Nov 302013
 

太陽最接近時に蒸発、消滅したと思われていた彗星ISON (C/2012 S1) が実は、その核の一部が残っているかもしれないとする修正報道が各メディアで行われているようです。Reutersが編集した上の動画(Google+ Hangoutでライブ中継された映像)に登場する天体物理学者は、当ブログで何度も引用している米国海軍研究試験所(Naval Research Laboratory)のKarl Battams氏。この人がゾンビー彗星と言っているわけではありません。ISONのような奇怪な活動を示す彗星は初めてだとはブログで書いています。

核の一部が生き残ったのであれば、肉眼で見えるかどうか質問する人が多いようですが、現時点ではわからないので、そうした質問にはうんざりしているとTwitterで呟いています。たぶん、肉眼では見えないだろうと言っていますが、予想は外れることが多いので期待できるかもしれないとも。肉眼で見えるかどうかは確かにわからないと私も思いますが、SOHO LASCO C3の画像から判断すると、尻尾が次第に長くなっているようなので、双眼鏡を使えば、来週辺りから見えそうです。但し、コマの部分は減光しているように見えます。

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Comet Shoemakerを発見したカナダの天文学者、David H. Levyが彗星の性質に関して次のように言っています。

“Comets are like cats: they have tails, and they do precisely what they want.”
彗星は猫に似ている。共に尻尾があり、好き勝手なことをする。

isonlatest

12月1日追記: 彗星ISON (C/2012 S1) は今にも消滅しそうです。11月22日朝に見た姿が最後となりました。

Nov 292013
 
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NASA CIOCのサングレーザー彗星専門家であるKarl Battams氏は同僚のMatthewと共に、感謝祭の祝日を返上して、今朝、起こった奇妙な現象を解析しているそうです。Schrödinger’s Comet(シュレーディンガーの彗星)というタイトルのブログを投稿されています。「シュレーディンガーの猫」とは物理学者のシュレーディンガーが提唱した量子力学に関する思考実験の名称だそうで、それは被験者である猫の生死が重なり合った状態を示す実験だそうです。(生きている確率と死んでいる確率が同じになる。)

今朝、彗星ISON (C/2012 S1) が太陽に最接近した時にGoogle+でライブ中継されたGoogle Hangoutを観ていました。その時点では、SDO (Solar Dynamics Observatory) が捉えた画像で彗星核が確認できなくなったので、彗星は燃え尽きたものと解釈され、28日付けのポストで「11月29日05:00追記:ISONは残念ながら、消滅したようです。」を書いて私は床に就きました。

起床して、SOHO LASCO C2の映像を見て驚きました。遮蔽板から北に抜けた時には確認できなかった彗星が、しばらくすると再び姿を見せて増光している。太陽コロナ通過中にダストテールとコマが完全に消滅したように見えた(ここまではLovejoy C/2011 W3と同様)のが、奇妙なことに再び増光し始めたようです。核が少しは残っているということで、その核がなぜ望遠鏡で捉えることができなかったのかが謎だそうです。(Karl Battams氏が投稿したブログ記事参照)

これほどまでに予想外の活動を見せる彗星は、初めてのことだそうです。残った核が今後、消滅せずに生き残れるかどうかも現時点ではわからないので、地上から立派な尻尾が見えるかどうかも不明。

Nov 282013
 

SOHO LASCO C3が彗星ISON (C/2012 S1) の太陽最接近の様子をほぼリアルタイムで伝えています。核がいつ崩壊してもおかしくない危うい状態ですが、画像を見ている限り、着実に増光しながら太陽に接近しています。画像の左下に見える明るい恒星は視等級1.09等、さそり座のアンタレス。CIOCの見解ではISONは典型的なサングレーザーの活動を示しているとのこと。核が完全な状態を維持しているかどうかはわからないそうです。無事に近日点を通過するかどうかもその時にならないとわからない。しかしながら、彗星は着実に増光しながら太陽に接近しているので、頭の部分に揮発性物質の塊が残っていることは確実。

Photo by Naskies linked to Wikipedia “C/2011 W3 (Lovejoy)”

無事に近日点を通過したように見えても核が完全に崩壊してしまった前例もあります。Lovejoy (C/2011 W3)のことを言っているのですが、この彗星は2011年12月に南半球で近日点通過後に素晴らしい姿を見せてくれました。近日点通過時に核が崩壊していたことが判明したのは近日点通過2週間後だったそうです。

