。(iPad mini 4の場合、この不具合は修正されていない。)
  • iPad mini 4で道案内中にGoogle Maps (Version 4.12.0) が突然クラッシュすることがある。

iPad mini 4 Wi-Fi + Cellular

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2週連続で訪問したApple Store Shinsaibashiで、主として屋外でのデータ通信用途で使用する予定のiPad mini 4 Wi-Fi + Cellular (16GB) を入手しました。先週は一週間前にジーニアスバーを予約していたので、店内ではさほど待たされることはありませんでしたが、今回は製品の購入が目的であったにも関わらず、受付後20分ほど店内で待たされました。

iPad mini 4 Wi-Fi + Cellular


ベゼルの部分が黒が良ければ、選択肢はスペースグレイ一択になります。16GB(税別¥56,800)か64GB(税別¥67,800)のどちらにしようか迷いながら入店しましたが、政府系機関・公務員割引が10月28日に突如としてなくなったことを聞いて、節約するには16GBのモデルで妥協するしかないかということになりました。私の主な用途は、MailやSafariを使った屋外でのモバイルデータ通信であり、屋外では来月から通話専用端末として使うことになるiPhone 6 (64GB) が常に側にあるので、16GBの容量で必要十分だろうと考えました。

iPad mini 4 Wi-Fi + Cellular

万が一、16GBの容量で満足できないとなれば、製品購入後14日以内であれば、製品に初期不良などの不具合がなくても返品や交換ができます。これはオンラインストアを含むApple直営店で購入する際の利点の一つであり、迷いがあったとしても安心して購入できます。

iPad mini 2 Wi-Fi + Cellular and iPad mini 4 Wi-Fi + Cellular
Left: iPad mini 2 Wi-Fi + Cellular, Right: iPad mini 4 Wi-Fi + Cellular

2年前に入手したiPad mini 2 (Retina) Wi-Fi + Cellular (16G) と比較しながら、デザインと仕様の違いを見て行きます。画像では右のiPad mini 4がより大きく見えますが、実際には幅は134.8mmで0.1mmだけ左のiPad mini 2よりも大きく、高さは203.2mmで3.2mm、大きくなっています。高さの差、3.2mmは大きな差なので、iPad mini 2用のケースやカバーをiPad mini 4に流用することはできません。

iPad mini 2 Wi-Fi + Cellular and iPad mini 4 Wi-Fi + Cellular
Left: iPad mini 2 Wi-Fi + Cellular, Right: iPad mini 4 Wi-Fi + Cellular

厚さはiPad mini 4が6.1mmと、iPad mini 2の7.5mmと比べて1.4mm、薄くなっており、厚みの違いは数値以上に一見して歴然としています。Lightning端子の左右にある内臓ステレオスピーカーの穴は、iPad mini 2が二列の小さな穴であるのに対し、iPad mini 4は大きな穴が一列に配置されています。   より軽くなったiPad mini 4の重量は304gであり、iPad mini 2の341gと比べて37gも大幅に軽量化されています。(Wi-Fiモデルの場合は重量差が32.2g。)これだけ軽いと、バッグ自体の重さよりも軽くなる場合があり、バッグの中に何も入れていないかのごとく感じることがあります。

iPad mini 4 Wi-Fi + Cellular


iOS 9とSmart Cover / Smart Caseを組み合わせて使用する時にパスコードを設定していないと問題が発生する音量調節ボタン。「消音/画面の向きをロック」する物理ボタンが省かれています。iPad mini 4ではコントロールセンターに「消音」と「画面の向きをロック」するソフトウェアボタンがあります。

8メガピクセル(標準解像度3,264 x 2,448)のセンサーを搭載したiSightカメラ。(iPad mini 2は5メガピクセルのセンサー)スティル撮影時に毎秒10枚のバーストモード、ビデオ撮影時に120fpsのスローモーションビデオが新たに搭載されました。   iSightカメラの近くにある二つの小さな穴はデュアルマイクロフォン。高度なノイズリダクションテクノロジーを使って、周囲の雑音を低減するそうです。背面のiSightカメラから前面のFaceTime HDカメラに切り替えると、マイクも同じように自動的に切り替わるそうです。