ISON (C/2012 S1) はLovejoy (C/2011 W3) と同じような運命が待ち構えているのではないかと、CIOCのKarl Battams氏は考えているような気がします。だとすれば、今度は北半球に住む我々にも彗星の美しい姿を見れるチャンスです。

Karl Battamsのブログ記事(When Will We Know?)はこちら

11月28日16:30追記:着実に増光して現在は光度が確実にマイナス等級。軌道に沿って伸びている白っぽいダストテールとより太くて長いイオンテール?の両方が確認できます。この後、消滅しなければ、29日午前3時半(UT + 9)頃に彗星は太陽に最も近付く近日点を通過します。もう、目が離せない状況です。サングレーザーが太陽をかすめる様子をほぼリアルタイムで確認できるのは、一生に一度の体験になりそうですから、今夜は長い夜になりそう。深夜から彗星は視野がより狭いSOHO LASCO C2の視界に入ります。

11月28日23:00追記:ついにSOHO LASCO C2の視野に入りました。近日点通過まで後、4時間37分。

11月29日05:00追記:ISONは残念ながら、消滅したようです。

Nov 282013
 
iPad mini Smart Case

Smart Coverにするか、Smart Caseにするか、少し考えました。決め手は素材。以前は革製のSmart Coverがありましたが、iPad AirとiPad mini Retinaの発売と同時にSmart Coverはポリウレタン製のみになり、Smart Caseは革製のみ。色も刷新されたようです。ということで革製素材を希望する人はApple純正品ならSmart Case一択になります。価格はほぼ二倍(¥8,100)になりますが。

iPad mini Smart Case

表はアニリン染めの本革製。ディスプレイカバーの部分は三つ折りになっています。

iPad mini Smart Case

背面を保護するケースの部分も表側は本革製。純正品らしいAppleロゴ入り。色は(PRODUCT) REDにしようと思っていましたが、現物の鮮やかなレッドを見て、他の(PRODUCT) REDとは違う色であり、これではないということで、素材に最も合っているブラウンを選びました。

iPad mini Smart Case

裏地の素材は柔らかいマイクロファイバー。Smart Coverのようにカバー部分のみを取り外すことはできません。質感は価格相応になかなか良いと思います。

iPad mini Smart Case

一つ、不満があるとすれば、「消音/画面の向きをロック」ボタンの部分少し上に目立つ凹みがあること。内側から指で力一杯、押しても修復不可能な凹みです。購入したApple Store Nagoya Sakaeに問い合わせてみると、返品と交換に応じるとのことでした。直営店であれば、どの店に持って行っても構わないそうです。と言うことで、写真撮影した後、すぐにパッケージに戻したので、Smart Caseは未使用の状態です。

iPad mini用のスリーブならiPhone 5で使っているオランダMUJJO製のiPad Mini Sleeveも良いなあと思っています。Amazonでは現在欠品中。

Nov 272013
 
iPad mini in Mazda RX-8

初代iPad用として購入した車載タブレットホルダー(Sanwa Supply 200-CAR010)にiPad miniを固定させてカーナビとして使ってみました。iPad miniの大きさは幅134.7mm、高さ200mm、200-CAR010はホルダーの高さが10mmごとに150〜200mmまで調整可能。ホルダーの高さを200mmに設定し、縦方向から挟むことでiPad miniを固定することができます。iPad miniの幅が134.7mmなので、横方向からiPad miniを挟むことはできません。

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カーナビとして使用する場合は、進行方向にゆとりがあった方が見やすいので、縦置きが適しているように思います。ホルダーの位置は上下に調節できるので、上の画像のように、少し高めの位置にすると、ハザードスイッチが隠れることもありません。

iPad mini in Mazda RX-8

ホルダーは回転させて使用することもできるので、縦方向から挟んだiPad miniを90º回転させて、横置きで使用することも可能。iPad mini対応の新製品(200-CARS025)であれば回転させなくても横置きの状態で上下からiPad miniを挟んで固定することができるようです。

最近、カーナビは専らGoogle Mapsを使用しています。Retinaにも対応しており、非常に見やすいと思います。案内音声の音量がiPhoneで使用している時と比べて小さいのはなぜだろうと思って内蔵スピーカーの位置を確認すると、原因がわかりました。ホルダー下部がiPad miniの内蔵スピーカーの一部を覆っている。

Nov 272013
 
Comet Lovejoy on November 26, 2013 (1510-1512)

5日前に撮影した時よりも明るく、尾が伸びた彗星Lovejoy (C/2013 R1)。どんどん北に向かっていて、この日はりょうけん座にありました。ひまわり銀河とも呼ばれるM63の近くを移動中。200mm(換算350mm)の望遠で、ISO 1000、f/5.3、15秒露光で撮影した3枚の画像をStarStaxでスタックしてあります。StarStaxの設定はAverage + Increase Exposure by 1.2EVに設定しました。

撮影時(午前3時37分頃)の高度は、28ºぐらいと観察しやすい高さにありました。彗星ISON (C/2012 S1) は太陽接近中なので観察不可能。29日の近日点を前にして、彗星核が分裂または崩壊し、核はすでに存在しないのではないかと報告する人もいるようです。今、太陽観測衛星で捉えている画像は、塵の尻尾だけということです。

彗星ISON (C/2012 S1) 近日点通過まで後、2日。

11:40追記:太陽をかすめる彗星ISON (C/2011 S1) の様子はSOHO (Solar and Heliospheric Observatory 太陽・太陽圏観測衛星)が先ほど、捉えたようです。最新情報はこちらの公式サイトで確認できます。

Nov 262013
 
Belkin YourType™ WIRELESS KEYPAD

Apple Wireless Keyboardにはテンキーが付いていないので、日本語入力時での数字入力が多い私には使い辛くて、これまでずっと有線のテンキー付きApple Keyboardを使っていました。非純正のワイヤレステンキーを使ったこともありますが、スリープからの復帰が遅かったり、すぐにスリープしたりして使いものにならないものもありました。他にも店頭で見て質感にがっかりしたものもありました。

Belkin YourType™ WIRELESS KEYPAD

先日、Apple Store Nagoya Sakaeを久しぶりに訪れた時、偶然に見つけたのが純正品そっくりなBelkinのYourType™ WIRELESS KEYPAD。展示品がなく、実機に触れることができなかったのですが、箱を持ってみたらずしっと重い。素材はApple純正のWireless Keyboardと同じアルミ製らしい。開封して中身を確かめることなく、私としては信頼できるBelkinブランドなので、購入することにしました。

Belkin YourType™ WIRELESS KEYPAD

キートップ表面は純正キーボードのものと比べて多少、ざらつきがあります。deleteキーはPCのように、カーソル右側の文字を削除する時に使います。上の画像では切れていますが、deleteキーの上、page upの左にはCommand + Fと同じショートカットとして機能する虫眼鏡アイコンのキーがあります。

Belkin YourType™ WIRELESS KEYPAD

単3形電池2本が付属します。電池挿入口は左側、スイッチが右側。Bluetooth Preferences…でペアリングさせれば、すぐに使用可能。

Belkin YourType™ WIRELESS KEYPAD

左に並べたApple Wireless Keyboardのキートップが黄色く見えるのは経年変化による変色だと思われます。

Belkin YourType™ WIRELESS KEYPAD

私はMagic Trackpadを左手で操作するので、キーボードの左側にトラックパッドを置いています。

Belkin YourType™ WIRELESS KEYPAD

裏はこんな感じ。純正品と同じような滑り止めが4カ所にあります。

Amazonにリンクを張ろうとしましたが、Amazonでは売っていないらしい。他の量販店やApple製品専門店でも取り扱っていないようです。Apple Store限定品なのかもしれません。定価¥5,480で入手しました。

Nov 252013
 
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ちょうどF1ブラジルGP決勝が始まってすぐ、「早い者勝ちスーパーセール」と題したメールがAirAsiaから届きました。搭乗期間:2014年5月5日〜2015年1月31日まで、シンガポールまで片道税込で¥10,900〜。予約期間は2013年11月25日01:00 (GMT +9) から12月1日。この期間限定運賃に惹かれて思わず「詳細はこちら」をクリック。

往路出発は関空、2014年9月17日(水)午前11時発、クアラルンプールを経由(フライスルー)してシンガポールに同日午後8時着。復路はシンガポール、チャンギ空港を9月22日(月)午前11時40分発、クアラルンプールを経由(フライスルー)して関空に同日午後10時25分着。受託手荷物は往路20kg x 2、復路25kg x 2、座席指定とAirAsiaの旅行保険なしで二名分の合計は¥64,334でした。9月18日、木曜出発の便はさらに安くなっていました。