iPad mini 4 Wi-Fi + Cellular

iPad mini 2がA7チップとM7モーションコプロセッサ搭載であるのに対し、iPad mini 4はiPhone 6とほぼ同じ?第2世代A8チップとM8モーションコプロセッサを搭載。第2世代A8チップは、A7チップと比較して、CPUが1.3倍、グラフィックスが1.6倍高速になっているそうです。 センサーはiPad mini 2の3軸ジャイロ、加速度センサー、環境光センサーに加えて、Touch IDと気圧計が搭載されています。電源とバッテリーは同じ仕様。   ワイヤレス通信方式においても、iPad mini 4はWi-Fiが802.11 acに対応したことにより、最高速度が866Mbpsへとなり、iPad mini 2のWi-Fiと比べて2倍速くなりました。

iPad mini 4 Wi-Fi + Cellular


ディスプレイに新たにフルラミネーションと反射防止コーティングが施されました。iPad mini 2ではカバーガラス、タッチセンサー、LCDの各パーツが3層になっていましたが、iPad mini 4では一つのパーツに統合され、その結果、隙間による内部反射がなくなったそうです。同じ画像を新旧二つのiPad miniで見比べると、彩度とコントラストが向上しているのが明らかにわかります。文字がさらにシャープに、画像が色鮮やかで、より立体的に見えます。

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Apple Storeで販売されるiPad mini 4 Wi-Fi + CellularモデルはSIMフリーということで、Apple SIMが付属するのかと思っていました。実際はApple SIMに対応しているということで、国内で販売されるモデルには付属しないようです。 製品購入後、持参したmineoのnano SIM(Aプラン、シングルタイプ)を店内で自分で挿して動作確認。この時、こちらのページからダウンロードしたプロファイルをインストールしました。

iOS 9 Volume Indicator with Smart Case / Smart Cover

iOS 9にアップデートしたiPadで、Smart CaseまたはSmart Coverを開いてスリープ解除すると(パスコードの設定なし)、+と-の音量調節ボタンを押してもボリュームアイコンが現れない不具合が、iPad mini 2だけではなく、iPad mini 4でも発生することが確認できました。ボリュームアイコンが現れないだけで、音量調節は可能。また、パスコードを設定している場合は、パスコードを入力してロック解除すれば、ボリュームアイコンは正常に現れます。

Appleはこの不具合を承知していると思いますが、パスコードの設定を推奨しているので、パスコードを設定しないユーザーに対して、この不具合を解決する意図がないのではないかと疑いたくなります。

iOS 9.2 Public Beta 1 (13C5055d)

本日、容量1.4GBのiOS 9.2 PB1 (13C5055d) がパブリックベータ・プログラム参加者に公開されたので、iPhone 6にインストールしました。今回のアップデートで気付いた点があれば、以下に列記します。

  • Pad mini 2に装着したSmart Caseの蓋を開けてスリープを解除し、音量調節ボタンを操作した時、ボリュームのアイコンが表示されない。(音量調節自体は可能であり、パスコードを設定していない場合にこの問題は起こる。)

iOS 9.1 (13B143)

製品版iOS 9.1 (13B143)でバグが見つかったので、以下、気付いた点を列記します。

  • iPad mini 2に装着したSmart Caseの蓋を開けてスリープを解除し、音量調節ボタンを操作した時、ボリュームのアイコンが表示されない。(音量調節自体は可能であり、パスコードを設定していない場合にこの問題は起こる。)

iPad mini 2 Volume Control Button Failure? — Round 3

新しくなったiPad mini 2を自宅に持ち帰り、母艦であるMacBook (Late 2009) のiTunesからデータを復元しようとしたら、iOSのバージョンが古いのでデータを復元する前に新しいiOSにアップデートしろと促されました。指示通りにiOSをアップデートしようとしたら、今度はMacBookの調子がおかしくなり、リカバリーモードで起動し、MacBookのEl Capitanを再インストール。地球の裏側で開催されているF1 USグランプリの予選を生中継で観れる時間まで悪戦苦闘。予選は結局、雨のため、現地時刻の日曜の朝に変更になりました。

データをiPad mini 2に復元できたのは、日曜の昼前になってしまいました。SIMをauのものからmineoのものに挿し替えて、mineo用のAPN構成ファイルをインストールし直しました。復元したiOSのバージョンは最新の9.1。午後に京都駅前のヨドバシカメラに買い物に向かっている時、音量調節ボタンを押してもボリュームのアイコンが画面に表示されない問題が車内で再発しました。

この状態で「初期化」しても問題が解決しないことは検証済みであり、復元作業に無駄な時間を浪費するだけです。しかし、製品交換後、24時間以内にまた物理的にハードウェアが壊れたとは考えられない。「初期化」してもiOS 7や8にはダウングレードできないということは、iOS 9に何らかの問題があると考えるのが妥当。

iOS 9.1をインストールしているiPhone 6では音量調節ボタンに不具合はありません。iPad mini 2とiPhone 6の使い方で明らかに異なるのは、スリープ/スリープ解除の実行方法です。iPad mini 2にはApple純正のお風呂の蓋(Smart Case)を開け閉めすることで、スリープ/スリープ解除を実行しています。