今年は誤って買った保険と座席指定込み、受託手荷物(往路15kg x 2、復路20kg + 25kg)二名分の合計が¥85,492でしたから、今回購入分と比べて二名分で2万円と少し、安くなりました。JAL、ANA、シンガポール航空と比べるとおよそ半値の運賃だと思います。

Nov 232013
 
Comet ISON (C/2012 S1) on November 22, 2013

11月22日、日の出前の東の空は厚い雲が停滞していましたが、その切れ目に彗星ISONが時々姿を見せてくれました。この日は7 x 50の双眼鏡ではっきりと確認することができました。ISONを双眼鏡で確認できたのは初めてのこと。これから昇って来る太陽の反対方向に伸びる尻尾も双眼鏡で確認。ISONは中央少し下の雲の上。安定して増光しているようなので、近日点は無事に通過して期待された通りに大彗星になりそうな予感がします。

薄明が進んだ午前6時前でも低倍率の双眼鏡で確認できるので、後2、3日は(元)天文少年、少女でない人も双眼鏡または肉眼で観察できるようになるのではないかと思います。但し、近日点の前後数日は太陽にあまりにも近付くので、地上からの観察は不可能になります。太陽が昇った後の双眼鏡での観察は危険です。

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この日、ちょっと大きな子猫が舞い込んで来ました。Cat ISON (C/2013 MG)と命名しました。尻尾、長いです。近日点通過まで後、一週間。

Nov 222013
 

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iPhone 5 App Store Purchased

iPad mini with Retinaディスプレイ購入時に無料で付いてきたApple純正のiOS Appである、iMovie、iPhoto、Keynote、Pagesが他の既存iOS機器でも無料でダウンロードすることができるようになりました。NumbersとGarageBandはすでに購入、ダウンロード済みでした。

iTunes App StoreやMusic Storeで同じApple IDを登録していると、購入した新製品だけではなく、前から所有しているiPhoneやiPod touch、iPadでも、インストールしているiOSが対応していれば、「購入済み」になるので、何度でもダウンロード可能です。

ちょっと驚いたことに、iOS 5.1.1の初代iPadでApp Storeを覗いてみると、最新バージョンのApple純正Appが購入済みになっており、インストールしようとすると、このiPadには対応していないけれど、旧バージョンで良ければ、インストールできるとの表示がありました。以前は有料だったPagesの旧バージョンを無料でダウンロードすることができる。iPhotoとiMovieはフロントカメラが初代iPadには搭載されていないという理由でインストール不可。

最新iOSバージョンに随時アップデートしているiPhone 5とiPhone 4では最新版のApple純正Appがすべて問題なくインストールできました。iPhone 4では快適に使えないかもしれません。

Nov 222013
 

iPad mini with Retina ディスプレイ(Wi-Fi + Cellular)をauの「先取り!データシェアキャンペーン」を利用して契約しました。機種代(¥55,440)は一括払い、毎月の支払額は最大2年間、¥1,050(LTEフラット for Tab (i) cp)+ ¥315(LTE NET)で¥1,365になります。このプランは先取りキャンペーンであり、現在auで契約しているiPhone 5の親回線と実際にデータシェアできるようになる来年6月までは、iPhoneとiPad miniそれぞれの機種で毎月7GBのデータ容量が使えます。来年の6月以降はiPhone 5の7GBとiPad miniの2GBを合計した9GBをシェアできるようになります。

現在、iPhone 5はスマートバリューなどが適用されて、通話がなければ毎月、¥1,728。それに¥1,365を足して¥3,093でiPhoneとiPad miniの二台を利用できる、いずれも機種代一括で支払済とは言え、セルラー回線で使用することが多い人にはたいへんお得な料金プランだと思います。一つ、問題になるとすれば、iPhone 5の2年契約が切れた時にSoft BankやNTT docomoに乗り換えると、この料金プランでデータシェアができなくなること。キャリアにとれば、乗り換え防止機能が働くわけですが。

容量が最も少ない16GBのモデルを入手したのは、それで十分と考えたからです。現在、iPhone 5でも10GBも使っておらず、32GBのiPod touchもあるし、所有するiOS機器によってインストールするAppを使い分ければ良いと考えると、容量は3台分合計で64GBになります。今でも時々使用する初代iPad Wi-Fi + 3Gを加えると96GBにもなる。尤も、一度、Retinaディスプレイを見ると、非Retinaディスプレイは見れなくなってしまうので、初代iPadは歴代Apple製品のコレクションに加わってもらうことになると思います。

iPhone 5と同じauのLTE回線を使用しているはずですが、iPad mini Retinaディスプレイモデルはauの4G LTE 800MHzプラチナバンド対応と言うことで、iPhone 5がLTE圏外で3Gに繋がっていた自宅でも、LTEに繋がるようになりました。