お風呂の蓋を開けてスリープを解除し、ネクスマ(フジテレビNext Smart)でF1中継を観ようと音量ボタンを調節しようとすると、ボリュームのアイコンが画面に表示されない(=音量調節できない)という事態が起こっています。実際は音量調節できないのではなく、ボリュームのアイコンが表示されないだけで、音量調節はできているようです。

翌日(月曜)の夜、USのApple Support Communitiesで同様の事象が報告されていないか、検索してみると複数のスレッドが見つかりました。中でも”iOS 9 Volume Indicator with Smart Cover bug“で多くの報告がまとめられています。報告されているどの事象も9月中旬以降に発生しているようです。iOS 9とiPad、ボリューム表示アイコン、Smart Cover、Smart Caseがキーワードです。原因はiOS 9のバグとお風呂の蓋にあるようです。最新のiOS 9.1でもこの問題は解決できていないようです。バグが解消されるまでの回避策として、スリープ/スリープ解除スイッチを押して、一旦スリープさせてから再びスイッチを押してスリープを解除する方法が紹介されています。

今回の問題はソフトウェア(iOS 9)にその主たる原因があるようです。お風呂の蓋も関係しているので、Apple純正ハードウェアとの互換性にも問題があると言えなくもありません。

一つ、不思議なことは日本のサポートコミュニティでは同様の事象が報告されていないということ。言語設定が日本語の場合は問題が発生しないという極めて稀有な事例かもしれません。

追記:iPadの言語設定を日本語に変更しても、この問題は起こることがわかりました。日本のサポートコミュニティーで同様の事象が報告されていないのは、パスコードを設定している人が多いためか、風呂の蓋を開けてからパスコードを入力するとこの問題が発生しないので気付いていないだけかもしれません。

iPad mini 2 Volume Control Button Failure? — Round 2

Apple Store Shinsaibashiを出た後、近くのStarbucksへ。iPad mini 2の側面にある音量調節ボタンを押した時にボリュームのアイコンが画面に表示されないことがある問題の原因は何なのか?アイスラテを飲みながらよく考えました。UpとDown両方のボタンを押してもその現象が現れるということは、二つのボタンが物理的に同時に故障したとは考えにくい。ハードウェアの故障なら二つのボタンに繋がるケーブルか基板上の接点に問題があるのかもしれないと考えました。まずは担当したジニアスが言っていたように、「初期化」(工場出荷状態にリセットする)してみて問題の原因がソフトウェアにあるのか、ハードウェアにあるのかを切り分けるべき。データはiTunesとiCloudの両方でバックアップしてあるので、いつでも戻せる状態です。しかし、iOSのダウングレードはできないので、本来的な意味での工場出荷状態にすることは不可能ではありますが。

StarbucksのWi-Fiを借りて、「初期化」してみました。設定を復元するには時間がかかるけれど、「初期化」するだけなら数分で完了します。着信音と警告音の音量調節をボタン操作で有効にするかどうかの設定は「オフ(白)」になっていました。ということは、これが初期設定であり、我々の記憶が正しくて、やはりジニアスが間違っている。音量調節ボタンを押してみても、ボリュームのアイコンは現れない。

不具合が起こっている状態のiPad mini 2を携えて、Apple Storeに戻りました。ガラスの螺旋階段を昇り、ジニアスバーへ。今度はアクセサリーの販売を担当するスペシャリストに相談しました。

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「先ほど、ジニアスバーのお姉さんに音量調節ボタンの不具合について診てもらったら、問題が再現できないので故障していないと言われました。初期化してみて確認してくださいと言われたので、Starbucksで初期化したら、この通り、ボリュームのアイコンが現れません。もう直ぐ、AppleCare+ for iPadの期限が切れるので、有償での修理になる前に何とかしたいのですが。」

相談したスペシャリストは、「たいへん、申し訳ございません。音量調節ができないのは不便ですから、今日中に解決しましょう。しばらくお待ち下さい。」と言い、ジニアスバーのボスのような人を呼んでくれました。ボスは「ご不便をおかけして申し訳ございません。部品の修理はできないので製品交換になります。バックアップは取っておられますか。」と尋ねられました。