Retinaディスプレイの精細さは小さな文字を見れば、すぐにそれとわかる読みやすさであることは、iPhone 4の時から実感していました。遠近両用眼鏡を使用していても、最近は小さな文字を読む時は眼鏡を外した方が読みやすくなっていました。それが、ハイビジョンテレビよりも高い解像度を誇るRetinaディスプレイだと、眼鏡を外さなくても小さな文字がくっきりと読める。

画像に関しては非Retinaディスプレイも大差ないかと思っていたら、Flickrにアップロードしている画像を見て鮮明さが全然違うことに気付きました。この前、新たに入手したレンズで試写した渋柿の画像を再掲しますが、左下の斜めになっている幹の樹皮の部分がRetinaと非Retinaとでは読み取れる細かさや情報量が全く異なります。色合いも違います。FlickrにはApertureで補正後の気に入った写真のみを選んでアップロードしていましたが、Retinaディスプレイで見ることを前提にアップロードするかどうかの判断をするとすれば、その基準がより高くなりそうに思います。これまでにアップロードしている写真の中にも削除したいと思うものが多数あります。

「一世代前のモデルと比べて、CPUは最大4倍、グラフィックパフォーマンスは最大8倍も高速」ということで、Wi-Fiネットワークの環境は同じでも、インターネット接続時の動作が随分と機敏になりました。

Nov 212013
 
Comet Lovejoy (C/2013 R1) on November 21, 2013
135mm (202.0mm) f/4.8, ISO 800, SS:20 sec., Single Shot, Tracked with Vixen POLARIE

近地点通過中の彗星、Lovejoy (C/2013 R1)を望遠レンズで捉えました。8×40、7×50の双眼鏡で容易に見つけることができます。但し、双眼鏡では星雲のようにもやっと見えるだけでエメラルドグリーンには見えません。彗星はどんどん北に移動しています。

今朝は彗星ISONは撮影していません。代わりにSpaceweather.com REALTIME COMET GALLERYにアップロードされた素晴らしい写真にリンクを張っておきます。スペインのカナリア諸島で撮影されたようです。85mmのレンズで三脚固定、ISO1600、露出6秒のシングルショット。この設定でこんなにも長い尾が写っているということは、彗星が相当、明るくなっているものと思われます。3等台でしょうか。

Nov 212013
 
Comet ISON (C/2012 S1) on November 20, 2013

大きな赤道儀に載せた望遠鏡直焦点で撮影したダイナミックな彗星写真は他の人に任せるとして、私は小さなポータブル赤道儀に載せた標準〜中望遠レンズで撮影することに拘ります。11月20日の明け方に東の空に姿を現した彗星ISON (C/2012 S1) は二度目のバーストを起こした直後のようで、前回、見た時(11月16日)よりもさらに明るくなっていたように思います。

拡大しないと判別できないかもしれませんが、ISONは画像の中央に核の部分が青く写っています。上少し右の明るい星がスピカ、ずっと下左の雲の切れ目に見えているのが水星です。50mm (換算75mm) のレンズであれば、スピカと水星の両方を同じフレームに収めることが可能です。

Comet ISON (C/2012 S1) on November 20, 2013

上の一枚目を撮影した時刻はExifデータによると、午前5時12分。この時、水星の高度は+02°21’。16日はわざわざ近くに街灯がない琵琶湖岸まで行って撮影したけれども、東の地平線まで見渡せるのなら今回の撮影地の方が条件が良い。自宅からも近いし。薄明時の観察、撮影なら、もともと空は明るいし、背後に街灯があったとしてもあまり大きな影響はありません。ISOを下げて、開放から少し絞り、露光時間も短く設定しなければなりませんが。

今回、カメラ機材を設置した場所は道路のガードレールに接触するほど近いところでした。極軸はポーラーメーターを使って合わせていますが、真北から少しずれていたようです。自分の車かガードレールがポーラーメーターと干渉したかもしれません。次回は早めに撮影地に到着して、POLARIEはガードレールと車から離した方が良さそうです。