しばらくジニアスバーがある2階で待っていると、交換用の新しいiPad mini 2を持ってボスが再び現れました。交換済みのiPad mini 2は音量調節ボタンが正常に機能しており、ボリュームのアイコンも見えています。

iPad mini 2のリセットと共に先ほどの不快感もリセットされました。ユーザーの立場に立つスペシャリストの素晴らしい応対に感心しました。

これで一件落着のはずですが、幸か不幸かRound 3へと続く。

iPad mini 2 Volume Control Button Failure? — Round 1

もう直ぐ購入後2年になり、auとの契約が切れる、iPad mini 2 Wi-Fi + Cellularの音量調節ボタンが機能したり機能しなかったりする問題を解決するため、一週間前に予約してからGenius Barを訪問しました。

音量調節ボタンが機能しないという問題がGenius Barで再現できるかどうか不安でしたが、案内された時は運良く?ちょうど機能していない時でした。担当したジニアスは、ボタンを押しても画面に音量調節スライダー(ボリュームのアイコン)が現れないことを確認すると、すぐに設定(Settings > Sounds)をチェックされました。RINGER AND ALERTSの”Change with Buttons”が「オフ(白)」になっているのは、意図的にそのようにされているのですか?と尋ねた後、「オン(緑)」に変更してから、再び、音量調節ボタンを押して、画面に音量調節スライダーが正常に現れることを我々の目の前で確認されました。

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そのような設定ができることを知らなかった我々は、「オフ(白)」になっているのは意図的ではなく、「オフ(白)」にした記憶もないと応えました。(担当のジニアスは、「オフ(白)」の状態が初期設定値であることを知らないようです。また、「オフ」であるか「オン」であるかに関わらず、正常な状態であれば、音量調節スライダーが画面に表示されることを知らないようであり、「オフ(白)」の設定であれば、音量調節スライダーが表示されないと思っているようです。)

着信音と警告音の音量調節をボタン操作で有効にするかどうかの設定を「オフ(白)」にした記憶はないと、我々は主張しました。しかし、ジニアスは我々の記憶が正しいかどうかを知ることはできないといった当たり前のことを言いながら、ハードウェアテストを実行しました。バッテリー性能も含めてテストの結果は異常なしでした。故障していないものは修理できないし、製品交換もできないということでした。(最初に「オフ(白)」の設定時に音量調節スライダーが現れなかったことを忘れておられます。)我々は修理を希望したけれど、製品交換を要望した事実はありません。

問題が再現できて不具合が認められたとしても、一年間の製品保証は切れているので、修理(製品交換)代金は一律で¥20,800ですと言われ、我々は驚嘆しました。プラス一年間の延長保証であるAppleCare+ for iPadをおよそ2年前の12月に購入しているのにも関わらず、登録されていないと言われます。そんなことはないでしょうと言いながら、私は過去のブログ記事を探しました。ご購入の場合は領収書兼登録証をメールでお送りしているはずなので、調べてくださいと言われ、Mail Appで検索しようとしたら、「登録されています。こちらで確認できました。」

何れにしてもハードウェアの故障は認められないので、修理も交換もできないということになりました。ソフトウェアの問題なので、「初期化」してから問題が再発するかどうか確かめてくださいとのこと。AppleCare+ for iPadの保証期限が過ぎてから問題が確認できた場合は、有料での修理になるそうです。(これは納得できない。)

ジニアスバーには何年も前からお世話になっており、そのサービスの質に関しては毎回、感心させられます。今回のように不快感を感じたのは初めてのことなので、内心、大いに戸惑いました。(が、表情には出ていないはずです。)相手の操作ミスを指摘しても自分の非はどんなことがあっても認めようとしない人だと察した我々は、壊れていないのならこのまま使いますと言って、担当した女性ジニアスにお礼をしてからApple Storeを出ました。

このままでは引き下がらないRound 2へと続く。

Orion and Pampas Grass

Orion and Pampas Grass

 22日(木)の午前8時頃に極大となるオリオン座流星群の観察にはまだ少し早いけれど、連日、天候条件が良く、月明かりの影響もないので、午後11時過ぎから1時間ほど撮影を試みました。

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天頂付近から続くうっすらとした天の川が西の空に沈んで行き、南東の空には全天で最も明るい恒星、シリウスが昇ってきました。

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25秒の露光で撮影した92枚の画像をStarStaxで合成したグルグル写真。オリオン座が昇ってくる様子を撮影しましたが、牡牛座アルデバランの方が目立っています。放射点がまだ低い時間帯だったので、流星は一つも流れていません。

グルグル写真撮影時はカメラを三脚に固定し、インターバルタイマーを使って自動連続撮影します。カメラが自動で撮影する間、私はリクライニングチェアに腰掛けて星を眺めるか、手元のiPhoneを触っているかのどちらか。この日は高さ2メートルぐらいの超低空をこちらの方に向かって滑空する鳥を二回目撃しました。一回目はコウモリかと思いました。しかし、コウモリならもう少し高いところで蝶のように羽を常に動かせながら、複数で飛行することが多いので、コウモリではないと考えました。立っていたら当たりそうな勢いで滑空したので、夜行性猛禽類のフクロウではないかと思います。

Orion and Pampas Grass

ちょうど日付が変わった頃にApple Store Appから一週間後のGenius Barを予約することができました。購入後、もう直ぐ二年になるiPad mini with Retina Wi-Fi + CellularのAppleCare+の保証期限が迫っています。しばらく前から音量ボタンが時々機能しない問題が発生しており、延長保証期限が切れる前にGenius Barで診てもらおうということになりました。特に週末は予約がいっぱいで、一週間前の午前零時過ぎでないと希望する時刻で予約が取れない状況になっているようです。

mineo nano-SIM Has Been Received and Activated

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Amazonで¥1,600で購入したmineoエントリーパッケージが届き、mineo公式サイトで、eo IDを用いてシングルタイプ(データ通信のみのSIM)のauプラン(Aプラン)を申し込んだら、nano-SIMとmineo契約内容通知書が別々に送られてきました。公式サイトの「マイページ」から契約内容照会のページを開くと、契約期間がすでに1ヶ月目になっていました。

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これがそのnano-SIMカード。どこにもmineoとは書かれていません。電源をオフにしたiPad mini 2から契約中のauのSIMを取り出し、こちらのSIMを代わりに挿入しました。ネットワークの設定に関しては、iOS端末の場合は「mineoご利用ガイド」に説明がなかったので、公式サイトユーザーサポートを参考にしながらプロファイルをインストールしました。「mineoご利用ガイド」はAndroid端末専用の説明書のようです。

重要なお知らせはmineoメールアドレスへ送信するので、メールアカウントは必ず設定しろということで、再度、公式サイトユーザーサポートを参考にしながらメールアカウントを設定しました。説明通り、「SSLで接続できません」の画面が表示され、「アカウントをSSLなしで設定してみますか?」の選択肢で「はい」をタップ。再度「SSLで接続できません」が表示され、もう一度、「アカウントをSSLなしで設定してみますか?」の選択肢で「はい」をタップ。その後、ようやく設定を保存できるようになりました。

mineoメールはいわゆるキャリアメールではなくPCメールだそうですが、K-Opticomとの契約解除後は利用できなくなるそうです。それでも無料でメールボックスの容量を基本容量200MBから5GBに追加し、メール保存期間も60日間から無期限に変更できるそうなので、「オプション変更お申し込み」ページから変更を申し込みました。

MVNOの回線ということで速度に一抹の不安がありましたが、今の所、問題なく快適に使えています。最も混雑するとされる平日の昼休みの時間帯でもSpeedSpotで速度を測定すると、下り3.86Mbps、上り4.19Mbpsでした。同じ時間帯、同じ場所でMNOのau回線の速度をiPhone 6で測定すると、下り24.43Mbps、上り4.38Mbpsでした。

もう一つ、自分で確かめるまで不安なことがありました。MVNOであるmineoが借りているau回線は、A-GPS (Assisted GPS) に対応していないそうで、Google MapsやApple純正Mapsを用いたナビゲーション機能が快適に使えないかもしれないという危惧でした。MNOのau回線に繋がっているiPhone 6とMVNOのmineo回線に繋がっているiPad mini 2で、同時にGoogle Mapsでルート案内させてみると、位置情報の側位に遅れはなく、二台の端末で同じようにルート案内できました。A-GPSに対応していないmineoでなぜ瞬時に測位が可能なのか、不思議な気がします。データ通信のみの「シングルタイプ」ではあるものの、無料のSMSオプションを契約していることと何か関係があるかもしれません。

10月17日追記:セルラー版iOS端末の場合、A-GPSの機能は端末本体に備わっているため、利用する回線の種別に関係なく位置情報を瞬時に測位できるようです。

eo ID所持者の場合、来年の7月まで1GBコースであれば、1日を除く契約日の翌月以降ほぼ無料で利用できるキャンペーンの申し込みは10月31日まで。(利用開始月は日割りで通信料が請求されるようです。「シングルタイプ」1GBコース基本料無料の適用は契約日の翌月から開始。)