二枚目の画像はおよそ10分後に撮影したもの。周囲の星と比べると、彗星ISONの光度は4等星台だと思われます。前回(16日)も4等星台になっていたと思われますが、その後、減光していたようで、再びバーストを起こしてまた明るくなったようです。

近日点通過まで後、9日。

Nov 202013
 
Comet Lovejoy (C/2013 R1) on November 20, 2013
f/2.5, ISO 800, SS:20 sec., Single Shot, Tracked with Vixen POLARIE

昨晩から今朝にかけて、久しぶりに空の透明度が高く、月明かりの影響を除けば、理想に近い空でした。夜明け前のISON彗星を撮影する前に自宅ポーチから地球に最接近中(6,140万km)のLovejoy (C/2013 R1) を彗星撮影用として入手したAF Nikkor 50mm f/1.8Dで撮影。50mm(換算75mm)のレンズでこんなに大きく且つ明るく写っている。フレームの中で最も明るいということは、3等星のおおぐま座プサイ星(Lovejoyの左上に写っている明るい星)よりも明るい2等星代?

今日は正体不明のレンズフィルターなしで撮影しました。明るい大口径単焦点レンズなら、カメラ背面の液晶モニターでピント合わせするときや、目的の星をフレーム内に入れる時に非常に見やすい。

Nov 192013
 
Nikon D7000 with AF Nikkor 50mm f/1.8D

Nikon D7000に装着したAF Nikkor 50mm f/1.8D。純正レンズなのでボディーとの相性は抜群。このレンズにはオートフォーカスを駆動するモーターが内蔵されていないので、ボディー側に駆動モーターが必要になります。また手ブレ補正機構も搭載されていません。私が主たる被写体とする天体撮影時はそうした付加機能はいずれも不要であり、別の高級なレンズではいつもわざわざオフにしているので、初めからない方がかえって都合が良い。レンズ自体の性能が優れていれば良いのです。

このレンズにはフードも付属しませんが、巻きポカで対応します。マニュアルでピントを合わせた後、巻きポカをレンズ鏡筒に装着すれば、フード代わりになり、けられも起こりません。さらにプラスチック製の鏡筒なので、軽量であり(ポータブル赤道儀に負荷をかけない)レンズが結露しにくいという利点もあります。

Test Shot 3

最も気になる画質はどうなのか。点光源である星を撮影すれば、レンズの性能は一目瞭然。試写した上の画像をカメラの背面モニターで見て、唖然としました。周辺部だけではなく、全体的にコマ収差のようなものが現れている。たとえNikon純正の単焦点レンズであったとしてもチープなレンズは星撮りには使えないのかとがっかりしました。Made in Chinaだから、一定して品質が維持できていないのかとも疑いました。Ken Rockwell氏は画質も含めてこのレンズを絶賛しているのにどういうことなのか。

Test Shot 2

暫し、冷静に考えると、一つ、気になることがありました。使っていないフィルム時代の古いNikkorレンズ(AF Nikkor 35 – 70mm f/3.5 – 4.5)とフィルター径が52mmでたまたま同じだったので、1980年代にシカゴ郊外で買った、素性が不明であるその怪しげなフィルター(Cam-Pro 52mm 1A)が悪さをしているのではないかという疑惑です。フィルターを取り外して、再度、試写したのが上の画像。ポータブル赤道儀の極軸が少しずれていたので、星は若干流れているものの、コマ収差のようなものはなくなりました。正体不明のフィルターが原因だったようです。周辺部の減光や歪みもないし、Ken Rockwell氏が言うように、極めてシャープな画質です。

12月2日追記:怪しげなフィルターを装着した状態で撮影した、上の全体的にコマ収差のようなものが現れている画像とフィルターを取り外して撮影した、コマ収差のようなものがなくなった画像は、f値が異なっていました。後日、絞り開放(f/1.8)とf/2.0で、フィルターなしで撮影した画像にもコマ収差のようなものが現れていました。従って、原因はフィルターではなく、レンズの性能ではないかと思うようになりました。f/2.5が私にとっては妥協点です。

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オートフォーカスも試してみました。超音波モーター非搭載なので、駆動時の騒音は比較的大きいけれど、AF Nikkor 35mm f/2Dほどでもないし、十分に快適な速さで合焦します。美味しそうな渋柿の画像はf/4.5とそれほど絞っていませんが、画像はかなりシャープ。ほぼ意図した通りのボケ効果が得られます。大彗星の撮影以外に昼間の屋外や暗い室内での撮影にも活躍してくれそうです。